人狼物語 三日月国


245 【R18】×××な部屋に閉じ込められた王子様と騎士の選択

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視点:人


【人】 騎士 エース

[熱めの湯で適当に洗い流しただけの俺と違って、
湯上りの王子は何かいい香りがした。>>0:93
顔色も随分よく見えたし、
何より機嫌がよさそうだったから、
俺も嬉しそうに頷いて主の少し後ろを歩く。

昨日食べ損ねて置いておいてもらったパイ……
じゃなくて、新たに焼き直してくれたんだろうか。
朝から食べたパイは、美味だった。
王子につられる様にいっぱい食べて、
ああこれは、旅先で聞かれたら「一番美味い飯はこの街のうさぎのパイ」って答えよう、なんて想像をしてしまった]
(12) 2024/01/19(Fri) 19:05:49

【人】 騎士 エース

[食後に再び街に出るが、やはり街自体も好印象だ。
王子も同じ感覚の様で。>>0:94]


  そうですねぇ。


[もっと滞在したいという気持ちに頷き、
「国に帰ったらうちでも花を育てたらどうでしょう」とか
「でもまねっこになっちゃいますかね」とか会話に花を咲かせ、途中王子は手紙を出したりしながら、昨日とは違う通りを探索する。

そこで聞いた話が、試練の洞窟の話だった。
俺も面白いと思ったけれど、王子も乗り気の様だ。>>0:95
そうこなくてはと笑って、
見事乗り越えて戻って来たら、
軽めの酒と共に祝いのご馳走など食べてもらえるといいなと、そんな料理を出してくれそうな店をこっそり探しつつ]


  辞書、持って行きましょう。
  俺も鎧は着て行きますよ、一応ね。

  ……花?
  ああ、いいですね。


[宿に戻って軽く準備をするのに賛成して、
それから、左胸に白い花を咲かせる姿>>0:96を見れば、
うん、それっぽい、と楽しそうに頷いた。

それから、自覚が芽生えてきたと気持ちを語る王子に、ああ月日が経つのは早いな、とも。思えば初めて出会った頃はあんなに小さかったのに]
(13) 2024/01/19(Fri) 19:07:30

【人】 騎士 エース

[今はこのくらいの洞窟>>1
難なくクリアできてしまいそうな貫禄がある。

魔術の心得がある分、俺より感覚が敏感な王子が危険な感じはしないと言えば、頷いて俺が先に入る。
そして蛍石、との声にへえ、と目線を落とす。
これはそういう名前なのかと……]


  ん?……あぁ、 ふ。


[聞き覚えがある様な名前だと思ったら、
アレも蛍石だったか。
王子が言い掛けて止めたから、
俺も思い出して、声が抑え切れず漏れてしまった。
王子にとっては思い出したくない出来事だったかもしれなかったから、揶揄う事はせず……王子からも、代わりの言葉が繋げられた。>>2]


  そうですね……
  シール様は、ご立派になられました。


[先に進むために前を見ながらだったけれど、
指南者として、嘘偽りない事実を告げる。
楽しいだけじゃない旅の中で、王子は確実に成長した。
これからも更に大きくなる姿を傍で見られる事が
今後の俺の楽しみであり、幸福だ]
(14) 2024/01/19(Fri) 19:08:56

【人】 騎士 エース

[けれど穏やかな気持ちでばかりいられなかったのは、
この洞窟の変わらぬ景色だ。
王子の魔法で記された地図が岩肌に映されるのを眺めても、
他に道なんかなさそうに見える。

王子が傍にある石に触れる>>3のも、
特段危険な行為とも思わなかったのに。

―――床が突然抜けて、
世界の底に向けて、身体が引っ張られる]
(15) 2024/01/19(Fri) 19:09:18

【人】 騎士 エース

[俺の名を呼ぶ王子>>4の腕を引いて捕まえて、
不安そうな、気持ち悪そうな表情>>5を俺の胸に抱いて、隠す。そんな気持ち、隠されたまま、消えてなくなってしまえばいいと願って。

落下する風の音の中で、
王子の声が聴こえる。>>6]


  ―――光栄です。


[王子の声は笑っている様に聴こえて、
俺も、笑みを湛えながら応えた。

俺が覚えていたのも、そこまでだった]
(16) 2024/01/19(Fri) 19:09:40

【人】 騎士 エース

[―――そして、
見知らぬ場所で目覚めた俺は、まず王子を起こす事にした。
体温は感じられたから生きているとは思っていたけれど、
背を叩いて反応が返れば>>7、ほっとする。

