【人】 工藤 彩葉[こんな感じだったのに、 かなちゃんから誘ったと聞けば>>0:592 驚いてしまったけど。その驚きと、それから興味は 続いた言葉の方にすぐ移って行った。] え、かなちゃん幽霊見たことあるの! すごいじゃない。 子どもの方がそういうの見えやすいとか そんな話を聞くこともあるけど、 私は一回も見たことないなぁ…… [まさかの、遭遇経験者がいたなんて。 さすがの私も少し、声のボリュームが大きくなった。 でもよく考えたら、怖がりのかなちゃんにとって それは良い思い出と言えるのだろうか?と思い、] …もしかして、その時に怖い思いをした……? [心配そうな声と顔を向けたけど、 もう一度会ってみたいと言うくらいなら 私の杞憂だったかな。一応、話しにくかったら いいんだけど…、とは付け加えておいた。] (48) 2022/10/15(Sat) 5:06:38 |
【人】 工藤 彩葉[かなちゃんの話を信じないわけじゃないんだけど、 やっぱりどこかピンと来ていないのは 自分の目で見ていないからなのか何なのか。 私の中の幽霊って、 サンタクロースに似ているのかもしれない。 なんというかこう、方向性の違いがあるくらいで。 いつかは信じていた。 いつからか、曖昧になった。 今はその名残の、ひとかけらくらいを持って 私は今日ここに来ているんだと思う。 そんなことを考えていたから、 くせ毛はそのままがいいな、なんて思われているのを 気付くこともなかったんだけど。 それもやっぱり、直接言われていたなら 私は嬉しそうに笑っていたかもしれない。] (49) 2022/10/15(Sat) 5:06:41 |
【人】 工藤 彩葉[ユメリンに会いたいって言うかなちゃん。>>0:594 そうだ、鞄に増えたユメリンに気付いた時、 可愛いね、そんなのもあるんだ、 なんて話もしたっけ。 どこか見覚えあるような気もしたけど、 公式グッズと手作りの違いはわかっていなかった。 そんなユメリン好きのかなちゃんに、 じゃあ今度、流す曲を選べる機会があったら かなちゃんの好きな曲にするね、どれが一番好き? と、部員特権の内緒話をしたのは 放送を聞いてくれてると知った後の話。 こうやって話している時に、楽しいなと思うのと。 他のクラスメイトと談笑している時の楽しさと。 区別なんてないと思うんだけど、 最初の一回が違っていたら、 それって偽物になってしまうんだろうか。 過去のあの子は、その後学校に来なくなった。 なぞりたいとは思わないけど、…けど。] (50) 2022/10/15(Sat) 5:06:46 |
工藤 彩葉は、メモを貼った。 (a6) 2022/10/15(Sat) 5:12:49 |
【人】 工藤 彩葉― 回想:秋緒ちゃん、あるいはそのままの ― [食べ物の争奪戦には慣れていない。 差し入れに手を伸ばすなら最後尾だし、>>0:609 超限定品のプリンをやっと買えそうな時にも>>188 誰かの手と重なったなら、あ、どうぞ、って 遠慮してしまうタイプ。 こんなだから、きょうだいがいるって言うと 見えない、って言われることもある。 上に兄が一人。性別も違うし、年も少し離れているし それから性格的なものもあったかもしれないけど。 私はほとんどの場合、待っていれば与えられる、 そんな環境で育った。 でも、普通に考えたら先輩には遠慮しちゃうよね。 そんな感じで、購買で譲り合いになったから 見かねたおばちゃんの半分この提案に、 私は思わず頷いた。こちらに連れはいなかったし。 でもね、そこまでコミュ強ってわけでもないの。 お金を払って、いざ中庭でプリンを開封するまで 少しの沈黙。どうしてこんなことに…?って お互い、そんな空気が流れていた気がする。] (259) 2022/10/15(Sat) 21:51:37 |
【人】 工藤 彩葉[名前の呼び方を確認したのは、私の性格もあるけど 私が上下真ん中の二年生だったのも大きいと思う。 お姉さんにはお世話になっていて、>>191 いつの間にか、名前だって覚えていてくれて。 当然好印象を抱いていたし、だから妹さんの前でも わざわざ話題に出したりしたんだけど。 それほど親しい間柄というわけでもなかったから。 でも確かにね、後輩を下の名前で呼ぶのに さん付けする人は少ないかもって思ったので。] あ、そうだよね、秋緒、…ちゃん? あきちゃん?? […いきなり呼び捨てはハードルが高かったです。 三つ、提案したことになるのかなこれは。 多分、一番反応の良かった呼び方を採用したはず。 お姉さんに似ているなんて思われてることは ちっとも気付いていなかった。 お姉さんは、妹さんのこと、なんて呼んでいたのかな] (261) 2022/10/15(Sat) 21:51:45 |
