人狼物語 三日月国


36 【R18】海の上のひみつ【完全RP】

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視点:人


【人】 天野 時雨

[ ちらりとスマホに視線を移して、軽やかに
 去って行こうとする雪菜>>3
 要するに、とっとと踏ん切りをつけないお前に用はないのだ
 と言う事。
 わかりやすくて良いな、と何故か口角が上がる。
 瞬間、腹が据わった気がした。 ]


   あぁ、ごめんごめん。
   誘いも出来ずに情けない漢だろ。


[ 己の中の紳士よ、お元気で。
 そう心の中で両手を合わせてから、二人に近づいて。 ]


   二人は、別々に行動しても大丈夫なの?
   雪菜ちゃんは誰かと約束があるように見えたんだけど。
   あ、スマホ見てたからね。


[
  
もし、良かったらさ、と小さな声で落とし、
 二人の腰に両手を回してぐいと引き寄せて、 ]


   お姉ちゃん、お借りしても?


[ そう、高さの違う二人の耳にそっと囁いた。 ]*
 
(14) 2020/07/12(Sun) 7:40:23

【人】 天野 時雨


[ 腹が据わったとは言え、二人に無理強いするつもりなど
 毛頭ない。

 yesがもらえたのなら、不慣れな紳士の皮を被ったまま
 これからどうしようかと困ったように聞くだろうし、
 noが聞こえたとて別段落ち込みもせず、じゃあまたと
 ひらひらと手を振るだろう。

 メッセージアプリの連絡先の交換はしておきたいけれど。

 旅は始まったばかりなのだ。


 二人の細い身体に回した手は、いまだそのまま。
 その表情はどんなものか、と返事を待って。  ]*
(15) 2020/07/12(Sun) 8:03:32
天野 時雨は、メモを貼った。
(a7) 2020/07/12(Sun) 8:06:32

【人】 天野 時雨

[ 片方の腕の中では真っ赤な顔で俯く吹雪が。>>17
 微かに触れた細い指に震えは感じないが、
 たいして飲んでもいない酒のせいで覚えていない、なんて。

 ふは、と笑いが溢れる。 ]


   そーか、聞き間違えたんならよかった。


[ 言いながら、腰に回した手をそっと離して、
 彼女の空になったグラスを取り、側のカウンターに置く。
 コト、と乾いた音がした。

 それから、空いた手の親指で彼女の唇を拭う。 ]


   水滴。ついてた。


[ にっ、と笑いかけた。 ]
(21) 2020/07/12(Sun) 10:20:42

【人】 天野 時雨


[ 反対側からは手を取られ、振り解かれるかと思えば
 柔らかい感触が。>>18 ]


   
  
男、かぁ。
   手、生えてこねぇかなぁ。


[ 紅い印が付いた己の手をちらと見る。
 自分の腕の中にすっぽりと収まったまま、
 さらにその密度を増してくる存外小さい身体を感じれば
 その手をまた腰に戻す。
 今度は先程より少し強く。

 それからこちらも先程より近い、もう唇がその綺麗な耳に
 触れる程の位置まで顔を近づけて。 ]


   あんまり煽らないで…俺はへたれだから。


[ へにゃりと眉尻を下げて、お手柔らかに、と
 こちらにも笑いかけた。 ]*
(22) 2020/07/12(Sun) 10:24:57

【人】 天野 時雨

[ あぁ、でも、と思い出したように、
 その不安げな瞳を捉えながら>>20。 ]


   一緒でも、一緒じゃなくても。
   俺は多分、どっちでも幸せで死ぬかも。


[ けらけらと笑って。
 但しご期待に添えず残念だったらごめん、と
 笑いながら予防線を張ることを忘れずに。 ]*
(23) 2020/07/12(Sun) 10:31:00

【人】 天野 時雨


[ 理性の皮を剥ぎ取る>>25、なんて言葉が聞こえれば、 ]

   
   おー物騒だな、怖ぇぇ!


