人狼物語 三日月国


7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】

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視点:人

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【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 家に転がり込む話をした際は、随分あっさりと許可してくれた。>>262
 いくら友とはいえ、図々しい提案をしたことは理解している。]


 『 そうか……ありがとう。
   ならお言葉に甘えていいか?
   もし、なかなか見つからなければ
   ずっとずっと居座り続けちまうかもだが。


  
 …………本当に永久就職に、なるかもしれないがな



   でもな、ロボットや機械にばかりやらせるんじゃねぇよ。
   リーも人間らしい生活たまにはしてみたらどうだ。』


   
[ 冗談めいた様子で永久就職、という言葉が出た時には
 すぐに話題を転換させたものの、否定はせずに。
 ただ、目つきが本気だったのは、覚えられているかもしれない。] 

 
(413) 2019/04/10(Wed) 1:00:40

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
 『 なら、半年後の夏頃辺りの都合はどうだ?
   その前に主演の役が内定しているから、終わった後で。


   それと……リーの都合がつけば、前に言っていた通り
   どこか旅行にでも行かないか? 』




[ この時に取り付けたのが、今回の旅行となる。

 勿論家賃と光熱水費は払うつもりでいた。
 ただ、オンボロとはいえ持ち家生活が続いてたから
 普通に忘れていただけなんだよ。
 
 しかし、家賃どれくらいするんだろうな。
 タワマン上部となると相当な気がするが。
 多少は持ち直したとはいえ、まだまだ裕福とは言い難い。
 だから家政夫兼、と言ってみたのだが。]
 
(414) 2019/04/10(Wed) 1:01:51

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
  これでも運転手をやっていたこともあるからな。
  ……って既に驚くほど眠いのか。
  ならまず俺が運転しよう。
  眠いのなら横で寝てくれていていいぞ。

  ……ただし、悪戯される可能性はあるから気をつけろよ?


[ 少し意地悪く、にやりと笑いを浮かべて。
 悪戯と言っても、寝顔を覗き込んだり
 眠っている間に触れたりする程度だろうが。

 旅行の為、休みを合わせる為
 随分と多忙な日々を送っていたとは聞いていたが、
 既に眠いはさすがに予想外だった。


 水の効果でどこまで眠気も覚めたことやら。
 覚めたと聞いても、先ず俺が運転手に名乗りを上げるつもりだが。]
 
(415) 2019/04/10(Wed) 1:06:44

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
  ありがとな。
  だが、俺の忙しさとリーの忙しさは違うだろうから。
  もしかして、仕事しようと道具持ってきたりしていないだろうな?


[ 冗談半分本気半分で訪ねてみるが、急な転換、反応>>265
 ……これは何か後ろめたいことがあると見た。]

  
  クジラか、確かに見られると良いな。
  俺はシャチが見てみたい。

  折角だから気晴らしに泳げると良いな。
  宿泊先のプールだけでなく、海で。
 

[ 怪しいものを感じたが、現段階では追求せず
 出された観光ガイドを横目で一緒に眺めていたが。

  ……もし、他にも仕事道具を持ってきているなら……

 
まさか、六法全書とか持って来てないだろうな?
 ないよな……?
]**
 
(416) 2019/04/10(Wed) 1:06:49
Lost Story セレスティアが参加しました。

【人】 生贄 セレン

 
[ ――故に、手は繋いだまま。

  自ら手離すなど過りもせず、
  寧ろ、その掌に惹かれるように、
  歴然とした身分差の距離を僅かに縮めて。

  クロゼットの中に並ぶドレスを眺めた。
  いかに小柄とはいえ男の身では、
  目に余るというかなんというか無理が過ぎる。

  心の天秤を傾けた先に在るのは小さな希望。
  生きること以外に生まれたそれを、
  言葉にするには僅かに躊躇いはあったけれど ]
 
(417) 2019/04/10(Wed) 1:21:47

【人】 生贄 セレン

 
   どれも女物なので、その……
   できれば、上着だけでも貸していただけたら。


[ この城に名を呼ぶような存在が、
  彼の他には居ないと告げられたばかりなら。

  残されたドレスでは小さく、
  他に着るものは村で装飾されたシルクの夜着だけ。
  生贄としての衣装がお気に召さないのは既知で、
  なら、他に選ぶものがあるとするならそれしかない。

