人狼物語 三日月国


114 【半突発R-18】Snow white Festival【飛び入り歓迎】

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視点:人

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魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。
(a75) 2021/12/09(Thu) 21:31:12

【人】 行商人見習い ポルクス

― 噴水広場 ―

 凄いねぇ、あんな遠くから。
 それに、人生の目的を見つける旅!
 人によっちゃぁ難しいかもだけど。
 ヘイズなら何か、ある日ひょいっと見つけそうな気もするね。


[世間慣れしてないように見えて、腕のたつ青年。
言葉をそのまま受け取れる、根は良い人だと
行商人見習いは思っていた。]

 ええー。そうなの?
 そいつは、他が見る目なかっただけさ。
 優しいっていうより、当たり前のことを言ったまでよ。

[言葉には偽りはない。商人たるもの誠実に、である。
思ったままを言葉にしたのだから。]
(368) 2021/12/09(Thu) 21:36:09

【人】 薬屋 テレベルム

  
― 回想 ―


[似たような薬や粉などは市場にも出て回っているが、
 害が強く常習性の強いものと比較にならない良性である事や
 怪しげな毒のようで生気を強める薬であるといった按配を
 人魚伝説に見立てて噂>>348が出回った点から
 二束三文の場所代の割に稼ぎは上々であった。

 この街の事情については隣人を疑わない恩人>>355から
 いくらも聞き出す事が出来たが、黒い向日葵>>83が飾られた
 骨董の店にも至ったが、薬を買いに来た客の世間話で
 その店の異質――否、店主の異質さの片鱗を知る事になる。

 いつまでも若くて瑞々しい、均整の取れた体型の女店主。
 それを『白』を購入した老人が語っていたものだから。
 ぼけているのかと切り捨てればそれまでだが。]
(369) 2021/12/09(Thu) 21:36:15

【人】 行商人見習い ポルクス

[まいどあり、と声をかけた際に
少しばかりぼうっとしているように見えたけど
元気な声がきこえたから、きっと気のせいだと思うのだった。
そぶりが見えなかったってのもあるかもしれんね>>367]

 自分の人生の目的を、見つける旅、かぁ。

[こんな体でも1人で生きていける職。
伴侶を持たずとも不自然ではない職。
その2つに合致するからこそ選んだ仕事。

俺は、この青年のように人生に目標を持てるのだろうか。
そう思うと、この旅する青年であるヘイズや
街の子供らに愛されるバラニが、少し羨ましかった*]
(370) 2021/12/09(Thu) 21:36:25

【人】 薬屋 テレベルム

[だが、―――男もまた長寿を辿る生命体である事から
 奇妙ではあるがそれもひとつの『普通』と納得する事にした。
 女を相手に…
 生業に関する深い詮索は無粋にもなるのだろう、と。

 実際にその姿を目の当たりにしても>>350若い女に窺える。
 あの老人はやはり痴呆であったのだろう、と
 店主に関する曰くは、思考の端へと追いやった。]

  いらっしゃい…、……ああ骨董屋の。
  本来はこちらから訪うべきだろう、態々すまない。

[一見は普通の女性客として。
 端的な自己紹介を受けたのち>>351彼女の外見特徴から、
 想起した人物はひとりであった。]
(371) 2021/12/09(Thu) 21:36:40

【人】 薬屋 テレベルム


  …これは?

[包まれた木箱を空けると、真珠のような宝玉――否。
 右目とは色合いが若干違えど、眼球が鎮座していた。
 これはなんだ、と物珍しそうに見つめ、彼女の顔と交互に。

 頭髪の長さで隠していたが、左目の窪みを覆うものはない。
 これを義眼、とおしえてくれたのも女店主であったか。
 見栄えとして>>352人の目玉のかわりになる ――と。]
(372) 2021/12/09(Thu) 21:37:25

【人】 薬屋 テレベルム


[片方が盲、いや、『ない』と噂したのも彼女の店の常連たる
 件の老人であっただろう。]

  …なるほど、こういうものも扱っているのか。
  ありがたいが、挨拶とはいえ無償で貰う訳にはいくまい。
  『白』を買い求めに来たのだろう?

