人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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視点:人


X『教皇』 カルクドラは、メモを貼った。
(a11) 2022/12/20(Tue) 2:11:44

X『教皇』 カルクドラは、メモを貼った。
(a12) 2022/12/20(Tue) 2:18:52

【人】 X『教皇』 カルクドラ

── 期日の夜:先に待っているもの ──

[ 夜の花畑は、幻想的な彩の灯りに照らされ
 昼間とは変わった光景を見せてくれるので
 時間はいくらでも潰せる。
 傍らには、熱がほんのり冷めたカフェオレが二つ。
 
 花畑の一角で、自ら育てている
 七分咲きのベゴニアを眺めている間に
 目的の客が来た。>>3:441
 
尾鰭のついた言葉に、一瞬湧き上がる苛立ちを抑えて。
]

  
  来てくれてありがとう。
  少し冷めてしまったかもだけど、これでもどうぞ。


[ 尾鰭のついた言葉には言葉を飲み込み
 カフェオレが入ったカップを渡す。

 もしかしたら二人で訪れていたかもしれない。
 その場合、一瞬驚いた表情を見せるが
 ユグが僕と彼の関係をずっと心配していたのは
 十分に理解している上、僕が危害を加えると思われ、
 証人として連れて来る理解は出来るので、
 特に追い払うことも無い。

 その場合、渡すカフェオレが足りないので、
 「僕の飲みかけでよければいるかい?」と確認を取り
 渡そうとしたが、さて。]
(55) 2022/12/20(Tue) 12:55:53

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
  
  座らないのかな? 別に闇討ちのお誘いでも
  刃傷目的でも無いから大丈夫だよ。


[ 座らない様子を見ると、立ち上がりベンチを勧めよう。
 二人で居るならば共に促して。]
 
(56) 2022/12/20(Tue) 12:56:08

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
 
  これが最後かもしれないから……
  一度ゆっくり話がしたいと思ってね。

  でも、ゆっくり話をするのは
  初めてかもしれないね。 
  ……僕達が会って、もう七年も経つというのに。


[ 所々生まれる空白。
 言葉を選びながら抓んでいるつもりだが
 七年の歳月、更には神話時代の記録が妨害する。]

  
  今更だけど、 僕は……僕なんだ。  

  神話の時代の、何だか偉いけど
  闇落ちしたらしい人じゃなくて。


  君だって、そうだろう?
  この世界に生まれて、この洋館に居て。
  君のことは、ヴェルトさんやシンくんから色々聞いてたよ。


[ 直接話したことはほぼ無いけれど、境遇や、
 名の由来等は聞いていた、と告げ] 
  
(57) 2022/12/20(Tue) 12:57:27

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
  初めて君を見たときから、何か熱がこみ上げるみたいで、
  
……何かに支配されそうで


  トマトの菜園が荒らされた時とか
  あの時は、僕も酷いことを言ってしまって

  ……今更だけど、ごめんね。

  
  でも、「何故、僕は僕として話せないのだろう」と
  ずっと思っていた。

  ……覚えてる? 君が祈祷室……
  ううん、倉庫に偶然来たとき。

  「つぎはうまくやれるといいね」って
   言ってくれたの覚えてる?

  あの後、上手く言えなかったけど……。
  嬉しかったんだよ。
  

[ あの倉庫が、君もよく訪れていた場所だとは
 今も知らないままだけれど。
 あの言葉を聞いたとき、
 距離を近付けることが出来るのでは、と思った。>>1:90]
 
(58) 2022/12/20(Tue) 13:01:17

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
 
[でも、自分からやり直させてくれ、とは言えなかった。
 それを言うにはカルクドラでない『教皇』デセスパール
 余りにも理不尽な言動を行ったから。
 
 しかし、言わないといけないのは確実に『僕』の方で。]


  
  ずっと、このままじゃいられないって思って……。
  でも、気付けば七年も経っていた。

  ……あんなに酷いことをしておきながら
  聖職者ごっこをして、いい人ぶっている僕のことを
  どう思ってる?


