人狼物語 三日月国


110 【身内】腐ったリンゴを元に戻すには【R18】

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一日目

村人:1名、囁き狂人:3名、人狼:1名

【人】    高藤 陽彦




あの子は今、元気にしているかな。
笑顔でいてくれたなら、それでいい。

     
(0) 2021/11/15(Mon) 13:31:08

【人】 麻央




[ ホストクラブというのは不思議なもので
  顔がいいからNo.1になることができる、
  わけではないのだ。

  カリスマと呼ばれる男たちは
  己の強みを磨きに磨いて一流になった。
  だからこそ、様々な人に愛される。

  強みがわからないのであれば、
  顔が良くても稼ぐことはできない。
  顔だけのつまらない男に、
  女性たちはお金を落とす価値を見つけられないのだ。 ]



(1) 2021/11/15(Mon) 13:40:11

【人】 麻央




        おはようございます。




(2) 2021/11/15(Mon) 13:40:48

【人】 麻央




[ Club Angela

  そこはナンバー争いが凄まじく、
  暇さえあれば自己研鑽を積む男が揃うという
  異質かもしれないホストクラブである。
  麻央は、ここでNo.2に席を置く稼ぎ頭の1人。
  今日も出勤はお店が始まるギリギリに。
  
  稼ぐからこそ許されるのであった。  ]*



(3) 2021/11/15(Mon) 13:41:16

【人】 香奈太



  あれはまだ、僕がホストとして稼ぎに稼いだとき。


  Club Angelaはいつナンバー落ちしてもおかしくないほど
  野心に満ち溢れた男たちがいた。
  僕の次にいた麻央だって、そのひとり。
  入ってきてすぐに人気になって、1回はNo.1をとられた。
  けれども僕だって、負けん気が強かったから
  その後すぐにいつもの席を取り戻したさ。


  1番上は、
の席だってわからせたくて。



(4) 2021/11/15(Mon) 13:50:36

【人】 香奈太



 「麻央、今日はやけにギリギリだったね。>>0:2

  てっきり誰かと同伴してくるのかと思った。」


  なんて会話から入るのは、いつものこと。
  麻央は大学生でもあるから、仕方ない。
  ギリギリでも僕以外は文句も冗談も言えない。
  相手は自分よりもナンバーが上。
  だから今はおとなしくしてるのさ。

  今日はどんなお客様がくるだろうね、なんて
  若い子たちと話をしながらお店を開けようか。*


(5) 2021/11/15(Mon) 13:51:49

【人】 香奈太




   まぁ、ホストをそろそろやめるつもりで
   次の仕事を考えていた頃だったから
   もうナンバーに関しては頭になかったかな。

   店長と話した上で辞める時期を決めていたんだ。
   いきなり辞めたら太客はじめ、
   みんなに飛んだと間違えられるからね。

   ホストたちに話した後で
   指名してくれる女の子たちにも
   そろそろ辞めるんだって話し始めた。
   いろんな反応を貰って面白かったよ。


   とは言っても僕の次の仕事の話は
   仲良くしている麻央くらいにしか
   その時教えなかったんだけど。



(6) 2021/11/15(Mon) 15:33:42

【人】 香奈太




   だって、次が


    
【  】制作会社立ち上げる



   だなんて、みんな知りたくないだろ?

   だから、やめるまでは内緒にしてた。*




(7) 2021/11/15(Mon) 15:35:30

【人】 愛衣


[ 私に居場所なんてなかったから。

  お姫様になれる場所に興味を持ったのも。

  溺れてしまったのも。

            必然……いいえ。 ]

  
(8) 2021/11/15(Mon) 15:52:32

【人】 愛衣




[ ――――― 運命だったの、きっと。 ]

 
 
 
(9) 2021/11/15(Mon) 15:53:01

【人】 愛衣


[ 高校を卒業してから、
  私はすぐに、家を出て、働き始めた。
      
追い出されて、働からざるを得なくなった。


  小さな会社で、慎ましやかに。
  最初は覚えることも多くて大変だったけど
  でも、社長はとてもいい人で。

  一人でも生活できていたのは
  その社長のおかげだった。

  生活が軌道に乗ってきたころかな。
  “お姫様になれる場所”のことを知ったのは。 ]


  
どう、しよう……



[ ホストクラブの前で立ち尽くしている
  明らかに慣れていなさそうな人を
  助けてくれたのは、常連の女の人。

  指名の仕方とか?
  ……遊び方を教えてくれるって言って。
  その人と一緒に、お店に入った。


  
そう、最初だけは、ただの興味本位だった。 ]*

  
(10) 2021/11/15(Mon) 15:54:14

【人】 香奈太



  「いらっしゃいませ、僕の天使様。

   今日一番乗りだよ、おめでとう。
   
   今日は可愛いお姫様を連れてきているけど…
   一緒のテーブルにする?それとも、隣くらいにする?」


   開店して最初にお出迎えしたのは
   僕の太客中の太客。大黒柱みたいな人。>>10
   在籍ホスト全員でお出迎えをするお客様が
   2人となると、少し男たちの顔も変わるかな。

   僕のお客様に希望を聞いて、
   その通りにしたら僕は勿論僕のお姫様の隣。
   初めての子には別に何人か付いたはず。
   自分の指名客が来るか、はたまた女の子に
   嫌だと言われるまでか。
  

   *
(11) 2021/11/15(Mon) 16:32:42

【人】 麻央



──── Club Angela


[ 稼いだお金で誂えたスーツに袖を通して
  お店が開店したら、空いてるホスト総出でお迎えする。
  それが、麻央がいるお店の当たり前。

  故に、開店して最初のお客は
  ナンバー付きも含めて全員から出迎えられる。
  そう、例えば新しいお客を連れてきた
  香奈太の客のように運のいいお客もいるということ。 ]



