人狼物語 三日月国


7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】

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【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ



――とある時代で発生した"歴史の歪み"


それを万能の願望器「聖杯」によって引き起こした"姫"も、
幾人かのサーヴァントを召喚したのだ。


――「クガネ」という英霊は、その中の一人だった。


いや、少し違うか。
この時の己はまだ「クガネ」ではなかった。


ギリシア神話において、神の息子として
生まれたにも関わらず、「醜い」ことを理由に
捨てられた、一つ目の巨人



それが、オレの真名
(
キュクロプス
)
"だった"


(36) 2019/04/08(Mon) 1:07:52
萩原 悠人が参加しました。

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ


復讐者(アヴェンジャー)として顕現したオレは、
姫様から"金将
(くがね)
"の役を賜り、
世界脅かす"獄都衆"が頭領として殺戮の限りを尽くしたのである。


全ては姫の願いのため。
――或いは、手放したくない"仲間"のために



――だが、"オレ"という存在に幸福など認められなかった。


仕掛けられた"時限爆弾"
"オレ"という人格は、「自分自身への復讐」などという自滅を防ぐために、本来の人格の上から貼られたテクスチャに過ぎず。
特異点で生まれた"オレ"は、所詮うたかたの夢でしかなかった。


……まァ、もっとも。
世界の守護者達によって倒され、
消えてゆく仲間を前に自我を保てず発狂する方が先だった訳で。
(37) 2019/04/08(Mon) 1:13:52

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ


そんなこんなで、"自己"の維持を無意識のうちに"仲間"へ依存し過ぎてた哀れな巨人は、最後にやけっぱちからの特攻玉砕もどきをかまして消滅したのでした。ちゃんちゃん

勧善懲悪、因果応報、そんな完璧なエンディングだ。
零れ落ちた醜き魂は虚数の海に飲まれるのが、ただ一つの結末で。




――それでも、救い難い大悪党にも"奇跡"は起こるらしい



紆余曲折を経た結果、オレこと「クガネ」は「巨人(キュクロプス)」から分かたれた"個"として英霊の座に名を刻むことを許された。

今では人理を守護する機関「カルデア」に召喚され、
自由気ままな生活を送っている。


(『ある筈のなかった先を走り抜けた』者は、存外多いらしい)>>4
(38) 2019/04/08(Mon) 1:18:06

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ



この奇跡を得れたのは、沢山の人々の縁によって、と言えるか。


――その中でも一等、己の中で輝くのは……



("母なる海"を宿した、大切な貴方)

("こころ"を失ったオレを、己が魂を半分に分け与えてまで
救ってくれた、優しきひと)

(最期の最期まで、オレ(クガネ)を想ってくれた兄のようなひと)




(オレが貴方に抱える感情の名は――)



(39) 2019/04/08(Mon) 1:20:33

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ

―カルデア―

[多くの英霊を抱えるこの場所において、ちょっとした騒ぎなどチャメシインシデントである。
この間もとある暗殺者と復讐者が廊下ではっちゃっけた結果、地獄周回の刑に処されたりもしたか。

閑話休題

今、廊下を爆走するはその復讐者
(もっとも、復讐者要素はもうあんまりない)


目撃者曰く、昼寝から起きたら急に走り出した巨人は、その2m超えの巨体でいつも以上の速さ(敏捷D-)を出しつつ、ある場所へと向かっていたか。]
(40) 2019/04/08(Mon) 1:23:04

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ



――"夢"を見ていた


己の別人格
(アルターエゴ)
が召喚され、
世界の守護者として戦う夢を。

そこには新たな仲間と、何より大切な"貴方"がいたか。


……あの時と同じように、仲間には先立たれてしまった。
(大切な貴方ですら逝ってしまった)



それでも、己を信じる優しきマスターを元の世界に帰すため
(そして、"嫉妬"に呑まれ獣と化した少女を救うため)



最期の一人となって尚、己は戦い抜いたのだ。
(41) 2019/04/08(Mon) 1:25:20

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ



――夢で見た光景は、完全なるハッピーエンドではなかったけど、希望は残っていた。


……だが、一つだけ
一つだけ気になったことがある


朝焼けの中、大切な貴方と再会した別人格(アルターエゴ)のオレ
戦いの最中気づいたことを胸に、オレが彼に伝えたのは――

(42) 2019/04/08(Mon) 1:27:03

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ




  千年経っても、虚無に還っても
  オレは何時までもシロさんと一緒に笑っていたい


  ――つまりは
世界で一番"愛してる"
ってことだ!

