人狼物語 三日月国


7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】

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視点:人

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【人】 Another Stigmata アレクシス



    ……さっきまで見ていたのは多分、
    そんな未来を辿って、失った僕の夢。
    未来一つよりもっと大きな何かを
    守ろうとする、どこかの僕の夢。

    そう言ったら……君は眉唾と思うか?
 
 
[ 言い換えるなら『人理』と呼ぶヒトの歴史。
  けれど生憎、表す適当な言葉を知らないものだから
  浮遊呪文なみの曖昧さは大目に見て欲しいけれど。
 
  真一文字に唇結ばれた面持ちを、
  窺うように首傾げればさて、どうだったろうか? ]**

 
(119) 2019/04/17(Wed) 0:34:17
Another Stigmata アレクシスは、メモを貼った。
(a13) 2019/04/17(Wed) 0:43:20

【人】 裁判官 リーベルト


─ 回想・影を抱きしめて ─


[様子を見に通い始めてどれくらい経っていただろう。
数ヶ月も経過したように感じていたけれど、実際はほんの数週間だったのかもしれない。

頻度としては週二、三回だったか。
扉越しとはいえ一言二言は会話していたのに、数十年間遠く離れていたかのような気がした。「久しぶり」だった。

大学卒業後も定期的に会っていた、ほぼ唯一と言っていい友人。
それが彼、ヴィクトルだった。
ギブアンドテイク止まりな友達はそれぞれの人生へと歩を進め、僕自身もわざわざ連絡を取らないから自然と疎遠になっていった。
時折一方的な近況が届き、申し訳程度に同窓会に誘われるのみ。]


  …………、


[零れ落ちた言葉>>0に返事は出来なかった。
何を言っても傷付けてしまいそうな気がした。
非情を承知で答えるならば、頑張りというものは必ずしも実らないし、報われない。
――どんなに努力したところで、僕が彼になることは出来ないのと同じだ。


それでも、
努力に友情を重ねたなら、勝利を願いたいじゃないか。]
(120) 2019/04/17(Wed) 0:50:34

【人】 裁判官 リーベルト



  ……君は君です。
  これまでも、これからも。

  ヴィクトルは、ヴィクトルです。


[「駄目なんかじゃないですよ」そう言いたかった。
けれど酷く無責任な気がして、言えなかった。

失敗への後悔も、無力さへの悲嘆も、罪悪感に苛まれる弱さも。
そういった全てを含めて、彼という男が存在するのだと思った。]
(121) 2019/04/17(Wed) 0:50:39

【人】 裁判官 リーベルト

[差し出したハンカチは土砂降りの雨に打たれたみたいに、すぐに使い物にならなくなってしまった。
抱きしめたままだったから、反応>>1があっても微かに首の動きが伝わるのみ。

無理に話をさせる気はなかった。
話したければ話してくれれば良い。
そうでなければ、聴き流してくれると良い。
必死に紡いだ言葉が君の心に届くかどうかはわからなかったけれど。


ただ、腕の中の君が、ひどく儚く思えた。



すっかり濡れてしまったワイシャツが、
胸にぴったりと張り付いた頃。

顔が上がった>>3なら、台無しのイケメン顔を改めてティッシュで拭ってやった。]


  強そうでしょう?
  実際僕らは強いですしね。


[戦女神でもなんでもないけれど、怖いものなどない気がした。

同じ過ちは二度と繰り返さない。
今度こそ観に行こう。
ひと回りもふた回りも成長した、彼の晴れ舞台を。

往生際の悪さもまた、彼の長所だ。
一つの物事を好きで居続けられることは、立派な才能だと思う。]
(122) 2019/04/17(Wed) 0:50:54

【人】 裁判官 リーベルト

[南瓜コロッケを差し出されるまま口にした彼>>4を眺めながら、小さく笑みを浮かべた。
久方ぶりに顔を合わせた彼は以前に増して痩せて見えたから、目の前で食欲が示されたことに胸を撫で下ろした。]


  美味しいですか?
  良かったです。


[他に食べたいものがあったら買ってきます。
そう言いかけたけれど、それよりも傍に着いている方が良いと思った。]


  お互い様です。
  ……僕も、随分とお世話になりましたから。



(123) 2019/04/17(Wed) 0:51:01

【人】 裁判官 リーベルト

[そうしてあれやこれやと話を聴いた。
会えなかった期間を埋めるように。

劇団のこと、舞台のこと、
今までのこと、そして、これからのこと。
取り留めもなく色々な話をした。

結局お暇したのは、日付が変わる頃だった。
帰り際、どこかすっきりした表情の彼を見て、]


