人狼物語 三日月国


175 【ペアソロRP】爽秋の候 【R18G】

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[犠牲者リスト]
該当者なし

本日の生存者:コバト、セシリー・ラミナリア、アスベル・レイフェルス、ヘンリエッタ・ストゥディウム、エドゥアルト・レイフェルス、渡守 理音、辰沙以上7名

酒場のマスター(村建て人)は、メモを貼った。
2022/09/21(Wed) 7:24:36

【人】 王女 セシリー・ラミナリア

 
[少々辿々しいところはありつつも
 栄誉を受け取られるアスベル様は
 とても、ご立派でしたわ。

 頷きを返せば、頬を赤らめて
 彼の言葉に聞き入ります。
 手に口づけを受ければ、
 幸せそうに微笑みました。

 頭上では王家の証のティアラが
 胸の内に溢れる希望のように
 キラキラと輝いておりました。]
 
(0) 2022/09/21(Wed) 20:54:06

【人】 王女 セシリー・ラミナリア

 
[国王様が皆さんに語りかけると>>2:39
 歓声が一斉に溢れ出しました。

 国歌を歌い踊り出す方々もいらっしゃって。

 応じるわたくしの声は皆さんに届くでしょうか。
 多分無理ですわね。
 幸せそうなのが伝われば、
 それだけで良いかも知れません。

 集まっていらした皆さんで人垣ができて
 ヘンリエッタさんやエドゥアルトさんが
 どこにいるかもわからなくなってしまいました。]
 
(1) 2022/09/21(Wed) 20:54:19

【人】 王女 セシリー・ラミナリア

 

   アスベル様
   わたくしも貴方を
愛しています


   貴方とならどんな未来も怖くない

   貴方がわたくしを守って下さるように
   わたくしも貴方を守り続けますわ

   永遠に


[両手で包むように手を握りました。
 皆の勇者様。わたくしのアスベル様。
 旅を終えてまだ何ヶ月も経っていませんが
 あっという間に国王様に気に入られて。
 わたくしも、貴方のお父様に
 気に入って貰えていると良いのですが。]
 
(2) 2022/09/21(Wed) 20:55:18

【人】 王女 セシリー・ラミナリア

 

   そうだわ


[こちらから姿が見えなくとも
 祝福して下さってると信じておりました。
 だから、声を張ります。貴女に伝えたいの。]


   ヘンリエッタさん——!
   この想いが恋であると
   気づかせてくれてありがとう
   わたくしは——幸せです!


[貴女とした「恋バナ」のおかげで
 わたくしは感情につく名を知りました。
 少しの勇気とともに決戦前、想いを告げて、
 わたくしたちの恋は愛へと変わったのです。]
 
(3) 2022/09/21(Wed) 20:56:59

【人】 王女 セシリー・ラミナリア

 
[王女が幸せだと告げたことで
 辺りは一層沸き上がりました。

 ああ、次のこれこそが、一番伝えたいことなのに。
 負けじと声を張り上げます。]


   どうかヘンリエッタさんも——…!


[────幸せになってください。
 心からの願いは、届いたでしょうか。*]
 
(4) 2022/09/21(Wed) 20:57:34

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[隣から小さな声が聞こえたとき>>2:19
 俺は言葉を失ってた。

 一体いつの間に?
 アスベルとセシリーのこと、
 全然気付いてなかった。

 情けねぇよなぁ。
 誰より長く一緒にいた弟と、仲間のことなのに。

   もし気付いてたら、
   ヘンリーに告白を勧めたりなんか……。]
 
(5) 2022/09/22(Thu) 12:43:31

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[弟の幸せ。
 すぐに喜んでやれねぇ兄ちゃんでごめんな。

 セシリーも。
 大切な弟の命を救って貰って感謝しかねぇのによ。

 あとで絶対に祝う。

 けどいまは、ヘンリーがどんな思いで
 二人の報告を聞いているのか……。

 そればっか気になっちまってる。]
 
(6) 2022/09/22(Thu) 12:43:39

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[お前が胸を痛めていると思うと
 俺まで苦しいよ。]


   
ヘンリー、……



[控えめに名前を呼んでみたが
 周囲の人々の声で聞こえなかったか、
 それどころじゃなかったみてぇだ。
 ヘンリーがこっちを振り向くことはなかった。>>2:44

 ……ああ、辛ぇよな。
 自分の好きなやつが、別のやつを好きなのって。
 その気持ち、少しはわかる気がするぜ。
 毎日味わってたからなぁ。]
 
(7) 2022/09/22(Thu) 12:44:08

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[たぶん、俺とおんなじで
 なんにも聞かされてなかったんだろう。
 心構えも出来てなかったんだろう。