[ 蔑まれているか、哀れまれているのか。
 憎悪しているのか。それとも殴られるのか。

 どのような答えが返ってきても、納得はいく上
 それを受け止めなければいけない責務が男にはある。

 
胸に刻まれた黄金色の波紋の痣が、存在する限り。


 何なら、途中で立ち去られることも
 十二分に想定している。
 例えそうなったとしても、追いかけることはしないだろうが。*]    
 
(59) 2022/12/20(Tue) 13:05:41
X『教皇』 カルクドラは、メモを貼った。
(a19) 2022/12/20(Tue) 13:14:30

【人】 X『教皇』 カルクドラ

── 現在:玄関ホール ──

[ 翌日、自室から直接玄関ホールへと向かう。
 毎日欠かさず行っていた神への祈りは
 恩人の姿をした神が現れて以降行っていない。

 徐々に集まる『証持ち』達に>>2
 昨日も姿を見せた神が居る。
 崩れゆく世界の中で
 皆はどのような決断を下したのだろうか。

 間も無く、神が決断を告げた>>3
 とてもつまらなさそうに。

 男の中に、真っ先に沸いた感情は
 
“空虚”であり“失望”が近かった。


 世界が滅ぶのが止まったのは、当然喜ぶことであり
 男自身が昨日神に伝えていたことであり
 言わば願望は叶っていた。
 それなのに、晴れた気分がしない。
 全くしない訳では無いが、見えない世界の様子より
 見える恩人の姿をした神の発言の方が、
 感じるものが大きかった。

 一番腑に落ちないのは、神の反応、漏れる声>>4
 それらに対する空虚であり、失望だった。]
 
(111) 2022/12/20(Tue) 21:44:19

【人】 X『教皇』 カルクドラ


 
 
( ……あなたを信仰し、毎日祈りを捧げていたことが

     私にとっては不幸せでした。 )





[ 今にも漏れそうな本音を飲み込む。
 よりによって、それをヴェルトの姿で告げるのだから。
 苛立ちの感情まで湧き上がってくる。]
 
(112) 2022/12/20(Tue) 21:44:40

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ それでも、次に語り掛けられたことには>>5
 若干怯んでしまう。

 南地域の自宅である教会で、聖職者になるべく
 日々勉強に励んでいた頃の自分がこの言葉を聞けば、
 きっと目を輝かせ「一緒に居ます」と叫んでいただろう。


 しかし周囲の環境と、神に用意され
 敷かれた道程を歩んだ結果、信仰心は綺麗に瓦解。

 続く“神から愛されなかった子たちへの別れの挨拶”>>6には 
 様々な感情が沸き上がってくる。


 確かにこの世界は醜い。

 この洋館に集められた証持ち達も
 大半が酷い過去を背負い育ってきた。
 
 留学中、胸元の痣に気付いた学生に晒され
 爪弾きにされ、多大な嫌がらせを受けた記憶は消えない。]

 
(113) 2022/12/20(Tue) 21:44:51

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
 
  …………わかりました。

  では、私も神を信仰することを止めます。 
  貴方も、愛する子でない者に祈られても迷惑でしょう。



[ 最後まで黙り続けておくかと思っていたが
 自らの、共に過ごした仲間達を否定されれば
 苛立ちを隠せず、自然と糾弾していた。

 もし、世界の破滅に納得し
 滅ぶ運命を受け入れていたとすれば

 この神と共に暮らすことになったのかと思えば


    
────想像するだけで。反吐が出る。
 ]
 
(114) 2022/12/20(Tue) 21:45:37

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 

  さようなら。 
  ……私が信じていた神。
  

[ それでも、最後の別れの挨拶の際は>>7
 自然と神妙な面持ちになる。
 人間は感情の生物故に、幾度と振り回され続けていく。

 間も無く、崩れ落ちたヴェルトの姿を見て
 自然と足が離れ、駆け寄っていた。>>8

 
別れを告げてもヴェルトの姿が消えなかった
 即ち、依代として使われていた可能性はある。

 
ならば、もしかして……。
]
 
(115) 2022/12/20(Tue) 21:45:52

【人】 X『教皇』 カルクドラ


 
  
ヴェルト……さん……!



