人狼物語 三日月国


99 【身内】不平等倫理のグレイコード【R18G】

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視点:人


【人】 医療用 ユー

「──おはようございます。
今日もより善い一日を送りましょう」

医療用グレイは今日もお決まりの挨拶を述べる。

食堂をざっと見渡しても
今日も今日とて監察官は何処にも居ない。

ブラックから目立った言及が無いという事は
自分達は引き続き"指示通り"過ごしていればいいのだろう。
それがいつまでも続いてしまうのは問題だけれど。

そんな詮無い思考は早々に切り上げて
今日も医療用の朝食はサラダから。いただきます。
(26) 2021/10/05(Tue) 0:24:22
医療用 ユーは、メモを貼った。
(a10) 2021/10/05(Tue) 0:39:16

【人】 医療用 ユー

「ああ…では、洗濯物はリヤとエマに任せて大丈夫でしょうか。
私は朝食の後片付けをしておきますから」

紅茶の紅い水面に落としていた視線をふと上げて、
同じ家事当番の二人にそう声を掛けた。

食器を洗って、使い終わったテーブルを拭いて
食卓にクロスが掛かっていたなら、
それも一度洗い物に出してしまわなければならない。

リヤが探索に行きたがっているのなら、
あまり家事で体力を使わせてしまうのも何だろう。
(32) 2021/10/05(Tue) 1:22:19

【人】 医療用 ユー

「ガルの部屋は無事だといいのだけど…」

元気いっぱいに食堂を後にしていく背を見送った。
大丈夫なのだろうけど。たぶん。おそらく。
そこまでデリカシーに欠ける性格だと思っているわけではなく。
どうにも医療用は心配性なようで。
(34) 2021/10/05(Tue) 1:33:16

【人】 医療用 ユー

「事実、作りが違うのかもしれませんね…」

悪口ではなく。

「…あの、用途上必然的に、という意味で。」

言ってからやや語弊がある事に気付いて付け足した。
(37) 2021/10/05(Tue) 1:50:40

【人】 医療用 ユー

「……とりあえずは大丈夫そうですね…」

何処へ飛び込んで行くかと若干の不安はあったものの
難易度の高そうな部屋は上手く避けるものだ、と思ったけれど
寧ろそういった質の方が少数派だったと思い直した。

「おはようございます、ガル。
椅子で寝ると身体を痛めてしまいますよ」
(46) 2021/10/05(Tue) 2:17:03

【人】 医療用 ユー

え………何の話?

食器を洗ってからテーブルを拭きに戻ってきた医療用は
やれ誰との子だ何だの話題を聞いてそっと引っ込んだ。
何らかの修羅場だろうか。聞かなかった事にしておこう。
(67) 2021/10/05(Tue) 4:37:53

【人】 医療用 ユー

「それは本人が居た方が気まずいのでは……?」

至極真っ当な疑問。
その時している話題にもよるだろうけども。
とはいえ彼らがどんな話をしていたのかどうにも読めなくて
医療用グレイはやや困惑したまま手招きに従う事となった。
(73) 2021/10/05(Tue) 4:56:28

【人】 医療用 ユー

「聞いていたと言いますか、偶々居合わせたというか…
…そのようですね。」

スオの言葉に頷いて、
ジョシュアの言葉で、家族に関する話であったと認識した。
あまり自分に向いた話ではありそうにない。
それに、もっと言えばその話はもうお開きのようで。

「…ええ、いってらっしゃい、ガル。
迷子にならないよう、気を付けて」

それから、"誰か"に声を掛けた愛玩用にそう返した。
(78) 2021/10/05(Tue) 5:17:09
ユーは、ドゥーガルの耳打ちに一つ頷いた。
(a26) 2021/10/05(Tue) 5:22:33

【人】 医療用 ユー

「ああ、ええと…
頂いたものを使わないというのも、勿体無いかと思って」

二人の言葉には素直にまた頷いた。
頷く度に腰ほどまである長い尾が揺れて、
毛先を纏めるリボンもつられて翻るのだろう。

自分の髪を簡単に纏める以外の結び方をしたのは初めてだ。
あなたがそうしてくれたように、綺麗にできているだろうか。

「いえ、『ユー』の事は
あなたが思ったように扱って頂いて構いませんよ。
…でも、そうですね。
ジョシュアの髪質は、あまり伸ばすと手入れが大変そうです」
(82) 2021/10/05(Tue) 5:35:02

【人】 医療用 ユー

「似合っている……ああ、ならよかった。」

自分の大切なものを、『  』に。
そう言って贈ってくれたものだから。
それを似合っていると褒められる事は喜ばしい事だと思う。

それからジョシュアのその手があったか、という言葉に
僅かに前髪を揺らして首を傾げた。
誰か贈り物をしたい相手でも居るのだろうか。
口振りからするに、おそらくは世話焼きな誰かなのだろうけど。
そんな詮無い思考。

「ありがとうございます、スオ。また後で」
(86) 2021/10/05(Tue) 6:00:44

【人】 医療用 ユー

「わかりました。いってらっしゃい、ジョシュア。
どうか怪我にはお気を付けて。」

塔へ向かう、と言って席を立った探偵用にそう声を掛けて。
確かにルツは女性型、のはずだったなあなどと思った。
グレイの性別など、或いは形ばかりのものかもしれないけど。

さて、自分も詮無い思考にばかり意識を傾けていないで
残った仕事を済ませてしまわなければ。
(88) 2021/10/05(Tue) 6:12:56

【人】 医療用 ユー

>>99 家事組

「…ああ、エマ。
こちらは問題ありません、昼の洗い物も少なく済みそうです」

医療用は、ひょいと顔を見せた愛玩用の彼にそう答えた。

昼食の担当者が気を利かせて
先に調理器具を洗っておいてくれたようだ。
であれば家事の担当者は使った後の食器とテーブル、
そのあたりの面倒を見れば概ね仕事が済むわけで。

「洗濯物は二人に任せきりになってしまいましたね。
リヤの様子はどうでしたか?」
(100) 2021/10/05(Tue) 21:46:36

【人】 医療用 ユー

>>101 家事組

「慣れている方に率先して場を仕切って頂ける、というのは
協力して物事にあたる上では非常に頼もしく思います。
勿論あなたもそうですよ、エマ。」

驕らないのは美徳だけれど、
褒められるべき点は褒められるべきなのだから。
素知らぬ顔した働き者の一人に労いの言葉を掛けて、
それから同じように視線の先を追った。

「…そうですね、お願いします。
任せきりにはなってしまいますが、きっとあなたの方が良い」
(106) 2021/10/05(Tue) 22:23:25
医療用 ユーは、メモを貼った。
(a46) 2021/10/05(Tue) 23:47:16

【人】 医療用 ユー

昼時を過ぎて、夕食の少し前。
ゴキゲンに献立を宣言するみかんを筆頭に、
楽しげに夕食の準備を進める調理担当者達の様子を見て
今は少しだけ、悩みを忘れられた気がした。

そうして調理場を後にして、
雑多な日用品の確認をして回りながら
医療用グレイは、結局は再び一人物思いに耽っていた。

今、自分にできる事とは。
自分がしたいと思う事は。
あの塔には決して解消する事のできない蟠りに、
『ユー』は、何ができるのだろう。
(108) 2021/10/06(Wed) 18:28:24