 雨除けもなしに浴びる雨は余りに冷たい。

 彼女をこの場に留まらせておくのは
 酷な気がした。]
 
(8) 2022/09/22(Thu) 12:44:29

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[人垣を越えてセシリーの声が響く。>>3

 無邪気で無垢な言葉は
 却って人を傷つけるものだ。]


   ……、大人しくしててくれ


[一言だけかけると、
 ヘンリーを横向きにひょいと抱え上げる。
 拒まれても落とさねぇよう拘束の手を強めるだけ。

 なにものからも守りたいかのように
 背中に回した大きな手のひらで引き寄せ
 周りから彼女の顔が見えないように隠して。

 足早に会場を後にした。]
 
(9) 2022/09/22(Thu) 12:45:02

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[風が花弁を揺らし、
 沈みかけの日が辺りをオレンジ色に彩る。

 人気のないところを目指して
 城内の庭に入っていった。
 ここ数日でつくりは把握していて
 昼寝にもってこいの場所。

 一度侵略された王都だが
 ここは綺麗なまま残っていた。]
 
(10) 2022/09/22(Thu) 12:46:10

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[そっとヘンリーを下ろして。]


   まったくあいつら
   内緒で企んでやがったんだなぁ
   びっくりしちまったよ


[静かにしてるのが良いのか。
 去るのが良いのか。

 お前のためなら何だってしてやりてぇけど。

 何が正解かわからず
 ひとまずはいつもの調子で話しかけた。*]
 
(11) 2022/09/22(Thu) 12:46:45

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ でも、聞きたくない言葉ほど
 するりと抜けて耳に入り込むもの。>>2]


  
…………、ぁ、



[ 醜い嫉妬が静かに、蠢く。
 直視出来ないけれど
 きっと最高の笑顔をしているのでしょう。

 気付いていないフリも出来ただろうけど
 これ以上堕ちたくない、パンドラの箱の僅かな光は
 未だ残っていたようで。>>3]


  おめでとう! お幸せ……
にっ
……。



[ 大声を出せば気が紛れるかと思ったけれど
 言い終わるまで持たず、最後の方は灯が消えるかの如く
 か細く、涙を含む声になっていた。
 
 歓声で涙声がかき消えていたことを祈るけど
 セシリーの声はまだ続いていた。>>4]
 
(12) 2022/09/22(Thu) 23:36:56

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
 
…………!?
 

 
[ 予兆も何も無いまま、体がふわりと浮かんだと思えば
 次の瞬間には、エドゥの腕に抱きかかえられていた。>>9]


   
え、っ、ちょ



[ 何が起こったか瞬時に理解出来ず
 ただ、抱きかかえられていることだけは理解できて
 涙声は一瞬引っ込んだものの、
 胸元に引き寄せられ、体が密着しているものだから
 どきっと身が跳ね上がってしまう。]
 
(13) 2022/09/22(Thu) 23:39:52

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
 
  
( これ、いわゆるお姫様抱っこ……? )

   
 
(14) 2022/09/22(Thu) 23:46:16

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ とはいえ、強く抱えられている腕は
 びくともしなかった。
 エドゥこんなに力があったの、と思いながらも
 彼が走り始めたのは理解できた。

 顔を上げようとすれば出来たけれど
 ただ、瞳を閉じていた。
 暴れる元気も振り落とす余力も無いので
 力を抜き、行く先もただ任せるままに。
 
もっとも、暴れる気も振り落とす気も無かったけれど。
]
 
(15) 2022/09/22(Thu) 23:46:26

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ どれほどの時間、エドゥに抱えられていたのだろう。
 そっと下ろされ、目を開けると
 橙色の空が、庭に咲き誇る花たちを
 染め上げていく光景が広がっていた。
 その美しさに息を飲み、改めて声の方を向く>>11。]

  エドゥ……。

  …………そう、ね。
  本当、驚い……。


[ 真実は鮮明に当時の記憶を連れ戻す。
 エドゥは私の想い相手を知っていたはず>>2:10
 
 ──きっと、見てもいられなかった酷い状態の私を
 会場から遠ざけてくれたのだろう。 ]
 
(16) 2022/09/22(Thu) 23:46:35

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
  お似合い過ぎて逆の意味で驚いたわ。
  子供が出来たらきっと可愛く、もしくは
  格好良くなるのでしょうね。

  あんなに幸せそうに、してた、から
  
きっと…………すぐ……。



[ 普段通り取り繕おうとしても、数秒が限界だった。
 一筋の涙がつ、と頬を伝い落ち
 橙の輝きが悪戯に輝かせ、きらりと光る。]
 
