人狼物語 三日月国


219 【身内村】魔法使いと失せ物探し

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【人】 星川 緋彩

 
[お医者さんが言うには回復力は高いみたい
 
 普通より短い期間で落ちた時の怪我は治った


 家族曰く、私は立ち直りが取り柄らしい
  切欠はとある人との出会い。
 ]
 
(8) 2023/07/26(Wed) 6:05:49

【人】 星川 緋彩

 
[頭がぼーっとするのが治ってから
 暫く私ははしょぼくれてたわ

 よく分からないけど心が痛くてたまらなくて
 ふとした時に誰かを探していた。
 
誰か
と一緒にいた気がしたのに
 それが誰かわからなかったの。

 相手が私から逃げていたのは知らなかったの。>>5
 クラスの子を覚えなおすとか
 学校の勉強についていくのが大変で
 それを探す時間は多くとれないまま。

 ううん、
理由は分からないけど
怖くて
 私も避けたのかもしれないわね。]

 
(9) 2023/07/26(Wed) 6:06:33

【人】 星川 緋彩

 ***

 いらっしゃいませ
 

[そんな言葉と笑顔でお客さんを迎える。
 私は食事が出来るスペースもある
 パン屋さんでバイトをしているの。
 高校生になったらアルバイトをやってみたかったし
 いらっしゃいませをやってみたいって
 願いがあったような気がしたの。>>0:97


 そうして働くうちに耳にした噂話。>>n0
 それだわっ! て思ったわ。

 失くしたままの記憶が戻るかもしれないって思ったの。]
  
(10) 2023/07/26(Wed) 6:06:54

【人】 星川 緋彩

 
[アルバイトで貯めたお金を手にその噂の先に歩いていく。
 もう幼い子供じゃないもの。
 お店には代金が必要だから、って頑張ったのよ。


 夜にだけ開くお店。
 なんだかロマンチックだわってうきうきするの。
 冒険しているみたい。

 空を見上げれば月と星
 私は夜空を見上げるのが好き。
 夜の
の降りる時間は、特別な時間な気がするの。]
 
(11) 2023/07/26(Wed) 6:08:13

【人】 星川 緋彩

 
  [ 私はそのお店の扉を開いた ]

 
(12) 2023/07/26(Wed) 6:08:22

【人】 星川 緋彩

 

 こんばんは
 あの、探し物をしたいのですが


[その人を見れば>>7
 私の心臓が何故か大きく音をたてたの。]

  
(13) 2023/07/26(Wed) 6:08:29

【人】 星川 緋彩

 

 ……………………



[君の反応はどうだったかしら。
 どうであれ、私は数秒何故か固まって
 じっと
緋色
の目で君を見ていたの。]
 
(14) 2023/07/26(Wed) 6:08:40

【人】 星川 緋彩


[泣きたいような、不思議な感覚。
 理由がわからなくて慌てて振り切るの。
 
初対面なのに
、変な事しているって。]


 あっ
、す、すみません。ぼーっとして。
 あの私……記憶を探したいのです。


[普通ならそんなのあり得ないって思うのかしら。
 でも私は知っているのよ。
 普通じゃないものもこの世界にあるって。>>0:7

 だって私は普通じゃない。
魔法使い
なんだもの。]
 
(15) 2023/07/26(Wed) 6:09:10

【人】 星川 緋彩

  
[だからお店の噂を聞いた時期待したのよ
 この人ももしかして同じ魔法使いなんじゃないかって。

 同じように特別を持つ仲間なんじゃないかって。]**


 あの、私…小学生の時の記憶の一部がなくて
 それを見つけたいのです。

 ……可能ですか?

 
(16) 2023/07/26(Wed) 6:09:52

【人】 星川 緋彩

 
[空いたままの隣がさみしかった。
 君がいなくなってからの日々は普通で、穏やかで
 俯きながらも少しずつ前を向き始めてもなお
 ぽっかりと何かが空いてそれが埋まらないまま。

 探すように歩いても見つけられなくて
 そんな
魔法
がないのがもどかしかった。

 どこか足踏みしたままの感覚
 その足を踏み出す切欠は、君のお
の噂なの。]

 
(29) 2023/07/27(Thu) 6:19:36

【人】 星川 緋彩

 ***

[なんとか普通を取り戻してきて
 年頃になってくれば恋愛の話題も
 友達から出るようになったわ。
 バレンタインになれば誰かにあげないの?
 そういう質問だって普通にされたの。

