人狼物語 三日月国


52 【ペアソロRP】<UN>SELFISH【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:人


【人】 地名 真昼

 
[そばにいて、と望んだのは僕。

 ……だけどまさか、
 本当にこんなに傍に居てくれるとは。>>12
 
(32) 2020/12/02(Wed) 13:48:05

【人】 地名 真昼

 
[家の近さにかまけてぎりぎりに着いた学校。
 忠犬の如く出迎えて貰ったときは
 目を丸くしながらおはよう、って挨拶した。

 それから、昨日湿布を貼った場所を指して
 だいじょうぶ?と声かけを。
 きっと大丈夫って力強い返事が来たんだろうけど
 昨日の今日で治るものじゃないとは思う。

 一緒に教室まで来て、ずっと彼は隣に居る。
 移動教室も、中休みも、昼休みも、ずっと。

 警戒心はこちらにも伝わってくるほどで>>14
 そんなに気を張っていて疲れないんだろうか。

 心配はしていない。]
 
(33) 2020/12/02(Wed) 13:48:11

【人】 地名 真昼

 
[そんな彼が離れるときがあった。>>14
 謝る必要なんてないのに。]


   うん、行ってらっしゃい


[引き戸の向こうに駆けていく背中を
 何となく見送った。

 視界がふっと暗くなる。
 蛍光灯を遮るように立つ巨躯、吉田だ。
 見た目に反して、小心者。]
 
(34) 2020/12/02(Wed) 13:48:30

【人】 地名 真昼

 
[それが何やら複雑そうな顔で
 「二河くんとどういう関係なの?」
 と訊ねてきた。

 ……彼はとても可哀想な人種。
 客の中にもそういうのは居た。

 体を繋げただけで情を湧かせ
 一時の熱病に罹ってしまう、哀れな――、]
 
(35) 2020/12/02(Wed) 13:49:00

【人】 地名 真昼

 
[その癖、現在の立場に甘んじてもいて
 安全圏から見下ろし
 イイ思いをして
 気まぐれに手を伸ばしてくる。

 救いを与えてくれることもなければ
 表面なぞって理解したつもりになって
 真に知ろうとさえしない。

 だからこんな僕に騙される。

 可哀想な彼らを、心底嫌悪していた。]
 
(36) 2020/12/02(Wed) 13:49:39

【人】 地名 真昼

 
[だけど奥歯にも出さない。]


   友達、だよ


[また何やら難しい顔をする理由は
 わからないし知る気もない。
 空澄くんが戻ってくれば
 吉田は慌てて退散していく。
 放課後の足音は着実に迫っていた。**]
 
(37) 2020/12/02(Wed) 13:50:06