人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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【人】 厨房担当 ゲイザー

― 過日 ―

[結論から言うと――。
 フラれて、フってきた、あの夜営業の後。
 帰宅後の速崎璥は、アパートの自室でひとしきり泣いて、寝込んだ。]
(14) 2023/03/09(Thu) 7:42:19
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a4) 2023/03/09(Thu) 7:48:58

厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a10) 2023/03/09(Thu) 16:18:23

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 過日:再起動後の営業中 ―

[栗花落>>3:440の返答は拗ねたようでいて、けれどもそこまで深刻な腹ペコにも見えないもの。速崎が再起動を掛ける前に、遠藤や瑞野、美澄がたくさん作って届けてくれていたからだろう。
(サーブのタイミングはこれより後になるが、トマト煮込みを手掛けてくれた嘉数もいる)]


 ……あっはは、そうですね。
 有名人とかだとつい完璧に見えたり〜とか
 思っちゃいますけど……。
 うん、誰にだって、いろんな顔がある。


[至って軽い調子で笑い声をあげながら、「私みたいに」と栗花落が口にしたことについては直接は触れなかった。
 直接触れないなりに、「そうなんだな」と内心で受け止めて、笑顔のままうんとひとつ頷いた。

 再び調理作業に就いてからも、あっつあつのお花畑……もといブロッコリーの香草焼きを、まだ全然いけそうなくらいな調子で食べてくれている栗花落を見て、カウンター越しににっこり笑う。
 火傷とかしてないかな……と少しだけ気に掛かったのは内緒にしておこう。気にしすぎだ。
 遠藤からのマンゴーのカクテル>>3:433>>3:441でちょっとでも口の中が冷めたなら、きっと大丈夫。]
(37) 2023/03/09(Thu) 17:24:58

【人】 厨房担当 ゲイザー

[その少し前に、フラれた速崎が葉月をフる、という出来事があった訳で――。

 今や「かっこいい恩人」である、誇るべき人からの「ありがとう」。
 最初のそれ>>3:445>>3:446は笑顔ながらも、多分、堪えてるんだろうなと想像できた。けれども、思い切り涙を零してからもう一度伝えられたお礼>>3:448>>3:449に、暖かな安堵を胸に抱く。]


 ( ……ちゃんと、伝えられて、良かった。
   私も、ハヅキんに会えて、良かったよ。 )


[自分からもその言葉を返してしまえば、なんだかドラマの中の永久の別れみたいな気がしたから、胸の内で呟くに留めて。
 「どういたしまして」を笑顔に籠めて、その時は一度離れていた。]
(38) 2023/03/09(Thu) 17:29:30

【人】 厨房担当 ゲイザー

[……なおその後、『Mr Moonlight』がかけられていた>>3:366この店の中で、月と星輝くうさぎの船を浮かべた水面によって
大変な事態
が発生した>>3:503>>8>>9>>3:454。]


 …………、……。


[あれ以来葉月からのオーダーが来ていないからというのもあり>>3:308、あの爽やかな振り方をした手前……とはいえ生命に関わる事態なら流石に放置できなかった訳だが、遠藤と高野がすぐに気付いてくれた>>3:462>>3:464>>3:483ことに甘える形で、この件に関しては自分からは手を差し出さなかった。]
(39) 2023/03/09(Thu) 17:29:51

【人】 厨房担当 ゲイザー

[さて、瑞野からは「たまには任せてもらっても」>>3:489と言われ、少しほっとしてはいたのだが。
 断りを入れた上でイヤーマフを外された時>>3:497>>3:499>>3:501はぽかんとして、されるがままになっていた。
 泣き腫らした目の所為で>>3:494、とまではすぐには気付けぬまま。]


 ……うん。
 じゃ、時々でいいから、愚痴付き合ってよ。


[以前、瑞野からキャスケットが消えて眼鏡が現れたあの日、花粉症の心配しか見せなかった速崎だったけれども(花粉症だって深刻な問題だが)。
 逆にこの時は、瑞野の方から一歩踏み込んで心配してくれている、と。
 その厚意に甘えながら、トレードカラーを交換しながらの僅かな休憩時間に与ることに。]
(40) 2023/03/09(Thu) 17:30:10

【人】 厨房担当 ゲイザー

[バックヤードの椅子に腰を下ろして、一息つく。
 目深に被せられたキャスケットが視界を遮る。
 その暗さがこの時は少し心地良く、張り詰めていた気持ちが、少し、緩む。]