 お父さんとお兄ちゃんにあげるわって笑って返して
 可愛いのに勿体ないよって笑われたわ。
 付き合いで友達と一緒に義理を渡すことがあっても
 それ以上の事はなかったの。]

 
(30) 2023/07/27(Thu) 6:20:19

【人】 星川 緋彩

 
[私は確かに
をしていた。
でもそれを忘れている

 それだけど、他の男の子を見ても、友達になっても
 告白されても何かが違ったの。

 私の特別に出来ないと思って断った。
 
の特別は──── じゃあ
? ]

 
(31) 2023/07/27(Thu) 6:20:48

【人】 星川 緋彩

 ***

[お店に入ればお店の人は本を読んでたの。>>21
 ガラガラの店内は少し入りにくい気はしたけど
 女は度胸! そのまま突っ切ったわ。

 その人が持っていた
赤い色
が目について>>21
 なんとなく目で追ったのは無意識だったわ。]
 
(32) 2023/07/27(Thu) 6:21:19

【人】 星川 緋彩

 
[固まったのはお互い様。
 自分の反応に説明が出来ないから
 一瞬のその反応に>>22何を言うこともなかったの。

 貴方の望み通り、記憶の蓋はまだ開かないまま。>>23


 どうして胸がざわつくのか
 どうして何かを言いたいような感覚があるのか
 どうして、どうして、わからないまま。
 だけどきっと気のせい…よね? と言葉を続けるの。]
 
(33) 2023/07/27(Thu) 6:22:16

【人】 星川 緋彩

 

 そ、そう。記憶です。


[やや緊張気味にその言葉を復唱したわ。>>24
 そんなおとぎ話本気にしたのですか? とか
 それは病院に行った方がいいのでは、とか
 そういう反応が来るか、来ないか
 緊張気味にじっと見たの。

 魔法と見せかけて、というのは
 この世にいくらでもあるもの。]

 
(34) 2023/07/27(Thu) 6:22:35

【人】 星川 緋彩

 
[返って来たのは疑問の言葉。その言葉を意味を考えるの。
 試されている気がしたのよ。>>25



 そうですね
 例えばですがパン屋でメニューにないご飯定食を出してと
 お店にないものを私が言っているのなら
 すみませんって帰るしかないのでは?
 
 
(35) 2023/07/27(Thu) 6:23:57

【人】 星川 緋彩

 
[貴方がそれを出来ないのなら、このお店に頼るのは筋違い。
 それは常識で考えた上の判断。]


 でも帰る選択肢は、私が諦めるとは違います。
 
その場合自力で探すだけです。



[そう、私は簡単に引くわけじゃないわ。

 何かの試験と思ったから自分の考えを伝えたの。
 冷やかしじゃない。その意志は伝わるかしら。]
 
(36) 2023/07/27(Thu) 6:28:17

【人】 星川 緋彩

 

 ……いえ。
 出来るのですね。良かったです


[意地悪だったのかな、と首を傾げるの。
 本当に魔法使いなら、警戒して然るべきだもの。
 
 それならお願いしますと続ける前に
 貴方の言葉は続くの。>>26
 
(37) 2023/07/27(Thu) 6:28:58

【人】 星川 緋彩

 
[それは確かにその通りの事。>>27
 思い出そうとすると胸が
む。
 思い出したいのに、その
みが私の足を止め続けた。


 それでも─────……]


 ご心配ありがとうございます。
 確かに……私の失くしたものは
 痛
みを伴う記憶だと思います。
 

[でもね、と相手をしっかりして続けるの。]
 
(38) 2023/07/27(Thu) 6:29:45

【人】 星川 緋彩

 

 それでも
大事なものだって、思うんです。

 ずっと探してしまうんです。
 何となく忘れて生きていくのは嫌なんですよ。

 忘れたままでも生きていけますよ?
 それでも、私は求めます。

 
 この店に来て、その決意は固まったと 思います。 

 
(39) 2023/07/27(Thu) 6:30:07

【人】 星川 緋彩

 
[不思議ですね、と付け加えて笑ったの。
 
本当にするり、とその言葉は出てきたの。
 どうしてこのお店を見てそう思ったのかしら。
 それは分からないまま。


 どうしてか、店の人は悲しそうな顔をするの。>>28
 戻った後傷ついた人を見たのかしらと
 私は正解にはたどり着けない。
 ただ、そんな顔に胸が何故か痛むのよ。
 それは、失くしたはずの記憶が与える痛みと似ていたわ。]