(43) 2019/04/08(Mon) 1:28:03

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ


……正直に言おう。
「夢の中のオレが先越しやがった!畜生!」



ーーまァ、その、なんだ

オレは彼を…シロさんを"愛している"

それを自覚したのは本当につい最近だけども
(なお、自覚する前もナチュラルにいちゃこら(※健全)してたので、知る人からは「おせーよ!」「知ってた」くらいの反応がくるだけだろう)


彼が以前くれた"恋文"を調べたのが自覚のきっかけだが…
まさか!"愛"に向き合う前に夢のオレで先越されるとかあるか!?



…というわけで、オレはその時最後に見た"光景"も相まって、
シロさんへなんとしても"愛"を伝えたくなったのだ。

ある意味己自身への"嫉妬"による衝動的行動だった訳でもある。
(44) 2019/04/08(Mon) 1:32:40

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ



シロさん!!



[ 自室に飛び込み、かつての部下であり、今では魂分け合う愛しき彼を見つける。
 (職員のお節介により二人は同室である)



 「直感」なぞ皆無の己は、当然彼が何をしていたか>>28全く知らない。
寧ろ今は一刻も早く行動したいがために、己はずがずがと大切な片割れへと近づき、彼の両手を己が両手でしっかり握りしめた

 (夢の中の己らは、片腕ずつ見事に無くしてもいたか)
]



  ――あのさ、シロさん

  オレはシロさんのことが…………



[そうして、胸に溢れる想いを文など高尚なものにできない己は、
ならば言葉にして伝えようとーー]
(45) 2019/04/08(Mon) 1:35:37

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ


[……この時の己はとんでもなく馬鹿だった。

直前まで露骨にシロさんを避け(自覚した"愛"に不慣れすぎてロクに顔を見れなかっただけだ)、
ただでさえ彼からの健気なアプローチを持ち前のど天然さでフラグクラッシュしてきた己が、初恋を盛大に拗らせた彼にどんな影響を与えてしまったかは言うまでもない>>30

共に笑っていたいと夢で願った相手を今も泣かせていると別人格が知ったら、多分オレ殺されるかもしれない]



[とまあ、とどのつまり、余りにもタイミングが悪すぎた訳で]
(46) 2019/04/08(Mon) 1:38:12

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ




……オレは、シロさんが好きだ
心から、シロさんを愛してる。



[言えた!と呑気に歓喜しつつ、
これを聞いた彼の様子を伺おうとーーー]


……シロさん?


[
なんで、そんなに苦しそうな顔をしているの?


その頬に赤みがあるはずなのに、まるで耐えるように噛み締めた唇が痛々しくて>>32
己は咄嗟に手を伸ばそうとーーー]
(47) 2019/04/08(Mon) 1:39:27

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ



ーーえ


[続けられた言葉>>33の意味を、一瞬捉え損ねた。

これは"愛"の告白で、彼も以前"愛"の告白をしてくれた筈で
だから己らは両想いで、離れ難い両翼である筈なのだ。



ーーなのに、なんで己の"愛"が彼を傷つけている?>>33


まるで言い聞かせるように、"愛"を否定する。
(これは"恋慕"でなく単なる"親愛"だと)]
(48) 2019/04/08(Mon) 1:40:35

【人】 巨人のアヴェンジャー クガネ



ち、ちげェって!
家族とか友人とかじゃなくて、
"恋人"になりたいって意味で好きなの!

馬鹿にされそうだけど、本当につい最近になって、 シロさんへの気待ちに気づいたんだ!
この心はぜってェ本物だ。嘘じゃねェって誓える


ーーだから、信じてくれないか


[真摯な顔付きで、案にこの愛は本気だと伝えて。

握りしめた己の左薬指に、海色の指輪が光る。
彼によって染め直されたこの心ーー簡単に手放すことなどできやしない。


別人格が出来たんだ。
本体が頑張れなくてどうする。男の見せ所だぞオレ!

