人狼物語 三日月国


159 【身内RP】旧三途国民学校の怪【R18G】

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視点:人


【人】 憂愁 ライカ


「怖くなって帰ったとか?
 そんな奴では無かったと思うけど……
 まあ、そんな気分の時もあるだろな。」

カメラを手中で弄び
どこか上の空でぽつりと呟く。

「手分けして探すってんなら手伝いますケド?
 誰に着いてったら面白いかな〜。」

なんて言いながら、
人差し指を立てて、君達の方に一度ずつ向けていく。
だれにしようかな。
(6) 2022/07/02(Sat) 21:56:22

【人】 憂愁 ライカ

>>8 クリス

「くじ引きするぐらいなら、
 僕はクソ探偵せんぱいの方に行こっかな。
 面白い事起こりそうだしさ〜?」

ゆらゆらと揺らした指を、クリスに向けて止めれば
内心、密かに胸を撫でおろした。
出来るならば、さっさと、離れたかったのも事実だ。

「ルートどうします?
 面白そうなのは理科室、音楽室、そんなトコかな。」
(11) 2022/07/02(Sat) 22:19:31

【人】 憂愁 ライカ

>>13 クリス

「…………ん〜」

それを見出せる程の容量があるのかと、自答。
どうしたって視線が向かう先は、夢色の男の元だった。

「意味分かんね。
 起こるモンは起こるでしょ。」

嘘を吐く。虚勢を張る。
強がらなければ、泣き出してしまいそうだから。
……情けない姿は、最後まで見せたくない。




「僕だって……
 今更、もうどうなっても良いよ。」
(22) 2022/07/02(Sat) 23:21:04

【人】 憂愁 ライカ


──さて。
クリスの一歩後ろに陣取り、
ずかずか廃校へ足跡を残す。

「勝手に勝負にすんなし。良いけど。
 どこでも良いんなら理科室と音楽室!
 定番でしょ? そーいうの。」

顔は向けずに、友人達へ雑に手を振る。
僕の隣に居ない君を、見るのが辛いから。


「面白いモン、
 飽きるぐらい探しちゃいましょ。」

理科室どこだろう。
考えるよりも先に、クリスの服の裾を摘んで
誰かと真逆の方向へ引っ張っていった。
(23) 2022/07/02(Sat) 23:21:27
ライカは、「音楽室とかって一番上? 向こうの階段から上行きましょ。」
(a12) 2022/07/02(Sat) 23:23:38

ライカは、既読無視。
(a14) 2022/07/02(Sat) 23:41:30

【人】 憂愁 ライカ

>>28 クリス

面白がられても、笑われても。
悲しきかな、何も言えないのだ。

「………はあ」

なんて語らいながら、歩く。歩く。
すっかりW当初の目的W人探しからはかけ離れてしまった。



───かぶりを振る。
一歩、古びた床を踏み締めて。
一段、ぎし、と音を立てながら上へ上へと向かう。

「そーですね。
 学生による、学生の為の、娯楽話。
 未練があるってんなら、今まさに僕たちに
 襲い掛かって来てもおかしくない。」

非日常を想像すれば、
次第に口元に笑みを携えて。

「……オッケ、音楽室からね。
 えー、こっち……じゃない?」

(32) 2022/07/03(Sun) 0:02:26
ライカは、理科室のドアを開けた。ガラガラガラーッ!
(a17) 2022/07/03(Sun) 0:03:02

【人】 憂愁 ライカ

>>28 クリス

薬品の匂いが、鼻腔をつんと駆け巡る。
──音を吸収しなさそうな壁。
──楽器がひとつもない室内。

「肖像画ないや。
 かわりに骨格標本でも良いですかあ?」


よくはない。
が、向かう順番が入れ替わった程度だ。
カメラを持ち上げ、適当な方向にシャッターを切ってみた。
……画面を確認したところで、どうせ何もない。手を下ろす。

「雰囲気は良いけど、
 そんぐらいかな?
 センパイはどー思います?」
(33) 2022/07/03(Sun) 0:07:51

【人】 憂愁 ライカ

>>36 【理科室】クリス

「音楽室って言ったら音楽室に連れてって貰えるなんて
 いつから勘違いしてたんですか〜?」


恐らく大体の人は、そう。
助手もどきは言うことを聞かない!

「うるさいな!!!!!
 僕だって場所詳しくないんだよ!
 このクソ探偵!!!!!!!!!」

(44) 2022/07/03(Sun) 1:09:34

【人】 憂愁 ライカ

>>36【理科室】クリス

「さて………、」

仕切り直し。
こほん、とひとつ咳払い。

「肩透かし喰らって終わりそーですけど、
 一応色々撮ってみる?」

朽ちかけた棚をがたがた開けば、
片付け損ねたか放置されたか──アルコールランプ、何かの薬品瓶を少々──が顔を見せる。
眉をひそめれば、そちらもレンズ越しの画面に収めてみた。