  なら、この代金はこの義眼とさせて貰えないか?

[おっかなびっくりとはめてみようとしたが手探りには難しく
 後で鏡をみながら格闘するにせよ、賃を返さぬ訳にもいかず。
 なにせ、先言の通りで本来は此方が挨拶回りをする立場。
 男が『等価』とした薬瓶は義眼の変わりになったかどうか*]
(373) 2021/12/09(Thu) 21:37:37

【人】 半淫魔 メレフ

―またいつかの日 向日葵にて―


基本に立ち直って考えてみようと思う。
何らかの特殊な方法で『銀』を動かしているんじゃないか、とか。
『銀』が何かを示す暗喩なんじゃないか、とか。
そういうのではなく、比較的に動かしやすいものの中に、「銀」が混ざっている。
そう考えている。

[かつて向日葵を訪れてからそう遠くない日、再び向日葵を訪れた。

今一度、難問に挑みかかる。
以前の考え>>115も加味して、たどり着いた一つの答え。
これでダメなら、お手上げだ。]
(374) 2021/12/09(Thu) 21:37:56

【人】 半淫魔 メレフ

「銀の魔法」と言うからには、なんらかの方法でその物質とやらを操っているはずだ。
そして、誰かに与えられた能力というわけでもない、貴方個人の技術だと思う。

けれど、その物質は金でも銀でもないという。

[さて、ここからが本題。
考察の結論を彼女に伝えよう。]
(375) 2021/12/09(Thu) 21:38:42

【人】 半淫魔 メレフ

[――…一息に答えを言い切った。

さて、答え合わせの結果はどうであったろう。*]
(376) 2021/12/09(Thu) 21:39:06

【人】 冒険者 ルイージ

ー 人形屋 ー>>361

 へぇ…男も、両生もね。


[ それを聞いてくっと喉を鳴らして笑ったのは『我々の中』と言いながら自身を他と同一視している矛盾に気づいていない彼女の言葉が可笑しかった。]


 悪い…少し言い直すよ。
 『あんた』の事がわかってきた。
 我々ではなくて…あんたは『女』だろ?


[ 市場街でぶつかった『ホムンクルス』とは明らかに違う『サダル・ミロン』という『女』で、少なくとも『サダル』に手を引かれた時の様な怖気は感じない。]


 違うのか…?


[ だから、その鉄面皮を外してしまいたくなる。*]
(377) 2021/12/09(Thu) 21:41:44
半淫魔 メレフは、メモを貼った。
(a76) 2021/12/09(Thu) 21:42:11

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 前夜祭とはいえ、浮かれ切った人々も多い祝祭期間。
 街外れでもお構いなしの大騒ぎは、
 熱引く気配も無く未だ表で燻っている。
 あまり騒がしい中に居過ぎると疲れてしまうから
 友人の柔和な笑みは、自然と身体から力の抜けるもので。


  「 あれ、そうなんだ。
    観光客の人とか結構面白がって
    いっぱい交換するのかなと思ったんだけど 」


 どうやら読みは大外れ。>>363
 けれど仕事の邪魔にならないならば幸いだ。

 
(378) 2021/12/09(Thu) 21:42:16

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

  「 良いの?
    リルとお茶が出来るの、嬉しいな。
    お言葉に甘えちゃう! 」


 へにゃりと頬を緩め、友人の提案を有難く受け取って
 ローブを揺らし彼女の近くへ歩み寄る。
 同性で、かわいらしくて、己より長い時を生きる魔族。
 お茶の誘いに遠慮を見せないのは、
 年上の友人へ甘えているからだ。*


 
(379) 2021/12/09(Thu) 21:42:20
行商人見習い ポルクスは、メモを貼った。
(a77) 2021/12/09(Thu) 21:46:28