  未だ手は離さずに。
  肩に羽織っただけの外套をするりと落とし、
  透けた絹地を晒して寒さに身を震わせる。

  嘗ての虐待の傷は癒え、
  村で振りかけられた花の香水だけが香る、
  大人になりきれずにいる無垢さを示すように ]
 
(418) 2019/04/10(Wed) 1:22:49

【人】 Lost Story セレスティア




[幼い頃に言い聞かせられた
どこかの誰かの英雄噺を夢のどこかで思い出す。

ぼろぼろの世界の中で輝く 不屈の心に
ぼろぼろになった身体の儘 立ち上がり

ゲームみたいにセーブポイントもないけれど
どこか物語みたいに収まりが良くって
どこか作品みたいにきらきらしていて
どこか小説みたいに─────……、]

 
(419) 2019/04/10(Wed) 1:26:14

【人】 Lost Story セレスティア




   ッ ばぁ〜〜〜〜〜か!!!!!



   ( ひとりよがりで 自己満足だ! )



 
(420) 2019/04/10(Wed) 1:27:06

【人】 生贄 セレン

 
   香が移らないように、
   湯殿で流した方がいいのなら……
   そう…、しま……す……

 
[ 甘い香は微かであれ、薔薇と混じれば毒のようで。
  唇から溢れた呼気に中てられ、>>404
  足した囁きは魅了の楔に囚われ蕩けて拙く。

  差し出された上着を抱く仕草はきっと甘えるように。
  けれどそれ以上は痺れる様子もなく、
  瞬く瞳は自ら主の双眼から逃れず手も繋ぐまま ]
   
(421) 2019/04/10(Wed) 1:29:44

【人】 生贄 セレン


[ 聞き分けの良いはずの生贄は、
  繋いだ掌を引き寄せ、その甲へと唇を触れさせた。

  敬愛とするには熱めいて
  親愛とするには戸惑いの滲む
  
  ささやかな接触を手袋越しに ]**
 
(422) 2019/04/10(Wed) 1:34:21

【人】 Lost Story セレスティア



[カメはのろいだろうから、きっと追いつけやしないさ。
…………ううん、違う、違うよ。

カメはのろくても、ずっと歩いているよ。
うさぎが眠ってる、そのすきに。]


  ( 自分ひとりが抗ってると思わないでね。
    みんながみんな、悪夢の終幕が見たくて
    精一杯 頑張って抗っているんだから! )


[だから────……、

……なんて大口、とても言えそうになくって
だから、私は口よりも行動で示すことにしたの。

迎えるのはエンドロールなんかじゃない。
始まるのはアンコールってものでもない。
……背負いたがりの誰かさんと私が閉じた、>>159
舞台の終焉の裏っ側、新しく巻かれたフィルムを覗く。]

 
(423) 2019/04/10(Wed) 1:40:04

【人】 Another Story セレスティア



 人生にゴールはありません!
 
“   Lost Memory    ”



   平和に終わった筈の生き残った男の子の歴史だって
   もっともっと長い長い その先があったように
   うさぎとかめの物語だって その先の話が
   きっときっと あるはずでしょう?


          ……私たちの秘密はきっと
            まだまだ終わらないんだって!
            
“   Another Memory   ”



( だから、そう、これはね。
  あの蒼い綺麗で素直じゃあない狼が学び舎を去って
  数年経って 残された私たちが歩む 後日談。 )


 
(424) 2019/04/10(Wed) 1:48:05

【人】 Another Story セレスティア



[忘却の雨の中、たったひとりで傘を差し、
紫色のラナンキュラスの中に、
橙色のラナンキュラス
も見つけた気がして
たったか、蜃気楼に消えていく惨劇の中を駆け回る。
忘却だけでは納得がいかないでしょうから、
その背負い込んで重たい震える指先に掌重ねるように
治癒の魔法を重ねて、上に被せていった。

  タイム・ターナーをひっくり返すわけではないけれど
  誰もが夢見る死の秘宝の、ちょっとズレた使い方。
  規格外だって言われるかもしれないけれど
  ……どうせ忘れるんだったら 一緒でしょう?