(17) 2022/09/22(Thu) 23:46:43

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
  
ご、め……ん……。



[ 堰を切られれば一瞬。ぼろぼろに涙は零れ落ち
 化粧を施して貰い、褒められた顔も崩れていく。]


  
……私は、大丈夫……だから。
  アスベルたちの、所に…… って……お……で……。



[ 嗚咽の合間に絞り出された言葉は
 既に聞き取られているか怪しい程に
 ぐちゃぐちゃになっていた。

 こんな綺麗な光景に場所。
 もっと元気な時に来たかった、
 なんて思う余裕も無く、嗚咽は続く。]
 
(18) 2022/09/22(Thu) 23:48:51

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム


 
[ エドゥに手は伸ばせなかった。
 
 迷惑を掛けている自覚があるのと、
 もし手を伸ばしてみて、この景色やエドゥが
 消えてしまうことが怖かったから。**]

 
(19) 2022/09/22(Thu) 23:49:20

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[大人しく抱えられてくれた身体は
 羽根みてぇに軽かった。>>15

 こんなにも小さくて細ぇ肩に
 家族の期待や世界中からの希望が
 のしかかっていたんだな。

 魔王を倒した素晴らしい栄誉。
 ……なのに。

 誰も悪くねぇとは承知だが
 酷い仕打ちだと思っちまう。]
 
(20) 2022/09/23(Fri) 10:36:51

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[返事をしてくれる様を見て>>17
 失敗したな、と自らの選択を悔いる。

 強がらなくて良いんだ。]
 
(21) 2022/09/23(Fri) 10:37:49

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[泣き顔は普段より幼く見えた。
 折角のかわいい顔がぐしゃぐしゃだ。

 先程からだがヘンリーのこんな姿は初めてだった。
 胸がぎゅうぎゅう締め付けられる。]


   ……良いんだ、取り繕わなくて
   ごめんもいらねぇ……


[全然大丈夫じゃなさそうなやつが
 大丈夫だと言い、会場に戻れと言う。>>18

 ……こんな時に俺のことまで
 気遣ってくれてよ。

 一人にして欲しいのかも知れないとは、思いつつ]
 
(22) 2022/09/23(Fri) 10:38:44

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[ジャケットを脱いで、ヘンリーの頭から掛けた。
 剥き出しの肩や背中が
 直に冷たくなる風に
 冷やされてしまわないように。

 そうして正面から抱き締めた。
 借り物のシャツが化粧で汚れたって知らねぇ。]


   俺がここに居たいんだよ
   悪いか

   お兄ちゃんはかわいい妹を
   置いてったりしねぇの

   ……こうしてたら俺からも見えねぇから


[見えてねぇから取り繕う相手も居ないんだぜ。
 だからさ、どうか独りぼっちで泣かねぇでくれよ。

 よしよしとゆっくり、頭を撫で続けようとする。
 その手つきは、彼女への愛おしさのぶんだけ優しく。]
 
(23) 2022/09/23(Fri) 10:43:05

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[どうしたら彼女の苦しみ哀しみを
 取り除いてやれるんだろう。
 全部引き受けて、あったけぇ羽毛みたいな
 幸福感だけで包んでやりてぇのにさ。]
 
(24) 2022/09/23(Fri) 10:43:16

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[────あーあ。
    俺がアスベルだったなら、よかったのによ……。*]
 
(25) 2022/09/23(Fri) 10:43:44

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 泣き顔を見られたくないから、下を向く。
 エドゥの表情は見えないまま
 優しい声だけが聞こえてくる。>>22]


  
……ち、……が……。



[ 違う、大丈夫。すぐに元気になるから。
 
──ううん、きっと暫くは無理。


 既に言葉にはならず、ただ泣きじゃくるだけ。
 周囲を見ようともしなかったけど
 エドゥは、まだ近くに居てくれているのだろう。
 
 
 一人になりたい思いと、
 傍に居てくれて嬉しい想い。

 二つの相反する感情が、胸の中を駆け回る。]

 
(26) 2022/09/23(Fri) 21:08:51

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 静かな庭に、傷心を掠る冷たい風が吹きつける。
 橙の空が、色と気温を落とし始めてきた。

 ──と同時に、露出した肩に布の温もりが降りかかる。
 エドゥの上着だとは察せた。]



 ( あたたかい……。

  でも、そんなことしたら
  エドゥの方が寒いでしょう。

  いいの、私はもうすぐ戻るから。
  貴方は、アスベル達を祝福に行って……。)




[ と思っている間に、腕が背に回ったと思えば
 人の温もりが、全身を覆っていた。 ]
 
(27) 2022/09/23(Fri) 21:09:18