【人】 坊っちゃん バラニ

[子供たち二人を膝にのせて、語る話は佳境へと進む。

『ほら吹き』なんて大人たちにひそひそ言われる僕の話にこうしてきらきらと瞳を輝かせて聞き入ってくれるのをみると、なんとも言葉に表せない、温かな気持ちになれる。

勇者の、彼や彼の仲間たちが歩んだ道は、決して楽なものではなかったけれど。

この小さな輝きは、膝の上の重みは、彼らの歩みがあったからこそここに存在するのだと思えたから]


……おっと。


[増えた聴衆に駄賃代わりのパイを要求すれば、途端そそくさと足早に立ち去る人影がちらちらと。
折角の祝祭なのだし、一つ太っ腹なところをみせてくれてもいいだろうに、なんて。

そう思って女の子の頭をそっと撫でたところで>>248]
(380) 2021/12/09(Thu) 21:52:40

【人】 坊っちゃん バラニ



――ポル!

帰ってきてたんだ、ひさしぶりだなぁ。


[いつ以来?なんて幼馴染の彼に首を傾げて笑ってみせよう。
彼の家には沢山の兄弟たちがいて、皆本当にそっくりな顔立ちをしていたけれど。
なんとなく彼と、彼の弟だけは見分けがついた。

やっぱりあれだろうか。
弟のほうは幼い頃、一緒に遊んだ幼馴染…もとい共に勇者を希望していた、そのご縁というのもあるかもしれない>>246

結局僕のほうは一度も勇者になれないままだったが、弟のほうは果たして勇者になれたのだったか]
(381) 2021/12/09(Thu) 21:55:40

【人】 向日葵 店主 イクリール

── 回想・真珠堂 ──


  私のお店は稼ぎも無いし大きくも無いから
  全然、伺いに来る必要もないよ。


[  >>371真珠堂の稼ぎに比べたら
   雀の涙程にも及ばないだろう。
   縁を繋ぎに、恩を売りにの訪問なのだし
   気にしないでと。]
(382) 2021/12/09(Thu) 21:57:10

【人】 向日葵 店主 イクリール


  人相手の商売なら
  眼窩が覗いたままだと印象が怖いから。
  見栄えを整えるもの、だよ。


[  義眼は基本的に木で出来ていて
   瞳の部分だけ鉱石をあしらっている。
   他の表面はつるつるとコーティングがされていて
   目に嵌め込んだとして違和感は少なく済むだろう]
(383) 2021/12/09(Thu) 21:57:26

【人】 向日葵 店主 イクリール

  ……そう?
  貴方がそう言うならありがたく受け取るけれど。


[  義眼は綺麗だが、値段としては
   おそらく白の真珠薬と比べるとかなり安い筈だ。
   少し気持ちがそわり、と落ち着かないけれど。

   彼が義眼を嵌めるのに苦労……
   というか初めて付けるのだと分かれば]

  少し貸して。
  こうして付けるの。


[  彼が義眼を渡してくれるなら
   彼の髪の毛を指でどかし、その空洞を露わにして
   彼の顔に手を添えたままゆっくりと義眼を
   嵌めてあげようとするのだけど
   嫌がったりするなら勿論やめるつもり。]*
(384) 2021/12/09(Thu) 21:57:45

【人】 坊っちゃん バラニ

[そうして彼、ポルクスのほうはというと。

……勇者になれなかった僕に、何の役が回ってきたかといえば。
あるときはゴブリンだったり、あるときはスライムだったり。
別のときは動く毒キノコだったり魔王の尖兵だったり。
要は魔王の配下の弱いモンスター全般をやらされていた。
だから勇者ごっこのとき、僕はよく彼と一緒にいたし、勇者役の子供たちから、よく助けてもらっていた

特に一度、魔王対勇者5人とその一行との戦いになって、赤青黄緑白の勇者5人に囲まれたスライム(僕)を助けに駆けつけてくれたときは本当にお世話になりました、うん]
(385) 2021/12/09(Thu) 22:02:37

