人狼物語 三日月国


230 【完全RP/R18G】アダムとイヴにさよなら

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視点:人

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【人】 蕃神 雷恩

― 回想:桜花と>>3 ―

[己の繰り返した言葉に、小さくうなずく桜花を眺める。
名は体を表すというけれど。桜色の髪が揺れる様は
君の2つの空に花吹雪を散らすかのようだ。]


 確かに、そうだな。
 外では見ない。

 ――血と、汚染された大地と、空と。悲鳴と。
 柔らかで、あたたかな存在は。


[付け加えられた言葉を咀嚼し、肯定する。
どこか急ぎのように言ったのは、自身の感情のごまかし?
それともただ、伝えたかっただけか。
思案。思索―――それもまた、君の個性。と判断する。

君のそばは心が安らぐ。
デザインの割合は若干違えども、同じ旧人類だからだろうか。
それとも、生育環境が被るからだろうか。
いずれにせよ、旧人類の定義であるなら、心を許している。
と、いえようか、]
(32) 2023/11/20(Mon) 19:49:20

【人】 蕃神 雷恩

[だからこそ、揺らぎを観測されたことに恥じ入る思いを抱く。
羞恥と呼ぶべきものか。
一瞬の揺らぎと芽生えたものを、重ねる問いに霧散させ。
桜花に向け、続け踏み込んだ質問をすることもまた、
珍しいことではあったのだろう。

彼が語る様子を聞く。
栗鼠。は自分は見た覚えがない。
多分植物園の別区画にいるのだろう。居なければ温室にか。]

 そうなんだな。
 ……俺は、見たことがないから。
 出会えれば、良いなと思う。

[君の考えたように、面白い動きをしたり
ふわふわとするのだろうか。

――見ているだけ、と、告げる彼に。]
(33) 2023/11/20(Mon) 19:49:32

【人】 蕃神 雷恩

 触れないのか?


[”興味があるもの”に”触れてしまった”己の問いかけは
今度は、混じりけなしの純粋な。*]
(34) 2023/11/20(Mon) 19:49:47

【人】 蕃神 雷恩

― ファーストコンタクト:メディウム ―

[笑みを湛える少女のような感情に触れる。
――まるで、木漏れ日がさざめく風によって万華鏡のように
光を散らす、ように
或いは。叢雲より出た月の輝きが凪いだ海を照らすように。

ああ、
己の強い興味を、呼び起こす。>>14]


[自分の腕の中に納まった「彼女」は小さくはかなく思える。
意識が触れた「貴女」は、どこか大きくも嫋やかに感じたものだが。

――彼女、から窺える感情は羞恥、或いは拒絶。
それでも貴女からは、幸せそうな感情が流れてくる。

まるで、吸っても吸っても。根を張っても
満たされない何かが享楽を得たかのような心地。

腕の中の彼女を見る。
腕の中の、貴女を見る。]
(35) 2023/11/20(Mon) 19:56:56

【人】 蕃神 雷恩

 ――……例として、”君”ですべきでは
 なかったかも、しれない。すまない。

[謝罪し、解放を促す。

その際に君の「願い」を断る選択肢がなかったのは
多少この件も影響していたのである。*]
(36) 2023/11/20(Mon) 19:57:34

【人】 蕃神 雷恩

― どこかの時間軸で:直青と ―

[君の言葉に>>19
肯定の色を感じた時に、不安や怯えが和らぐのは。
どんな風に定義すればよいのだろう。

己は、直青や羅生のように
言葉に掘り起こすのはあまり得手ではなく。
されど。”そうしたい”と萌芽するそれは。
感受性の拡張といえるのか。
或いは魂の成長と呼ぶのか。

――羅生の言い方なれば、魂を育てられた。
その片鱗がこぼれた、といったところか。]


 羅生が。
 ――そんな、ことを。


[彼が言ったのであろう言葉を、咀嚼する。
思索する。思案する。

己の宿題に対する前段階を、眼前の直青は肯定する。
言葉というものの力を伝えながらも、
それに無理に今名付けずともよく、名付けないというのも
また選択肢の1つであるのだと伝える言葉を
己は頷きながら、1つ1つをヒトの細胞と植物の細胞の中で
或いは混ざり合ったそれらの中で伝達し続けていた。]
(38) 2023/11/20(Mon) 20:21:51

【人】 蕃神 雷恩

 ……ん。

[根を撫でる手は、アンドロイドではあるけれど
何処か。保護者に撫でられるくすぐったさを胸に宿す。

桜花。お前ならこの芽生えたものを定義できるか?