貴方が背負った筈の罪を一つ残らず消してしまえば
背負いたがりでも背負えなくしてしまえば
きっと前を向いて歩いてくれるって、信じてるから。]


 
(425) 2019/04/10(Wed) 2:03:20

【人】 Another Story セレスティア




    “秘密は分け合ってこそ秘密になるよ”

  ( 貴方は、ひとりぼっちじゃないよ。 )



        ……一緒に前を向いて、歩いてみない?*


 
(426) 2019/04/10(Wed) 2:04:58

【人】 Another Story セレスティア



  ―― ボールドウィン家 ――



[部屋の窓から差し込むのは、
狼も叫びだしてしまいそうな月光なんかじゃない。
春を溶け込ませたにしてはまだほんの少し寒くて
冬がこびりついているというにはまだ少し優しい、
            そんな4月の柔らかな陽光。]


  …… 
は 、 !?

  オ〜〜〜〜マイガ〜〜〜〜〜!!

  眠っていたのデスヨ、まだ何にも終わってナイノニ!


[涎の垂れた頭を勢いよく上げてしまえば
丁度頭上の棚の上に乱雑に置かれた大鍋か崩れて
真白の頭を直撃し、また下がっていってしまった。
幾分か成長した座高は18歳にしてはまだ低すぎるくらいで
ぶかぶかのローブは13歳の時とサイズは全く瓜二つ。
成長期はすっからかんの頭にある筈の知識と一緒に
狼と出会った湖の底に沈んでしまったのかもしれない。

もうすぐ少女がうけることになる筈の
“めちゃくちゃ疲れる魔法テスト”対策用の羊皮紙は
先ほどの涎を吸い込んで最早勉強どころではなかった。]

 
(427) 2019/04/10(Wed) 2:16:52

【人】 Another Story セレスティア


   アレクサン、
   
アーレークーサン!


   おねんね終わりデスヨ、勉強教えてくだサイ!
   セレスこのままじゃ罰則追加デスヨ!

  ( 既にあるのが確定しているのはノーコメントで! )



[振ったら菓子が出てくるとでもいうように
隣の彼を力の限り揺さぶって覚醒を促そうとした。
「どうせ家でも一人で寂しい休暇なんだから
 誰かのおうちに時間いっぱい泊まってみたい!」
そんな軽率な発想から始まった勉強合宿という名の春期休暇、
セレスティア・オハレは彼の家に転がり込んでいたのである。

意味合いの違う衣擦れの音がやや激しめに室内に響き渡る。
ほんの少し焦りを帯びたかんばせは次第に頬を膨らませ、
少女は目の前の相手の顔を覗き込もうと顔面を近づける。]

 
(428) 2019/04/10(Wed) 2:26:23

【人】 Another Story セレスティア



  
( ……うなされてる? )


[むくれて顰めた眉尻をすぐさま解いて。
コバルトブルーの硝子玉がすう と細められた。
……人が苦しんでいる顔はあまり好きではなかった。
特に“彼”に関してなら、特に。

( 昔のことを思い返したってどうにもならないのに、
  時々、彼は自分の選択に酷く後悔するときがある。
  ……自分が正しいって思って歩いてたくせに。 )


揺さぶっていた腕から力を抜いて、
プリズムの輝きのように眩い髪に指先を滑らせてから
そ 、と微睡んでいる彼から一旦離れていた。]


       ……仕方がない人デスネ〜〜〜〜〜〜〜


[こういう時は、とっておきだ。
魔法薬学で居眠りをした時に先生によく喰らわされる
・・
アレを使えば、きっと眠りから覚めてくれる筈。
自分が実験台になっているからわかっているとでもいうように
自信満々に片手の親指と中指の先をひっつけて、
丸めて、思いっきり ぐ ぐッと力を込めて─────……]

 
(429) 2019/04/10(Wed) 2:37:02

【人】 Another Story セレスティア



[─────…… ぱ ッ ちィん!!!!!!]