【人】 半淫魔 メレフ

―酒場―


[宿場の一角、夜も更けてきたというのに、ここは浮かれた観光客やら、気の早い住民達やらで賑わっている。
そんな中で、ひとりもくもくと道具の整備を進めている。

成型用の槌や、彫刻用の鑿。
それぞれ大小合わせて両手の指どころか、足の指を含めても足りない程。
わずかな錆も、微妙な欠けも研ぎ直し、新品のように輝かせる。

宿に部屋は取ってあるが、一人部屋の隅で大人しくというのはガラじゃない。
道具も人も、なるべく人の傍にいないとすぐに錆びて使えなくなるものだ。

そんな風に、喧騒の中で一人だけ場違いな男が、酒場に行けば目に入るだろう。*]
(386) 2021/12/09(Thu) 22:02:44
半淫魔 メレフは、メモを貼った。
(a78) 2021/12/09(Thu) 22:04:11

【人】 『人形屋』 サダル

 
―裏街 「人形屋」―
 
「確かに私は女性型です。
 それに…なんと言うか。基本形のはずですから。」
 
 
>>377自分のことを分かったと言われると不思議だ。
自分でもおそらく知らないことがあるのに。
それでも分かってきた、だから、未だわからないことの方が多いだろうけれど。
 
しかし。基本系のはずなのに、1番人間らしいのは自分なのかもしれないとも思う。
それ以上を求めながら、マスターはそれ以上を作らない。何故?
違うのか。そう問われても。
ざらりとした疑問符が思考の端に取り残された様な違和感。
 
(387) 2021/12/09(Thu) 22:06:07

【人】 坊っちゃん バラニ



……ポルはすごいなぁ。
え、いや、ううん。ちがうよ?
魔王の笑い声の話じゃなくって。>>246

[いつだったか、ぽつりと。
彼と一緒にいたとき呟いた言葉。

たぶん、勇者役になれなくて、
幼馴染たちから揶揄われて。
そうして泣きながら幼馴染に慰められて
歩いた帰り道でのことだったと思う。

実際、魔王がポルクスみたいな笑い声を立てて
勇者と戦っていたのか、残念ながら僕は知らない。
彼が魔王と対峙したあのとき、
嘗ての僕はその場にいなかったから。
―――ただ。]
(388) 2021/12/09(Thu) 22:06:14

【人】 『人形屋』 サダル

 
「わたし。…私は。」
 
 
サダル・ミロン。ここの店主で唯一サブネームを持つ個体。
彼らを管理し、店を経営する。
そんな私だが。彼らと同じはずである自分が。でも彼らとは違うはずで。
 
 
声音に微か、戸惑いが混じる。
なんだか言いようの無い不安に、グッと拳を握りしめた。*
 
(389) 2021/12/09(Thu) 22:06:25

【人】 坊っちゃん バラニ



……僕は、ポルが一番『勇者』に似てると思う。
僕の知ってるあの人は、ポルみたいな人だった。


[顔立ちとか背丈とか性別とか、そういうものとは関係なく。
ただ、彼が自分にかけてくれる言葉の温かさに、
嘗ての自分が出会ったあの勇者の面影を見た。

僕の記憶の中の勇者は、確かに男前だった。
でも、それ以上に。
強くて優しくて、眩しい。

……そんな勇者に、自分もなりたかったんだ。
あのときの自分も、そして僕も]
(390) 2021/12/09(Thu) 22:09:27

【人】 向日葵 店主 イクリール

── 向日葵:ラヴァ ──


  そうだね、私もそう思ったけど。
  でも明日の祝祭当日の方がもっと観光客が来るから
  それに期待する。

  それでも来ないならお店を閉めて
  祭りでも見て回ろっかな。

[  >>378彼女の言葉にそう答えて]
(391) 2021/12/09(Thu) 22:10:35

【人】 向日葵 店主 イクリール

  私も嬉しいよ。
  酸味の強い紅茶だから、パイと合うと思う。
  
  一緒にパイ食べよ。

[  ローブを揺らし近づいて来る彼女。
   高位の魔術師という彼女だけど
   人当たりの良さは魔術師らしからぬ姿だった。

   店奥に通せば木製のテーブルがあり
   丸椅子をもう一つ用意して彼女に座ってもらう。
   私がテーブルにクロスを掛けている間に
   銀色のスライムは触手じみて身体を伸ばし
   陶器のお皿と、ナイフとフォークを机に並べる。