  ( もう、大丈夫そうですね。 )


[そう思ったことをよく憶えている。

翌日。
無事に第二の人生の幕を開けられた一報が届いたなら、賛辞を贈るとともに飲みに誘ったのだった。]*
(124) 2019/04/17(Wed) 0:51:06

【見】 最上 雪

─回想・思いが篭ってしまった経緯─



[こうまで感情が乗ってしまったのは、
もう一人の友である『兄』の方の電話。
その内容を思い起こしてしまったのもありました。


水曜の深夜に突然掛かった電話。
そこで聞かされた、一つの告白。
義弟を、家族を、職場の方々を、私達を。
守るために練っていた計画のことを。
そして、それを達成するために必要な
材料の一つが自身の命であったということ。
その場所に、海を選んでいたことも。


─────それが、友である義弟より
思いの丈を打ち明けられ、心揺さぶられたせいで
実行が出来なくなりそうだという
消え入りそうな声で呟かれた彼からの本音でした。]
(@20) 2019/04/17(Wed) 0:59:00

【見】 最上 雪

[嗚呼。この友たちは、兄弟は。
どうしてこう次から次へと
私に絶句するようなことばかり
打ち明けてくださるのですか!



─────良かった。
貴方が海に攫われてなくて本当に良かった。
友よ、貴方の勇気は決して無駄では無かった。
もし、間に合っていなかったら…………。
気付くのが。思いを伝えるのが
間に合っていなかったら──────ッ。



何やら熱いものが込み上げて
目頭も同じように燃えるような熱さを覚えましたが
その思いと正体は自分自身が
よぉーく知っておりますとも。]
(@21) 2019/04/17(Wed) 1:00:28

【見】 最上 雪

  ……友よ、よくお聞きなさい。
  貴方より年下の身ではありますが
  私は今、この身の内に強い怒りを覚えています。
  ───── お 分 か り で す ね ?



[ヒェッとか一瞬聞こえてきたけど問答無用。
こればかりは私も言わずにいらいでか。
そしてそれはそれはもう懇々と、懇々と
親切丁寧懇切豊かに教えましたとも。


貴方の義弟である我が友は今までずっと
(無自覚に)貴方への想いを抱え続けていたことを。
貴方が褒められるたび(無自覚ですが)
嬉しそうにしていたことを。]
(@22) 2019/04/17(Wed) 1:00:46

【見】 最上 雪

  そして、彼が貴方に思いを伝えた後。
  彼は私にこう言いました。
 「あいつが、俺の側に居てくれて良かった。」

  ……そう言って、静かに泣いたんですよ。あの人が。
  私の前では滅多に泣かなかった、あの人が。


[その一言にどれだけの思いが込められたのか。
側で相談に乗り、お話を伺っていたからこそ
そこに込められた万感の重さを理解出来たばっかりに。
今の貴方へ抱く怒りはもう、ええ。
はち切れんばかりに溢れるほどでした。]
(@23) 2019/04/17(Wed) 1:01:07

【見】 最上 雪

  友よ────蘭志郎さん。
  貴方、常々私にこう仰ってましたよね?



 「────あいつに、家族を二度も失わせてたまるかよ。」

  ……どの口でそれを仰ってたんですか??



  家族を失わせたくないとのたまった貴方が
  何故勝手に一人で計画立てて
  勝手に家族や私たちの為だと言って
  勝手に一人で消えていこうとするんですかね?
  それこそ貴方の言う“家族を失う”に
  当て嵌まるんじゃございませんかね
  何さらっと友に一生物のトラウマを与えようと
  しているのですかこのお馬鹿さんが。



[嗚呼、友相手にここまで怒ったのは初めてですね。
何か絶句してるけど知りません
私は私で言わせていただきますとも
そうでなければこの怒りが可哀想です。]
(@24) 2019/04/17(Wed) 1:01:35

【見】 最上 雪

  …………友は。ある日突然。
  何もかもを奪われたのですよ。

  その苦しみを……本人の次に知るのは。
  ─────12年間側にいた、
  貴方自身ではありませんか…………っ。


[ええい涙よ、鎮まりなさい。
今はまだ、その時ではございません。
まだ、まだ伝えていない言葉が山程あります。]



  …………私、嫌ですよ。
  友が貴方の遺影を見つめる瞬間も。
  そんなことで貴方の弔辞を読むのも。
  貴方を見送る友の姿を想像することも。
  貴方と会えなくなるのだってねえ、
  全部、ぜーんぶ嫌ですよ。ねえ。
(@25) 2019/04/17(Wed) 1:01:57

【見】 最上 雪

  …………何とか、言ってくださいよっ………!