 ( 頑張りすぎてたんだな、私。
   ……うん。今だけは、ちょっと、休んじゃおう。 )


[期間限定の紺色うさぎは、先取りした10分休憩の中で笑顔を解く。
 笑みはしなかったけれど、赤いままの目が少し癒される気がして、頬は緩んでいた。]
(41) 2023/03/09(Thu) 17:30:26

【人】 厨房担当 ゲイザー

[そしてこの「うさぎ」は、再び表に顔を出す。

 ところで先ほどの葉月との話は、栗栖も含め、他に誰が近くにいたって構わなくて。
 かといって、誰かさんに対して
「かっこいい」押ししないのかよ
と特に思った訳でもなく>>3:422――閑話休題。

 コロネーション・チキンのカレーの香りは栗栖をしっかり覚醒させた>>3:493。この時点で、鶏むねの疲労回復成分は特に仕事しなくてもいいものになったのかもしれない。
 ともかく、栗栖が笑って、ちゃんと手を合わせてからこの一品を食べてくれる>>3:495のを、速崎も笑って見詰める。]


 いや、
女王様
になるんだぜ、あんた。


[「王様」の語に対しては、良い笑顔でそうさくっと訂正しながら(最初にそう説明しなかった速崎が悪いのだが)。
 美澄>>3:513であれば、すぐにこの言葉の意味するところは解ってくれるだろう。
 つまるところ、今は亡き英国女王陛下の、その戴冠式の際に考案された料理と言うだけの話である。]
(42) 2023/03/09(Thu) 17:31:35

【人】 厨房担当 ゲイザー

[この時は相席もなく、栗栖に独り占めしてもらう形となったコロネーション・チキンだったが>>3:496
 速崎が最初にわざわざ「シェアして食べても」と口にしたのには、それなりの考えがあってだった。]


 ( カッチ……かどうかは、まあ分かんないけど。
   あんたの女王様にも、食べてもらえたらいいよ。 )


[一時の言語野バグレベルのバグはもう修正されていたから、多分そうなのかなあと思い直した名前をひとつ頭の中に浮かべた。無論確証はなかったから、女性以外の誰か、という線も速崎の中では残っている。
 いずれにしても、誰が栗栖の「特別」なのかは、この時の速崎にとっては特に問題ではなかった。]
(43) 2023/03/09(Thu) 17:31:56

【人】 厨房担当 ゲイザー

[フラれたりフッたりの後で綺麗さっぱりしたかのような心地もあり、またキャスケットに守られた10分休憩のお陰もあり。
 この時の速崎は、至って和やかに穏やかに――偽りなく幸せそうに、「ご馳走様」を見届けた。]


 ね? めっちゃ美味しかったでしょ?
 こっちこそ、ありがと。
 またたらふく食べに来なよ、ダチ!


[本当に嬉しそうに笑ってこの一品だけを食べていった栗栖に、速崎は笑顔でその退店を見送った。

 なお、栗栖へのこのサーブの際、速崎は頭に紺色のキャスケットを浅めに被っている。
 瑞野と交換中のそれ>>3:501は、けれどもこの時ばかりは目元を隠してしまわないように、ひさしをくいっと上に上げて。
 赤いままながら憂いの色もない両目を、栗栖の前で隠さずに見せ続けていた。]
(44) 2023/03/09(Thu) 17:39:58

【人】 厨房担当 ゲイザー

[栗栖より先にか後にか、栗花落が退店した際に>>26
 あの晩の「サキサキ」のクッキーの感想を伝えられた時、速崎は確かに「良かったです〜!」と笑っていた。

 あの夜こそ、苦しい思いもあったけれど。未だに「もうひとりのサキ」に抱える思いもあれど。
 それでもこうして直に伝えて貰える感想には、率直な嬉しさが零れていた。


 こうして、閉店後の後片付けも終われば、制服を着替えて帰路について――]
(45) 2023/03/09(Thu) 17:40:32

【人】 厨房担当 ゲイザー

[自室に入って扉を閉めた途端に、その場にしゃがみ込んだ。

 ピーコートもローファーも脱がずに、鞄を膝に抱くような格好で蹲る。
 今まで張り詰めていたものが一気に緩んで、壁に倒れ込んで。
 涙が滲んで、泣いて、声を上げて、泣いた。]


 ( ……私にも、あったの、かな。

    応えて、ほしい、気持ち。
    一緒に、なりたい、気持ち。 )