などと、己の迂闊さを棚にあげる生後数ヶ月、
人間初心者の巨人さんだった]**
(49) 2019/04/08(Mon) 1:41:51

【人】 萩原 悠人



[
昔、昔の記憶。
あの赤い
を見つめていた、記憶。

炎に巻き上げられ燃えていく建物と、人。
悲鳴と、嫌な匂い。


​                ────あの
の泣き顔


その炎を見つめて、ただ思った。
もう二度とこんな思いはしたくないと。
こんなことはさせないと。
…………大切な人は、作らないと。
]

 
(50) 2019/04/08(Mon) 1:43:38

【人】 萩原 悠人

[…………なんて決意をしたのに。
結局は可愛い年下の恋人が出来てしまって
なんだかんだ幸せに暮らしている今日この頃。

恋人の要請もあって、長く務めていた
ホストクラブをやめた。
店長や店のみんなには引き留められたけれど
可愛い恋人のためならば仕方なかろう。

これからどう食っていくかなと思う。
しかし、目的のため働いていたその目的が
働いている半ばで消えてしまったため、
溜め込んだ金は相当な額になっていた。

多分これで数年は生きていくのに困らない。
そう考えれば、直ぐに仕事を見つけずとも
良いのではないだろうかと考えるのであった。]
(51) 2019/04/08(Mon) 1:43:57

【人】 萩原 悠人

[とはいえ、全く仕事を探さないのもどうかと思う。
恋人がニートなんて俺なら嫌だ。
あの子なら嫌とは言わなそうだけど。

そんなこんなで今日も街をふらついて。
ふと気になった店があった。

それは、普通のパン屋だった。
けれど何か違和感があるような気がした。
その違和感はどうしたって拭えない。
ウィンドウ越しに見える店もパンも
不審な点はひとつもないのに何故だろう。

気になって、吸い込まれるようにパン屋の前に立つ。
少しだけ緊張した面持ちでドアに手を掛けて
思い切って開ければ、そのまま1歩前に出た]
(52) 2019/04/08(Mon) 1:44:10

【人】 萩原 悠人



[────と、
同時に落ちた。

わけがわからないよ。

何故だか知らないが、落ちた先は喫茶店だった。
どっから降ってきたんだ俺はと、
痛む腰と尻を摩りつつ冷静に上を見つめる。
何故かそこには何も無かった。


いや本当にこれどうなってんの。
]*

 
(53) 2019/04/08(Mon) 1:44:34
萩原 悠人は、メモを貼った。
(a4) 2019/04/08(Mon) 1:44:59

巨人のアヴェンジャー クガネは、メモを貼った。
(a5) 2019/04/08(Mon) 1:45:42

古城の吸血鬼 ニクスが参加しました。

【人】 古城の吸血鬼 ニクス



[ 人の精気を糧とする化け物。

  ――吸血鬼。
   人々はそのように男を呼んだ ]
 
  
(54) 2019/04/08(Mon) 1:48:06

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ ――――夜は永く、昏い ]


  ねぇ、お嬢さん。
  夜の中でしか輝けない月を知っている?


[ 退屈凌ぎの問いかけに子供は首を傾げる。

 今夜の貢物もどうやら外れ。
 贄にするか玩具にするか奴隷にするのか。

 それはこの男一人に委ねられていた ]
(55) 2019/04/08(Mon) 1:50:05

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ 一定の周期ごとに捧げられる贄。
 贈られたのは数多の少年少女達。

 吸血鬼から望んだ訳でもなかった。
 だが、結果として利用していた。
 単純に面倒であったし、
 自ら出向く必要性が減るからだった。

 いつの時代も人々の思考は
 誠に愚かで退屈で仕方ないと男は思う。

 送られてくる子供達は様々だった。
 怯えるもの泣き叫ぶもの憤慨するもの
 交渉するもの嫌うもの好くものもいた。
 男は時間潰しになるならばと様々な方法で
 可愛い仔羊と戯れていたが飽きが訪れる。

 その度に送り返したり、捨てたり、
 或いは乾涸びるまで啜ったりと
 享楽に耽り今までに生きてきた ]
(56) 2019/04/08(Mon) 1:50:37
舞台役者 ヴィクトルが参加しました。

