人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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視点:人

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【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 炎は、赤よりも青の方が実は熱度が高い。
  その色の移り変わりは、まるで過日の慌ただしさのよう。
  "余計なお世話かも"と言いながら
  隣で"白"のプレートに、"オレンジ"ソースで
  ヘッドフォンをしたうさぎを描く瑞野の顔を
  フランベの手を止め、見上げた。 ]


  ──お兄ちゃんにはお見通し、ってやつですか〜?
  もう。優しいですね。
  …………心配かけててごめんなさい、お兄ちゃん。


[ 冗談めかすように笑い、投げられた視線と言葉。>>50
  気遣いの意を悟り、肩を竦めて苦く笑う。 ]

 
(55) 2023/03/15(Wed) 16:35:02

【人】 厨房担当 マシロ

 

  でも、けいちゃんと話すなら今日だなっていうのは
  私もね、思ってるんです
  ……背中。押しに来てくれたんですか?


[ 瑞野は、あの日何があったかを知っている。
  自分が零した「なんで」の言葉も。

  教えて貰ったソースアート。
  カウンターの向こうに、以前も見かけた親子の姿>>4:73
  まだまだ瑞野のように上手くは描けないが
  今後も引き続き、ご教授頂くつもりでいる。 ]


  私、けいちゃんにも、笑顔でいて欲しいです。


[ 縁は切らない。離れないと約束した。
  ──約束するよりも前に、切るつもりも、ないが。 ]

 
(56) 2023/03/15(Wed) 16:35:14

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 兄を慕う妹のような顔で笑いかける。
  大丈夫です、というように。

  フランベし終えたフライパンの中のオレンジ。
  無意識の緊張をゆるりと解き、
  いたずらっぽく眦を緩めた。 ]


  妹も心配ですよ。
  こんな風にやさしくしてもらっちゃったら
  お兄ちゃんを好きな人に、嫉妬されたりしないかなって。


[ なんて。* ]


 
(57) 2023/03/15(Wed) 16:35:46

【人】 厨房担当 シャミ

─ フレグランスショップ ─


[店員さんの説明はなかなかに難解だった。
花屋の方がまだ易しい。

ついには解説を聞くことを半ば放棄して、とにかく嗅いでみる。
第一印象ではなく、少しおいてからの変化も大事らしいだとはわかった]
(58) 2023/03/15(Wed) 17:37:08

【人】 厨房担当 シャミ



 オリエンタル系?


[しばらくあれこれと試してみて、選んだそれへのコメントに少し眉を下げた。
ユニセックスだけども成熟した大人の男性に向いた、エレガントでセクシーな、ダークな香りですよ、と]


 それは……休日や家でつけるのは変ですか……?


[トリュフの香りがしたのだ。
瞬間燻製の軽いスモークと、トリュフ、それにしっとりしたサフランのような。ディナーの期待を高める美味しい香り。

最初は苦みがあると思ったけど、すぐにルイボスティーかミントの様な甘く爽やかな香りが混じってくる。
それからビターチョコレートとラムの香り。フローラルなのはバラかな?

香水をつけてくれた紙をずっと持っていると、今は極上のバニラのような、スパイシーなキャラメルのような、そういう淡く甘やかな香りに変わっていた]
(59) 2023/03/15(Wed) 17:38:03

【人】 厨房担当 シャミ



 チエ、私の好みで選んだらこうなってしまった……


[複雑でダークな香りと言われるとそんな気がしてくる。
お砂糖とスパイスと素敵な何か、そう思って選んだのだがあまりにもプロの評価と違わないか]


 もっとこう……フレッシュな方が使いやすいのかな? 柑橘とか
 さっき洋梨の香りの香水もあったけど


[だんだん声が小さくなりながら、お伺いを立てる]
(60) 2023/03/15(Wed) 17:39:13

【人】 厨房担当 シャミ

[それから、彼の選んだ香りを聞く>>51]


 森の中にいるみたい


[すんすん。
真っ直ぐ立つ木の葉の裏で木漏れ日を受ける果物みたいに、ちょっと甘い]


 これがチエの好きな匂い?