   実験に使うようなビーカーでお湯を沸かし
   そこに紅茶の茶葉を落とすと、木の蓋をする。
   綺麗な赤茶色に染まったら
   茶葉を濾しながら2つのコップに紅茶を注いで
   彼女と私の前に用意した。]
(392) 2021/12/09(Thu) 22:10:52

【人】 向日葵 店主 イクリール

 

  外、寒かったでしょ。
  あったまっていって。


[  持ってきたパイも冷えてしまっただろうか。
   けれど冷えても良いようにとチョイスしてくれた
   友人はとても気がきくと思う。]*
(393) 2021/12/09(Thu) 22:11:08

【人】 坊っちゃん バラニ

[閑話休題]

相変わらず、人をのせるのが上手いなぁポルは。

[彼自身は自覚はないようだが、
彼の声と言葉は不思議と人の心にすっと入り込む。
商人としてはなかなか天賦の才能ではないだろうか。

因みに僕の父親曰く、
『お前の舌が滑らかになるのは勇者だの魔王だのほぼほぼ御伽噺に限られすぎて使い物にならん』
のだそうで。
いっそ商人よりも吟遊詩人に向いているとあまりに親不孝を嘆かれたので、ここ数か月は父と祖父についてあちこち回りながら実家の商売について学ばされている。
そうして久しぶりの休暇を満喫しようとぼんやりしていたところを子供たちに捕まって…という次第。

それじゃあ久々の再会に、ちょっと本気を出そうかななんて思った矢先、近づいてきた少年に目線を向ける>>261]
(394) 2021/12/09(Thu) 22:12:27

【人】 薬屋 テレベルム

[在庫の整理をしながら引き出しに保管しているうち
 鍵の掛かる場所には薬ではないものが安置されている。
 腕利きの職人から届けられた魔具>>289を取り出す。

 それは最早、芸術品といっていいだけの出来栄え。>>L2
 男にとってはただの血ではあるが価値ある『薬』と
 相場をあわせてくれる為に施された装飾なのだろう。
 恐らくは、その効果の程こそがあしらったデザインを超え
 『物の価値』であろうが、海底における美しきものと
 遜色を取らない調度品である、と感想を再び抱く。
 手になじむ大きさの羅針盤、船旅に見合うような――]

  会えると良いのだが……。

[探される事に、人であろうと無かろうと喜ぶと。
 人になりたがる魔術師>>357は言ってくれたものの
 本当にそうなのだろうかと懸念してしまう。
 ………過去は邪魔でしか無いのでは、と。]
(395) 2021/12/09(Thu) 22:12:59

【人】 薬屋 テレベルム

[妹の事を脳裏に描きながら、仲の良い大兄弟を想起。
 最も、どちらが兄で弟かわかったものではないし>>364
 どの時にあったどの子が何番目で――といった具合だが。

 六番目は上司にどやされながらも>>365手に職を付け
 生まれ育った街を離れて年一度の里帰りをしているが
 人魚の身としては不可思議であった。

 血を分けた家族から離れる意味や理由。
 そういうものだ、と割り切れば当然となり
 種族が違う、といえばそれまで。
 狼の血を引く青年とも娘とも成る子に
 チョコレートブラウンと称された男は
 尾鰭を捨てた今でも、遠い磯の香りが忘れられない――が。]
(396) 2021/12/09(Thu) 22:13:09

【人】 薬屋 テレベルム


[……そういうもの、と割り切れる日は来るのだろうか。
 複雑な心境で再び、窓外を見遣った。**]
(397) 2021/12/09(Thu) 22:14:38