魂に触れるような、その手に
安心するような、何処か頼るような。
或いは。

親に触れられ喜ぶ子供のような
  そんなものを。**]
(39) 2023/11/20(Mon) 20:22:38

【人】 蕃神 雷恩

― 閑話:AIの君に思うこと ―

[緋雁の願いは、何だろう>>12


――桜花とともに君らに守られ、成長を促される己らは。
君にとって守る価値のある存在でいることは
当たり前のことであり、そうでなければならない。


ねえ、もし君に。
今あの植物の娘に触れて、芽生えた
言語化未満の何かを零すのだとしたら。

それは新人類の繁栄につながるのだろうか。

トライ・アンド・エラー。
俺や桜花は完成形の1つなのか。
それとも、過程の1つなのだろうか。

そう、考えることすらおかしいのだろうか。

1ついえることは。そんな己を守ってくれる。
君らに。君に。
失望
、されたくないんだ。最近芽生えた感情なのだけどね。*]
(41) 2023/11/20(Mon) 20:32:21

【人】 蕃神 雷恩

[距離を取られ、質問をされて。
感情が希薄な己が珍しいことに。不思議そうな顔をしたまま、
じっ、とその娘を見る。]


 ”貴女”に、呼びかけた。
 
 桜花のように咲かしたり、
 成長させるというものではないけれど
 ――ただ、共有しただけ。

 
[何をかは、言語化は難しいのだけれど。
肉体的というにはもっと深く、ふかく。

――ふかくに根差す、
貴女
へ。*]
(42) 2023/11/20(Mon) 20:33:20
蕃神 雷恩は、メモを貼った。
(a19) 2023/11/20(Mon) 20:36:46

【人】 蕃神 雷恩

 ……そう、「貴女」に。

[これ、という言葉を訂正する。>>49
本来であれば態々言及するというのはしないのだけれど。
何故か、それをしなければならないような気がしたのだ。
珍しいことに、己の未熟な感情の部分が刺激されている。]


 これを干渉というのなら、そうなのだろうね。
 干渉というより、共鳴に近しくはある気がするよ。

 ――……。


[何処か、貴女を拒絶しているような彼女。
口からまろびでるその願いは。

まるで、旧人類の行うゆるやかな自殺というものなのではなかろうか。
何せ、わざわざ旧人類に戻ろうというのだから。

ただ、少しだけ不思議ではあった。
貴女は食い尽くすというよりも。
寧ろそこで咲き誇るだけのように思えたから。
花は、食い尽くせば枯れるだけ。

――それは違うような気がする。という言葉の代わりに。]
(54) 2023/11/20(Mon) 21:13:46

【人】 蕃神 雷恩

 できる保証はない。
 だが、

 君が望むのなら、協力はやぶさかではない。

[肯定を返す。
新たな新人類を、無に帰す行為であることを
咎めるだろうか。直青や、緋雁は。羅生らは。
ふと、過るのは保護者達。
桜花に関しては、何故か受け入れてくれるような気がしていた。
所謂近しい者への甘えというやつなのかもしれない。*]
(55) 2023/11/20(Mon) 21:14:03
蕃神 雷恩は、メモを貼った。
(a23) 2023/11/20(Mon) 21:19:02