[微かにスパイス感があって刺激的だ。
チエの選んだ匂い]
(61) 2023/03/15(Wed) 17:49:18

【人】 厨房担当 シャミ



 ──好き


[香水ってもっと、化粧品みたいな匂いだと思っていた。
また知らなかった世界がひとつ、ゆるりと揺蕩う*]
(62) 2023/03/15(Wed) 17:49:28

【人】 厨房担当 シャミ

─ ビーフの日 ─


[真白の制服がマイナーチェンジしたよりも後の、ある日]


 おかえりなさい、クリスさん、レイラさん
(63) 2023/03/15(Wed) 18:18:37

【人】 厨房担当 シャミ



 実はね、あなた達が来るんじゃないかと思って
 用意してありますよ


[温かく、透明で、何も入れていないものを]


 今日はカップスープ仕立てでいかがですか?
 ハーフサイズになるけれど、私の渾身のビーフコンソメは、スプーンで掬うだけじゃなく、口をつけて直接飲んでみて欲しいんだ


[そうすれば、マグカップの中にこもった香りと、流れ込む舌触りも楽しめるからね。
お値段も半額、量が少ない以外はいいことづくめ]


 ごゆっくり


[レイラさんを見て片目を閉じた。
このスープはあなたの味方、あなた達の道行きに寄り添うもの**]
(64) 2023/03/15(Wed) 18:19:21

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 『ラスト・サタデー』監督の最新作、ついに ―

[速崎璥は、待ち合わせ場所の目印のモニュメントの前に先に着いていた。
 この時の服装は、いつかの非番時のような、お洒落にパンク・ロックぶった「イケメン」の出で立ちではなく――。
 ファストファッションのロゴ付きのベージュのジップパーカーにカラフルな縦縞のTシャツ、ブラックジーンズにスニーカー、それに黒いベースボールキャップ。そんな、ごくありふれた安価なアイテムを揃えた、至って気取らない恰好だった。
 Tシャツの色合いの鮮やかさには、少し海外っぽさ(?)が滲み出ていたかもしれないが。]


 よっし、じゃあ行こっか、
 ツユリん、チエりん! 
( ……りんりん、だな。)



[待ち合わせ場所に三人揃ってから、意気揚々と笑顔で促す。
 嘉数の前では栗花落が声優「セロ」であることには触れず、あくまで常連のツユリさん、という態で――。
 平日の午後、幾らかだけ空いている映画館へ。]
(65) 2023/03/15(Wed) 18:21:05

【人】 厨房担当 ゲイザー

[栗花落からのプレゼントである2枚の招待券は、この日ついに、劇場のチケット売り場で当日券に引き替えられる。残り1枚のチケットの購入も、同じ売り場窓口で速崎が請け負って。
 座席指定で少々こまごまとした遣り取りを受付で経ながら、連続して隣り合った3つの席の確保に成功。]


 土日だったら連番取れなかったかもだな……。
 はい、お待たせー! チケット渡しちゃうぜ〜。


[「渡しちゃうぜ」と言いながら、栗花落と嘉数にそれぞれ、当日券を1枚ずつ差し出していく。
 嘉数が真ん中の席で、その両側に栗花落と速崎が来るように――意図的に番号を振り分けたと気づかせないように、あくまで、さりげなく。]
(66) 2023/03/15(Wed) 18:21:47

【人】 厨房担当 ゲイザー

[――栗花落と隣り合っての「映画館デート」みたいになってしまわないように。
 そんな、胸の内で淡い想いが未だ燻っている璥の、嘉数を利用する形での、狡い小細工。

 とはいえ、連番を取ったグループでの観劇なんて、席番号があってないようなものでもある。
 もし、その場の流れで結局、速崎と栗花落が隣り合ってしまうことになっても――。
 速崎は下手に遠慮したりせず、あくまで自然体の笑顔のままで、「ツユリさん」と隣り合うことにしただろう。]
(67) 2023/03/15(Wed) 18:23:11

【人】 厨房担当 ゲイザー

[少しだけ暗くなった劇場で、近日公開の映画の予告編が流れていって。
 さらに暗くなってから、鑑賞マナー動画、映画盗撮禁止を告げるコミカルな動画が流れて。
 やがてこの場は、目の前のスクリーンとその裏のスピーカーから以外、光も音も齎されない空間になる。]


