人狼物語 三日月国


68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】

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視点:人


【人】 操り人形 ラサルハグ


「会議はまだ始まったばかりだ」

 数日続いた会議。
 数日前まで見えた人々がいなくなっても
 ラサルハグは普段通りだ。
(1) 2021/04/24(Sat) 22:03:49
ラサルハグは、紅茶を飲んでいる。自前だ。
(a2) 2021/04/24(Sat) 22:07:03

【人】 操り人形 ラサルハグ


 ラサルハグは、ブラキウムの到着>>8に、
 愉快さを隠さずに笑った。

 ラサルハグの笑顔は珍しかった。
 近頃はそうでもない。
(11) 2021/04/24(Sat) 22:20:01
ラサルハグは、真顔で固まっている。
(a9) 2021/04/24(Sat) 22:33:37

【人】 操り人形 ラサルハグ

>>23 ブラキウム

 頷く。

「どうだろう。

 もしかしたら、その途中でサダルは苦しんだかもしれない。
 なにかを成そうとするとき、平坦な道ばかりではなく、
 途中で難所に差し掛かるのはそう珍しくないから。

 だけれど成し遂げたとき、サダルは喜びに包まれた。
 俺はその現場を見ていないが、そういうものなんだ」

 まるでお母さん山羊が子山羊に言いつけるように、
 最後の言葉は幾分か力をこめてささやき返す。

「次はブラキウム。あなたの番だ。
 あなただからできる物語を綴ってくれ。

 そのためならいくらだって手伝おう」
(26) 2021/04/24(Sat) 22:53:37
ラサルハグは、ブラキウムにだけ聞こえる声で囁いた。
(a11) 2021/04/24(Sat) 22:53:50

【人】 操り人形 ラサルハグ


 ラサルハグは問いに答えられないまま、
 メレフの背中>>27を見送った。

 それからしばらくして立ち上がり、その場を去る。
 ブラキウムとの会話の後のことだ。
(31) 2021/04/24(Sat) 23:15:39
ラサルハグは、ブラキウムに新しい名前を与えた。>>29
(a18) 2021/04/24(Sat) 23:36:22

操り人形 ラサルハグは、メモを貼った。
(a32) 2021/04/25(Sun) 0:55:41

【人】 操り人形 ラサルハグ

>>4:234 ゲイザー(四日目)

 静かに、そして圧のある返事にくすりと笑う。
 ラサルバグに動じた様子はない。

「俺が嘘をついていない証拠はない。
 証明できるかはあなたの行動次第だ。

 
……話したものはみな死体となった。

 
アンタレスとシトゥラ。

 彼らの死は俺のせいかもしれない」

 ゲイザーの指摘はもっともで、
 疑心を持たれて良いことはない。
 目線を下げて低めた声が嘘をねじこんで交わす。

 死人に口なし。彼らとラサルハグの関係の真偽なんて、
 「嘘であること」の証明と同じく、悪魔の証明といえよう。

「叩き潰すなら構わない。
 抵抗せず、すべて受け入れよう。

 俺が嘘をついた証拠と引き換えに」

 それから彼女自身の目的へ向かうべく、
 その場は別れただろうか。
(53) 2021/04/25(Sun) 9:43:00
ラサルハグは、街中を歩いている。
(a78) 2021/04/25(Sun) 12:43:07

【人】 人形 ラサルハグ


 街中。
 大きな箱を乗せた台車をひくラサルハグの姿があった。
 箱の口は開いていて、
 ラッピングされたいくつものギフト袋で満たされている。

 人々の視線にちくちくしたトゲが混ざっていても、
 落ち着きのない空気が広がっていても、
 気に留める様子はない。
 
 幾度も同じ箇所を曲がり、
 同じ道を幾度も進んでいるので
 誰かに観測されたかもしれない。

 それすらラサルハグにとってはどうでもよかった。
(72) 2021/04/25(Sun) 12:55:36
ラサルハグは、ゲイザーを見た。
(a82) 2021/04/25(Sun) 12:56:00