[最後は八つ当たりに近い言葉をぶつけてしまいました。
嗚呼、これは後日謝らねば。

しかし友を思って怒ったつもりが
気付けば自分のエゴで怒ってしまいましたね。
けれど、貴方を突然失う友の姿を想像すると
それこそ胸が張り裂けんばかりの思いですよ……っ。]




  生きてて……  本当…………良かった…………っ。   
(@26) 2019/04/17(Wed) 1:02:14

【見】 最上 雪

[嗚呼。深夜午前2時丑三つ時。
互いに電話越しでわんわん泣いてる男二人だなんて
馬鹿ですよ、最大級の馬鹿ですよ。
端から見ればきっとただの馬鹿ですよ。
女性陣に「男って馬鹿ね」って言われたら
否定出来ない姿ですよ、ええ。


女性陣よ。
男ってね、単純なんです。
単純だけど面倒くさくて結構遠回りして。
だからね、そういう時は
優しく指摘してあげてください。


相談したくても色んなことが邪魔して
素直に言えない生き物達ばかりですから。]
(@27) 2019/04/17(Wed) 1:02:42

【見】 最上 雪

[宇宙の大局や『人理』と呼ばれる人の歴史から見たら
きっと話にすらならない埋もれゆく事柄なんでしょう。


ですがね、私は、私は。
そうして生きてきた貴方がたのことが
心の底から好きだったんですよ!]
(@28) 2019/04/17(Wed) 1:03:36

【見】 最上 雪

  ────貴方達はね、言葉が足りません。
  もっと相手の心を知ろうとなさい。
  何のためにその舌と耳はあるんですか。


  少なくとも、対話を試みるのを諦める。
  一人で何でも解決しようだなんて
  それこそ手数も少ない愚の骨頂ですよ。
(@29) 2019/04/17(Wed) 1:03:59

【見】 最上 雪

  貴方達はね、単純なんです。
  話せば8割方が解決するような
  そんな内容ばーっかりですから。


[あ、この話は友にするべきでしたね。義弟の方の。
まあでも今はこちらの方が重要なので
これはこれで良しとしましょうか。]



  それで何ともならないならば、
  こうしてまたお話ししてくださいな。
  ────貴方がまだ、
  私を友だと思ってくださるのであれば。
(@30) 2019/04/17(Wed) 1:04:31

【見】 最上 雪

[その後、もう一人の友との約束により
この夜の出来事は友へ一切語っておりません。


これが、後僅かなところで
想う者同士が永遠の別離になりかねなかった。
そんな小噺にもならない記憶の端くれです。]**
(@31) 2019/04/17(Wed) 1:04:50

【人】 裁判官 リーベルト

─ SA到着の少し前・車内 ─


[己がお茶を吹き出してしまったのと同様、運転席の彼も驚いた様子>>24だった。
それでも車体がぶれることがなかったのは、流石元プロ運転手。]


  口の達者な聴き上手でしたからね。
  パーソナリティーの仕事はぴったりでしょう。


[どうやら司会進行役は僕らの共通の友人らしい。
明朗な声を聴いているだけで、彼の向日葵のような笑顔が目に浮かぶようだった。
対するゲストは淡々と、事務的な返答を続けていた。

ラジオを聞きながら浮かぶ表情は、弟の成長を喜ぶ兄のもの。

兄に負けず劣らずの捻くれ者で石頭だが、根は真面目な良い子。
そう、兄は思っている。

検事である弟も己同様、多忙な日々を送っている。
行動範囲が被っているから顔を合わす機会も多い。
その都度ヴィクの話をし、ヴィクとのツーショット写真を見せ、ヴィクとお揃いで購入した品々を自慢してきた。
同じ話を散々聴かされて弟がいい加減うんざりしてしまっていることに、兄は全く気付いていない。


そのうちに紹介出来る機会も来るだろう。]
(125) 2019/04/17(Wed) 5:28:29

【人】 裁判官 リーベルト

[サバクンジャー参加の依頼を彼に持ち掛けた時。
正直なところ、断られなかったのが意外だった。
数年来の友で元々の信頼関係があったとはいえ、あまりにすんなりと快諾された>>25ものだから、内心『マジで?』などと思ったのは記憶に新しい。

考えてみれば、ヒーローショーも舞台は舞台。
役者経験のある彼にとっては得意分野だったのだろう。
集まった仲間たちと共に活動を楽しむ彼を見て、誘ってみて良かったと思ったのも事実だ。

