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【人】 卯月 侑紗[しかしまあ今日はやたらと 子供扱いされてる気がしますね。 確かに色気とか、セクシーさ、とか 無いのかもしれないですけど!] ……ダメ、ですかね。 [しかしその一杯が無いと 緊張と羞恥心で押し潰されてしまいそうで。 ダメ元、お兄さんを見上げて 首をこてん、と倒して見せましょう。 いやそれで出してくださるなら 年齢確認の意味は無いのかもしれませんが。]* (20) 2020/08/10(Mon) 10:28:33 |
【人】 卯月 侑紗いただきます。 [よく冷えた、そのワインの銘柄産地までは 私にはまだ分かりませんが、 ほんのり甘くて飲みやすいそれは すんなりと私の喉へと通っていきました。 美味しい、という感想を零す代わり 口元に笑みを浮かべてみせたでしょうか。 続いてもう一口を含む頃には 緊張も不安も少しはとき解れておりました。 ふう、とソファにもたれ掛かって 酒精が身体をめぐってゆくのを待ちましょうか。] (25) 2020/08/10(Mon) 17:21:44 |
【人】 卯月 侑紗……はあ、生き返った。 [そこにお兄さんがいてもいなくても 私はついそんな感想を漏らしてしまうでしょう。 おじ様みたいだった、でしょうか? もしいらっしゃるなら、咳払いひとつ 居住まいを正すでしょうね。 私、てっきりこの集まりは お客さん同士のマッチングが行われる場だと 勘違いしておりまして。 この不思議な宿屋の従業員のお方は 何をもって此処で働かれているのか ちょっと興味が湧いたのでした。] (26) 2020/08/10(Mon) 17:22:16 |
【人】 卯月 侑紗……いやですね。 自分でここまで来たのに 結局、緊張してしまって。 [そう、前置きをした上で。 お兄さんに聞いてみるでしょう。] 私、噂聞いてここに来たんですけど、 お兄さんも、噂を聞いてここで働こうと お思いになったんですか? [知らずに就職したなら、私なら度肝を抜きますが。 と、私は単なる愚痴のつもりで タメ口のお兄さんを見上げるのです。]* (27) 2020/08/10(Mon) 17:31:14 |
【人】 卯月 侑紗私なんか、バイトの先輩に今片想いしてて…… いやその人超良い人なんですよ! ……だけど、あの、処女は重くてヤダ、って 話してるの、聞いちゃって。 で、身近に頼れる人もいないので ここなら安心安全、後腐れもなく 初めてを捨てられるかなって! [あはは、なんて能天気に笑いながら 開けっぴろげに話したこと、 きっと素面に戻ってしまえばまた 死にたい気持ちでいっぱいになるかもしれません。] (39) 2020/08/10(Mon) 22:59:06 |
【人】 卯月 侑紗[ですけど、今の私には ヴァージンは大事に秘めるものでもなく ただの恋の妨げで。 恋を叶えるために 少しでも、彼に近付くために 女の子は誰だって、髪だって切るし 食べたいものも我慢する。 二重にしたり、服を変えたり。 それと何ら変わらない。]* (40) 2020/08/10(Mon) 23:04:47 |
卯月 侑紗は、メモを貼った。 (a15) 2020/08/10(Mon) 23:11:06 |
卯月 侑紗は、メモを貼った。 (a20) 2020/08/11(Tue) 0:41:15 |
【人】 卯月 侑紗[恋人が出来たら、クビ、ということか>>43 私が想定していたよりも、 お兄さんも、このお宿も、 随分と色を含んでいたみたいで。 恋人探しじゃない目的で 異性との交遊をすることくらい、 流石の私にも理解は出来ました。 愚痴半分で笑っていたくせに 急に詰められた距離に、また、 もう目も合わせられなくなって。 顔にかかる笑いの吐息に 肌をくすぐられると、もう、全身の血が ぼこぼこと沸き立つよう。 処女が重いかどうかの理由なんて 私が一番。知りたいのに。 投げ掛けられる言葉の一つ一つに 羞恥心を掻き立てられて 私は耳まで朱に染めていたでしょう。] (50) 2020/08/11(Tue) 2:10:36 |
【人】 卯月 侑紗お兄さん─────…… あの、もし、良かったら、なんですけど。 貰ってくれませんか。 [私の傍ら、じっと佇むお兄さんを見上げて そう、お願いしてみましょう。 恋をしないと仰るのなら後腐れなし。 きっと、惚れた腫れたの話もなし。 何より、私には知り得ない処女の良さとやら ご存知なのなら、頼もしい、と。 正直、口に出すのも恥ずかしかったけれど ここはお酒のせいにしておきましょう。 もし断られてしまえばそこまで。 別な人を探しに行こうとするでしょうか。]** (51) 2020/08/11(Tue) 2:16:49 |