ラサルハグは、気に留めなかった。
(a83) 2021/04/25(Sun) 12:56:18

ラサルハグは、心ここに在らずだ。
(a84) 2021/04/25(Sun) 12:56:24

ラサルハグは、睨まれても気にしない。
(a87) 2021/04/25(Sun) 12:58:27

ラサルハグは、会議場で[みえないひとたち]の方向を向いている
(a116) 2021/04/25(Sun) 19:27:15

ラサルハグは、ぼんやりしている
(a117) 2021/04/25(Sun) 19:27:39

ラサルハグは、立ち上がり、ホワイトボードへ向かう。
(a118) 2021/04/25(Sun) 19:28:41

ラサルハグは、キファの掴めなかったペンを手に取る>>c49
(a119) 2021/04/25(Sun) 19:28:56

ラサルハグは、キファのいる方向を見ている。能面みたいな顔で、口を開くこともなく。
(a120) 2021/04/25(Sun) 19:29:48

ラサルハグは、手を振る棒人間の絵を描いた。席に着いた。
(a125) 2021/04/25(Sun) 19:58:02

【人】 人形 ラサルハグ


 ラサルハグに触れようとしたキファの手 >>c53 は、
 彼の頬をつねることも触れることもできなかった。

 ラサルハグから視線を合わせる。
 凝視する。その瞳に感情は伺えない。


 ラサルハグは
人に見えないものを目にし、

 
人に聞こえないものを耳にする。

 しかし死者か生者のものか判別できない。

 『行方不明者のキファ』の知識があろうと、
 彼女が目の前にいることに
 疑問を持たないようにできているのだ。
(101) 2021/04/25(Sun) 20:47:43

【人】 人形 ラサルハグ

>>+72 キファ

──見えているのだろう


 こくりと頷く。

──頼めるか?


 首を傾げた。行う道理がない。
 これまでだってラサルハグに頼み事をする死者はいて、
 そのたびに
On Error GoTo myError


 
myError:

 ラサルハグは頷いた。断る道理がない。
 青い瞳に意思は見えず、ガラス玉のように澄んでいる。
 手持ちのノートに記して、確認のためあなたへ見せる。

 了承を得れば"手土産"を用意してから
 ヌンキの元へ向かうだろう。
(109) 2021/04/25(Sun) 22:04:14

【人】 人形 ラサルハグ

>>72 (ハマル宛置きレス)

 不意に足を止める。
 
 箱を見下ろして、そのまま動こうとしない。
 視線は中を見ているようでどこも向いておらず、
 傍から見ても正常ではないことは明らかだ。
(112) 2021/04/25(Sun) 22:26:16

【人】 人形 ラサルハグ

>>129 ハマル

 呼びかけに緩慢に頭を上げた。
 少年の視線がこの数日で変わったことなど、
 まったく気にも留めず。

「こんにちは、ハマル」

 あなたを認識すればいつものラサルハグだ。
 よく知るものでなければ変化に気づけない、
 感情の振り幅の小さな。

「具合は、悪くない。依頼品を運んでいる。
 そう、運んで…………」

 俯けば、長い髪が表情を隠す。

「サダルはどこに住んでいるのだったか。
 彼を待たせてしまっている」

 サダルの死が会議場で明らかになったことは、
 関係者であれば知っていることなのに、
 まるで生きた彼を探すような口ぶりでいう。
 平坦なその声に、感情は伺えなかったろう。
(130) 2021/04/26(Mon) 2:15:08

【人】 人形 ラサルハグ

>>132 ハマル

「……そう、だったな」

 指摘を受けても無機質な男に変化は見えない。

「『スクリプト』は自身の用意した台本に殺された。
自分自身を殺すために彼が求めたものはもし望むものがいれば俺は
違う"俺は"考える必要がないそれは
/*Role『Sorcerer』*/
の役割じゃない」



