人狼物語 三日月国


57 在りし日の記憶、邂逅に微睡み

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視点:人


【人】 どこかのあるじ ???

[ 校舎三階。

  少女はこの世界を自由に移動できる。
  ひと思いに空中に飛び上がり街全体を鳥瞰する事も
  そうかと思えば虫瞰視点を持つことも可能。

  なのに気づけばいつもここにいる。
  柱時計の隣。三階の外れの放送室に。
  この周辺は何故か"客人"も近付かない。
  少女にはそれが居心地がよかった。
  
──何故ならずっと前、ちょうどこの場所には…

(17) 2021/02/06(Sat) 13:05:24

【人】 どこかのあるじ ???

[ だから、突然放送室のドアがガチャガチャと
  音を立てた時はひどく驚いた。>>2:128

  しかもドアの外にいるのは、かの
  "禍々しき極悪の猥雑物"を携えた
  あの男ではないか。
  
  猥雑男と、もう一人、
  男に翻弄されつつもずっと仲良くやって
  いるように見える小説家の女は
  ひそひそと話をしたのち、去っていった。

  少女の胸中にざわざわとした蟠りを残して。]*
(18) 2021/02/06(Sat) 13:08:37

【人】 どこかのあるじ ???

[少女の忌み嫌うあの男だが、 
(忌み嫌う理由もひとえに『履かない』ことにあるのであって履けば何の文句もないのだ、が)
推理している事自体はあながち間違っていなかった。<
>>2:104
… まぁ、少女とはいえ各人の心の内を見透かすことは
できなかったから、この事実に気付くことは無いのだが。]
(20) 2021/02/06(Sat) 13:09:51

【人】 どこかのあるじ ???

[ 例の二人組は、
  今度は放送室の鍵を携えてやってきた。>>2:188

  そのまま、こともなげに室内に侵入する二人。
  そして小説家は何を感じ取ったのか、
  唐突に何かのセリフを言い始めた。>>2:197
  少女にとっては耳馴染みのない言葉で、
  何をしているのか分からない。


  猥雑男に至っては見るもおぞましい身振りを
  しながら室内を行き来している。>>0
  少女は男から出来るだけ距離をとり、そして
  柱時計からも離れないように
  慎重に部屋を移動する。]
(21) 2021/02/06(Sat) 13:10:31

【人】 どこかのあるじ ???

[ そんな事をしている内に、少女と彼らの立場が
  逆転しているような、妙な錯覚を覚える。
  もしや彼らは、少女の姿は見えないまでも
  何かの存在を感知しているのではないか?と。


  何故ここにタロットなど隠してしまったのだろう。
  早く居なくなってくれ…


  少女はそう念じながら、
  現代人の感覚からするとかなり時代遅れに見える
  ネグリジェの裾をぐっと掴んだ。]*
(22) 2021/02/06(Sat) 13:12:35