[ひとしきり泣いて落ち着いてから、ローファーを脱ぎ捨てて、這うように廊下を進んで。
 うがいをして、手を洗って――それから急に、何をしたらいいのか判らなくなって。
 ぼんやりと、仕事用の鞄を開いて、その中身に目を落とした。]
(46) 2023/03/09(Thu) 17:47:54

【人】 厨房担当 ゲイザー


  ……そうだ、これ。


[鞄の一番上に詰めていた、栗花落からのプレゼント>>3:79>>3:171
 その場で紙袋を開けてみれば、二種のシュネーバルが目に入る。2枚のチケットもあったけれど、まず手に取ったのは、粉砂糖の掛かった方の雪玉のお菓子。

 一口かじれば、さくりとした食感が歯に伝う。
 粉砂糖の鮮烈な甘さがじわりと口内に広がり、小麦と油の香ばしさが鼻を通る。
 ひも状の生地を丸めて形作られた雪玉の欠片が、不器用にぼろぼろと膝の上に落ちていく。]
(47) 2023/03/09(Thu) 17:57:55

【人】 厨房担当 ゲイザー



   おいしい。


[今日というなんでもない日に、一体どれだけ涙したことだろう。
 この部屋に帰ってきた時に、こみ上げてくるものは全部涸れはててしまったと思っていたけれど――。
 どうしてか、ひどく、目頭が熱い。*]
(48) 2023/03/09(Thu) 17:59:01

【人】 厨房担当 ゲイザー

ー 現在:通常営業のオレンジうさぎ ー

[過日>>14のことはともあれ、あれから日を隔てた今日、速崎はいつも通りの明るい笑顔のゲイザーとして夜の勤務に就いていた。

 冷蔵庫のストックを確認しにバックヤードに行っていた間に、スタッフの誰かが来店者>>15への応対に当たっていたらしい。
 速崎がキッチンに戻ってきた頃には、テーブル席に既にふたりの客がいた。その顔ぶれは――>>33>>36]


 
ちっす。



[とてもフランクな声色と気楽な笑顔で、まず栗栖へと挨拶を。
 それから貝沢に顔を向け、至って屈託なくにっと笑う。
 速崎はまだ、あの夜の告白を貝沢に聞かれていたこと>>3:234>>3:240を知らなかった、けれど]


 カッチもいらっしゃい!
 まずはカクテルおまかせ、かな。かしこまり〜!


[以前に店で顔を合わせた時よりも、何故かこちらも微妙にフランクな口調になっていた。]
(49) 2023/03/09(Thu) 18:09:33

【人】 厨房担当 ゲイザー

[今目の前にいる二人に限らず、客の出で立ちについて(余程のことがない限りは)特に自分からは何も言わない速崎だったが、今日の貝沢の髪型や服装の変化>>21には気が付いている。
 気が付いてはいるけれど、だから何か茶々を入れるということもないまま。]


( メロンのカクテル、とかいけるかな?
  今日は、マシロは―――… )


[ブラックボードに記載された、今日のオススメ食材のひとつ>>1を思いながら。
 ついでに以前の事件からの注意事項>>17も脳裏に過らせながら。
 本当に何の負い目も憂いもなく、オープンキッチンからオーダーに耳を傾ける。**]
(52) 2023/03/09(Thu) 18:23:48
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a11) 2023/03/09(Thu) 18:24:50

【人】 厨房担当 ゲイザー

[いつもと違う出で立ちの貝沢が、いつもと違うような調子で一瞬肩を揺らした>>57が、速崎はすぐにはその心当たりに思い至らないまま。
 貝沢が普通に(そう、速崎には見えた)笑顔を見せたのを見れば、一瞬浮かんだ疑問符もすぐに消えてしまい。
 そのまま、カクテル作りに向かおうとして――。]


 っと、クリリン。


[オーダー急がなきゃとは思いながらも、思い出したように振り返り]


 また来てくれて、ありがと。
 今日は鴨で美味いもん作るよ。


[あの日の帰り際>>51を思いながら他愛なく笑った。
 ここで鴨をピンポイントで挙げたのは、単にオススメ食材だったからというだけだったが]
(60) 2023/03/09(Thu) 19:20:43

【人】 厨房担当 ゲイザー


 っと、鴨ローストでいいのかな? おっけい!