[ とニヤリと口の端を歪めてみせた。

 耳に残る、暖かい風。>>25
 また脳天が痺れるような感覚にきゅ、と眉根が寄る。

 彼女を抱く腕の力をまた少し強めて、負けじと自身の唇を
 寄せて。
 髪から耳裏を通り、白く細い頸に啄むような口付けを。


 7つも8つも年下の彼女にこうもいいように手玉に取られて
 いるのは、男としてのプライドに若干傷が付くのだが、
 不思議とさほど嫌な気もせず。 ]
(42) 2020/07/12(Sun) 12:37:33

【人】 天野 時雨

[ かと思えば反対側の吹雪は、子供のように頬を膨らませ
 己のスーツの裾を掴んでいたりして。>>29

 どっちが姉だかわからない、と呟けばまた笑いが込み上げる
 けれど、この姿は堪らなく可愛い。
 こちらはこちらで、困らせた顔が見たい、と思ってしまう。

 だからその手をそっとスーツから離させて。
 反対の手の印とは違う、やや濃い色で染まった己の指を
 絡めて、しっかりと握り込んで。
 口元に運んで口付けた。 ]
(43) 2020/07/12(Sun) 12:43:37

【人】 天野 時雨

[ 本当に姉妹?と勘繰るほど正反対の提案>>30>>31

 少し考えて。 ]


   …俺の部屋に行きませんか。
   オーナーが取ってたAランクらしい。
   

[ そう言えば、今度は重なる二つの声>>32
 両側からこれも同時によりかかる二人を感じれば>>33
 ふふ、と頷いて。 ]


   一人なら、お姫様のように運びたいところだけど。 


[ 背中を伸ばして手を軽く曲げて腰に添えて。 ]


   
  
よろこんで。


[ 二人が腕に手をかけてくれたなら、ゆっくりと歩き出す。
 あくまで部屋に入るまでは紳士の様相を崩さずに。 ]*
(44) 2020/07/12(Sun) 12:47:48
天野 時雨は、メモを貼った。
(a12) 2020/07/12(Sun) 12:50:14

【人】 天野 時雨


[ あくまで紳士を装って部屋に向かう。 ]


   あー、まじでそれ。>>48
   最近あんまいいことなかったけど、こんなことが
   あるなんてな。
   オーナーに感謝しないと。


[ 時折己の手の甲が雪菜の胸に触れるのを感じれば、
 わざとかよ、とニヤリとして。
 それでもその手をさらに押し上げれば、
 自分の中心に血液が集中しそうになるのに気付いて、
 懸命にやり過ごしながら応えた。 ]
(51) 2020/07/12(Sun) 14:05:43

【人】 天野 時雨

[ 吹雪の口から溢れる、愚痴とも不安とも取れる言葉>>49
 耳にすればこちらには、ほんとだよ、と笑いかけ。  ]


   こんな可愛い子、良く今まで手出さなかったって
   思ってるから褒めてね?


[ なんて返す。
 あれ?酒回ったか、大丈夫?と、やけにもたれかかる
 彼女をがっちりと抱きしめて。


 部屋の前までくれば、カードキーを取り出して。
 静かに中に入る。
 後ろでかちゃり、とオートロックがかかる音が
 やけに大きく聞こえた。 ]
(54) 2020/07/12(Sun) 14:09:00

【人】 天野 時雨

[ 部屋に入れば、興味深げにキョロキョロとあちこちを
 見回す吹雪が見られただろうか。
 それとも酔いが回ってそれどころではないだろうか。
 そういうことには興味が無さそうな、妹の姿も。

 ジャケットを脱ぐこともせず、まずは吹雪を、
 そして雪菜の順で、脇と膝裏に腕を差し入れて
 ふわりと抱き上げてベッドルームの前のリビングスペースに
 あるソファにそっと下ろした。

 柔らかい絨毯に膝をついて、その足元に手をやる。
 履いているのはどんな靴だったのだろうか。
 それをひとつずつ、足から外して。
 顕になった白い甲に唇を付ける。 ]
(55) 2020/07/12(Sun) 14:12:48

【人】 天野 時雨

[ 自分には、性的な拘りは特になかった。
 ただ相手が望むことであればなんだって応える。
 それが結局己の満足なのだから。

 ただ、今何故か思い出す。

 あなたは、私を求めてくれない、と言って去っていった
 女のことを。


 頭を振って、雪菜の足先からそっと唇を滑らせ這わせよう。
 左手は、吹雪と指を絡めたまま。

 あぁ、手だけじゃなく身体もふたつ要るわこれ、と唸った。]*
(56) 2020/07/12(Sun) 14:19:03
天野 時雨は、メモを貼った。
(a16) 2020/07/12(Sun) 14:21:59