[
セレスチャン必殺・デコピン攻撃。


( ジャパニーズ・マグルの間では
  ニンポウ・チョークアタックなるものが王道であると
  そんな熱い話を聞いた気がするが
  生憎ここにあるのは羽ペンとインクだけだった! )


いい音が鳴った額は痛みそうだが、彼の覚醒は促せたのか、どうか。
寝起きの感想を聞きたいとでもいうように再度顔を近づけて、
目覚めた彼の視界にうさぎのドアップが見えるように
位置調整でもしておこう──そんなつもりはないけれど!]**

 
(430) 2019/04/10(Wed) 2:41:03
Another Story セレスティアは、メモを貼った。
(a46) 2019/04/10(Wed) 2:47:51

【見】 魔法工学技師 セドラ

─ 買い出し ─

[先述の通り私は非力である
この量の買い物、普通ならばギリギリ持てる量を持っても3往復以上必要じゃないかというメモの長さだ

しかし私は魔法工学技師
魔法エネルギーを利用し、工学を更に高める者である
重いものを楽々運びたい!そんな程度のお願いなど朝飯前だ

重いものを運ぶ…為に過去に開発していたものがあるはずだと
自宅の研究所の隅に山積みに積まれた
ガラクタ
作りかけのパーツ、部品、使ってない完成品達…その中から目的の物を拾い上げた]
 
(@38) 2019/04/10(Wed) 9:34:47

【見】 魔法工学技師 セドラ

[ぴかーん!
てってれてってってってれーん(BGM:発明品を出す音)]

 
荷物持ち運びしますCar〜!


[え?ネーミングが安直だ?
あいにくネーミングはカッコカリなので好きに呼べば良いのだ
物にこだわり名にはあまり拘らないセドラだった]

 真っ白な大きい皿の下に
 車輪と魔法モーターを搭載
 距離センサーが付いているので、持ち主は
 この荷物持ち運びしますCarの前を歩くだけ!
 自動制御で追いかけてくれます
 魔法エネルギーの噴射を下向きにすれば
 なんと宙を浮かせることも可能です!
 空を飛ぶお客様にも安心して
 ご利用していただけます

 お皿は他の通行者様に当たっても怪我をしないよう
 丸く柔らかい形に仕上げました
 さらに、走行中に音楽を流すことで
 更にわかりやすく、近年騒がれるバリアフリーも実現!

 こちらの機械、今ならベータ版ということで
 お値段お安くさせて頂きましてなんと…

[以下略]
 
(@39) 2019/04/10(Wed) 9:35:31

【見】 魔法工学技師 セドラ


[さて、買い出しメモに多かったのは
よく使う材料と、新鮮さが命の品々
野菜、果物、肉、魚、卵…その辺りだろうか

書かれた通りのものを入れていく
そろそろ冬野菜と春野菜の変わり目のようで
野菜コーナーには多種の野菜が並んでいた
春は春キャベツ。たけのこ。ふきのとう。菜の花
冬は小松菜。ほうれん草。かぼちゃ。ブロッコリー]


 ふむ。ブロッコリー…
 旬は3月までなら、美味しい時期は
 ここが最後かな


[サラダに添えられていたり、シチューとして一緒に煮込んだり
カフェでも出番の多い野菜だ
…と言い訳しながら少し多めに買い物かごに入れた

実際のところは
好物のシチューが食べたくなったからである

ブロッコリーを入れてもらおう。
もやし以外の食事に心ウキウキワクワク〜で
心なしか重いカートを押す力が、強くなった]
 
(@40) 2019/04/10(Wed) 9:35:50

【見】 魔法工学技師 セドラ


[お会計を終わらせ、もう何年も店内での買い物だと見ていないような数字に丸くし
あまりの量に「配送しましょうか?」と声をかけてくれた店員さんには首を横に振る
リコリスの住所は聞いたことがない。
どこでもあってどこでもない場所
そんなところに番地があるわけがない

平日昼の、人が疎らな店の広いスペースを
店員さんに頼んで少しの間借りさせて頂く
荷物持ち運びしますCarを3台展開して
一応ビニール袋に入れた荷物達を
お皿の上にひょいひょいっと乗せていく
多めに貰ったと思ったビニール袋も足りなくて
ブロッコリーだけ溢れてしまった
無理矢理詰めたら入るだろうが、生鮮食品
強い力で押して傷めたりしたら勿体ない

…だからそうはせずに
省スペースで安全な様にと
皿の真ん中にブロッコリーを立てて
周りを他のビニール袋で固めてみたのだ

名案だな。と最初は自分ではそう思ったが
立ち上がって遠目から見て気がつく]
 
(@41) 2019/04/10(Wed) 9:36:09

【見】 魔法工学技師 セドラ



 [ あっ。これ伝説の料理人の
        まるごとブ○ッコリーだ ]