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 片付かない掃除の手を休め、藍色のカウチに身を投げ出す。

 只今絶賛引越し準備期間中。
 数週間後には慣れ親しんだ自宅から離れることになる。

 街の中心部から車で二十分程度、
 都会の喧騒から離れた閑静な一軒家は
 緑に覆われ空気は澄み、鳥の囀りが心地良く朝を告げる。

 多少交通が不便だが、慣れれば気になることも無い。
 中に入れば外観よりは広いものの、客も少ない男の一人暮らし
 潔癖症が見れば怒り狂う荒れ方だろう。


 とはいえ、数週間の格闘の末
 (壁や床に散乱したペンキの始末含む)
 アトリエは空室状態に戻すことに成功したが、
 画材を含む大半の道具を運び入れた自室の荒れ方は酷いもの。

 既にベッドも物置と化し、寝るスペースどころか
 足の踏み場すら満足に確保出来ない。
 掃除を怠っていたツケが確実に回ってきた。
 実際、この家で一人暮らしを始め、まともに掃除した記憶は無い。
 
大掃除? どうせすぐ汚れるのだから適当でいいだろう? と。

 
(57) 2019/04/08(Mon) 1:51:14

【人】 古城の吸血鬼 ニクス


[ だが、何をしても男の渇きは癒えず。
 何度目かの溜息を吐きながら
 玉座で脚を組み頬杖をつく。

 手袋越しの指はトントントンと神経質に
 子供のような表情で頬を膨らました。

 それも一瞬の事で関心の失せた瞳は
 血の気の失せた少女へと向けられる ]

  今度の子供は愉しい子がいいな。
  君もそう思うだろう?

  さて、父さんと母さんの所へ帰ろうか。

[ 朗々と陽気に流暢に男は告げた。
 その言葉に対して少女は頭を振る。
 化け物から解放されるというのに
 どうにも貢物は捨てられる事を拒む。

 だが、その理由も吸血鬼に興味はない。
 人々の諍いなどにかける温情もなかった。

 古城から放り出された子供の行末を
 男は知る由もなく不味い酒で喉を潤す。

 すぐまた訪れる渇きに伏せた眼差しは
 夜の空のように静かに凪いでいた ]**
(58) 2019/04/08(Mon) 1:51:20

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 玄関を開ければ視界に広がる
 リビングの荒れ方も相当なもの。

 劇団長から譲り受けた藍色のカウチも
 既にベッド代わりとなり、毛布も片付けぬまま
 床に滑り落ちた状態で放置されている。

 
これから来るあいつが見たら、小言を言われるかもしれんが。
]
 
(59) 2019/04/08(Mon) 1:53:37

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 旅行前だというのに、引越し作業を頑張り過ぎたようだ。
 出発前から疲れ果てては意味が無いと横たわり、
 目を閉じ数分間の休息に入る。


   
 ──── ……。



 気付けば意識が抜け落ちていたことに、
 友から貰った時計と目が合い気付く。

 思えばこの家にあるモノは、貰い物が非常に多い。
 友だったり劇団仲間だったり、ファンからの贈り物だったりと。  


  
( ──そろそろ、来る時間か。)



 カウチから身を乗り出し、リビングの隅に置かれた荷物を
 玄関先まで運び出す。
 
 元から多忙なあいつと、今までは比較的暇だったが
 役者に復帰し、慌しさを取り戻した俺。
 二人の休みが合う機会はそう訪れない。
 休みを無理に調整し、旅行を取り付けることが叶ったのだ。]
 
(60) 2019/04/08(Mon) 1:55:08

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ あいつ、の名は──
 学生時代からの親友、リーベルト。


 出会った頃から面倒を見つつ見られつつな腐れ縁であり

 塞ぎ込み、引き篭り、文字通り影に身を窶し
 腐り切っていた俺を、立ち上がらせてくれた……

 
   ──……俺の人生に欠かせない、大切な存在。 ]**

 
(61) 2019/04/08(Mon) 1:56:40
古城の吸血鬼 ニクスは、メモを貼った。
(a6) 2019/04/08(Mon) 2:02:03

舞台役者 ヴィクトルは、メモを貼った。
(a7) 2019/04/08(Mon) 2:05:30