──動く人体模型。
──薬品の誤用。

「理科室って言えばそんくらいですよね?
 センパイ、ちょっとそれと並んでみてよ。
 ツーショット撮ってあげまーす。」

ほらほら、と人の形をしたそれへレンズを構えて
枠へと収まるように、詰めろとハンドサイン。

君がそれに従うのならば
ライカは無理やり君WたちWを被写体としてシャッターを切るだろう。悪ふざけだ。
(45) 2022/07/03(Sun) 1:10:47

【人】 憂愁 ライカ

>>90 【理科室】クリス

「マジすか」

完全に嫌がらせのつもりだったのに、この男は楽しそうに、そうして意味わからん文句を吐きながら、堂々と撮られ待ちをしているではないか。

「マジかあ……」

身長なんて知るか。一般的なサイズよりも少し大きいのではなかろうか。……少なくとも自分よりは。


「はい、チーズ」

───決まり文句ひとつ。ぱしゃ。
機械の音が静かな室内に僅か響いて、
今度はちゃんと画面を覗き込む。

長方形の中には男と、半分内臓丸出しの模型。
二人の間にはなんと光の球体が──大方、廃教室に舞うホコリがフラッシュに反射したのだろう。

巷で騒ぐ心霊写真なんて、だいたい科学的な説明がつく。
そんなもんだ、と捻くれた笑みで息を吐いた。

「ほらほら、センパイと模型の記念すべきツーショット。
 二人とも笑ってて超お似合いですね…………、」


 ───二人とも?
 ───笑ってて?
(111) 2022/07/04(Mon) 14:03:24

【人】 憂愁 ライカ

>>90 【理科室】クリス

「……せんぱ〜い。
 お隣の仲睦まじいカノジョ、
 ずっと真顔でしたよね〜……?」

まさか本当に。
……こんなもの撮るために買ったんじゃ、ないんだけどな。


口の端を引き攣らせながらも、それは次第に上がり、声は喜色を孕んでいく。
念の為に持ち込んだケーブルを機体に差し込み、スマホへデータを移し始めた。

「W面白いものWに
 なるんじゃないですか? これ。」

君を手招きして、
撮ったばかりの画面を見せつけた。
(112) 2022/07/04(Mon) 14:04:21

【人】 憂愁 ライカ

>>124 【理科室】 クリス

「見た目だけじゃ分かんないじゃん。
 心は乙女かもしれないし。」

くだらない軽口を添えながら
鳴り続けるスマホ端末を開き、すいすいと操作する。

「予兆、予兆ね。
 こんなの偶然だって言い切って
 消しちゃっても良いんだけどさ、」

……嗚呼、この男は変わらない。
いつだってその心を愉しく揺さぶる何かを、まっすぐに追い続けているのだ。
そんな姿が、ひどく眩しく見えて───
羨ましい。


「僕は…………」

今の僕は、面白いか? 恐れ慄いてるか?
現実から目を逸らして苦悩するだけか?

「僕は、そうだなあ……」

僕は、どうしたいんだっけ。
この夏は、誰の隣に居たかったんだっけ。

 ───かつ、かつ、文字を打って。
 ───送信。
(127) 2022/07/04(Mon) 22:01:00

【人】 憂愁 ライカ

>>124 【理科室】クリス

まあ、そんなことは
もうどうでも良いんだけど。

壊れたものは、直らないから。


「ねーセンパイ、
 ほら、次は音楽室行くんでしょ?」

君の服の裾を摘んで、
無邪気な子供のように笑って誘う。

「早く、行こ!」
(128) 2022/07/04(Mon) 22:02:21
ライカは、スマホの画面を見て、
(a61) 2022/07/05(Tue) 22:29:29

ライカは、「ウワーーーーーーーッッ!!??!!?」
(a62) 2022/07/05(Tue) 22:29:49

ライカは、「だからなんで増えるんだよ!?!!」
(a65) 2022/07/05(Tue) 23:00:15

【人】 憂愁 ライカ

>>140 クリス

「なんだそれ」

吐き捨てる。
W探偵ごっこWに不要な感情ごと。

タネを仕込んで、盛り込んで、何を利用してでも───
今は君と、面白い事を見出す為の時間だから。

「忘れられない日にしなきゃ。
 まだまだ夜は長いですよ、せーんぱい。」



 ──そうして。
廊下、音楽室、トイレ、
とにかく目につく場所を歩いて回って。

くだらない話をして、笑って、撮って、
見出して、撮って、見出して、見出して見出して見出して。

一段、一段、古びた木を踏み締めて
3階──2階──1階へと降っていった。
(141) 2022/07/05(Tue) 23:43:07

【人】 憂愁 ライカ

【廊下】

こつ、こつ。
木製の廊下を降りきって。

人影を見つければ、「あ、」と声を漏らし───それが夢色をしていたものだから、すぐに後退った。

あちらから姿が見えないように、
降りたばかりの木の板を数段登る。


 ──仲睦まじく、手を繋いで。
 ──寄り添い合って、歩いて。
 少し前までは、自分の、自分だけの定位置だった場所。


「…………、」

「…………………」

そう、そうだよな。
だってもう、終わった事なんだから。
分かっていた筈なのに、直視するのが、こんなにも苦しい。

「……未練がましいなあ。我ながら。」

ぽつり。ひとりごちた言葉は、
きっと暗闇に溶けて、誰の耳にも入らなかった。
(142) 2022/07/06(Wed) 2:32:24