ランダム機能


ユーザ登録




人狼物語 三日月国


33 【恋愛RP】Umbrella×School×Love!【R15】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:人

全て表示


【人】 絵描き 要

喫茶店アトリエ

静かなひと時を過ごしたい方へ
ひっそりとした空間で絵を依頼してみませんか?
もちろん、喫茶店だけの利用も歓迎

場所:旧校舎、理科室
(27) 2020/06/14(Sun) 9:53:37

【人】 絵描き 要

僕が作ったわけじゃない。
ただ、お節介な先生が、楽しそうに作って、僕に押し付けてきた。

これは、僕の存在を知らせるためのもの。
きっとこれだけが、この賑やかな文化祭に馴染めない、僕が
唯一、文化祭に参加出来る……。

なんて、感傷的かな。
まあ、これを素直に置く時点で
僕だって救いを求めてはいるんだろう。

ずっと前に、そんなものは諦めた、と思っていたんだけどね。
(28) 2020/06/14(Sun) 10:06:25
絵描き 要は、メモを貼った。
(a10) 2020/06/14(Sun) 10:09:57

【人】 帰宅部  雨宮 健斗

[ コスプレカフェ、なんてふざけた文字に
  しばし呆然と立ち尽くす俺に、 ]


     『あー、いたいた!雨宮ー』


[ と手を上げて、同じクラスの委員長が
  小走りで近づいてきた。

  こいつとはなんの因果か三年間同じクラス
  なのもあって、気軽に話が出来る数少ない
  クラスメイトだった。 ]


     いたいた、じゃねぇよ!
     なんなんだよコスプレカフェって!


[ 変な汗が出そうになりながら聞いた俺に、
  委員長は不敵に微笑んだ(ように見えた)。 ]


     『何って模擬店に決まってるでしょ。』


[ そういや出し物決める時にあんたいなかったわね、
  と言いながら彼女はプリントを差し出す。 ]*
(29) 2020/06/14(Sun) 11:11:16

【人】 帰宅部  雨宮 健斗

[ 差し出されたプリントを受け取る。
  一行目の、


    
【〜接客マニュアル〜】

    

  のタイトルだけで読むのをやめた。 ]


    『ねぇあんた、細身の黒スーツか、執事服か、和服。
     どれがいい?』


     
     …はぁい??今なんて??



    『衣装よ、衣装!早く決めてくれないと
     困るんだけど。お客さん来ちゃうよ。』*
(30) 2020/06/14(Sun) 11:15:14
帰宅部  雨宮 健斗は、メモを貼った。
(a11) 2020/06/14(Sun) 11:19:22

【人】 絵描き 要

「さて」
さて?

特に気合を入れる必要性なんてないのに気づき、思わず漏れた声に嫌気がさす。

イーゼルにキャンバスを立てかけ、パレットに絵の具をのせた。

まあきっと、誰も来ないだろうけど。
机の上に置いてある茶葉と粉とジュースに氷、カップなんかが寂しそうに思える。

使ってやらないのも可哀想か、と
ガスバーナーに火をつけ、お湯を沸騰させた。

火を使うから、と美術室ではなく理科室でやれ、と言われたんだっけな。
別に僕にとっては、美術室だろうが、理科室だろうが、屋上じゃなければ同じだ。
大勢の人がいなければ、それでいい。
(31) 2020/06/14(Sun) 11:22:57

【人】 転校生 矢川 誠壱



   まただ…


[ まただ。そう、また、なのだ。]



   完全に出遅れてる。



[ 体を動かすと、ギッと唸るスプリング。
青年は黒髪をくしゃくしゃ右手で混ぜながら
枕のすぐ隣にある携帯電話のアラームを止めた。
…正確にはきっと数度目のスヌーズを止めた。
3回くらいみた。なにかの見間違いかと。
部屋の時計とも見比べた。
カーテンの外もみた。
けれど、スマートフォンが示す時間と
部屋の時計が指している時間は同じだ。
外は薄暗くて一瞬期待を持たせるのが
たちが悪い。聞こえるのは、雨音。]