けど続けて大声を上げて飛び起きる様に、
俺の方がびっくりしてしまった]


  っシール様、


[でもすぐに俺も上体を起こして、
王子が崩れてしまう前にその身体を支える。
左手を肩に、右手を腰に添えたら、]


 (―――細……)


[こんな状況で、服の上からは想像できなかった腰の細さを感じ取ってしまって、驚きに目を瞬く。
ますますあんなに食べられるのが不思議だ]
(17) 2024/01/19(Fri) 19:10:22

【人】 騎士 エース

[王子が暴れたり嫌がったりしないのをいい事に、
そのままウエストの細さを手で測りたい様な気持ちに駆られつつ
俺は周囲の様子より王子の顔色を確認した。

さっき倒れそうになったのは目眩だろう。
怪我はないとの事>>9だったし、ひとまず安心した]


  俺も、どっこも痛くないですね。
  おかしな話です……


[けどここが祠>>10、との考えには首を傾げる。
少し離れたところに台座の様なものは見えるけれど、
あれがそうだとは、あまり思えない。
洞窟内と違って石造りのこの部屋は確かに、人の手が入ったものの様に見えるが……
今は座っているからよく見えないだけで、石があそこにあるんだろうか。

そもそも、見渡す限り、出入り口の様なものが無い。
王子が触れたあの光る石が、ここへ来る仕掛けだったとしても、
ここから、どうやって出ればいいんだ?]


  は、は……確かに、怖かったですね。


[落下体験の感想に頷きながら、王子の顔を見つめる]
(18) 2024/01/19(Fri) 19:11:31

【人】 騎士 エース



  ……失礼。


[ぱっと手を離す。
緊急事態とは言え、お身体に触れ過ぎたか。
その顔は、俺の無礼について何か言いたがっているのかと思って、
王子より先に立って、王子が立ち上がる為に手を差し伸べる]
(19) 2024/01/19(Fri) 19:11:59

【人】 騎士 エース

[王子が立ち上がってから、改めて周囲を確認する。
ついでに、あんなに強く抱きしめたのに無事な胸の花にもちらっと目を遣りながら。

「部屋の物に触るのはやめておきましょう」と王子には言っておいて、別々に、時に一緒に部屋の中を見て回ったか。

真っ先にさっき気になった台座を見に来たが、
近くに石の様なものはない……いや、あった。
天井にあの光る石が敷き詰められている。
流石にあれは儀式に必要なんじゃなくて、役割は照明、だろう。
台座がこの部屋の中で一等明るくて、その明るさが部屋を照らしている。
隅の隅までとはいかないが、別の灯りなしで壁を確認できるくらい、部屋はそこまで広くない]


  絵……?


[近付いたその壁に掛けられた絵に、首を傾げる。
ますます、人―――魔術師の類か―――が造った部屋だろうと思わせられる。
また仕掛けが発動しては困るので下手に触る事はせず。
でも、]


  これって、閉じ込められてますよね、俺たち。


[何者かの意思でこうなっている、と
この状況に僅かな不安と、そして苛立ちを感じる]
(20) 2024/01/19(Fri) 19:36:57

【人】 騎士 エース

[なかなか手掛かりが見付からず
段々焦りと苛立ちが積もってきた頃]


  ここか……?


[壁沿いに歩いていたら、違和感を発見した。
ぴったり繋ぎ合わせられた石の壁の一箇所に、
出入り口に適任だろう大きさで隙間がある。

指が入る筈もないから、ぐっと腕で押して、
びくともしないから肩を押し付けて身体で押して……]


  ふ、んぬぅぅうう
ううぅぅぁ
ああアアッ!!



[ここしか考えられないのに開かないものだから、
キレてしまって足でガンッガンッ!!と蹴りつけてしまう。

王子に怒られたら、だって脱出方法がわからないんだもんと
壊したら出られると思った、といった顔で言い訳するだろう]
(21) 2024/01/19(Fri) 19:37:51

【人】 騎士 エース

[ちなみに、
部屋のどこかに俺のわからない言葉で、
この部屋を出る方法
が文字で記されているが、
その文字に精通していない俺はそれを認識する事すらできなかったのだった。*]
(22) 2024/01/19(Fri) 19:38:50