復帰の足掛かりとなったかどうかは定かではないが、
己にとって良い人生勉強となったように、
彼にとっても良い経験となっていたなら嬉しい。

まさか人望があるとまで評される程に成長出来るとは思っていなかった。
ただただ、集結してくれた仲間たちに感謝である。


彼が仲間になってくれるなら、ブルーと決めていた。
吸い込まれそうな瞳の色が第一の理由。
そしてグループの参謀、リーダーの右腕と言えば青だろうと思ったのだ。]
(126) 2019/04/17(Wed) 5:28:35

【人】 裁判官 リーベルト



  かもしれませんね。
  うん、よく眠れました。
  ……ふふっ。

  流石の素晴らしい乗り心地でした。
  長時間の運転、本当にお疲れ様です。


[サービスエリアの駐車場に着いたなら、シートベルトを外して運転席へと身を乗り出し、頭をふわりと数回撫でた。
裏方人生含め、よく頑張りましたねの気持ちを込めて。

回り道でも、一歩一歩着実に夢へと歩を進めている。
挫折さえも糧として物事をプラスに捉えられるようになった彼は、以前にも増して強く、優しく。
いっそう眩しく輝いて見えた。]
(127) 2019/04/17(Wed) 5:29:00

【人】 裁判官 リーベルト



  おや。冗談でしたか。


  ……それだけ印象深い思い出でしたし、
  思い返せばあれはあれで、愛おしい時間でした。
  許して貰えてよかったです。

  ふふ、違いないですね。


[過去の僕が今の僕を知ったなら、糸目を点にして驚くに違いない。向けられた悪戯っぽい笑み>>26に、くすりと微笑み返す。

懐かしい思い出話へと話題を移してみれば、温かい表情の横顔が見えた。

「いつまでも出逢った頃のままでいよう」などという大意の歌詞を唄うラブソングもあるけれど、僕らの場合は出逢った頃のままだったなら決して今一緒には居なかった。

数々の奇跡が重なり、反発し共鳴し、お互いに本音でぶつかり合って来たからこそ今がある。]
(128) 2019/04/17(Wed) 5:29:09

【人】 裁判官 リーベルト

─ サービスエリア売店 ─


[観光ガイドにも掲載されていた、有名らしいソフトクリーム。
おいり自体は百貨店の銘菓コーナーで見たことがあったけれど、食すのは初めてだった。
何でもいい。この際あやかれる御利益には片っ端からあやかっておきたい。

年末年始は何故か周囲にウェディングドレス着用を推されまくった僕だが、嫁になるのは君の方だ。
暗にそういう意図を込めて、スプーンを突き出した。]


  実際小腹は空いていたでしょう?
  ずっと運転に集中してくれてたんですから。

  写真映えしそうな見た目ですよね。
  ……可愛いです。


[愛らしい食べ物を食わさせられている僕の嫁>>27が。
とは、黙っておいた。

正直に言うと、いつ如何なる時も飢えているイメージだ。
健やかなる時も病める時も食欲には満ちている印象だ。
……いや、病める時は流石に落ち着いているか。

常に食欲旺盛な君が飲まず食わずで数時間も集中してくれていたようなのだから、少なからず腹は減っていただろう。
口に運ばれたものを素直に食べてくれたなら、満足気に目尻を下げた。]
(129) 2019/04/17(Wed) 5:35:11

【人】 裁判官 リーベルト

[そのまま流れるように手が包み込まれてしまう。
差し出されるままに口を開いて、食を進めた。

あられというから硬いのかと思ったけれど、淡い色合い通りの軽やかさでさくさく、すっと溶けていく。
氷菓自体も丁度良い上品な甘さだった。

蜜柑ソフトも甘さと酸味が絶妙で、爽やかな風味が口の中いっぱいに広がった。
茹だるような真夏の太陽の元に相応しい味わいだった。
ただ、食後のあれ>>28は――反則だった。

絶対クリームなんか付いてなかっただろ。
鳩が豆鉄砲を食らったような顔で数秒間、固まってしまっても仕方ないと思う。]


  ……飢えてるじゃねーか。


[舐められた唇がやたら甘くて、ソフトクリームの甘さをすっかり忘れてしまった。
車内に戻る頃には汗びっしょりだった。]
(130) 2019/04/17(Wed) 5:35:17

【人】 裁判官 リーベルト



  はい!