 
(32) 2020/06/14(Sun) 11:38:13

【人】 転校生 矢川 誠壱



[ 出遅れてる?いいや、ちがう。
そんな曖昧な言い方をすべきではない。

遅刻だ。


絶対間に合わないというかもうすでに
学校の始業のチャイムは鳴っている時間だ。
ここまでひどいといっそ諦めがつく…
なんていってる場合ではない。
今日は、今日だけは本当にまずい。
文化祭当日の準備を手伝わずして、
どの面を下げて参加できるというのか!]


   ……終わった…


[ だがしかしそんなことを言っている
場合ではないのだ。ばたばたと準備を始める。
腕を通すのは前の学校の制服…
つまりは詰襟だが仕方ない。]

 
(33) 2020/06/14(Sun) 11:38:55

【人】 転校生 矢川 誠壱



[ 寝坊癖あるのは今に始まったことではない。
実のところ昨日も遅れて登校した。
こっそり、こっそり忍び込むようにして
入った学校の校舎は、広すぎて
そりゃもうすぐ迷った。
しばらく彷徨ってうろうろしていれば
「なんで他校の生徒が?」なんて
ひそひそと囁く声だって聞こえるってものだ。

父の仕事の都合でこの学園にきたのは
ほんの1ヶ月ほど前のこと。
卒業生の制服を譲ってもらえるという
話だったのだが、履いたズボンの丈が
短かったのはまあ仕方ない。
寝る子は育つ…のだ…
というわけでしばしこの制服で
過ごしてくれといわれてかれこれ
もうすでに1ヶ月が経ってしまったわけだが]

  
(34) 2020/06/14(Sun) 11:39:24

【人】 転校生 矢川 誠壱




  正直文化祭までにはほしかった…


[ そんなことをいったって
仕方のないことではあるが。

小さくため息をついて準備を進める。

なんとか終わらせて、家を飛び出す。
それから猛ダッシュで到着した学園は
すっかり準備が進められていた。
休むという選択肢はあった。
まだクラスに馴染めているとは思えない。

雨に濡れて重くなった詰襟を
はずして、腕にかける。

そっと教室の扉を開いて、中の様子を見た。]

 
(35) 2020/06/14(Sun) 11:40:48

【人】 転校生 矢川 誠壱


[ はじめはなんだかこう、厳格な雰囲気の学園だと
思っていた。名前、フランス語だし。
だがそれは1ヶ月も経てばある程度
気のせいだったらしいと気づく。
コスプレカフェ、なんて俗っぽいものも
模擬店として許されるのだから、
そりゃあもう。]




    …おはよう、 ございます



[ 遅刻の罪悪感で小さくなった声。
ただでさえも図体がデカくて
きっとこわがられているだろうから、
準備はある程度力仕事に徹してきた。
今日ももちろんそのつもりだし、
だからこそ朝くるべきだったのだが。

『お客さんきちゃうよ』と急かす
クラスメイトの声が聞こえる。>>30

そちらを一瞥してから、
そおっと足を踏み入れた。]*

 
(36) 2020/06/14(Sun) 11:41:40

【人】 教育実習生 青柳 慶

−理科担当教諭準備室あたりで−

 [ この学校にはかなりの部活や同好会がある。
   理科には生物・化学・物理のそれぞれの部活は勿論、
   爆弾構造解析同好会とかマジ訳わかんないやつもある。
   
   各理科系の教室にはそれぞれの部の努力の結晶である
   研究結果のボードがたくさん並んでいる。 ]

     へぇ……面白いじゃん。
     理科って惹かれにくい教科だから
     わかりやすくするって
     苦労するんだよな。

 [ 内容を確認しながら感心するしかない。>>9
   勿論、ひとつひとつを満遍なく見ていく。
   担当外の生物や物理もわかってこその理科教師。
   各々の努力が見て分かるボードを、
   他の人にもぜひ見てもらいたいと
   心の底から願う。