[貝沢>>59のリクエストが聞こえれば、笑顔で調子よくそう言ったのだが――。]
(62) 2023/03/09(Thu) 19:26:46

【人】 厨房担当 ゲイザー

[ここで今一度、貝沢のお団子頭からシックなワンピースまで、観察するように真顔で見つめ――。

 あの時の栗栖の
アホな回答
>>50を、本気っぽい格好の彼女の目の前でバラすのはとりあえずやめておこうと決めた。

 何も言葉にしないままじっと視線を向ける様は、貝沢にどう受け取られるかは判らなかったし、気にもしていなかったのだけれど。
 それから一連のオーダー内容をキッチンに伝え、今度こそはとカクテルづくりに奔走しはじめる。*]
(63) 2023/03/09(Thu) 19:27:01

【人】 厨房担当 ゲイザー



 鴨じゃなかったね!!
 メイン海老、新じゃがお任せ、で合点承知!


[慌てて、貝沢からのオーダー内容メモを修正>>61
 別に栗栖があれから本当に女の子になったっぽい訳でもないのに何かがバグっていた模様。

 なお、トレードカラーを入れ替えて業務連携を妨害した>>58所為で発生したバグでは、多分、ない。
 ないのだが、遠藤に三回くらい間違われたことで若干「私=ナギ」がインストールされかけたのはここだけの話。
 教訓。
トレードカラーの魔力は強い。
*]
(64) 2023/03/09(Thu) 19:32:30
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a13) 2023/03/09(Thu) 19:37:43

【人】 厨房担当 ゲイザー


 
おっけい!!


[鴨ローストも注文リストにメモ>>65。そしてサムズアップ。
 あまりにも混乱しすぎた所為か、ひどく爽やかな笑顔になった。*]
(66) 2023/03/09(Thu) 19:39:41
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a14) 2023/03/09(Thu) 19:42:00

【人】 厨房担当 ゲイザー


 
おうよ!!



[栗栖>>69からも確り鴨ローストでサムズアップを貰ったので、良い笑顔で承った。
 さっきの悪い顔も見られた気がしたが、
まあいいや
と特に気にしないことにした。テーブル席のお二人が『鏡の国』のごとくダブル女王様になってしまうよりはいいんじゃないかな。

 ……いつも通りの変わらぬ挨拶は確かな安堵を齎すもので。
 そして今は、泣きたくなるような気持ちも特に強く自覚しないまま。
 各種のオーダーの段取りと分担とを、キッチン内で共有しようと。]
(72) 2023/03/09(Thu) 20:01:05

【人】 厨房担当 ゲイザー

[まずは、カクテルのオススメ。
 カクテル作りの腕前でいえば速崎は大咲や遠藤程ではなかったが、美澄に対しアドバイスができる程度の素養はある。
 これは食前酒になるから、さっと出せるものを。

 走りのメロンの実の一部を用いて、デザートやドリンク向けにソルベを予め仕込んでいる。
 実をすり下ろしたものにシュガーシロップを入れ、ミキサーにかけて。
 それにリキュールを混ぜて凍らせたもの……の他に、シャンパンを加えたソルベも。
 今回用いるのは、シャンパンを加えている青肉のメロンソルベ。

 シャンパングラスの細身の器にメロンソルベを入れてから、そのグラスにシャンパンを満たしていく。
 半ば溶けたシャーベット状の果肉と繊細な泡がグラスの中で触れ合う一杯。]
(75) 2023/03/09(Thu) 20:37:31

【人】 厨房担当 ゲイザー



 お待たせ〜! まずはこちら、
 今日のメロンのシャンパンソルベから、どうぞ。


[テーブル席の貝沢へと、変わらぬ笑顔でサーブする。
 この頃は花開き、気温も上がってきた頃。
 冷え込みもそれなりに和らいだ夜に、ひんやりとした爽やかな一品を。]


 それじゃふたりとも――ごゆっくり、ね?