【人】 卯月 侑紗[ひいては総て先輩のため。 私だって、とっても勉強したのです。 「彼がガッカリするセックスTOP10」とか 「冷めるベッドシーンまとめ」とか そんなネットの記事を読んでは 色々、学んだつもりですが。 でも、結局実践が伴わないので 時間がかかるのは仕方の無いことでしょう。 お兄さんの確認に>>68 私はこくりと頷くと、残りのワインを 全部一気に呷ってしまいました。 かあ、とアルコールが胃の腑を焼いて どくどく、心臓が高鳴っていく。] それって、丁寧に教えてくださるってこと? [それでいいの、と私は 傍らに膝を付くお兄さんの手を取って どうにか、唇の端を上げてみせましょう。] (86) 2020/08/11(Tue) 13:22:36 |
【人】 卯月 侑紗 ー わたしの、先輩・起 ー [バックヤードから聞こえる怒鳴り声は かれこれ、二時間近く聞こえていたでしょうか。 新人くんがお皿を割ったことが そんなに許せないことでしょうか? 半年前にいらした新しい店長さんには とても許し難いことらしいのですが。 きっと、入って1ヶ月の新人くんも やめてしまうのでしょうか。 新しい店長さんに変わってから、もう5人。 定着もせず辞めていって、 今残っているのは、たった4人。 パート主婦のマキさんと、フリーターのシュンさん。 そして私と、先輩と。 のびのび働けるのが魅力の 駅前の小さな喫茶店は、たった半年で ひどく居心地の悪い場所へ変わってしまいました。 今すぐバックヤードに飛び込んでいって 新人くんと、あの閻魔様みたいな顔の 店長さんとの間に割って入れれば どれだけ良かったでしょう。 だけど、私は意気地無しで 黙って聞こえないふりをして 皿を磨き続ける他ないのです。] (227) 2020/08/13(Thu) 1:48:45 |
【人】 卯月 侑紗[結局、泣き腫らした顔で出てきた新人くんの 肩を叩いて、在り来りな言葉を投げ掛けるだけ。 私、素直で、なんでも口に出すような 明るい性格でもないですし。 励ましの言葉も、何も浮かばなくて。 泣いたまま、ロッカールームへと とぼとぼ歩いていく新人くんの背を 追い掛けていこうか、迷っていたら……] 「侑紗は新人くんフォローしたげて。 俺、店長の方どうにかしてくるから。」 [そう、後ろから背を叩いてくれるのは 困ったように笑う、先輩。 背が高くって、ちょっと丸顔。 アメフトをやっているから身体が大きくて 今、この店で唯一店長さんに、強く出れる人。] (228) 2020/08/13(Thu) 1:49:05 |
【人】 卯月 侑紗「今の状態の店長、侑紗でも怖いだろ? 俺なら大丈夫だから、 侑紗はメンタルケアの方、頼むよ。」 [そう言うと先輩は店の裏へ消えた店長さんを追って ぱたぱたと駆けて行ってしまうのです。 私はその背を見送ることしかできません。 怒り狂った店長さんは怖い。 怒ってなくても、 時々わざとらしく体を掠めるような手つきも 体調不良を伝えた時の「生理?」って台詞も 全部、全部、怖い。 先輩がいなかったら、このお店で 働き続けるのは無理だった、と思います。 優しくて、気が利いて、 困ったことを抱えた人を率先して 助けてあげられるような人。 年齢層も性別もバラバラなこの店の 誰が相手でもそつなく接することが出来て ……時々、余計なことを言うのが玉に瑕だけど。 でも、そこを含めて、だいすき。] (229) 2020/08/13(Thu) 1:50:29 |
【人】 卯月 侑紗 「侑紗は、もっと自分の思ってること ちゃんと口に出した方がいいよ。」 [そう言ってくれたから、 思ったこと、口に出すようになりました。] 「もう少し笑ってた方が、可愛いよ」 [だから、表情を出すようにしました。] 「……侑紗、なんか前より明るくなったね」 [あなたのおかげなんです。全部。 怯えて、役立たずな私はあなたのおかげで 今も少しずつ変わることが出来てます。 だから、もう少しお傍においてもらえませんか。] (230) 2020/08/13(Thu) 1:52:33 |
卯月 侑紗は、メモを貼った。 (a53) 2020/08/13(Thu) 1:58:13 |
(a59) 2020/08/13(Thu) 12:12:36 |
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