   
   もし、他のところで誰かに出会えば、
   宣伝をしておくのも悪くなさそうだ。

   今日はのんびりしていいと言われたので、
   誰かが教室に入ってくるなら、
   そのままいるだろうし、
   もしそうでないなら、クラスに向かおうか ]*
  
(37) 2020/06/14(Sun) 11:44:40
転校生 矢川 誠壱は、メモを貼った。
(a12) 2020/06/14(Sun) 11:46:48

教育実習生 青柳 慶は、メモを貼った。
(a13) 2020/06/14(Sun) 11:47:41

【人】 生物部部長 クロユリ

>>37
[ポスターセッションの準備で展示室に入ろうとすると、誰かがいる気配を感じた]

あれ?誰だっただろう。
見たことのある人だけど、生徒じゃなさそうだし…

[ユウリたちがまとめた資料を熱心に読んでくれている。近隣の水路で生物多様性の保護活動を行ったときのものだった。

何とも言えない喜びから、思わず胸に抱えたケージをぎゅっと抱きしめる。中にいるはずのジャンガリアンハムスターのかさかさという気配を感じる]

[教室に入って声をかけていいものか、ユウリは青柳の様子を見守った]
(38) 2020/06/14(Sun) 14:24:33

【人】 生物部部長 クロユリ

[とにかく、このジャンガリアンハムスターのグラハムだけは机に置かなければ。
ユウリは展示を見ている青柳を邪魔しないように、少し離れたドアから教室に入ると、そっとケージを置いた。
時には生餌にもするマウスだが、このジャンガリアンハムスターだけは代々生物部のマスコット的な存在として、部室で飼育されてきているのだ。

ハムスケがジュッと鳴いた。
その様子を微笑ましく見つめると、ユウリは展示の準備に取り掛かった]
(39) 2020/06/14(Sun) 14:36:20
生物部部長 クロユリは、メモを貼った。
(a14) 2020/06/14(Sun) 14:37:54

クロユリは、時折窓の外に視線を向ける。雨音を聴いているようだ。
(a15) 2020/06/14(Sun) 14:42:04

【人】 絵描き 要

グツグツと煮立っているお湯を眺めつつ、何を飲むか決めてなかったことにに気がつく。

紅茶……コーヒー、緑茶……?
お湯を使って飲むのはそれくらいか。

飲み物に関してのこだわりは特にない。絵を描く時に、口寂しくないように口に含む程度だ。
その時に味なんて感じてる暇はない。

そして茶葉たちはみんな揃いも揃って、
使われたそうにしている。

つまりこれは全てを使って……。
頭に思い浮かんだ恐ろしい考えを慌てて振り払う。

そんな冒涜的なことをしてなるものか。さすがの僕だって不味い味なのは気付くだろうし、何よりそれぞれの愛好家を敵に回しかねない。
って、こんなところ、誰も見てないだろうけど。

まあ適当にコーヒーでも。
紙の簡易的なフィルターの中に粉を入れ、
お湯を注ぐ。特にこだわりはないから適当だ。

試しにひと口飲んでみる。
うん。コーヒーだ。
それ以上でも、以下でもない*
(40) 2020/06/14(Sun) 14:42:49

【人】 生物部部長 クロユリ

>>40
くんくん…
あれ?コーヒーの香り?

もしかしたらどこかで模擬店があるのかな。
でもこんな理科棟で?

