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【人】 帝王学部3年 ヴィルヘルム[ 保健室の隠されたドアを超えた先、 他者の視線も月光も通さない秘密の一室。 知る人も極僅かなその場所に重なる影が二つ。 ついて離れてを緩やかに繰り返すシルエットが ランプの不安定な灯りの対照方向に浮かんでいる。 ] [ 彼等が関係を持ったのは半年以上前のこと。 復讐鬼が見る悪夢は“渡る”には凄惨過ぎるから、 こうして肌を重ね、寄り添って眠る事で 其れを遠くへ追いやろうとしたのが始まり。 教員と生徒という間柄、学部寮へ招く訳にも行かず 夜這いを掛けるのはいつも此方から。 身体の空く夜を予め確かめて、 逢えなければベッドで無防備に横たわり彼を待つ。 ] (99) 2020/11/27(Fri) 4:16:09 |
【人】 帝王学部3年 ヴィルヘルム[ 新年度の慌ただしさが鳴りを潜め、 多少は穏やかな日々が続いていた故にか。 卒業式の日に受け取った手紙の話を 夢渡りが不意に言葉に零す夜があった。 差出人がよく知った卒業生であると聞けば、 内容を訊ねる事は到底憚られた。 読み終えた途端に燃え尽きたとなれば尚更。>>33 ] [ 託されたメッセージがどうであれ、 彼女が一体どんな想いで其れを出したのか。 想像は出来ても、測り知る事は出来ない……が。 これから戻れない路を往くと知っていて、 それでも尚伝えずにいられなかった時点で 其れが大きな感情を含んでいるのは明らかだ。 ────不思議と苛立ちの様な、胸の痛みの様な。 経験のない感覚に陥ったのをよく覚えている。 ] (100) 2020/11/27(Fri) 4:17:03 |
【人】 帝王学部3年 ヴィルヘルム[ 橙色の光に柔らかく照らされた肌に触れ、 少し伸びた髪を掻き上げながら唇を這わせた。 妨げになる細身のボトムスは脱ぎ去ってしまったから、 薄手のシャツだけが秘めた欲を瀬戸際で覆っている。 生白く伸びる素足は「青年」と呼ぶには僅かに不完全。 而して「おとな」の身体の上をなぞる指先が奏でる仕草は 学びの場には到底相応しくないもの。 成長期を厳しい鍛錬の中で過ごした肉体に 無駄な組織や器官など何一つないが、 それでいて華奢に見えるのは年齢由来なのだろう。 ────“彼女は今どうしているだろうね” 他者の名が挙がるのは、利害の一致からの関係故にか。 続けたくない話題には口を閉ざして下肢を押し付ける。 柔らかな素肌同士が擦れ合い、互いに小さな火を灯しても 気も漫ろと言った様子では赤獅子の機嫌を損ねるだけ。 ] (101) 2020/11/27(Fri) 4:17:54 |
【人】 帝王学部3年 ヴィルヘルム……彼奴の故郷も家柄も委細迄は知らん。 寧ろお前の方が通じているのではないか? [ 刺々しい声色で告げながら腰を前後に揺するのは、 飢えた雛が餌を強請るのに似ている。 薄く色付いた釁隙で熱を帯びた其の場所をなぞり上げ。 擡げた鋒を窄まりへ宛てがいながら後ろ手に触れれば、 視覚効果も相俟ってか、みるみる内に芯が鮮明になる。 見下ろしたかんばせに抗議の色が浮かんだように見えて、 唇が紡ぎかけたのを遮り、乱暴に腰を沈めてしまった。 ] (102) 2020/11/27(Fri) 4:19:01 |