 操り人形に結ばせた糸を強く引いたように、
 ぐわんと頭が引き上がる。

 変わらぬ顔の青の瞳は波紋ひとつなく、金を見つめた。

「そうか。サダルに羊を見せたのはあなたか」

 
『ハマルに牧場を見せてもらったら羊に囲まれたくなりました』

 彼の筆跡が脳裏によぎる。

 ギフト袋のひとつを手に取りリボンを解く。
 羊のぬいぐるみが顔を覗かせた。
 抱えられる程度の大きすぎず小さすぎないもの。

「そう、これは彼からの依頼で。
 あなたは彼と親しかったのか」
(133) 2021/04/26(Mon) 9:43:20
ラサルハグは、ヌンキを、
(a174) 2021/04/26(Mon) 13:17:32

ラサルハグは、ヌンキを   ──────?
(a175) 2021/04/26(Mon) 13:17:49

ラサルハグは、ヌンキの部屋を探している。
(a176) 2021/04/26(Mon) 13:18:07

【人】 人形 ラサルハグ

>>ヌンキの部屋の前

 ヌンキの部屋の前、扉をノックする。反応はない。
 入れ違いに彼は部屋を出た後だった。>>a172
 
 扉の隙間、手紙を挟む。
 手紙にはこう書かれている。
 
『吾は見つからない。諦めろ。
 だが気に病むことはない。
 見えなくったって、吾は此処にいる』

 
 最後の一文が欠けていることを除けば、
 そっくりそのままキファから聞いた内容 >>+72
 記したものだ。
 
 それからヌンキとよく似た愛らしい人形を、
 バランスをとってドアノブに座らせた。
 扉に背をもたれ、ドアノブに足をかけられる。
 そのくらいの大きさだ。
 
 人形は『ひとり』を慰めてくれる。
 しかしその題材に彼本人を選んだ理由は、その悪趣味さは、
 ラサルハグもわかっていない。
 
『人形ではない』
という言葉が印象深く残ったからだろうか。
(135) 2021/04/26(Mon) 13:29:11
ラサルハグは、宿を出ていく。ぼんやりしている。
(a180) 2021/04/26(Mon) 13:37:14

【人】 人形 ラサルハグ

「?」

(?)

(137) 2021/04/26(Mon) 14:03:01
ラサルハグは、なにかを感じ取った。
(a186) 2021/04/26(Mon) 14:03:08

【人】 人形 ラサルハグ

>>ヌンキ宛置きレス

 ラサルハグは会議場にいる。

 人もまばらな中で、
 椅子に腰掛けなにもしていない。

 
(139) 2021/04/26(Mon) 16:12:11

【人】 人形 ラサルハグ

>>140 ヌンキ

 あなたがラサルハグを見つけたとき、
 椅子の前で人形みたいに棒立ちする姿を見つけたろう。
 さながら柳の木の下の幽霊。
 
 声をかけられれば、ゆっくりと頭を上げて、
 「どうした」と尋ね返す。
 
 手紙も人形も視界に入れておきながら
 自分から触れることもなく。
(141) 2021/04/26(Mon) 17:28:35

【人】 人形 ラサルハグ

>>142 ヌンキ

「ああ、俺だ。
 手紙を書いたのも、あなたの部屋に届けたのも」

 差し出された贈り物を一瞥して、
 なんら動じる様子はない。

「代筆を望まれたから。
 人形は…………?
 あなたへの慰めに。
 人形は、人がどのような感情を持とうと、
 笑い健やかであるから」

 その言葉をまともに受け取るならば、
 失踪の前に記した手紙と、
 それから作成した人形と受け取るだろうか。
 死者の姿が見えるなど、
 ラサルハグから打ち明けることはない。
(143) 2021/04/26(Mon) 17:59:03