準備が終わったら行ってみたいな。
(41) 2020/06/14(Sun) 14:48:18

【人】 絵描き 要

うーん、イマイチ
纏まらない。

というかここからどうしろと言うのだ。
いや、描きたいものは決まっている。
ずっと前から、決まっていた。

でもそれが、ずっと、ずっと、
描けないでいる。

僕は無意識的に油の蓋を捻った。
つうんと油の匂いが広がる。

そういえば喫茶店なのに油絵チョイスって何事なんだ……?アクリルとか鉛筆に変えた方がいい?
乾くのにも時間がかかるしなあ。
まあ誰も来ないだろうけど。念の為に画材を変えておくくらいしても、いいだろう。

とりあえず、このキャンバスを全面、真っ黒に塗っておく。
中途半端に黒いとなんだか描きにくいような気がしたからだ。

いや。
ただ、僕は描くことから逃避したかっただけなのかもしれない。
油絵は1度描いてしまうと、乾くまでに時間がかかるから……。

飲みかけのコーヒーとキャンバス、それに僕の心。
全部同じ色だ*
(42) 2020/06/14(Sun) 15:13:04

【人】 教育実習生 青柳 慶

−展示室−

 [ 生物部のフィールドワークの展示を
   ひとつひとつ写真をみながら、
   よくやるもんだ、と感心する。

   写真の中の彼らの表情は、
   青春そのもの。

   バスケ部として過ごしていた彼ともまた違う、
   部員の楽しそうな表情につられて、
   クスッと笑みが溢れる  ]

  理科全般に言えるけど、
  結構こだわり強いやつ多いから
  こういう面白いもの作れたらいいんだよ。

 [ そう呟いていると、
   何か、滑車のようなものが動く音がした。
   体を起こして、音のする方を振り向くと、


女子生徒が1人。


   手元にはハムスターのゲージ。
   懸命に走っているらしく、
   恐らく聞いた音の正体はそれらしい  ]
(43) 2020/06/14(Sun) 15:14:37

【人】 教育実習生 青柳 慶

   
    生物部の部長さんだっけ。
    はじめまして。

 [ こっちに来たら?と話しかけて、
   片付けている椅子でも取り出そう。

   化学希望とはいえ、
   他の教科にも顔を出して
   1人授業参観をさせてもらっている。

   それで、生物の授業の時に
   担当教師から教えてもらっていた。
   大人びた2年生の、新部長のことを ]*
(44) 2020/06/14(Sun) 15:14:58
教育実習生 青柳 慶は、メモを貼った。
(a16) 2020/06/14(Sun) 15:16:03

【人】 生物部部長 クロユリ

[ハムスケ(正式名称:グラハムのすけ)が一生懸命走りすぎて回し車から滑り落ちた。
その様子にくすっと声を出したとき

生物部の部長さんだっけ。
はじめまして。

展示を見ていた男性がこちらを向いていた。]

あ……実習の青柳先生。

[本当に時々しか来ないけど長年生物部の顧問である老先生が、今度の実習生は自慢の教え子だったと言ってた]

展示を見てくださって、有難うございます。

[ユウリは控えめに微笑むと、青柳に丁寧におじぎをした]
(45) 2020/06/14(Sun) 15:27:29

【人】 転校生 矢川 誠壱


[ 小さく挨拶をして気まずげに
足音を立てぬようそうっと
入った教室だったけれど、
すぐに近くにいた女子生徒に捕まった。

やっとクラスメイトの名前を
覚えてきたところなのだ。
彼女はそう、たしか…]



   田中さん…


  「おはよう、遅刻の矢川くん」


   …すんません…



[ そう小さく謝ると彼女は困ったように
片眉をあげて、肩を上げて、下げて、
ふう、と小さくため息をついた。]

 
(46) 2020/06/14(Sun) 15:30:54

【人】 転校生 矢川 誠壱




  「とりあえず。職員室には行った?」


   いや、まだ…


  「なら先に行ってきなよ。
   届出出してから帰ってきて。」


   …ごめん…


  「いーからはやくね!」



[ そういって頷く彼女に一礼して
一度教室をでる。でる、つもりだった。]