【人】 蕃神 雷恩

 わかったよ。
 ――じゃあ、目を閉じて。ゆだねて。


[貴女に、君を委ねて。と囁いて。
踏み込んだ一歩に、根が絡みつく。

物理的な?それとも。**]
(73) 2023/11/20(Mon) 22:00:50

【人】 蕃神 雷恩

[「彼女」がばつの悪く思っていることまで思い至らない。
提案に了承した。それをなすために近づいた。
己はそう、認識している。

――もう少し情緒が育てば、様子に彼女の機微を察して
少しばかり躊躇いもしたかもしれないが。
現状は。]
(117) 2023/11/21(Tue) 9:32:39

【人】 蕃神 雷恩

[何にせよ。気絶した彼女を誰かに託そうとはするだろう。
リヒト―ヴか、緋雁か。或いは他のだれかにか。

それが終われば、己は再び大地に根を張る。
指先で、先程手に取った葉っぱ1枚、弄びながら。]
(118) 2023/11/21(Tue) 9:35:26

【人】 蕃神 雷恩

[さて。場面は彼女が気を失ってからの噺にうつる。

己は近づいてきたリヒト―ヴと>>106
どけ、と感情をあらわにしているフランクル>>102に関して
ただ、正直に頷くだけだった。

なお、フランクルに関しても新人類という認識はしていたが
どうも、植物の香りがしないからだろうか。
不思議と興味はさほど湧いていなかったので。
多分、この時初めてその存在に興味の視線を向けた。

抱え上げる様子を眺めながら。
己はメディウムとフランクル、2人に興味を失したように
再び大地に根を張って。のんびりとしているのだ。

この空気には現状、不釣り合いの様。

何にせよ、それ以上メディウムへの干渉はしない。
彼らにすべて任せて。己は自分の生物的欲求へと
意識を向けるだけの、こと。**]
(119) 2023/11/21(Tue) 9:43:41

【人】 蕃神 雷恩

― 邂逅より、時がたっても ―

[フランクルが、或いはほかの誰かが。
接触を禁じるように言うこともあったかもしれないし
なかったかもしれないが。

己は相変わらず。植物園や温室で根を張り
そこで過ごしている。

己が探し回ることはしない。
必要になれば、来るだろうという認識。
彼女はどうかはわからないが。貴女なら。


乾いた葉を指先で弄びながら。
今日もまた、植物園の一角で。己は根を張り過ごしている。*]
(120) 2023/11/21(Tue) 9:47:41

【人】 蕃神 雷恩

― 回想:桜花と ―

[桜花がここまでいうのだ。
きっと彼にとってとても興味深いものだったのだろう。>>107
己はその断言に、小さくうなずいた。

表情は凪いだままではあったものの。
彼にとって興味深いものができたのは
とても良いことであるという認識は己の中にあった。]


 俺は、いいと思うぞ。

 契約の中に、触れてはならないというものはなかったはずだ。


[害を与えることは禁じられているけれど。

「言葉」での定義というのは
ある程度の裁量を認めるということと同義なのだと考える。
それと同時に、一度触れてしまった己は
それを躊躇うことをしなくなった。

 もし。あの時小さな遺骸に触れていたら
 己は、どんな思考をするようになったのだろうか。

 ――訪れなかったIFを、頭の中で消去して。 ]
(121) 2023/11/21(Tue) 9:53:09

【人】 蕃神 雷恩

[思わず見返す、彼を見る。
此方は少し不思議な顔を崩さぬまま。

そうしようかな。と呟く桜花に頷く。
その姿は常と変わらぬ、凪いだもの*]
(122) 2023/11/21(Tue) 9:53:20
蕃神 雷恩は、メモを貼った。
(a36) 2023/11/21(Tue) 9:56:17

【人】 蕃神 雷恩

[かつてのはなし。
旧人類の植物学者はこんな研究結果を残している。

「植物には人間の感情を受信し、それを反映し
 己の糧とすることができる。」

植物学者だけではなく、観葉植物を育てていた旧人類が

「毎日話しかければ花がきれいに咲いた」
「歌を歌うとその時間に開花するようになった」

などと電子の掲示板に書き込まれた事例は多岐に渡る。

―― 人と植物とをかけ合わせ、新人類としたのは
   その事例などを鑑みた「親」達がいたからではないか ――

等々、思案することはある。
己や桜花が生まれた理由というのがそれを根拠とするのなら。
成功作はきっと、情の豊かな、桜花なのだろう。

客観的にみて、そうであると思っている。]
(230) 2023/11/22(Wed) 12:50:04

【人】 蕃神 雷恩

  もう、触れなくて いいよ。

 「――『祓』はもう、不要だ。」

[それを羅生に告げたのは。多分彼が。
桜花に向けるような笑みを”浮かべられなくなってから”

