人狼物語 三日月国


124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】

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視点:人


“観測者” 処暑は、メモを貼った。
(a2) 2022/01/23(Sun) 0:53:17

【人】 “観測者” 処暑

[ 春が先取りされてそこに在るような桜餅を菓子切りで切り分けて口へ運ぶ。
 ……美味しいと思う。恐らく、誰が食べても美味しいと思う程に。
 ただ……私は食事に対して熱心な方ではなくて、熱烈に感想を伝える、ということは出来ないだろう。
 ……では何故食べたかというと、立春の祝いが近いから、というべきか。
 もう少し分かりやすく言うならば、菓子を彼女が出したのが常の事でなかったから、か。
 私が惹かれたのは、そういう“特殊性”に、である。

 麦秋至の彼女が、私は和菓子が好き、と認識したと知ったら、私はそれを否定するだろう。>>2:142
 和菓子が特段好きな訳ではないし、故に、餡の論争に参加出来るほどのこだわりもない。>>3
 皆がどうなのか、という興味はあるが。


 周りを見れば、多数がその菓子を味わっているのが見える。
 この状況は、興味深い楽しい
 大雪の彼女が食んだり、>>10
 冬至の彼女が小雪の彼女に勧めたり、>>4
 それから皆のことを眺めて、食べかけの和菓子を置いて、手帳へと向かう。 ]
(19) 2022/01/23(Sun) 2:29:22

【人】 “観測者” 処暑

[ 手帳には、少々歪んだ文字が書かれた付箋。>>2:125>>2:127
 会合中、大雪の彼女の人形が付けていったものだと思われる。

 会合中の彼女は真面目と言える態度ではなかったし、私が人形から彼女に視線を移せば、目が合うのも当然のことだったのだろう。>>2:122
 悪戯っぽい目線を、常の淡白な表情で見つめる。内心では不思議がっていたのだけど、恐らく表面的には変化は薄い。
 彼女の目的は分からないけれど、こうして堂々と人形に“観察”されていると、本当に分からない。
 私を観察して何が面白いのだろうか、と。

 人形の事を手帳に記しながら、また大雪の彼女の方を向くと、何故か……楽しそうにしていた。
 ……何が彼女の琴線に触れたのか、本当に分からない。私は首を傾げていただろう。

 付箋に気付いたのは暫く後で、本人が「遊びに来た」と主張するならば、好きにさせておくつもりであった。態々止める程ではないのだし。
 声が届けられるならば「そうですか」「好きにしてください」と淡々と言っただろうが、今は会合中であった。
 私は付箋を持っていないから手帳の端を切り取って、人形に渡す……ことは出来たか。
 「久しぶりに会えて良かったです」――私は、文字でならばほんの僅か雄弁である。
 それが、嬉しいです、という意味かと言われれば……珍しい事態が興味深い、という感情が一番大きいのだけど。 ]
(20) 2022/01/23(Sun) 2:32:52

【人】 “観測者” 処暑

 
[ 小満の彼や、小暑の彼、中央の人間、がいる一角に彼女は居て、
 人型にんげん(にんげん)の姿で交流する彼女を、そういった意味でも、興味深く眺めていただろう。* ]
 
(21) 2022/01/23(Sun) 2:34:02
“観測者” 処暑は、メモを貼った。
(a13) 2022/01/23(Sun) 4:53:26

“観測者” 処暑は、メモを貼った。
(a35) 2022/01/24(Mon) 4:05:55

【人】 “観測者” 処暑

―― 立春の彼女 ――


[ 立春の彼女の和菓子に多数の意識が行っているのが興味深い楽しい>>19
 この場にいる、人間とは一線を画す存在である灯守りや蛍達の目線を一挙に奪うなど、立春の彼女は中々の偉業を成し遂げているのではないだろうか。
 ……と思ったらこの状況が興味深楽しく、暫し手を止めて手帳へと向かっていた訳だが。

 私は再び手を止めて、今度は大福へと菓子切りを入れた。
 味わいながら、立春の彼女に視線をやって、またじっと見つめていた。
 雀始巣の彼女に声を掛けている彼女。>>104
 雀始巣の彼女の手元にも周りに違わず和菓子があり、緑茶まで用意しているのは、楽しんでいるのだろう、と、微笑ましい事だと思うし、>>7
 立春の彼女が嬉しそうに見えるのも、道理なのだろう。]
(113) 2022/01/24(Mon) 22:30:40

【人】 “観測者” 処暑

[ さて。私が彼女に声を掛けた時、
 律儀に同じ説明を繰り返す彼女に対し、
 私はというと、粒餡と漉し餡、好みのものを、と言われた時に、一瞬動きを止めた。
 こだわりがない故に、そう言われてどうすれば良いのか分からなかったからである。>>19
 表情は変わらずとも、内心では迷った末に粒餡のものを取った。 ]


  ………………いえ
  お気になさらず


[ 私としては、対象をじっと見つめるのは常のことであるけれど、
 立春の彼女は私の気質を知らないのではないかということは、頭になかった。
 故に、笑顔で見つめ返す彼女に対し、全く気にせず見つめ返して、
 それから彼女が疑問の言葉を口にすれば、否定を返す。
 彼女に用がある訳でもないし、特段伝えたい事もないのだから。
 此方から見つめておいて気にするなとは、聞く人が聞けば怒りそうではあるけれど、不躾という思考はとっくに私にはない。


 先代と特別親しかった訳でもないし、何より灯守りの代替わりとは起こりうるもの。
 まだ頼りない新立春、というのが事実だとしても、私はそれすらも興味深く見つめるだけであるし、
 ……私は彼女に対し、期待してる、という感情があるのだと思うし。
 それで余計に、目を遣ってしまうのかもしれないが。 ] 


  ………………はい


[ 感想を、と直接言われれば、熱烈な感想を伝えられないことを少々後ろめたく思いながら、>>19
 暫くの沈黙のあと了承して、その場を離れる。 ]
(114) 2022/01/24(Mon) 22:31:36

【人】 “観測者” 処暑

[ 手帳には「立春の彼女の桜餅が美味しい」と記述されているし、
 これから「大福も美味しい」という記述が加わる。 ]


  ……………貴方は、皆に愛される人ですね


[ 遠くで彼女を見つめながら、ひとりで呟く。
 統治域の住人の温かい目も“見ている”し、
 先代の、蛍の、姉の、友人の、向ける表情を見れば分かる。
 それから今の菓子も、周りを笑顔にするもの。
 ……やはり彼女は逸材ではないだろうか、とそう思う。
 もしかしたらそれを彼女に伝える機会も、何れあるのかもしれない。
* ]
(115) 2022/01/24(Mon) 22:31:57