  ―――――――…


[物語をスクリーン上に描く絵は、毎週放送されるアニメ以上に妥協のない作画。
 あの『ラスト・サタデー』の監督の感性と力量が存分に発揮された、動も静も一部の隙も無い脚本に映像、音楽。
 そして、物語の中に生きる者たちの絵という肉体に、「声」という形で、役者たちが息を吹き込む。
 その声の響きも息遣いも、物語の勢いの中で霞むことは無く、寧ろ鮮烈な色を齎すもの。
 ――ああ、映像なき筈の声にまで、鮮やかな色が見えるよう!]
(68) 2023/03/15(Wed) 18:24:01

【人】 厨房担当 ゲイザー


 ( ――私、ちゃんと、オーディエンスとして、
         あなたのことが、「好き」なんだ。 )


[そんな思念が確かな言葉となって、璥の脳裏に過った訳ではない――言葉が思い浮かばないくらいの映画への没入ではあったのだけれど。

 他に代わりなんていない声。
 他の誰にもない魅力で、この耳を惹きつける声。
 そんな声の「セロ」によって描かれるキャラクターの息吹に触れた時に、無意識に、そんな想いが胸に滲んでいた。
 それは見返りを求める恋からの「好き」ではない、おそらくはもっと爽やかな好意。]
(69) 2023/03/15(Wed) 18:25:00

【人】 厨房担当 ゲイザー

[――小細工の意味なんてなかった。
 スタッフロールが流れ終わり、劇場内に再び照明が灯ってから、璥はその事実に気付いた。
 観ている間、栗花落のほうにも、嘉数のほうにも、また他のどの観客のほうにも、全く振り向かなかったのだから。]


 いや〜、まじ、良かったわー。
 うん、良かった以外の感想が出てこない。


[そう笑いながら、栗花落と嘉数をそれぞれ見やって「素敵すぎて語彙力が追い付かない感想」を口にする。]
(70) 2023/03/15(Wed) 18:26:53

【人】 厨房担当 ゲイザー

[笑いながら、自分の目から涙が零れているのには気付いていたけれど――]


 セロの……春人のひとの演技もめっちゃ良かった。
 あんな演技もできるんだ、すごいな、って――…、
 マジ、いろんな顔のできる声優さんなんだな。


[――あなたへの独りよがりな想いに、漸くケリをつけられそう。
 そんな、涙の理由は、ひとり胸の内に仕舞いこむ心算だ。

 実際のところ、この映画に「泣けるシーン」が無かった場合、璥のこの涙は傍目に意味不明になりかねないが――。
 あの『ラスト・サタデー』>>1:569で、繰り返されるバッドエンドからの脱出を描き切った監督の、この渾身の一作なのだ。他愛ないシーンのささやかな演出の陰影にすら涙する観客がいたって、きっと、おかしくない。*]
(71) 2023/03/15(Wed) 18:31:01
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a10) 2023/03/15(Wed) 18:38:47

【人】 厨房担当 那岐

―― おにいちゃんといもうと ――

[「ツラ貸してくんない?」>>2:36
 ……の、頃の大咲を知っている身としては。

 触れた話題に沈黙が先に現れたこと、>>54
 大きな目の中に僅かに鋭さが見えたことも、
 しっかりと受け止めているつもりです。

 大咲の荒れていた時代は知ることはないが、
 普段の笑顔の多い人ほど冷えた視線は刺さる。]


  ――……触りだけ。


[言葉通り、全てを聞いたわけじゃない。
 踏み込みすぎたか?と一瞬考えたものの、
 彼女が再び口を開いたなら、
 止めていた手を再び動かし始めた。

 まだ、ではあるが。
 言いたいことは見えてきたらしい。

 それなら後は、切り出すタイミングだけ。]
(72) 2023/03/15(Wed) 18:45:44

【人】 厨房担当 那岐

[炎に向いていた視線が此方に移る。
 冗談に冗談で返すみたいに上がる語尾。>>55
 目を細めるだけで応えないままでいれば、
 苦いものを噛み潰すように、再び落ちていく視線。]