植物は、自身に向けられたものを受け止める。
それが正であれ、負であれ。
相手が自覚していようがいまいが、それを、受け止めて。
考え抜いた結果が。その発言だ。

距離を置かれる前に。自分からおいてしまおう。
そうすればこれは自我の芽生えのプロセスと処理される。

 お前が、”不具合”を起こしたのではないのだよ。

己が植物に偏っていることは自覚している。
最初に産み出されるということは、
模範となるものがないということである。

どれが正解なのかはわからない。からこそ。
己は直青の質問>>0:149に「言語化できない」と返す。
――失望を恐れている。
廃棄を恐れても、いる。
だがその恐れすら間違いであったなら。

ゆっくり、思索し根を張りながら「宿題」を考えている様は
遠目から見ても。はたまた近くから見ても。
ただの、植物たらしめているようにしか、見えないだろう>>228]
(231) 2023/11/22(Wed) 12:52:07

【人】 蕃神 雷恩

[問いかける彼女に向ける視線は常のように凪いでいる。>>191]

 ……。
 楽しむ、ということがわからない。
 それは生きるためには必要不可欠でなかったから。

[見つめる。彼女と、「貴女」をみつめる。
彼女の投げかけと。
貴女の、言葉とを”同時に聞いて”

己は珍しく、少しだけ笑みを見せた。]

 俺が頼まれて、是としたのだから
 謝らずとも良いことだ。植物の香の娘。

 ――散歩。か。
   前の段階。つまりは今日は
   浅く触れ合ってみるということだな?


[散歩。でふと思い出した桜花との会話。
どうやらこの浮草研究所には栗鼠がいるらしい。]
(232) 2023/11/22(Wed) 12:53:00

【人】 蕃神 雷恩

 栗鼠。
 ……を、知っているか。
 散歩をしている、際に。それが見れたら、良いな。
 
今度は君から、エスコートしてくれるかい?麗しい貴女。


[散歩の誘いに承諾を呈し。
はて、誰かと散歩をするというのはどうやってするのだろう。
大体、根を張るか1人で行動しているか。話しかけられて応じて。
或いは直青にメンタルケアをしてもらっているかの生活なもので。

連れ立ち、ただ歩くということをどう実行に移せばよいのか。
悩んでいる様は、かなり珍しい光景である。]
(233) 2023/11/22(Wed) 12:53:19

【人】 蕃神 雷恩

[遠目からは、承諾したというのに
ぼうっと突っ立っているように見えるだろう。>>229

まるで土より離れぬとする大樹のように*]
(234) 2023/11/22(Wed) 12:53:37
蕃神 雷恩は、メモを貼った。
(a59) 2023/11/22(Wed) 12:56:39

【人】 蕃神 雷恩

― 植物園にて>>243 ―


 ……なるほど、「メディウム」。
 「貴女」も、「彼女」も同じなのだね。
 ―― 一方だけ呼ぶのは、誠実でない気がした、から。
 なら、次からそう呼ぼう。


 興味。というものはあまり抱いたことはないな。
 桜花、ええと。新人類の片割れや、直青らから情報を得て
 多少知ってみようかと思うことはあるが。
 大体は知って、満足してそれ以上に発展しないともいう。

 でも。――……

[そこで思い出した栗鼠の話をすれば、
どうやら「彼女」は栗鼠の生息地域を知っているらしい。
ならば、彼女の案内に任せよう。と張った根を一旦、体の中にしまい込む。]
(245) 2023/11/22(Wed) 20:49:08

【人】 蕃神 雷恩

 ――そういってくれるのかい?
 貴女は、とても甘やかすのが上手なのだね。


 ……。

[差し伸べられた手が、己の手を握る。
その手は多分。直青や桜花らとは違う。小さいけれど
しっかりと彼女の血潮を。貴女の息吹を感じるものだ。

少しだけ躊躇って、握り返す。]


 「メディウム」は。
 ――興味があるものは、あるのか?