【人】 帝王学部3年 ヴィルヘルム[ 既に学園を去った彼女の話題を懐かしむ事が出来ないのは、 苛立ちを先に覚えるのは、どうしてなのか。 ────自覚することはない。 先生は体温を分け合う事による安らぎも、 相手を穏やかな心地にさせる触れ方も教えてくれたが、 何処かがずれた儘に思えるのは何故なのか。 ────問い掛けることもない。 其れも其のはず、親が子に与える様な無償の愛は 齎す側の想いが永遠であったとしても、 受け取る者はいつか旅立っていくものだ。 名残惜しさはあっても、離れ難いとは思わない。 彼女の背が遠ざかって行った時覚えた痛みに 熱に酔った夜が明ける際の侘しさが勝ることもない。 今は未だ、明確な線引きにまでは至れないとしても。 ] (103) 2020/11/27(Fri) 4:19:53 |
【人】 帝王学部3年 ヴィルヘルム[ 優しく触れて欲しいと頼んだ事もなく、 心を持って接してくれとせがんだ事もない。 それなのに。 医療行為と呼ぶには施されたものが多く、 混乱に打ち震えた夜もあった程。 得たものは即物的に限らない他者への触れ方と、 運命の相手に向ける物とは言えない程度の思い遣り。 愛 を排除されて生まれた獅子は無知で、故にそれ以上を望むことはしなかった。 ]* (104) 2020/11/27(Fri) 4:26:46 |
【人】 地名 真昼[軈て、教室には静寂が訪れ。] ……、そらすみく、 ごめん……っ [多勢に無勢。 見て見ぬフリも出来た筈だろう。 そうはしなかった彼に伝えるのは謝罪の言葉。 悪いのは自分だとでも言うように。] (109) 2020/11/27(Fri) 6:12:50 |
【人】 地名 真昼[もし、縄を再び解いてくれようとするなら 任せるより他ないけれど それについても「ごめん、」と先払いをする。 ────縄の一部は前に伸び 陰茎の根元をぐるぐる巻きに戒めてもいた。 外せば堰き止められているものが 溢れ出してしまうことは 哀しいくらい身体が知っていた。 熱はまだ、引いていない。**] (110) 2020/11/27(Fri) 6:12:54 |
【人】 転入生 二河 空澄お…! いけそう! [それを広げて持ち手を通せば 両腕が自由になって 次いで、痛そうな前も急いで弛めようとした。]* (117) 2020/11/27(Fri) 9:40:49 |
【人】 地名 真昼[巻き込まれて、怪我をさせられた。 被害者であるはずの彼は 真昼を悪くないと言うばかりでなく 自分こそ痛い思いをさせたと謝罪した。 細い肩が震える。 ] (120) 2020/11/27(Fri) 11:31:24 |
【人】 地名 真昼[少しの後に手首には解放感が訪れた。 それから、ぐるぐるに 巻き付けられていた前にも。 上を向いた性器はヒクヒクと戦慄き 溜まりに溜まった精液が 潰れていた管の中を押し拡げながら通り抜けていく。] …………っ、んん……っ [背筋が弓なりに反り返り 肩に頭を載せる形で 後ろにいる彼に身体を預けてしまう。] (121) 2020/11/27(Fri) 11:31:32 |
【人】 地名 真昼[左の耳元の息遣いを少し遠くに感じながら 未だ尖りが生じていない喉を晒す。 幼い竿は脈を打つように跳ね 先端の小さな孔からは どろぉ……っ と白蜜が溢れ出した。]──…っ、ン、…ふぁ、……あ、……あぁ…っ [両目を強く閉じ、 睫毛をピクピクと震わせる。 首から下は、ほんのり紅く染め上げて。 漏れてしまう声に混じるのは切なさと甘さ。] (122) 2020/11/27(Fri) 11:31:39 |
【人】 地名 真昼[緩く開いた膝と膝の間の床を 白濁で汚し尽くした後も 暫くくったりと身を預けていただろう。] ……はぁ、……はー…、……は…… [唇の隙間から桃色の吐息をこぼし。 人目を忘れたように 排泄の悦びを全身で享受していた。**] (123) 2020/11/27(Fri) 11:31:53 |
酒場のマスター(村建て人)は、メモを貼った。 2020/11/27(Fri) 14:32:09 |