  心配くらい、いくらでも。


[大事な同僚で、可愛い妹分のようなもの。
 速崎の方は、頼れる姉貴分として。
 いくらかけられたってテーブルチャージ料にすら及ばない。]
(73) 2023/03/15(Wed) 18:46:01

【人】 厨房担当 那岐

[でも、この子は聡い妹だから。
 自分でタイミングを知っている。>>56

 私も、という声にやはり余計な世話だったかと
 杞憂を感じながら、問い掛けには。]


  スイッチ見るとさ。
  押したくなる方なんだよね、俺。


[流された視線に、少し悪戯の意味を篭めて笑い返す。
 いつかの知恵を唆したように。
 子獅子を突き落としたように、悪びれず。

 速崎の笑顔を望むのは、自身も同じ。
 ならば、もう心配はすることはないだろう。

 意外と強いな、と思った。 
 戸惑っていた彼女はもう居ない。>>2:281
(74) 2023/03/15(Wed) 18:46:16

【人】 厨房担当 那岐

 
  ……大丈夫そうだな。


[出来た妹の頭をくしゃりと撫ぜてやりたい所だが。
 今は、お互い手が塞がっている。
 双眸を緩めるだけでも、伝わるだろう。

 炎が青くなるのは、ガスが完全燃焼し、
 酸素の方が少し多くなるからだとか。

 きっと彼女たちが動けば、酸素も巡っていく。
 出来上がった『オレンジ』のうさぎは
 プレートの上で笑顔を浮かべている。]
(75) 2023/03/15(Wed) 18:46:35

【人】 厨房担当 那岐

[炎の色より少し深い色をした、
 キャスケットのつばを上げて。
 ソースに使ったスプーンをくるりと手元で回す。
 我ながら良い出来に仕上がったことに
 満足の息をついたら、今度は妹から
 心配の声が上がった。>>57

 好きな人。そういえばその話もまだしていない。
 不意に飛んできた心遣いに、
 ふ、と息を吐き出すように笑ったら。]


  寧ろ見たいね、嫉妬するところ。
  そしたら、その後で思いっきり甘やかす。


[それで大事な人が出来たことは伝わるだろう。
 なんせ今は俺好みの身体に作り変えている途中なので。*]
(76) 2023/03/15(Wed) 18:47:31
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a11) 2023/03/15(Wed) 19:30:30

【人】 厨房担当 マシロ

 ― あにといもうとと、こい。 ―



  ……良かったです
  けいちゃんが、誰かに少しでも話せてたの。

  どんなことでも、自分だけで抱えるのは、しんどいから


[ 不意の沈黙も、向けられた話題への揺れも。
  "謝りたい"に帰着するまでの、感情の流れも。
  この聡い先輩兼お兄ちゃんには察されているのだろうし
  だからこそ気にかけてくれているな、とも。>>72

  他のスタッフより、瑞野の口数は少ない。
  自分が笑顔で話し掛けてそれを聞いてもらうような
  そんな時間を過ごす方が、寧ろ多い気さえする。

  踏み込みすぎず、ただ、見守っていることは教えてくれる
  ──そんな彼が自ら線を越えて来た。
  その重みは妹も、しっかり受け止めているつもり。>>73 ]

 
(77) 2023/03/15(Wed) 19:33:24

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 余計なお世話なんて、とんでもない。>>74
  うさぎの穴で自分が得たものはあまりにも大きくて
  これから先もきっと膨らんでいくのだ。
  "世話を焼かれる"経験は、幾つ増えても嬉しいもの。 ]


  ふふ。
  "やりたいと思ったときが、始めどき。"ですっけ?