  ここからは僕が運転します。
  お陰様ですっかり眠気は取れましたし、
  ヴィクにものんびりして欲しいですから。

  ご満足頂けるように頑張りますね。
  お任せ下さいませご主人様。


[紅茶とサンドイッチを購入してから車へと向かい、胸元に手を当てて恭しくお辞儀をした。
先刻ヴィクがそうしてくれたように助手席の扉を開いて乗車を促すと、今度は運転席側に腰を下ろす。

走り始めて数分か、数十分か。
助手席のパートナーが舟を漕ぎ出したのに気付いたなら、やはりラジオの音量を下げた。]


  君も疲れてたようですね。
  どうぞ、良い夢を。


[道なりに走り続け高速道路を降り、ナビに従って車を進める。スムーズな走行だった。
一般道に入れば、信号停止毎に寝顔の盗み見を堪能しながら。
程なくして今夜の宿泊予定地が見えてくる。

国内であることを忘れてしまうような、青と白の世界。
南欧風の純白の建物の向こう側に、どこまでも澄んだ瑠璃色の海が横たわっている。
雄大で美しい景色を観光ガイドブックで目にした時から、彼を連れてここに来てみたいと思っていた。]**
(131) 2019/04/17(Wed) 5:36:02
裁判官 リーベルトは、メモを貼った。
(a14) 2019/04/17(Wed) 5:50:30

【見】 AI  

  
  
[ スリープモード、解除。
  システムの再起動を開始。
  
文面の
表示方法を微調整。

  映像の続きを再生します。 ]
  
  
(@32) 2019/04/17(Wed) 6:28:48

【人】   ショウ

  ー リコリス店内 ー

[ 現在、彼の姿は店内のテーブル席にあった。
  頭や肩に付いていたゴミはもうありません。
  おしぼり、とよばれていた物を彼が受け取り
  それでぱっぱと払ったから。

  それにしても、データと照らし合わせるに
  やはりこの場所は喫茶店やカフェと思われる。
  ゴミ箱から顔を出しても平然と対応する
  店員なる人物達には少々驚きましたが>>0:766>>0:780
  今の世界にも生気ある場所が存在していた
  その事実に、私は素直に喜ぶ事が出来なかった。

  長い間、思念体と動物の反応ばかり感知して
  彼と出会ってからも、それは変わらず
  生気ある人物と出会う事はなかったのです。
  そんな存在を突然、こんなにあっさりと
  機能している店舗と共に発見した。
  ……AIである私にはあり得ない事ですが
  夢を見ているのでは、そう考えてしまいます。 ]
  
(132) 2019/04/17(Wed) 6:29:55

【人】   ショウ


[ しかし、あれこれ考えているのは私だけ。
  彼は店内を見渡し、物やそこにいる人を見ている。
  これは初めて訪れた場所で彼がする行動。
  つまり、普段と変わらない様子なのです。
  なんというか、凄いですよね。 ]

 なぁ、ここって光り物ないのかな

 [この場所のデータは存在しません。
  なので不明です、すみません。]

 そうかぁ……じゃあこの中探してみるとか?

 [ダメです、叱られてしまいますよ。]

[ カンカン、薬缶の蓋を叩いて彼は考え込む。
  光り物を探すのも、いつも通りでした。
  視線は手渡されたメニューに向いていますが>>0:780
  店員の方には申し訳ないことに
  彼が料理を注文する事はないでしょう。
  状況が理解出来ないままに入店したとはいえ
  飲食店でしていい振る舞いではないでしょうね。
  けれど、私は何も言いませんでした。
  注文しない訳を、私は知っているので。** ]
  
(133) 2019/04/17(Wed) 6:30:42
  ショウは、メモを貼った。
(a15) 2019/04/17(Wed) 6:34:17

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─人よりも機会が喋ってル(?)お客様>>132>>133



[テーブル席のお客様は
何やら光り物とやらをお探しのご様子。>>133
何でショウ?光り物と呼ばれるメニュー、
ありましたっケ?


アー、大学時代に日本の留学生が言ってた
イワシとかアジとかコハダのことですかネ?
でもここお寿司屋さんじゃありませんシ……。



何やら薬缶の蓋を叩き出し始めましたネ。
この時はお客様が
料理のご注文をすることがないとは知らず>>133
「お決まりの際はお声掛けくだサイ」と一礼し
向かうはバックヤード。]
(134) 2019/04/17(Wed) 7:09:14

【人】 リコリス臨時店員 Dante

  リウビアさん。
  光り物って言われたら
  何が思い浮かびますカ?


[どういうことかと聞かれたら
テーブル席のお客様が光り物ないのかと呟かれていて
メニューの別名か何かかと思ったんデス、と>>133
馬鹿正直に伝えたのでありましタ。]**
(135) 2019/04/17(Wed) 7:09:42