(12) 2021/11/15(Mon) 16:40:50

【人】 麻央





    いらっしゃいませ、初めてのお姫様。




(13) 2021/11/15(Mon) 16:41:41

【人】 麻央



[ 道の両脇の先頭に香奈太と麻央が双竜の如く立ち、
  足を踏み入れたお客を至極丁寧に出迎える。>>10
  香奈太が彼の客に声をかけるなら、
  麻央は手持ち無沙汰にならないように
  一緒に来ている女の子に笑顔を見せて声をかける。

  とても愛らしい、この場所なんて無縁そうな、
  ひとりの女の子が、迷い込んでしまった瞬間にも思えた。
  
そして麻央に射抜かれてしまえば、それはもう
終わりの始まりにも等しい。
  ]*



(14) 2021/11/15(Mon) 16:45:08

【人】 姫華

―――――


  生まれてから今まで、ちやほやされるのは当たり前。
  私が欲しいといったものはすぐ与えられた。
  私は妹だったけど、お下がりなんて論外。
  一か月間毎日違う服を着ても着きれないほど
  洋服を与えられてたし
  流行りのアクセサリーが欲しいと強請れば
  すぐに手にすることが出来た。

  元々家が裕福な家庭の部類だったから、というのと
  

   
姉にかけるべきお金が極限まで削られていたのと。
 


  おかげで、私は甘い蜜を吸って吸って吸い尽くして、
  甘やかされて、
「お姫様のように」
生きてきた。
 
(15) 2021/11/15(Mon) 16:50:32

【人】 姫華




     
それが、私にとっての当たり前。



 
(16) 2021/11/15(Mon) 16:51:08

【人】 姫華


  当たり前が歪んでいるとどこかで知りつつ
  
蔑ろにされているのは私ではないから

  知らないふりをしていた。

  愛らしくふるまっていれば、
  私は
私だけは、
幸せでいられるのだから。*
 
(17) 2021/11/15(Mon) 16:51:36

【人】 愛衣

  
[ 一番乗り、だったらしくて
  それが関係あるのか、全員での出迎えに
  すこし、面食らっていたけど。
  一緒に来たお姉さんは慣れたように
  ホストさんと話していた。

  隣のテーブルで、とか会話しているのが聞こえた。 ]


   
―――――……。



[ その雰囲気に圧倒されていると。

  笑顔の人と目が合った。>>14 ]
 
(18) 2021/11/15(Mon) 23:24:12

【人】 愛衣


[ わたし、お姫様になりたかった。

  
ずっとずっと、ずーっと。


  だから、話しかけられたのが嬉しかった。>>13

  
たとえそれが、ただの営業の言葉であっても。 ]

  
(19) 2021/11/15(Mon) 23:24:56

【人】 愛衣



[ 彼に向かって花が咲いたように微笑んだ。 ]

 
 
(20) 2021/11/15(Mon) 23:25:23

【人】 愛衣



[ でも、私が慣れてないのは事実だったから。
  どうすればいいかな、と首をかしげていたら
  案内、してもらえたのだろうか。 ]*
  
  
(21) 2021/11/15(Mon) 23:26:18

【人】 香奈太



  「なら、僕らの隣のテーブルにしよう。

   そのほうが、気兼ねなく楽しむことができるよね」



   初めての女の子を連れてきた太客のお姫様は
   その子が見えるテーブルにしてほしいと
   オーダーをしてきたので、
   僕が彼女をエスコートするテーブルの隣を
   確保するように女の子に声をかけた麻央に
   目配せをしてみたけれど、伝わったかな。>>18


  「最近お店に来るたびに魅力的になるよね。

   とっても綺麗だから入ってきた時に
   天使が舞い降りてきたのかと思ったよ 」


   テーブルに着くまでの間にも、
   相手を飽きさせてはいけないので
   こういう話をしながらお客様を褒めて
   気分良くボトルを開けてもらおうというのが
   僕の接客の軸なんだな。


   *
(22) 2021/11/15(Mon) 23:58:17

【人】 麻央



[ 初めての場所で慣れない光景。

  圧倒されてしまっていたお姫様に
  声をかけた麻央は、まるで王子様だったろうか。>>19
  初めての彼女のことを見ていると、
  耳に隣のテーブルと入ったので
  香奈太のほうに視線を一瞬だけ配れば
  後ろについてきて、と言いたげな視線を見た。 ]



(23) 2021/11/16(Tue) 0:17:22

【人】 麻央





    よければ腕を組んで行きませんか?



(24) 2021/11/16(Tue) 0:19:17

【人】 麻央




[ そういって麻央は彼女に片腕を差し出す。

  そして2人が歩き出せば、
  その姿は花嫁と花婿がヴァージンロードを
  歩いているかのような感覚だろう。

  彼女の微笑みはとても可愛らしく
  優しい家族に囲まれて育てられたのかと
  なんとなく思ってしまうほどだった。  ]


   

(25) 2021/11/16(Tue) 0:25:04

【人】 麻央




     気になるホストがいたら、
     気兼ねなく言ってみてね。



(26) 2021/11/16(Tue) 0:26:18

【人】 麻央




[ テーブルに腰を下ろせば、
  麻央は料金等の説明から入ることに。

  初回は2時間5000円ぽっきり。
  勿論、制限はあるけれどお酒もあるし
  ソフトドリンクもはいった飲み放題付き。
  2回目以降は本指名が必要だけれど
  初回は何回人間を変えてもOK。
  見送り担当は別に指名して問題なし。

  初回のことをしっかり話して、
  麻央はそれ以上の話をすることをやめる。
  それは、彼女に初めてを楽しんでもらうため。 ]



(27) 2021/11/16(Tue) 0:31:14