人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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視点:人


【人】 摘まれた花 ダニエラ

>>135

鍵を放った肩がまた思い出したように痛んだ頃。
ようやく耳に届いた音に振り返る。
小さな車。
大好きだった。
近寄って、むりやりに扉を開ける。
(136) 2023/10/01(Sun) 20:26:47

【人】 黒眼鏡

>>136

後部座席に忘れ物・・・みたいに置かれていたのは、電話だった。
──アレッサンドロが使っていた、小さくて黄色い電話。

PIPIPI、PIPIPIと、鳴り続けている。
発信者は、「G」とだけ。
(137) 2023/10/01(Sun) 20:28:45

【人】 摘まれた花 ダニエラ

>>137

少しだけ、眉根を寄せた。
そうっと伸ばして、着信をとる。

「……Pronto?」

ちょこっとだけ、硬い声。
(138) 2023/10/01(Sun) 20:32:21

【人】 黒眼鏡

>>138

『…もしもしPronto?』


その電話を取ると、
男の声が聞こえた。
──君はきっと、よく知っている。
思い出せるかは分からないが、思い出してもおかしくないくらいに。

    
……あのジェラート屋の店主だ。


『──ああ。ええと。今日、あんたから電話がくるか、
 あんたが電話に出たら、こう言えと言われてます』


彼はあなたの声を聴くと、
何も尋ねることなく、

『「俺が一番好きなのは、カップのバニラ」って』
『お届けしましょうか、なんて聞いたんですが、いや、食いたいわけじゃないと……』


咳払い。

『すみません、私が首を突っ込むことではなかったです。
 それだけ…ああ、その電話はやるから好きにしろと。
 それだけ伝えろと言われていますので、伝えました。

 あ、私は姿を晦ましますのが、店は娘が継ぎます。
 今後とも、ごひいきに』


がちゃり、と電話がきれて、それきり。つー、つー、つー、という電子音だけが聞こえた。
(139) 2023/10/01(Sun) 20:36:14
リヴィオは、「ねぇ、ニーノ。………いや、えっと」
(a45) 2023/10/01(Sun) 20:38:03

リヴィオは、署内での"ニーノの話"を思い返して悩むような仕草。しかし、言葉は続く。
(a46) 2023/10/01(Sun) 20:38:11

リヴィオは、「俺達はまだ、お互いに知らないことも多いからさ。落ち着いたら話をしようか」
(a47) 2023/10/01(Sun) 20:38:21

リヴィオは、言えること、言えないことがあるだろうけど──それでも、話すべきことがあるから。
(a48) 2023/10/01(Sun) 20:38:31

フィオレは、気まぐれに、もらったリップを塗っている。似合う?なんて近くにいる彼に聞いたりして。
(a49) 2023/10/01(Sun) 20:38:38

リヴィオは、「あぁ、そうだ。晴空の下の散歩も忘れずに行こうね」
(a50) 2023/10/01(Sun) 20:38:41

リヴィオは、
暫く
は君と、君達と歩んでいくために、足並みを揃え歩んでいくのだった。
(a51) 2023/10/01(Sun) 20:39:32

フィオレは、なんとなく、予感がしたのだ。
(a52) 2023/10/01(Sun) 20:39:32

【人】 摘まれた花 ダニエラ

>>139

「……カップの、」

「…………。」

……あー、もう。本当に。


「ばあか……。」


潮騒に紛れるささやかな声。
既に切れた電話口へ。伝え、小さくまた鼻をすすった。
(140) 2023/10/01(Sun) 20:45:00
フィオレは、予感が、悪い方向に当たるなんて。この時は思っても見なかったのだけれど。
(a53) 2023/10/01(Sun) 20:48:31

ニコロは、幸福の為に、これからも歩き続ける事を決めた。
(a54) 2023/10/01(Sun) 20:52:16

ニコロは、月桂樹の花を、ゴミ箱へと捨てた。
(a55) 2023/10/01(Sun) 20:52:59

ルチアーノは、「早起きが毎日出来るようになったらな」そう告げて、貴方と共に海辺を歩いた。 #ReFantasma
(a56) 2023/10/01(Sun) 20:53:46

ダニエラは、「ああ、でも…。」
(a57) 2023/10/01(Sun) 20:57:49

ダニエラは、この中にある、鍵だけは、どうしようかは決めていた。
(a58) 2023/10/01(Sun) 20:57:59

ダニエラは、きっと近いうち『お兄さん』に連絡を入れる。
(a59) 2023/10/01(Sun) 20:58:33

ダニエラは、彼の方が、自分よりずっとあの場所での思い出が多いと知っていたから。
(a60) 2023/10/01(Sun) 20:58:39

ルチアーノは、あの店にあったコーヒーミルを捨てた。 #Mazzetto
(a61) 2023/10/01(Sun) 20:59:14

【置】 Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ

本名:ヴィンセンツィオ・ベルティ・デ・マリア(Vincenzo Berti di Maria)
死因:■■■■■■
発見場所:■■■■■■■
遺体の様子:
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(L6) 2023/10/01(Sun) 20:59:15
公開: 2023/10/01(Sun) 21:00:00

【置】 摘まれた花 ダニエラ

ねえ、アレッサンドロさん。

あの日、聞くことができなかったこと。
だから、本当のことはわからないままのこと。


あたしは、――
親孝行
できていましたか?

聞けた方が良かったのか。
聞けないままで良かったのか。
その答えすら、今も出ない。――きっと、これからも出ることはない。
(L7) 2023/10/01(Sun) 20:59:40
公開: 2023/10/01(Sun) 21:00:00

【人】 摘まれた花 ダニエラ

荷物を転がし、抱えて、少しの距離を往く。
虚実不明の明るい鼻歌を奏でる。
そうやって向かう先にいるのは王子様。
あたしのひとmine。いつものように、女はその名前を呼んだ。
(141) 2023/10/01(Sun) 20:59:55