【人】 騎士 エース

[怒ってるのかと思って慌てて王子から手を離したけど、
王子はどこか不思議そうな眼差しになる。>>24
心の内を読み取る事なんかできなかったから、
笑う姿に、今度はこっちがぱちぱちと瞬いた。

でも手を取ってくれたら、
ちゃんと立ち上がれるかの方に意識が向いた]
(33) 2024/01/19(Fri) 22:18:10

【人】 騎士 エース

[俺も立ち上がってどこも痛くないし、
王子の立ち方や歩き方もおかしくなかったから、
ひとまず無事だった事に安堵する。

しかし穴に落としておいて、殺す気がないって事か……。
それ以上を考える前に二人で部屋を調べる>>26が、
台座の周辺は石像なんかもあって、特に怪しい。
が、この時は特に目ぼしい情報は得られず。

旅の間、
ピンチだって二人で切り抜けてきたが、
閉じ込められるのはおそらく初めてで。
……一人でなら、国外で悪さを働いて、
ひと月ほど牢にぶちこまれていた時以来か。
あの時は空腹と、自分の排泄物と、感染症に苦しめられたっけ。

こんなに早く痺れを切らしたのはそういった過去を無意識に思い出したからかもしれないが、暴れたら当然の様に王子に怒られた。>>27

しゅんとするでもなく
どちらかと言うと不貞腐れた顔で言い訳したが、]


  ……はい。申し訳ありませんでした。


[厳しく、しかしどこか優しく窘められて、調子を取り戻す。
しゃんと背を伸ばして頭を下げて、調査に戻る]
(34) 2024/01/19(Fri) 22:19:56

【人】 騎士 エース

[王子が見えにくいだろう高いところを見て回っていたら、
台座の方に向かっていた王子から呼び寄せられる。>>28

跪いた王子の横に腰を下ろして、
王子の視線の先を見つめるが、俺にはわからない文字だ。
読めるんですか?って目線を向ければ、
王子は文字をなぞりながら、書いてある事を教えてくれる]


  ふむ……?
  成人の儀は一人でおこなうものだった筈ですから、
  これは、後から魔術師が模倣したんですかね?

  ……ん? で?
  なにを、するんですか?


[部屋を開ける方法がある事はわかった、が
肝心の「すること」を王子が読み飛ばしたから首を傾げる。
言いにくいのかな?と思ったけど、そうでない様だった。>>29]
(35) 2024/01/19(Fri) 22:21:18

【人】 騎士 エース

[八方ふさがりかと思ったが、王子が声を上げた。>>30]


  本当ですか。運がいいですね。


[まだ解読できるとわかった訳ではないけれど、
辞書がまだ王子の傍にある事も含めてそう頷き、
王子の言葉を待った]


  ん?


[ページをぱらぱらとめくる王子。
そして、固まる王子。
わからないといった様子ではなく、それは、
読んだ言葉を疑うような挙動に見えて。
それはやがて戸惑いに移ろい>>31、え、なんだ、そんな恐ろしい事が書いてあるのか?と俺はなんだかドキドキしてきた]
(36) 2024/01/19(Fri) 22:22:38

【人】 騎士 エース

[「ここで」って、なんだ……
急かす気はなかったけれど、
最早顔色が悪くなってしまった王子に、]


  あの……大丈夫ですか?
  何て、書いてあるんですか?


[と声を掛けたら、ようやくその重い口を開いてくれた。>>32
もったいつける様な前置きの後、
辞書と台座の文字を並べて見せて、
それは相違ない事はわかったけれど。
耳元に唇が寄せられたから、そこに意識を向けた]
(37) 2024/01/19(Fri) 22:23:07

【人】 騎士 エース

[ふうぅ、と長く息を吐いて、その場に胡坐で座る]


  他の可能性はないんですか?
  似た言葉とか。

  だって一人で来た人間は、どうするんですか?


