人狼物語 三日月国


124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】

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視点:人

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【人】 灯守り 冬至

  
――小雪と>>18


[ 声は届いていた
 だが 浮き上がることもなければ
 止められることもないぽてぽてタイム。 ]


   …………。


[ むぎに少し近付いた場所
 くるりと振り返った時 小雪との距離は如何程であったか ]
(30) 2022/01/27(Thu) 20:18:27

【人】 灯守り 冬至

[ 遠ければ 少し近付いて見上げる ]


  ……。
  今からお話しすることは、私の勝手な憶測

  あなたが気分を害するだろう
  独り善がりのお節介です。

  聞くに堪えないと感じたら どうぞ、背を向けて下さい


[ 二本の足で立てば 少しばかし、声を抑えるように ]
(31) 2022/01/27(Thu) 20:18:54

【人】 灯守り 冬至


  あなたが "誰のため"と称している様は
  自分が見たくないものから
  ただ、顔を背けているように見えます

  大人のふりをして
  大人らしい言い訳を嘯く影で独り震え
  そうして どこにも行けず蹲っているように。

  それは 決して悪い事ではないです
  誰しもが一度は通る――通る事こそ正常で健全な
  大きな 大切な一歩だと私は考えています

  その一歩を越えて行けるかどうか
  どのように越えて行くかが 重要であるとも。
  
(32) 2022/01/27(Thu) 20:19:20

【人】 灯守り 冬至


  私は あなたのことが嫌いではありません

  だからもし、自分ではどうする事もできず
  このままどこにも行けないというなら
  
  私は このままむぎの所に行って
  年寄りよろしくお節介を焼こうと思います
 
(33) 2022/01/27(Thu) 20:19:47

【人】 灯守り 冬至


  ――でも。

  もし、真澄にとってむぎとのことが
  ずっと胸につかえた儘であるほどに大切なら
  自分で 一歩を踏み出してほしいとも思います

  ……。
  あなたの言う通り 彼女は既に小満の蛍
  全てがあなたの望む結末になるかと言われれば
  それはきっととても難しい。

  けれど 結果を変えるためでなく
  何が起きるかわからないこれからのために

  その、絡まった糸をほどくことは
  真澄にとって みっともないことでしょうか?
  
(34) 2022/01/27(Thu) 20:21:36

【人】 灯守り 冬至

[ 少女は視線を移す。
 棚に飾る写真達を目に留めて ]


  言うほど簡単なことではないけど
  その上で、私は わがままを言ってみようと思います


  …――どうか、あなたの心を大切にして下さい

  想い続けた心を 明日への枷に
  苦いままのものにしないでほしい

  口にしなければ伝わらない気持ちを
  届くうちにどうか――… 伝えてほしいと願います


[ 端末の瞳が捉える彼女は 其処に居ただろうか * ]
(35) 2022/01/27(Thu) 20:21:49

【人】 灯守り 冬至

――小雪と>>60>>61>>62>>63


[ 其処は温かいのだろう
 絡まる糸の繭として守られるが如く ]

[ 只一つのみを希い
 其れ以外を否とするのならば
 己の言葉が届かぬのもまた道理 ]
(98) 2022/01/29(Sat) 11:18:17

【人】 灯守り 冬至

[ ――知っている ]

[ 知らなければよかったこと
 知らなければ幸せだったこと
 知らぬからこそ保たれるものがあると ]

[ 良かれとした選択の先
 致命的な観測がある事も知っている ]
(99) 2022/01/29(Sat) 11:18:28

【人】 灯守り 冬至


     あなたは今、幸せですか?
  