 
(40) 2023/07/27(Thu) 6:31:35

【人】 星川 緋彩

 
 
 後悔するかしないかは戻らないと分からないですけど
 仮にしたとしても、
構いません。

 失ったまま目をそらす方が私はきっと後悔するんです。

 仮に本当に思い出すべきじゃなかったものだったとしても
 貴方を責めたりはしません、決して。
 それだけはお約束します。

 だから、お願いします。


[そう言って頭を下げたの。]**
 
(41) 2023/07/27(Thu) 6:35:58

【人】 星川 緋彩

 
[ふと気付いたらアシカぬいぐるみがなかったの。>>0:102
 それとお気に入りの私の色と似た石に
 お父さんから貰った星の形の冠も。

 勿論慌てて探したわ。探せど探せど見つからない。
 まるで私の記憶みたいに。
 それもそう。それは木の下に埋まっているんだもの。>>0:104

 そんな事をした、それ自体を忘れてしまった>>42
 だからその宝物は、今もそのまま。]

 
(55) 2023/07/28(Fri) 8:46:13

【人】 星川 緋彩

 
[ 伝えられなかった
思い
ごと、そのまま
  時を止めたようにその場所にあり続けているの。 ]

 
(56) 2023/07/28(Fri) 8:46:26

【人】 星川 緋彩

 ***

[ただの確認と言われれば少し肩の力を抜いたわ。>>43
 ただでさえ私は普通とは違うんだもの
 この人がただの普通の人なら、噂がただの噂なら
 私は間違いなく変人と言える言葉を言ったとわかってるわ。

 でも貴方は私を笑わなかったの。
 君はそんな事しないって誰かが叫んだ気がするの。

 そして会話を続けるのよ。]
 
(57) 2023/07/28(Fri) 8:47:00

【人】 星川 緋彩

 
[噂には尾ひれはひれが付くものよ。>>44
 だからそれはただの噂と一蹴されればそれまで。
 噂を流している張本人と知るわけがないし
 私の印象は下がるわけじゃないわ。]



 そう、今まで成果ないのですがね


[と苦笑い。
 探していたって言うには成果がないんじゃ説得力ないわね
 事故の現場って聞いた場所が見える場所に行って
(ちゃんと安全な場所よ)

 怖い感情抑えて暫くいたら気付いたら倒れかけていたとか
 そんな間抜けなエピソードは心の中にしまったの。]
 
(58) 2023/07/28(Fri) 8:47:40

【人】 星川 緋彩

 

 そうです。
 

[何かを言いかけたのには気付いたけど>>46
 口を閉ざしたからどうしたのかしらって首を傾げたの。

 否定されたとしても、突き返しただけだけどね


 君が何を思って、どう葛藤しているのか 
 記憶がない私にはわからないまま。

 失くしたものが貴方に関わる事なんてわからない。
 魔法使いのわりに、私はやっぱり万能じゃないもの
 君の苦しみを治すことが出来ればいいのにね。]

 
(59) 2023/07/28(Fri) 8:48:14

【人】 星川 緋彩

 

 そうですか。
 じゃあやっぱり不思議ですね。

 ……そんな魔法、使えたら良かったわ




[小さく呟いた本音。
 私の魔法の力には人の心に影響を与えるものはなかった。
 その方がいいって分かっているけどでもやっぱり
 落ち込んでいる人を見ると
 ない物ねだりしたものだったわ。] 
 
(60) 2023/07/28(Fri) 8:49:32

【人】 星川 緋彩

 
[その言葉でぱっと顔をあげて笑うの。>>48
 その貴方の表情に、何故か心臓が締め付けられたの。]



 良かった! ありがとうございます。

 それは勿論! 絶対しませんよ。


[拳を固めて力説したわ。
 なんでか顔が熱くて、落ち着かない気持ち。

 それはどこか懐かしい感覚。
 心の中に
が光るような、
が照らすような ]

 
(61) 2023/07/28(Fri) 8:50:20

【人】 星川 緋彩

 
[事故の記憶を戻すことって分かっているのに。
 それが怖い物って分かっているのに
 どうしてか怖い気持ちがあまりしないの。
 君に頼るなら大丈夫なんだって、どこか無意識に

 
 その小さな失言に気付いたのはワンテンポ遅れてから。
 あれ、なんでか普通に初対面の人と親し気にしてるわ、と。
 その呼び方が、言い方がまるで私を知ってるようだって。


 違和感はひとまず呑み込んで話を続けたわ。]
 
(62) 2023/07/28(Fri) 8:51:05