[さっき自分で述べた考え>>35を自分で否定する。
ここは街の人が言う祠ではない。
それは本当は理解しているのに、
王子が教えてくれたここを出る方法を、受け入れられない。

だから他の可能性はないかと王子に問うて、
王子をきっと、困らせてしまう]


  …………、


[口元に手を当て、考える。
誰かが、助けに来てくれる可能性。
ここに行くとは、洞窟の事を教えてくれたあの人間にしか伝えていない。洞窟までの道でも誰にも会わなかったから、そこに期待するのは絶望的か……]
(38) 2024/01/19(Fri) 22:24:42

【人】 騎士 エース



  どうします?
  本当に、ソレしなきゃいけなかったら。


[とりあえず王子の意見を聞いてみようと、
わざと軽い調子で尋ねてみる。*]
(39) 2024/01/19(Fri) 22:25:02

【人】 騎士 エース

[王子の苦労と勇気を無下にしてしまったけれど、
正直誰だって似た様な反応になるだろう。
王子も俺も悪くない……
この部屋を作った奴が悪い。

でも泣きそうな王子>>40を見ると、ちょっと心が痛む]
(44) 2024/01/19(Fri) 23:26:54

【人】 騎士 エース

[けれど他に何かできるでもなく、
傍に座った王子へ、否定材料を並べる。
王子も賛同してくれた>>41から、
やっぱり誤読か、別の読み方があるんじゃないかという考えに飛びそうになったところで、王子が別の考えを聞かせてくれた。>>42]


  ……シール様に?


[確かに、それだと筋が通ってしまう。
魔法っていうものは複雑で、けれど繊細に相手に対応する事が可能な術だと思っている。回復魔法なんかわかりやすくて、多種多様な傷に対して効果がある。
ここに仕掛けられた魔法も、探索者の一人に対して発動したとしても、何らおかしくないという事か……]


  へー、じゃあ
  シール様ってどうて……いえなんでも。


[文章も変わるというのなら、
さっきの文章>>29から、シール様って経験がないんじゃないか?と無礼な考えが口から漏れてしまった。
見られているという発想には、俺はまだ至らず]
(45) 2024/01/19(Fri) 23:27:19

【人】 騎士 エース

[そして脱出する為の方法がやはり間違っていなさそうで、
王子は気を重くしている様だ。>>43
一人でぐるぐる悩む前に、俺の問いで声だけでも元気になってよかったなんて、こんな状況なのに思ってしまう。

睨み付けられても、へらっと笑って]


  え?男同士でもできますよ。
  いや俺はした事ないですけど……
  多分いけるんじゃないですかね。

  寧ろ男同士でよかったんじゃないですかね。
  俺が女だったら、シール様は困るでしょ……


[と言ったところで、ふむ、と思案する様に目線を横へ遣る。
「普通」の考えに囚われていたけれど、
よく考えれば、別の方法だってあるじゃないか。

さっき王子が耳打ちしたみたいに、
俺も王子の耳元に手と口を寄せて囁いた]
(46) 2024/01/19(Fri) 23:28:03

【人】 騎士 エース

― 回想、お財布係任命の儀 ―

[弟王子のシール様と旅に出る事になって、
世間知らずのお坊ちゃんと庶民以下の暮らしをしていた俺、なんてメンツの二人旅で大丈夫か?と思ったけど、色々苦労はしつつも何とかやり切ってきただろう。

基本的には協力して生活しただろうけれど、
旅の中で役割が完全に分かれるものもある。
それが、財布の管理だ。

俺が私的に何かを欲しがる事は無いと思ったから、
別にそれに異論はなく。

王子と立ち寄ったバザーでも>>0:60
見るだけで楽しくて……]


  お守り、ですか。


[王子が手に取って見つめる装飾品。>>0:61
ペンダントをお守り、という目で見た事はなかったから
ちょっと驚いてそれを見つめる。
装飾品もつけた事がなかったし、
お揃いなんて、何だかくすぐったい気持ちだ。
ただ、王子の楽しそうな顔が印象的だった]
(49) 2024/01/20(Sat) 0:27:39

【人】 騎士 エース



  へえ、きれいな石使ってるんですね。


[商人のトークにペンダントを改めて見る。
俺も盗みを働く中でこういった石を見た事はあるが、
全部奪って全部売る、という大雑把なやり方をしていたので、
これが本物か偽物かなんかわからなかった。
ただ、きれいだと思った。
それはきっと、王子が気に入ったから、という
付加価値が大きかったと思うけど。

俺がちょっと目を離した隙に、
王子は支払いを終えていた。
あ、いくらだったんだろう、と思ったけれど、

王子が自分と俺の首に揃いのペンダントをかけてくれて、
すごく、嬉しそうな顔で微笑んでいたから>>0:62
なんかもう、どうでもよくなってしまった]


  ありがとう、ございます……


[ちょっと恐縮する気持ちも混じりながら頭を下げたら、
きらりと光る石が目に入って。
王子の顔をうつしたみたいに、俺も微笑んだ]
(50) 2024/01/20(Sat) 0:28:15

【人】 騎士 エース

[……が、]


  は?