 
(47) 2020/06/14(Sun) 15:31:10

【人】 転校生 矢川 誠壱




  「あ、ちょっと待って」


[ そう呼び止められて差し出されたのは
一枚のプリント。そうそれは、先ほど
同じくクラスメイトの雨宮くんが渡されて
いたものと全く同じ紙。>>30
嫌な汗が背をつつう、と伝う。]



   え、あの、おれ裏方じゃ


  「もうほとんど終わったの。
   わかる?読んでおいてね。」



[ そういってくるりと踵を返した
田中さんのスカートがふわりと揺れる。
その背中に向かって吐いた
「でも、バンドが…あって…」は
きっと小さすぎて届いていない。
弁解を聞いてもらうことや、
慈悲を請うことはどうやら許されないらしい。]
 
(48) 2020/06/14(Sun) 15:31:41

【人】 転校生 矢川 誠壱



[ まあ、弁解という弁解もないから
仕方のない話ではあるのだが。

ちら、と目線を落とした。]



   せっ きゃく まにゅ ある…



[ 小さく唸りそうになるのを、
こぼれそうなため息を、堪えて。]

 
(49) 2020/06/14(Sun) 15:32:11

【人】 転校生 矢川 誠壱




[ ひとまず職員室へ向かうことを
許されたのだから、その通りにしよう。
接客などやったことがないし無理だと
伝えるのはそのあとにしたほうがいい。
どうせ今断ってもすぐに却下される。

───参加しないという選択肢がなかったわけではない。

準備にはじめから参加していたわけでもないし
ものすごく中途半端な時期に、その上
3年に上がってからの編入生なんて。
編入後1ヶ月で文化祭なんて。
物好きだと思われたって仕方ない。

だけど、参加したかった。
人生で限られた数しかないから。

それが思い入れのあるものでも、
ないものでも、構わない。

その場所に自分がいた、それだけで。]

 
(50) 2020/06/14(Sun) 15:33:55

【人】 転校生 矢川 誠壱



[ それに、今回は、ステージに立つことも
決まっているのだ。
急遽メンバーが抜けたという理由でも
誘ってくれたのはうれしかった。
きっと、最高の思い出にする。
あの時は楽しかったと、いつかまた
今日のことを思い出せるように。]



   はーー…



[ だが、しかし。
それとこれとは話が別である。

コーヒーのいい香りがした。>>40
この学園の文化祭はどうやら
比較的模擬店が多いらしい。

もしかしたら本格派コーヒーを
出す店なんかもあるのかもしれない。]

 
(51) 2020/06/14(Sun) 15:34:42

【人】 転校生 矢川 誠壱



[ ああ、接客じゃなくてせめて
キッチンスタッフにしてくれないだろうか。
そんなことを考えながらぼんやり歩く。

廊下から覗き見えるさまざまな
教室には展示も準備されているらしい。

とても広い学園だし、きっと
全てを見ることは叶わないんだろうなと
思いながら、背中に負ったベースのケースの
肩紐をくい、と引いた。]*

 
(52) 2020/06/14(Sun) 15:35:14

【人】 光学迷彩 もも

[『わたしは壁。』]

[祭の騒ぎが一段と煩くなる。これからも秒針を刻む毎に賑わいが増していくのだろう。暑さに比例する蝉の音の様に。いつもは後ろの教室の中にある時計、その針の動く音さえ聞こえるくらい静かだというのに…。賑わいに混じるのはひたひたとした雨の音だけだ。]

[目を開けると、いつの間にか目の前の壁はチラシで着飾られていた。薄鼠色の壁面には地面と平行に貼られた複数枚のチラシ。セロハンテープで四隅を貼り付けられている。赤緑黄にプリントされたB5サイズの用紙に色々な組、部活の出し物が書き込まれている。駄菓子屋、お化け屋敷、射的、喫茶店…コスプレ喫茶?変わったものもある。特に喫茶店のメニューにあるタピオカミルクティは興味も少しは湧くけど…足の重さに勝てる程でも無いかな。]

[それにしても、やっぱり、この壁の無駄に余ったスペースには目を留めてもわたしに目を留める人はいなかったね。わたしもわたしで、チラシを貼る人たちには全く気づかなかったけど。よっこらせっと立ち上がりつつアイスレモンティをストローから口に含む。ズズーっと、パックの底が音をたてた。]

…やっぱタピオカくらいは欲しいかもっスね?