[道中。相手に尋ねられたことを思い出し。
自分もまた、「知りたがる」。

興味をついぞ抱くことの稀な己が不思議な、ことに。*]
(246) 2023/11/22(Wed) 20:49:32
蕃神 雷恩は、メモを貼った。
(a64) 2023/11/22(Wed) 20:51:13

【人】 蕃神 雷恩

― 散策中の緋雁を発見し ―

[自分は、大体植物園のあちらこちらで根を張っている。
あちらこちらなのは、契約の際に>>0:93
都度異なる地点で、と釘を刺されたからである。

――そんな折に散策する彼に逢ったのは。
契約を律義に守り、根を張る拠点を探していた時だろう。

植物の茂る合間に、赤い色を見た。>>248]


 緋雁。


[珍しく、名を呼ぶ。
桜花と違い感情に乏しい己は。大抵自分から行動することは珍しい。
名を紡いで、他者に呼びかけることも。

浮草研究所での代表者という単語に反応した時より
時折見られる自主性の発露ととられるか
ただの、名を零しただけととられるかはさておいて。]
(249) 2023/11/22(Wed) 21:52:48

【人】 蕃神 雷恩

[相手が気づくかどうかは知らねども。
自分はというと、名を呼んだことに少しだけ

少しだけ、
自身の行動に驚いている最中だったりも、する。*]
(250) 2023/11/22(Wed) 21:53:03
蕃神 雷恩は、メモを貼った。
(a66) 2023/11/22(Wed) 21:57:50

【人】 蕃神 雷恩

― 植物園:緋雁と ―

[動揺を何とか沈めつつも
自分を探していた。という言葉に目を瞬かせた。>>251
何か用事があったのだろうか。
メンタルケアで自分に不具合でも。

などと、希薄な表情の下で目まぐるしく思案している。
――中で。

用事はないが、と。
此方の声に反応し、話を暫くしていないからと
彼の言葉を、思索の中で咀嚼して。

彼を呼んでからの、わずかな合間は何だったのだろう。
聞きたいのに、躊躇ってしまう。

歩み寄る彼を見て、土に根差していた根をしまい込む。]


 そういえば、そうだな。
 ……緋雁は、その。調子のほうは大丈夫か?
 此処は、酸素が多い気がする。

 俺たちは生きやすい。とは、思うけれど。
 
[アンドロイドにとっては、高濃度の酸素は大丈夫なのだろうかと
まず、気になったのはそこである。]
(255) 2023/11/22(Wed) 22:36:35

【人】 蕃神 雷恩

[と、”最初に”質問をしたこともきっと、変化なのだろう。
以前ならきっと、彼の問いや話に
傾聴や、相槌や、答えを返していたものだから。

――問いかけのあと
いつも彼方から話しかけてくれる、彼は
何か己に聞きたいこと、話したい事はあるのだろうかと
じっと、凪いだ目で彼を見ている。*]
(256) 2023/11/22(Wed) 22:36:45

【人】 蕃神 雷恩

― 植物園:メディウムと ―

 ……。
 ――「君」はそう、「思いたい」のか。

[それでも、貴女と彼女は「メディウム」である。と
君の声も、貴女の声も「聞こえる」己は思う。

ただ、頑なにそれを否定する「メディウム」に
否定だけを与えることは、良い影響を与えないだろう。
と判断するからこそ。その考えを肯定はせずとも。
理解を、示す。

――それでも、「メディウム」がどんな意図をもっているかを
聞こえるからこそ。
それが故意ではないのを理解しているからこそ。
此方も何とも言えない、言語化未満の感情を覚えるのかもしれない。]
(257) 2023/11/22(Wed) 22:52:36