【人】 工藤 彩葉[大体名字にさん付けからスタートする私が、 初対面の後輩をいきなり名前で呼ぶなんて 結構ドキドキするものがあったんだけど。 彼女も下の名前で呼んでくれるから、 私もじきに慣れて気軽に呼びかけられるようになり。 理由はやっぱり、知らないままで。 文化祭で差し入れをもらった時は>>190 本当に助かったし、その心遣いが沁みて。] すごく助かる、ありがとう〜〜。 私、頑張ってクラスの宣伝しておくからね…。 [たくさんお客さん呼べたらなって、 原稿を見る前からそう言ったんだけど。 まさか「お帰りなさいませ」系の宣伝文句だった… なんて、そんなことは…なかったよね? 何にせよ、 機材から離れた場所で、 紅茶とクッキーをいただき疲れを回復した私は、 気持ちを切り替えてしっかりと、 メイド喫茶の宣伝原稿を読ませてもらった。]* (262) 2022/10/15(Sat) 21:51:48 |
【人】 工藤 彩葉― 旧校舎 ― [移動中、持参したペンとメモ帳を取り出して 今のところの所感なんかを書き留めておく。 今日の月明りの下なら、紙の白さがぼんやり見えて このままでも何とか書けないことはなかった。 といっても、上級生と男子率がやや高めかな、とか その程度しか書くことがなくて、 このままじゃ先輩に提供できるネタが… やっぱり私に取材の才能は…なんて思っていた時。 ふと『幽霊出なかったら七不思議でも調べてきてよ』 なんて言われていたのを思い出した。 そういえば、そんなのもあったなって。>>0:333 内容はよく知らなかったけど、定番といえば…] ねえ、うちの学校の七不思議って知ってる? やっぱり音楽室とか人体模型とかトイレなのかな… [怖いの苦手な子がこの場にいるって それはわかってたから、声を潜めて。 近くの人にだけ聞こえるように囁いたんだけど、 一番近くにいた子といえば…>>192 落ち着きを求めて来てくれてたと知れば ごめんね、ごめんねって 謝ることになったかもしれない。] (265) 2022/10/15(Sat) 22:07:10 |
【人】 工藤 彩葉[そうやって、余裕?でいられたのも、 旧校舎に足を踏み入れるまでだったかな。 中に入ったら私はメモをしまって、 スマホのライトは前方じゃなく足元に向けていた。 床でも踏み抜いたらどうしようって思っていた。 そもそも、最前列にいたわけでもなくて。 だから正直、幽霊らしき柔らかな声よりも>>n2 先輩の大きな悲鳴の方に、>>1 びくりと肩を揺らしてしまい。] え、あ、 ……わ、足が…ある? [一応びっくりはしていたけど。姿を見ても なんだかぼんやりした反応になってしまった。 驚いてる人を見ると冷静になるって、 私もそんな感じだったのかも>>134] (266) 2022/10/15(Sat) 22:07:15 |
【人】 工藤 彩葉[最初に気になったのはかなちゃんのこと。 さっき話していたのを思い出して>>48 怖いのに大丈夫かな、っていう心配と 私も幽霊見えたよ、っていう報告みたいなものと 両方顔に乗せて、かなちゃんをちらりと見たけど 今は非常事態だし、また幽霊に意識を戻す。 道中、千葉くんと会話する機会があれば 幽霊にインタビュー、なんて言葉も>>0:474 出ていたんだったかな。 その時は、できるものなら… なんて笑いながら軽く終わった話だったと思う。 でも、幽霊の言うことに 真偽を問う声があがれば>>20 私も何か、聞かないと。 っていう目的意識を一応は思い出して。 だけど何を聞いたらいいか、 とっさに思いつかなくて、私は] (267) 2022/10/15(Sat) 22:07:19 |
【人】 工藤 彩葉あなたの …願いはなんですか? …生きている時のこと、全部覚えていますか? [前者はまあ、私が来た目的を考えれば 妥当な質問だった気がする。 答えてくれるかは別として。 後者は、多分、個人的な質問だった。] (268) 2022/10/15(Sat) 22:07:22 |
【人】 工藤 彩葉[…私は、小さな声で、そう言うのが精一杯だった。 驚くほど優しい声が私の口を開かせたけど、 未練を願いと言い換えたあたり、 踏み込むのをためらう畏れが滲んでいた。 そうして、気付いた時にはもう、 グラウンドに立っていて。 最初に半端な驚き方をしたせいか、 色々ひきずって、私はひどくぼんやりしていた。]* (269) 2022/10/15(Sat) 22:07:25 |
工藤 彩葉は、メモを貼った。 (a33) 2022/10/15(Sat) 22:11:33 |