(100) 2022/01/29(Sat) 11:18:39

【人】 灯守り 冬至

[ 良くも悪くも淡白な問いかけ一つ
 彼女から返るものはあったか 無かったか
 何れにせよ、端末は口から紙を取り出して ]


  ――今日は良い月が出る予定です

  この後、温泉に来ませんか?
  特別なひとときへご招待致しますよ
  たまにはのんびり 羽を休めにきて下さい。

  露天風呂はいいものです
  言葉などなく いくらでも時を過ごせますから


[ "雪見温泉 ご招待券"
 白紙に墨文字――手書き感溢れる長方形を二枚差し出した ]
(101) 2022/01/29(Sat) 11:18:46

【人】 灯守り 冬至

[ 丁度そこらへんに居た小満に ]


  あ。
  小満 あなたパンプキンパイがお好きでしたね

  この後家に寄って行って下さい
  絶品のパンプキンパイをご馳走します


[ 予定は未定なれど。己の蛍は優秀であるが故に * ]
(102) 2022/01/29(Sat) 11:19:30

【人】 灯守り 冬至

[ 気楽に誘える間柄というのは よいものだ>>103 ]

  甘くてほくほくで
  ほっぺたが落ちてしまうやつです
  くふふ。それでは決まりですね

  お菓子にアルコールは合わないでしょうか?
  合うものがあれば――天乃に用意してもらいましょう

[ もし真澄がむぎを誘ったなら
 二人が温泉に浸かる間のひととき
 のんびり茶でも飲もうとそんな心算で * ]
(105) 2022/01/29(Sat) 13:08:25

【人】 灯守り 冬至

  
――小雪と>>9>>110>>111


[ 彼女の心の内の全てなど知らない
 知れたとして 今、知るつもりは無い ]


   ………。


[ 差し出す紙は ずっと其処に。
 彼女が自らその紙を手にしたなら ]
(116) 2022/01/29(Sat) 15:02:05

【人】 灯守り 冬至

[ 一つ、くふふと笑う声 ]


  お風呂上がりのデザートは何がいいですか
  特別に用意しておきます


[ フェイに声をかけたのは その頃だったか>>102 ]
(117) 2022/01/29(Sat) 15:02:14

【人】 灯守り 冬至

[ そうして、ぴょんと小雪の肩にとびのって ]


    むぎ!

       むぎ、――ここです!


[ ぴょんぴょんとはね むぎを呼ぶ。
 たとえ其の足が動かずとも 此の距離が埋まるのは自然の流れ ]
(118) 2022/01/29(Sat) 15:02:23

【人】 灯守り 冬至

[ むぎと相対するまでの間に 小雪の頭の上にちょこんと座して ]


  こんにちは、むぎ。
  突然呼びつけてしまいすみません

  今、真澄と話していたらあなたの話題が出ましてね
  なんでも むぎに渡したいものがあるそうで


[ むぎには見え辛い その角度で。
 その髪を撫ぜていよう。彼女が声をあげるまでは そっと ]


   ―― ね、真澄。


[ 年寄りのお節介は 此処までだ * ]
(119) 2022/01/29(Sat) 15:02:46

【人】 灯守り 冬至

 
――小雪と>>125>>126>>127


[ 伝わらずともいい

 無理に変わらずともいい
 今日無理に変える事は無い
 ――変わるのならば 其れは其れ。

 ただ、たまに温泉を楽しむくらいは
 気兼ねせず 声をかけられるようになれればいい
 そんな願いを 紙切れに託して。

 温泉で何が起きても 起きなくとも
 それは今日、彼女達が掴み取る確かな現実だ ]
(132) 2022/01/29(Sat) 17:22:05

【人】 灯守り 冬至

[ 温泉券の行方を見守ったならば
 お邪魔虫は机に残した大福を回収しに向かう
 向かおうとして かかる声>>127 ]