【人】 人形 ラサルハグ

>>144 ヌンキ

「キファから。親しい間柄ではないのか?」

 まさかのキファからだ。
 平然とした顔で尋ねる様子に嫌味も揶揄もない。
 ──第三者が見る限りでは。

「用意してる間に姿は見えなくなったから
 忙しくしていたかもしれない」

 言葉に嘘偽りはない。
 ラサルハグは常に死者が見えるわけではない。
 目の前にいたと思えば不意に認識外へ移行し、
 また唐突に視界に移る。
 そして
一連の挙動に違和感を持つこともない。

 
代弁する言葉はシステムから悪意の干渉を受ける。


「人形は嫌いか。ならば悪かった。
 あなたと先の二人の関係は知らないが、
 やはりキファとは親しかったのだろう。

 俺は親しい人と別れた時、人形になりたかった。
 だから……────?」

 だからといって『悲しむ本人』を模すなど
 まずありえない。
 あなたが苛立っていることに気づきながら、
 その原因の一端であると思いもしないようだ。
(145) 2021/04/26(Mon) 19:35:35

【人】 人形 ラサルハグ

>>146 ヌンキ

「知らない。俺が頼まれたのは言伝までだ」

 必死な感情を無碍にする、冷たい答えだ。

 ラサルハグは、キファの生死を知らない。
 キファの居場所を知らない。
 キファがヌンキへ向ける想いを知らない。

「『諦めろ』。
 それが彼女のことばだ」

 人形は言われたことしかできない。
(147) 2021/04/26(Mon) 20:06:23
人形 ラサルハグは、メモを貼った。
(a221) 2021/04/26(Mon) 20:07:53

【人】 人形 ラサルハグ

>>148 ヌンキ

 人形は頷く。
 先の件も今のあなたも気にした様子はなさそうだ。

 人ならば、心配することばのひとつはかけたろうに。

 ラサルハグはこの数日でシステムの干渉を大きく受けた。
 『サルガス』の意思の片鱗のもと、行動した。
 その結果として今のラサルハグに個人としての意思は、
 ほとんど見受けられない。

 ──強く感情を揺さぶる『ひと』の名でも
   出されない限りは。
(149) 2021/04/26(Mon) 20:36:33

【人】 人形 ラサルハグ

>>150 ヌンキ

 人形と揶揄されても「そうか」と肯定するだけであるが、
 続いて出された名に、はじめて意思をもった瞳が、
 あなたに向けられた。

「どういう……」

 メレフとの付き合いは長い。
 彼が
いくら軽薄で軟派な男
であったとしても、
 
これ身内匂わせ+気安い関係だから使える暴言っていうあたしの萌えポイント

 『愛』なんて気安く振りまく男に思えなかった。
 
思いたくなかった。


「あなたは、彼と関係をもったということか?」

 声は静かながら語調は強い。
 胸に渦巻くものが怒りか落胆か、あるいはその両方か。
 経験の少ない身は振り回されるしかできない。

「メレフとなにがあった。
 いいや、彼の方からしたということか……。
 答えてくれ、ヌンキ」
(151) 2021/04/26(Mon) 21:21:12
ラサルハグは、薬指に指輪をつけている。
(a235) 2021/04/26(Mon) 21:22:52

【人】 人形 ラサルハグ

>>152 ヌンキ

 挑発に顔をしかめ、舌打ちする。
 
「あなたがメレフの名を出したんだろう。
 俺は、あいつのことを……ッ!」

 胸元を掴む、その眼差しは鋭い。
 裁縫師の腕では騎士を持ち上げることはできない。
 
「キファについては先に話したことがすべてだ。
 この会議場で指示されて、あなたに渡せと。
 
 それ以上は知らない。
 ただあなたを心配していた、それだけは確かだろう。
 わざわざ親しくない俺に言伝を頼むくらいだから」
(154) 2021/04/26(Mon) 21:54:53