【人】 Conqueror リヴァイ 『………… Lev. おまえは絶対に、 ひとごろしになんかなるんじゃないぞ。』 (君を救ったあの日から、 私はきっと、ひとごろしだった。 ……そうですよね? ミズナギさん。 ……そうだよな? ───…、) (124) 2020/11/27(Fri) 15:58:23 |
【人】 Conqueror リヴァイ[古いビデオテープを巻き戻すような光景は、現実であるからこそ、過去と重ならぬ事象だって存在する。 “あんな言葉”が出てくるほど此奴に慈悲なんか存在してはいないから、……秘密と称するにしては重すぎるものを互いに持っていたからこそ、月夜に狂う鋭い鉤爪を“今はまだ”抑えていられた。 覇道の道に一生を誓わされた獅子に比べて、普通の道が与えられる筈だった田舎娘にとって茨の道は果てしなく険しいから、少女は自分の情を殺そうとした。 学び舎で築かれる人脈も、女子寮長としての責務も、自分をステップアップさせるための手段でしかなかった。人と心を通わせることに何の価値も見いだせず、ただ自分がのし上がるために必要なスキルであり、何れ来る終焉に向けての損得勘定でしか無かった……筈なのに。] [不意に与えられた温もりと同じように、秘め事を語るその時が、日常に有り触れた勘違いの火種にもなり得る口喧嘩が、もう戻る事のできない幸福な記憶を呼び起こす。 打算以外の関係性に慣れ切っていれば、気休め以上に刺激は強く、許容範囲を悠々と超える。戸惑って、……戸惑って、自分に咲いた感情の名前を処理できないままでいた。] (125) 2020/11/27(Fri) 15:58:29 |
【人】 Conqueror リヴァイ[壇上に上がってたどたどしく送辞を述べる同学部の後輩は、予定外の代役であると風の噂で聞いていた。>>78 生徒会の依頼を突っぱねた元凶の名前を聞いた時は、「彼奴らしい」と思わず笑息が漏れたくらいだ。 おべっかばかりの上流社会に疲れ切ったような愚痴をさんざ零す帝国学部生様には堅苦しい式への出席なんぞ似合わないにもほどがある。 なにか文句でも言いたげに隣に佇む男子寮長の肩を宥めるように叩き、形式ばった式殿を終えてしまえばよいだけだった。] [なのに。どこか清々しい心地さえしてくるくせに、胸元につっかえたものがどうしても消えてくれなかった。 或る時から毎夜、苦しまずに済む欠月の日に決まって密かに自室で行っていた研究成果。寝不足が増えてうまく回らぬ脳みそで、「王子様が不在」なのだと騒ぐどこぞやのファンクラブの騒動を聞き流しながら完成させたそれを渡すことは叶わないのか、と─────………] (126) 2020/11/27(Fri) 15:58:33 |
【人】 Conqueror リヴァイ[もの思いにふけっていれば、不意に巻き起こる騒動に気づくのも遅い。 気づいた時には毛並みの良い馬が花道を踏み、眼前で止まった頃合いだった。>>80 別れは全て済ませていたから、 己の背を見送る者はいたとしても、今向き合う者は皆無。 昔みたいに突っかかるときの薄ら笑いを間に合わせられず 驚愕の中にどこか心細ささえ感じる表情は隠し切れない儘 はくはくと動く唇からは疑問さえも碌に出せない。 頭上から降る言葉の意味を理解するよりも早く、翻った緋色が一瞬視界を覆う。取り出されたものの正体を脳が判別する前に、反射的に片手が伸びていた。] [戦闘よりも実験に興じる少女には酷く不釣り合いな───その割には両手によく馴染む。 強張っていた唇を噛みしめたのは、交わした 誓い の重さを思い出してしまったから。眉間の皺が和らいだのは、返礼のような 願い を押し付ける言い訳が生まれたことへの安堵感。] (127) 2020/11/27(Fri) 15:58:46 |