天野 時雨は、メモを貼った。
(a17) 2020/07/12(Sun) 14:24:03

天野 時雨は、メモを貼った。
(a19) 2020/07/12(Sun) 14:36:57

【人】 天野 時雨


[ 抱き上げた時も、かちこちに固まる姉と、
 慣れた様子でキスをする妹。>>78
 あくまで対極にいる二人の反応は、楽しくない訳がない。

 クルーになれそう、という雪菜の言葉>>79には、ははっと
 笑って。 ]


   ありがとう…って、喜んでいいのかなそれは。
   確かに、自分でもそっちのがむいてると思うよ。
   人を見る目は多少…育まれたし、

   それに、お客様が望めばなんだってするしね、俺。


[ と返す。 ]
   
(88) 2020/07/12(Sun) 19:02:08

【人】 天野 時雨


    嘘、吹雪ちゃん、初めてなの?


[ 受けた意外なオーダー>>80に驚いて見せて。
 絡めた指に、ままごとのような口付けを落とす吹雪を
 まじまじと見つめて、ふわ、と微笑んだ。 ]


   とびきり、優しく、ね。
   
  
承りました。
(89) 2020/07/12(Sun) 19:02:53
天野 時雨は、メモを貼った。
(a35) 2020/07/13(Mon) 6:19:51

天野 時雨は、メモを貼った。
(a44) 2020/07/14(Tue) 0:11:46

天野 時雨は、メモを貼った。
(a50) 2020/07/14(Tue) 7:16:08

【人】 天野 時雨

  
過去の話・曳山さんと
  


[ 寒い日だったと思う。
 霙まじりの何かが空からはちらちらと舞って、
 お客さんもほとんど居なくて。

 俺は俺で、ぼんやりとグラスを磨いていた。
 手を動かしていれば、嫌な事を思い出すことも
 ないだろうと思ったのに、静か過ぎる店内に流れる
 ジャズの音にさえ、思い出を揺り起こされて、唸る。

 隣で煙草を燻らせるオーナーに言葉をかけようと
 手を止めた時、木製のドアがギィ、と音を立てて
 開いた。>>127 ]


   いらっしゃいまっ…せっ…!?


[ もはや条件反射のように口から出るいつもの挨拶は
 スムーズには流れず、失礼極まりないことに
 その人を思わず凝視してしまう。]


   (でっか…)
(138) 2020/07/14(Tue) 11:36:54

【人】 天野 時雨

[ 今まで会った人の誰よりも大きい。
 それでもすぐに、あ、いけね、と我に返って、
 身体を動かすより先にオーナーの声が響く。>>127

 温かい物、というオーダーに、ほんの少し悩んで、
 その体躯には似つかわしくないかも知れないが、
 冷え切った身体を温めるにはもってこいのカクテルを。

 小さなミルクパンで、牛乳を温めて、
 こちらも温めておいたマグに注ぐ。
 コーヒーリキュールは、その人をちらりと見て、
 普通より少し多めに入れた。

 そっと混ぜて、差し出す。

 すぐにおかわりを希望されれば>>129口にあったのだと
 嬉しくなって。
 2杯目は少し、温度を下げて、アルコールをさらに多めに。

 少しは、その大きな身体が暖まっただろうか、
 そう思っていると、名前を問う、穏やかな声。>>129


   あ、天野です。
   天野、時雨って言います…時間の時、に雨、で。


[ お礼に乾杯したい、そう言う彼をまじまじと見つめる。
 紳士な気遣いに表情は緩んだ。]
(139) 2020/07/14(Tue) 11:39:31

【人】 天野 時雨

[ 尋ねられた酒の名前にふは、と笑って、
 やっぱりこの人にはカルーアは軽すぎたかも、と苦笑して。

 取り出したのはドン・フリオと言うテキーラ。

 どうぞ、とカウンターに置いて、]

   
   お名前をお伺いしても?