 
(@42) 2019/04/10(Wed) 9:36:35

【見】 魔法工学技師 セドラ


[ブォン

私が歩くと共に起動するエンジン
動き始める車体
慣性力で倒れる1台目のブロッコリー

やっぱりまるごとブロッ○リーじゃないか!!
]
 
(@43) 2019/04/10(Wed) 9:37:34

【見】 魔法工学技師 セドラ


(この〜木なんの木)


[かといってこれ以外に何も閃かず
3台の○ごとブロッコリーを引き連れて
リコリスに向かう私

荷物持ち運びしますCarから安全の為に流れる音楽は
今はテキトーでいいやと
家を出る時たまたま手に取ったもので
妙にこの状況にマッチしているのが不思議なものだ

普段研究をしているときは周りの目など
気にしないことが多いのに
この時ばかりは少し恥ずかしい気がした]**

(気になる木〜)

 
(@44) 2019/04/10(Wed) 9:42:21

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 人と異なり別段食事を必要としない男の城は
 男と彼以外の気配を失くさせていた。

 実際は必要に応じた眷属を呼び寄せる事もあるが
 そんな事は些細なものだろうと決め括っていた。

 広々としている割に伽藍堂の城内で
 二人分の靴音は静かに響く>>406 ]

  一人を怖がる歳でもなさそうに思うけど
  君は随分と怖がりなんだね。

  でも安心するといい。
  今は、ふたり、だろう?

[ うっすらと熟れた頬の理由は何だろう。

 思い当たる節は幾つかあるものの
 震える細い指先を見つければ
 宥めるように親指で撫でてやった ]
(431) 2019/04/10(Wed) 9:44:06

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 男にとって性別など大差ない。
 だが例え線の細い少年であっても少女の服装は厳しそうだ。
 
 そんな事を考えながらも少年の様子を確認する。
 子供達の間に親密な繋がりはなかったのだろうか。
 大きなショックを受けているようには思えなかった>>412

 だが、この手は離されない。
 随分と気に入っているのだろうか。
 男は面白そうに口端を上げて、彼の願いを叶えた>>417 ]

  そうだね。
  君の為に仕立てるのもいいけど
  その間に倒れられてしまっては困る。

  一先ず、これを羽織って。

[ 肌寒さに震える子>>418に渡すのは
 同じく肩に羽織っていただけの黒の外套。
 薔薇の蜜を染み込ませたような薫りを残すそれと
 今彼が丹念に塗り込まれた花の香りが混ざり合う。

 傷一つない玉の肌を隠すような衣服を衣服を抱いたまま
 何処か落ち着きのない様子>>421に口角を上げた ]
(432) 2019/04/10(Wed) 9:44:39

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


  そうだね。
  とても良い花の香りだと思うけれど
  君でなければ意味がないから。

  湯殿なら一階の右手奥側にある。
  左手側は君達が食事を摂る場所がある。
  お腹が空いているようであれば用意しよう。

  階段奥にある扉は庭園と繋がっているし
  今なら薔薇が咲いているだろう。

  気になるなら確かめてみるといい。

[ ここで日々を過ごす上で必要なことを伝えておく。
 ふと視線を合わせたまま双眼は眇めれば
 辿々しい話し方に片眉を上げた。

 耐性のある子供なのかと思っていたが、
 彼もまた夜に溺れてしまうのだろうか ]
(433) 2019/04/10(Wed) 9:44:59

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 子供が成す幼い戯れ>>422
 甲への口づけは敬愛の姿勢を示すものだが
 それにしては違和を抱いていく。

 手袋越しにも伝わる唇の柔らか、灯す熱。
 男の冷えた指を僅かに侵食する存在に
 ぴくりと僅かに瞼が震えた ]

  ――セレン。
  君はいけない子だね。
  そんなに熱い唇を押し付けて、どうしたいの?

[ 吐息だけで笑みの形を象り、
 くすくすと揺れる空気を作り出した。

 繋ぐ手を振り払うことは容易だった。
 しかしそれを是としないまま唇に押し付ける。
 滑らかな生地で仕立てられた手袋の下に
 骨張った硬い男の手の感触を伝えさせ ]
(434) 2019/04/10(Wed) 9:45:31