[宿についたら金がないとの事。>>0:63
スリに遭ったのかと思ったけれど、
ペンダントを買った額を教えてもらって、
俺は原因となった店に向かって飛んで行った。
王子の首からペンダントを引ったくって、
「大人しくここにいて下さい」と言いつけて]
(51) 2024/01/20(Sat) 0:28:32

【人】 騎士 エース

[あの商人を見付けるや否や、返品を迫った。
応じない相手に無性に苛つくのは、
王子のあの笑顔を、気持ちを踏みにじられたと思ったから]


  ニセモン掴ませてんじゃねェぞ。


[偽物かどうかなんてわからなかったけれど、
この胡散臭さから、カマをかけた。
相手の顔色が悪くなったが、歯切れの悪い態度が続く事に痺れを切らし。胸倉を掴んで脅したら、やがて観念した。

金は無事に戻って来た]


  はあ……返してもらえて、よかった。


[ほう、とため息。一般人相手に脅しなんて、久々だった。
上手くできてよかったと、元来の気弱な面が僅かに顔を出す。

でも、金も返してほしかったけれど、
ペンダントを揃いでつけて胸が温かくなったあの気持ちも返してほしい……

重い気持ちで、宿へ戻った]
(52) 2024/01/20(Sat) 0:28:41

【人】 騎士 エース

[金を取り戻したからこれからも旅を続けられます、って
いい事の様に王子に報告したけれど>>0:64
ペンダントを取り上げた事で、王子の顔は明るくなかったか]


  ……スリに遭ったりもしますし、
  これからは、俺が財布持ちます。


[と提案して、了承を得られれば、]


  ちょっと出掛けて来ます。
  もう少し、お留守番お願いします。


[と、今し方受け渡された財布を持って、もう一度街へ繰り出した]
(53) 2024/01/20(Sat) 0:29:25

【人】 騎士 エース

[二時間ほど後。
戻って来た俺の手には、ペンダントが二本握られていた。
それはさっき買って戻して来たそれではなく、
シルバーの華奢なデザインで、白い石が嵌っている]


  あれの代わり、じゃないですけど……
  いや、代わり、です。

  あれより安いですけど、
  「お守り」って、要は気持ちでしょう。


[先程の石に比べたら地味だし、別に意味も持たない石だけれど。
これを二人で揃いで持って、
「お守り」って言う事の方が大事な気がして。

それに、穢れを知らない王子に似合う無垢さを、
俺はこの白に感じたものだったから。
色々見て回って選んだので、
帰るまで時間がかかったのは許されたい……
]
(54) 2024/01/20(Sat) 0:29:42

【人】 騎士 エース



  お守り、持たせてくれて
  ありがとうございます。


[機会を与えてくれた王子に感謝を伝えて、
王子と同じペンダントを自分の首に掛けた。
別にペンダントとして使ってくれなくても構わない。
持っててくれたら嬉しいな、と思う。

首まである服に隠れて普段は見えないけれど、
俺は今でもそのペンダントを身に着けている。*]
(55) 2024/01/20(Sat) 0:29:57
騎士 エースは、メモを貼った。
(a1) 2024/01/20(Sat) 0:33:39

【人】 騎士 エース



  わはは、
  全部言わなかったんで許して下さい。


[王子のデリケートな部分に突っ込んでしまいそうになったけど、ほぼ言ってしまった様なものだけど、
気付いて止めたから許してほしい。
睨み付けられても>>47、全然怖くない。
寧ろこんな事でムキになってるなんて、可愛いじゃないか]
(56) 2024/01/20(Sat) 1:12:24

【人】 騎士 エース

[同性でも多分いけるって言ったら、
王子は困惑して声が小さくなっていく。>>48
王族はそういうの縁ないかァ、と目を細める。
でも貴族は結構男色とかいたけどなあとぼんやり思い出す。

悪趣味である事には同意するけど、
俺が女だったら困る理由が伝わらない事に
僅かに違和感がある様なない様な……

だって、子を成すのまずいんだろう?>>0:57
娼館の女も従者も変わらないのでは?と。

「ええ?わからないんですか?」と疑問を向ける言い方は、また王子の機嫌を損ねてしまったかもしれない。
まあ、説明はしなくてもいいだろう。
現実には俺は男で、同性同士なのだから]
(57) 2024/01/20(Sat) 1:13:02
 




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