[ と尋ねた。
 名前を教えてもらえたのかどうだったか。
 とにかくショットグラスを軽く合わせて、
 バニラとキャラメルのような甘い味と香りを
 一気に煽った。]


   お口に合いますか?
   あ、これは俺の奢りです。


[ 彼のグラスに酒を満たしながら。]
(140) 2020/07/14(Tue) 11:40:57

【人】 天野 時雨

  
  『お客さん、こいつさ、今日女にこっぴどく
   振られたんだって言うんですよ。』


[ 突然隣からそんな声が飛ぶ。
 驚いて見やれば、ニヤニヤと笑って俺の肩をぽん、と
 叩くオーナーが居て。]


   ちょっ、やめてくださいよ、
   初対面のお客さんの前で…


[ 慌てて遮れば、くははと笑われて。
 困ったように眉尻をへにゃりと下げて、
 カウンターの前のその人に、すみません、と
 頭を下げたのだった。>>0:110 ]*
(141) 2020/07/14(Tue) 11:43:37
天野 時雨は、メモを貼った。
(a57) 2020/07/14(Tue) 14:36:17

【人】 天野 時雨

[ 奢りという言葉に反応して、逆にこちらに酒を
 寄越してくれようとするその人は、
 曳山雄吾、と名乗った。]

   いや、いいんです。その酒は、

[ 慌てて手を振る。]

  『フラれたから飲みたいっていうもんだから、
   俺がさっき、飲めっつって、あげたんです。
   良かったら付き合ってやってください。』

[ オーナーが、人好きのする笑顔でそう言って、
 グラスにまた酒を満たす。
 ふぅ…と息を吐いて、視線を落とす。]

   …本気で惚れた、女だったんです。

[ と小さく言えば、]

  『いろんな女の子取っ替え引っ替えしてるから
   バチが当たったんだよ』

[ と笑って返される。
 あんたにだけは言われたくないわ…と項垂れて。
 そんなやり取りに曳山さんは笑いつつ酒を勧める。>>145
 自分もフラれたのだと言う言葉に驚いて、
 仕事相手のことだとわかれば拗ねた目で見た。]
(148) 2020/07/14(Tue) 15:43:48

【人】 天野 時雨


[ この仕事をしてきて、たくさんの人を見た。
 いろんな人が居て、いろんな人生を垣間見て、
 少なくない数の女と寝た。

 俺は、求められることが何より嬉しくて、
 欲求に応えることが自分の生き甲斐なのだ、と
 気づいたのはいつ頃だっただろう。

 曳山さんのオーダーを>>146ひとつひとつ提供しては
 そんなことを考えた。]
(150) 2020/07/14(Tue) 15:47:03

【人】 天野 時雨

[ いつの間にか、お客さんは曳山さん一人になり、
 オーナーもバックヤードに籠もっていた。>>146
 静かな店内で曳山さんの優しい言葉が響く。>>147。]

   曳山さんでもあるんですか?
   めっちゃ、モテそうなのに。

[ そう返して、笑う。
 
 ホワイトレディ、というオーダーに頷いて、
 ジンとホワイトキュラソー、レモンジュースをシェイカーに
 入れて振る。

 どうぞ、とカクテルグラスを差し出しながら、
 吐き出したほうが楽になることがある、という言葉を
 噛み締める。]
 
(152) 2020/07/14(Tue) 15:56:00

【人】 天野 時雨


[ 自分のことを、ぽつぽつと語る。
 テキーラを煽りながら、くらりとする頭で。

 求められることが生き甲斐だった。

 それは、例えば。
 初めてだという女には、
 ガラスに触れるように優しく、
 年上の女性には少年のように甘えて。
 M気がある女と寝れば冷徹に責めたし、
 逆に加虐嗜好のある女と関係を持てば、
 逆らうことのないペットのように。

 どの交わりでも快感は得られたし、求められるまま
 自己の性的嗜好を変化させるのは意識せずとも出来る。

 
  
だからこそ、あの時。
 あの人に、時雨の好きなようにしていいんだよ、と
 言われた時。
 …困ったように笑うことしか出来ず。
 あなたは私を求めていない、と言われたのだ。

 と言うような、話を。]*
(153) 2020/07/14(Tue) 16:00:24
天野 時雨は、メモを貼った。
(a59) 2020/07/14(Tue) 16:01:51

天野 時雨は、メモを貼った。
(a62) 2020/07/14(Tue) 22:06:18