[ 同じくエーリクも駆け寄って来るのが見えた。>>97
 手伝いを申し出、長らく未使用のままの
 ヴェルトの部屋へと運び込むことにした。*]
 
(116) 2022/12/20(Tue) 21:46:27

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ ヴェルトを休ませてから、エーリクと共に部屋を出る。
 依代となっていたならば、目を醒ますのにも
 時間が掛かるかもしれない。]
  

  手伝ってくれてありがとう。
  助かったよ。

  ヴェルトさんは、僕の恩人でね。
  前に言ったことがあるけど、僕が荒れていた時に
  いつも寄り添って助けてくれていた人なんだ。


  ……そうだ、これから時間あるかな?
  お茶でも飲みながら、少し話さないか?
  
  
[ 昨日は結局、彼が涙を零していた姿を遠巻きに見たまま
 碌に話も出来なかったことを思い出す。
 彼の選択のこと等、聞きたいことは多くある。
 それだけではなく、普通の他愛の無い話だって。*]
 
(117) 2022/12/20(Tue) 21:57:36
X『教皇』 カルクドラは、メモを貼った。
(a29) 2022/12/20(Tue) 22:01:22

【人】 X『教皇』 カルクドラ

  
[ だから君を迎えに行った時。君と会えた時。

 「君を守らなければいけない」と

   自然と強く願えたのだろう。>>0:611* ]
 
(222) 2022/12/21(Wed) 20:39:37

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ ヴェルトの部屋を出て、洋館の廊下を歩き続けていた。

 ヴェルトが心配なのは事実ではあるが
 見ているだけで何が出来る訳でも無く
 むしろ、己自身の無力さを痛感するだけだと
 部屋自体はすぐに立ち去っていった。

 案じてくれている彼にはきっと大丈夫、と頷いて>>119]


  僕が恩人? そんなに大それたものでもないと思うけど
  ……そう思ってもらえるなら嬉しいけどね。

  そうだよ。君とだよ。

  本当は昨日、話を聞きに行きたかったけど
  片付けておかなければいけないことがあってね。
  気付けば呼び出すには遅い時間になってたんだ。


[ 彼が因縁の相手と話をしていたように。
 男もまた、過去の因縁の話で長引いてしまったのだ。

 少なくともこの場には彼しかいない。
 いつも通りの反応だな、と思いながらも
 見上げる視線はどこか、普段に比べて>>120]
 
(245) 2022/12/21(Wed) 22:56:18

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
  ん? 何かいいことでもあった?

  そうだね、君が食べたいものを選ぶといいよ。
  今何が食べたい気分?


[ 怯え、不安の色が減っていたような気がした。
 昨日までで何かを得たのか、それとも。]


 僕に選ばせると、今はがっつり食べたい気分だから
 定食とか言うよ?

 それとも、久し振りに中央の街まで出てみる?   


[ かつてパーティー中に洋館を抜け出し
 二人で行った場所を提案してみるが>>2:129
 勿論、近場のカフェでも何処でもお供しよう。]
 
(246) 2022/12/21(Wed) 22:56:30

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
  エーリク、君は神にどう返事を返した?

  ちなみに僕は、最初は破壊も仕方ない、と思ったけど
  やっぱり違うな、と心変わりしたよ。
    

[ 当然気になる内容を投げつける。
 この時、“神”への反応が
 微妙に違ったことには気付いただろうか。
 昨日までの尊敬の念が、削げ落ちていることに。*]
 
(247) 2022/12/21(Wed) 22:56:42
X『教皇』 カルクドラは、メモを貼った。
(a56) 2022/12/21(Wed) 23:02:53