  私、押されたがりなので。
  相性良いですよ、お兄ちゃん。


[ 返された笑みの中、少しの悪戯めいた色を汲み取って
  くすくすとこちらも笑い返した。
  何せ仔獅子を突き落としたのは、此方もなので。

  緩められた双眸の色と言葉に、しっかりと頷いた。>>75
  オレンジのうさぎがプレートの上で笑っている。
  酸素が巡れば炎は青くなって、きっと、
  ──つめたい雪も解けるはず。 ]

 
(78) 2023/03/15(Wed) 19:33:47

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ ────ちょっとだけ、悪戯のつもり、だった。
  瑞野が見たことのない色で高野へ微笑んでいたことと、
  高野が"好きな人へ告白する"と言った相手は
  必ずしも、結び付き合うとは限らない。

  けれど何故か妙に、私は確信づいていたものだから
  動揺してくれたら恋の実の色の行方を知れるのに、って
  甘い計算をしていたのだけれど。 ]


  …………えっ


[ 寧ろ 嫉妬するところが 見たい。
  その後で 思いっきり 甘やかす。以下二回リフレイン。

  おやおやおや、お兄ちゃん?
  炎は青い方が熱くって、貴方の被っている帽子の色は
  青よりも少し深い色。
  零れた言葉は、炎より帽子の色より、あつい。 ]

 
(79) 2023/03/15(Wed) 19:33:53

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 少しの間を置いて、まなじりを緩めた。
  ──……そっか。
  桜咲けと祈ったあの日の願いは、花開いたのか、と。 ]


  苦労しますね、お兄ちゃんの大事な人
  そんなのされたら離れられなくなっちゃいそう。


[ いや、寧ろ本望だったりしますかね。
  どうでしょう、お客様?

  コーヒー味のアイスボックスクッキーをプレートへ並べ
  フランベを終えたオレンジを見栄え良く敷き詰める。
  仕上げのバニラアイスは、速崎へサーブする時に。

  やや時間を置き、私はもう一度彼を見上げて ]

 
(80) 2023/03/15(Wed) 19:34:03

【人】 厨房担当 マシロ

 

  嫉妬した恋人を甘やかして独り占めするの、
  相手も離れられなくなっちゃいそうですけど
  こっちも相手以上に手離せなくなっちゃいますよ。

  ……まあ、それがむしろ幸せだから
  恋って楽しいですね、お兄ちゃん。


[ また今度ゆっくり聞かせて貰いますからね、と
  念を押すことは忘れない妹なのでした。* ]

 
(81) 2023/03/15(Wed) 19:34:09

【人】 店員 チエ

――フレグランスショップで――

これ?

[>>60なんだか申し訳なさそうに提案されたのは、知らない瓶の香水。
 たぶん、今まで試したことのないやつだ。

 ファーストインプレッションは、少し煙い感じ。
 それからどことなく、湿った土のような気配を感じる。次いで、だんだん甘く。
 これは、自分だと選ばない香り。けど、嫌じゃない。
 せっかくなら、テスターを纏わせてもらおう。体温に乗ったほうがきっと相性もわかる。

 奥の方からやってきた、とろけるようなビターな香り。
 どこかキリッとした爽やかさもあるのに、ローズがやわらかくまとめてる。]

……すき、かも。


[どことなく大人っぽい、深みのある香り。
 好みのひとつを知れた気がして、胸の奥がとくんと鳴った。]
(82) 2023/03/15(Wed) 19:56:56

【人】 店員 チエ

ううん、フレッシュ系の方は持ってるし……
これなら、持ってるのと被らなくて、シャミさんのことだけ思い出す香りになる。

[手首に鼻を寄せる。これが、シャミさんの香り。
 ペアやシトラスなら手元にあるから、こうして好みを一番に反映してもらえるほうがずっと嬉しい。
 それに、これからこの香りをぐっと好きになる予定だ。
 そうしたら、使いやすさよりも"好き"は重要。]
(83) 2023/03/15(Wed) 19:57:12

【人】 店員 チエ

[>>61交換するように、ボクの選んだ香りを渡す。
 ウッディノートを森の中みたいと言われて、確かにそうだねとふんわり笑った。]

……うん。
ボクの好きな香りで、シャミさんに似合いそうな香り。

すっとまっすぐ立っていて、でもきつくなくて、自然体で。
けど、甘さもある。それにボクの好きなスパイシーノート。
シャミさんからは、こんな香りがしたらいいなって、思って。

[どうかな、とそわそわ様子を伺えば、笑顔が見えた>>62。]
(84) 2023/03/15(Wed) 19:57:31