[何かを小さく呟いていた時の栗栖>>71の表情を特に伺うことはせず。
 それでも二人の様子はちゃんと見ながら、ウィンクひとつ残してキッチンへと。**]
(76) 2023/03/09(Thu) 20:39:49
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a15) 2023/03/09(Thu) 20:42:23

【人】 厨房担当 ゲイザー

[注文内容の共有後、遠藤>>78から聞かれたことには]


 鴨、やらせてよ。


[にっと屈託なく笑って、ローストを請け負う
 自ら請け負う形での返答にはなったが、瑞野や大咲の手もここで借りることになろう。
 それから小声で伝えられたことにはたと瞬いて――]


 ありがと。
 じゃ、お言葉に甘えて、鴨以外はひとまず
 シャミーやみんなに引き受けてもらおっか。



[それで結果的にこちらの手が空くことになったなら、他のオーダーの助力にも回る心算で。]
(163) 2023/03/10(Fri) 8:48:55

【人】 厨房担当 ゲイザー

[と、ここで、わざわざ遠藤がスタッフ内だけの小声で訊いてきた訳を察して苦笑いをひとつ。]


 こないだは色々アレだったけど……、
 今はもう、そんなに無理とかないから、大丈夫。
 それより私こそ、シャミー調子悪そうだった時に
 あんなドタバタやらかしたりして、ごめん。



[法事の後から今まで伝えそびれていた謝罪をそっと添える。
 あの時点で>>2:209遠藤の具合に微かに勘付いてはいたのだが、きちんと振り返れることができたのは、大分後になってから。]
(164) 2023/03/10(Fri) 8:49:31

【人】 厨房担当 ゲイザー


 あ、ツユりん……いらっしゃいませ〜!


[栗花落>>81の来店の際、挨拶の言葉をかけるまでに僅かに間が空いた。それでも、ゃんと、いつも通りの明るいゲイザーの笑顔を向ける。

 シュネーバルの感想のこと、2枚のチケットのこと、それにサキサキのクッキーの感想を貰った時のこと……一気に脳裏に押し寄せてきたそれらは、一旦頭の片隅に追いやった。

 応対は遠藤が承ってくれた>>98ので、速崎は鴨のローストのほうに専念する。]
(165) 2023/03/10(Fri) 8:50:11

【人】 厨房担当 ゲイザー

[イチゴのショートケーキとオススメケーキのオーダー>>85も、貝沢にカクテルを届けた際にきっちり聞いていたが、そちらはフィエらの担当になろう>>105
 嘉数>>104の呟きも、後々のことも鑑みて、自分の意識の中にも留めておく。]


 チエりんも、作る方、板についてきてるかな。


[この前のブロッコリーのトマト煮込みのことも思い出しながら、ぽつり。
 とはいえ、今はお喋りよりもオーダーの方が先。
 栗栖からの追加のお肉もう一品>>97も把握してはいたが、そちらは他のスタッフに任せて、まずは鴨のローストを仕上げてしまう。

 進捗を問う遠藤>>122には、「あともう少し」と短く返答を。
 実際、もう少しで出来上がり、といった調子で順調に進んでいる>>124>>125。]
(166) 2023/03/10(Fri) 8:50:30

【人】 厨房担当 ゲイザー

[鴨を手掛ける間にも、新たにお客様が『うさぎ』の穴を潜るのは把握している。
 いつかの日と違って、その程度の余裕はちゃんと持てていた。]


 いらっしゃいませ、ハヅキん!


[気まずいことなんてない、といった明るい笑顔で葉月>>134に挨拶を。
 泥酔事件があったゆえに、告白絡みの件とは別の意味で気掛かりもあった訳だが――仕事疲れはともかくとして、アルコールの件では一先ず大丈夫だったようで>>136、ほっと一息。]
(167) 2023/03/10(Fri) 8:50:54

【人】 厨房担当 ゲイザー

[で、その葉月の、美澄宛てのオーダー>>138に、イヤーマフの下の耳がぴくりと動いた。
 端から聞いている立ち位置の速崎まで若干神経質になっていたのは――まあ、そういうこと>>17である。]


 タイガー。
 監修ちゃんとやってもらえば大丈夫。
Okay?



[美澄>>141を軽く睨んでから、大咲にも目配せを。
 先ほどのメロンシャンパンソルベはつい率先して自分が作ってしまったが、大咲の手に余裕があるなら、監修役は率先して引き受けて貰おうと。
 イギリス帰りのアリスブルーの新人の葉月への応答>>146>>148を見るに、調子には乗らないだろうとは思えたけれども。]
(168) 2023/03/10(Fri) 8:56:23

【人】 厨房担当 ゲイザー


[さてこの通り、大咲とはこの日きっちり厨房で顔を合わせられた訳なのだが、交わすのはキッチンの応答と連携。
 飛び出したあの夜に残した気掛かりのことは、無し。
 何故、今こうなっているのか。それは暫し時を遡り――。]
 
(169) 2023/03/10(Fri) 8:56:56