[カーディガンのポケットに手を突っ込みながら、壁に貼られたチラシを品定めした。*]
(53) 2020/06/14(Sun) 15:39:30

【人】 教育実習生 青柳 慶

−展示室−

 [ 青柳先生と呼ばれるとなかなかにくすぐったい。>>45
   仲良くなった生徒たちからは、
   慶先生、慶くん。
   いや、何故先生をつけられない。
   ここは、バカが集まってる場所ではないため、
   少し呆れるところもあった  ]

     慶先生でいいよ。
     ま、理科の先生目指してるから
     こういうのもしっかり見ておかないとね。
     ハムちゃん連れてどうした?

  [ 滑車から落ちてひぃひぃしてるハムスターを
    見てしまった。
    そんなところを見れば笑わずにはいられない。
    
    理科の作品というのは
    あまり興味を惹かれない人も多く、
    どちらかといえば体育館で行われる
    舞台発表のほうに人は流れる。

    故に、今ここにいるのは彼女と彼だけ。

    作品は完成しているだろうから、
    人がいるかどうか気になったのかも。
    そう思って、質問をかけてみた  ]*
(54) 2020/06/14(Sun) 15:44:30
テニス部 ちあは、メモを貼った。
(a17) 2020/06/14(Sun) 16:01:34

【人】 テニス部 ちあ

ー1-B教室ー

[会場の準備はおおよそ整った。机に赤いシーツをかけて、入り口には提灯を飾り、夏祭りの屋台を彷彿させる。

クラス全員に、背中に「祭」がデザインされた羽織が配られた。それを羽織ると気分が高揚した。]

お客さん、来るといいなぁ。

[ちあは、カーディガンのポケットから、チケットを二枚取り出す。
それは、赤羽から貰った、ミルクティー味とイチゴミルク味のタピオカのチケット。]

二杯も飲めないし、誰か誘おうかな?

[同じクラスの由乃は、どうだろう?と、ふとちあは思った。見かけたら声を掛けてみよう。]
(55) 2020/06/14(Sun) 16:13:27
テニス部 ちあは、メモを貼った。
(a18) 2020/06/14(Sun) 16:16:21

ちあは、>>55 羽織→はっぴに訂正
(a19) 2020/06/14(Sun) 16:30:43

【人】 生物部部長 クロユリ

>>54
この子、ハムスケっていうんです。ちょっとそそっかしいところがあって、いつも滑車から落ちちゃうんです。

[そういうと、どれ?とケージをのぞき込む青柳の瞳がまっすぐ見えた。]

きれいな色
月の夜に海ををのぞき込んだときのような深い蒼。

[青柳は、フィールドワークの詳しい内容についていくつかの質問と、自身の経験から興味深いアドバイスをくれた。次の活動のときに取り入れてみたいと思った。

青柳と話しながら、そういえば化学を選択しているクラスメイトが、青柳先生のことを噂していたことを思い出す。
授業が面白くてわかりやすい、加えて自分たちと同じ目線に立ってくれる、もっとはっきり言うと、素敵な先生だと。

慶先生でいいよ。
こんなふうにさらっと生徒に言ってくれるところも、人気のある理由なのだろう。

そういうことに疎いユウリは、明確な理由には気づかないまま、青柳の瞳の深さと、話しやすく穏やかな空気に、淡淡とした慕わしい気持ちを感じていた。]*
(56) 2020/06/14(Sun) 16:32:01