【人】 工藤 彩葉― グラウンド ― [ぼんやりしたまま、大槻先輩の声を聞いて。 グループ用に連絡先も渡して。>>4 解散の声でようやく、少し我に返った私は>>5 あっ、という顔をしながら大槻先輩の元へ行き、 秘密の範囲を確認させてもらった。>>3 部活の先輩にだけ、お話してもいいですか?という。 先生にバレたらいけないのは承知していたから、 元々取材といっても、報道というよりは 創作のネタとして捉えていたけど。 (放送部って朗読劇やドラマ制作することもあるし) それだって多分先輩の建前で、 本音は自分が来たかっただけなんだろうな〜と そう思うから、少し話せば満足してくれると思う。 そういうわけで。 ここまでなら、とか。これはちょっと、とか。 まるっと秘密に、とかメモを取ったり消したりしつつ その後しばらく打ち合わせさせてもらいました。 いざという時は七不思議を捏造するから大丈夫です。] (277) 2022/10/15(Sat) 23:35:26 |
【人】 工藤 彩葉[用事が済んだら、あとに残るのは 願い事の権利だけだった。 お話してたから帰るのは遅い方になっただろうか、 気がつけばもう見えない姿もあったかもしれない。 幽霊を見た時は、視覚より聴覚の方に なんだか気を取られていた気がするけど、 今はそれが逆転しているような感覚だった。 目で見えるものをぼんやり追って、 耳からの情報はいまいち入ってこない。 あとで、じわじわと染み込んでくる、 そういうものなのかもしれない。 見知った顔が去ってゆくのを見つけたら 帰り道気をつけて、と声だけかけたと思うけど それもどこか、ぼんやり響いた気がする。] (278) 2022/10/15(Sat) 23:35:29 |
【人】 工藤 彩葉[そうそう、ミルフィーユの順番待ちだけ>>0:609 忘れなかったんだけど。 一ダース分くらいあったような気がする中身>>0:112 今日の人数には足りてたかどうか。 売り切れちゃって、残念と思いつつ 気にしてないような顔して離れるのも 別に慣れっこなんだけど。 もし希望者のいなかった一切れが残っていたなら いただきますを言って、 その場で食べさせてもらおう。 文化祭でも味わったいちごの甘酸っぱさは、 きっと日常を思い出させてくれるから。 地続きのこれが、夢じゃないってことも。 集団下校?のグループがまだ残っていたなら 分かれ道までご一緒させてもらっただろう。 その程度には冷静で、 でも家に帰ってもなかなか寝付けなかった。]* (279) 2022/10/15(Sat) 23:35:32 |
【人】 工藤 彩葉― 朝 ― [そう、なかなか寝付けなくて。 でも一度眠ったら、朝までぐっすりで。 つまり、どういうことかっていうと?] ち、遅刻しちゃう!! [そういうこと。] (280) 2022/10/15(Sat) 23:35:44 |
【人】 工藤 彩葉[私が2−Aの教室に飛び込んだのは、 SHRぎりぎりの時間になった。 身支度は最低限。 朝ごはん食べてくる余裕すらなかったのに、 髪の毛がどうこう言ってる暇、あるはずなくて。] お、おはよう… [と言いながら教室の扉を開いた姿は、 息を切らして天然パーマを振り乱し、 見るからに寝坊しましたって感じ。 廊下も走りました。ごめんなさい。] (281) 2022/10/15(Sat) 23:35:49 |
工藤 彩葉は、メモを貼った。 (a36) 2022/10/15(Sat) 23:39:51 |
【人】 工藤 彩葉[そういえば、朝、スマホをゆっくり 確認している暇もなかった。 髪を整えついでに覗いてみると、 グループにメッセージがいくつか見えて。] (295) 2022/10/16(Sun) 0:04:59 |
【人】 工藤 彩葉― 回想:千葉くんと ― [千葉くんに色々お話聞かせてもらった時。>>109 普通に相槌打ってたつもりだったんだけど、 まじまじと見られてしまったから 何かおかしかった?と思って、 こちらも首をかしげて見返してしまった。 別に、好きなバンドや曲の話だって>>13 そんな機会があったら、 同じ感じで聞いたと思うけどな。 この時はまあ、技術的なお話? を優先して聞いて、参考にさせてもらって。] そうね。最初から好きな曲、っていうのは 高望みしすぎてたのかも…。 コードの簡単な曲かあ…… [そうは言っても、曲を聴いただけで コードがわかる耳を持っていなかったから、 ぱっと思いつくものはなくて。 きっと、教本にもいくつか入ってはいるんだろうな と思いつつ、話には頷いておいた。] (338) 2022/10/16(Sun) 2:13:50 |
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