  くふふ
  真澄のお願いなら腕によりをかけませんと

  ――はて。
  かぼちゃは柚子の親戚でしたかね


[ なんて。
 嘯いてぽてぽて大福へと
 可愛らしい棘は飲んでしまいましょうね ]
(133) 2022/01/29(Sat) 17:22:14

【人】 灯守り 冬至


 [ こたつに蜜柑
   パイを片手に柚子菓子作り

   其の内に珈琲でも飲みながら
   あたたかな部屋で ほかほかの二人を迎え入れる。

   ――まだ誰も知らない これからのお話 ] *
  
(134) 2022/01/29(Sat) 17:22:24

【人】 灯守り 冬至

  
――冬から春へ


[ 嘗て 冬至域は雪と共に生きていた

 雪の無い日は無く
 冬には家を呑み込まんと堆く聳えた

 雪に覆われ 雪に阻まれ 雪に囲われ
 雪の内に数多の大切なものが失われた

 民は、雪を疎んでいた ]
(298) 2022/01/30(Sun) 23:20:51

【人】 灯守り 冬至

[ 凍え行く民の心に 二人の若者が立ち上がる

 雪に覆われ 阻まれ 囲われ
 数多の大切なものが失われる雪の内

 雪の姫は数多の灯に寄り添った
 民の陽となり、民はその灯に希望を見る
 
 希望に降りかかる闇を
 傍らの剣士が悉く斬り払う

 彼女達は 民達の陽となった ]
(299) 2022/01/30(Sun) 23:20:56

【人】 灯守り 冬至

[ 或る年の春のこと

 常に雪と共に在る冬至域から
 掛け値無く、一切の雪が消えた

 夢でも見ていたかのように
 夢から覚めたかのように

 冬至域に 春の大地が広がった ]
(300) 2022/01/30(Sun) 23:21:01

【人】 灯守り 冬至

[ 其れは毎年訪れた

 前触れはなく
 理由などわからず
 けれど、必ず一度 雪が消えた。

 民は其れを 神の恵みと称した ]
(301) 2022/01/30(Sun) 23:21:06

【人】 灯守り 冬至


              春はまだかな
        もうすぐさ

   そろそろかなあ
                  もうすぐだ


     あ―――…

            ねえ、見て!


      そらが!

  
(302) 2022/01/30(Sun) 23:21:11

【人】 灯守り 冬至


 [ 天は常夜
  世の闇を満たす常夜の天 ]

 [ 地に満ちる白雪
  遍く罪過を覆いたり ]

 [ 見渡す限りに遮るものの無い
  薄暗がりの織りなす地平線 ]

 [ 昇る陽の無い世界に 少女は立つ ]
  
(303) 2022/01/30(Sun) 23:21:27

【人】 灯守り 冬至


       
*


                  
*

       ―――満たせ

               
*

 
*

         
*

  
(304) 2022/01/30(Sun) 23:21:36

【人】 灯守り 冬至

     
*


    空の盃        
*

    渦巻く暗澹 澱む罅

    降り来たる暗夜 遠き彼方に明星
  
*

    蜻蛉 蠍 狼 烏 蝿 驢馬 梟
    澱み塗れた此の闇夜
                     
*

    災禍の夜 罪過の夜
    呵責の夜を寄る辺無き夜を

    満たせ此の夜へ盃一杯 こんこんと

     
*
(305) 2022/01/30(Sun) 23:21:44

【人】 灯守り 冬至


          
*

    古今今昔
    去就の星夜 去来せし月夜
                   
*

    栄枯興亡
    彼我の晴雨
    貴賤 功罪 清濁の万象
                 
*

    遍く果てに利害無き吉凶を
  
*


    苦楽も悲喜も裏表
    天地因果の死生は輪廻也
  
*

               
*
(306) 2022/01/30(Sun) 23:21:52

【人】 灯守り 冬至


      
*


    満たし零るは瑕疵の星
    其の息吹に堕つるは誰が翳星
                
*


          星やこんこん
            雪やこん
     
*

                   
*

    満ちて
          散りて
              
*

  
*


               ――――翳よ明け   
*

  
(307) 2022/01/30(Sun) 23:21:58

【人】 灯守り 冬至


             
*

           
*

        
*
(308) 2022/01/30(Sun) 23:22:04