人狼物語 三日月国


180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:人

全て表示


【人】 大木慎之介

─ 未國と ─

[幽霊に願わなきゃいけないような、
 そうでもして叶えたいような、願い事。>>0:585
 未國にその言葉を言われて、少し視線を落とした]


  ……あるのかもしれないな。
  オレが考えつかないだけでさ。


[未國が思い浮かべる二人とは、
 大木はたまたま深い交流がない。
 他に思い浮かぶ人もおらず、現実感はなかったが。
 難病に苦しむ人や、事故で身体の一部を失った人など、
 一般論的にぼんやりとしたイメージはあった]
(77) 2022/10/15(Sat) 8:25:46

【人】 大木慎之介

>>0:586続く未國の言葉を聞いて、一度深く息を吐いた]


  ……これはオレの感想ってだけだけどさ……。

  パッと出てくる願い事が無いの、
  『幸せ』ってことなんだろうな……って、
  オレは思ったよ。


[幽霊の噂を聞いてから、今こうして旧校舎を歩くまで、
 願い事を考えてみては没にする、その繰り返し。

 いるかわからない幽霊にさえ願いを託すしかないような
 どうしようもない現実には直面していない。
 そういうことなのだろうと、大木は思ったのだった。

 未國が前を向いてしまえば、話題を続けることはない。
 旧校舎の景色を眺めつつ、最後尾から皆を見守っていた]*
(78) 2022/10/15(Sat) 8:26:17

【人】 大木慎之介

[旧校舎を歩きながら、工藤の後ろ姿を見留める。

 出発前、最後尾で皆の出発を見守っていたときには、
 微笑みを浮かべて礼をしてくれた工藤に
 同じように笑顔を返したのを思い出した。>>0:610

 行事の司会のマイクは、地味ながら重要である。
 その担当に1年生がなって、しかもあの緊張ぶり。
 大丈夫なのかなと心配になってしまい、
 工藤のことはしっかり印象に残ってしまっていた。
 それが「できる放送部員」という印象に変わるのに
 時間はかからなかった。

 生徒会室を訪れた彼女に礼を伝えられたときには、
 一瞬きょとんとしたけれど。
 「工藤こそいつもありがとうな!」
 と笑って返したのだった。

 校内放送で工藤の声を聞くたび、元気そうだななどと
 思っていたのだが、それを本人が知ることはあるまい。

 けれど彼女には、今まで“生徒会副会長の顔”しか
 見せたことがなかっただろう。大木が彼女の
 “放送部員の顔”しか知らないのと同じように]*
(79) 2022/10/15(Sat) 8:26:38

【人】 大木慎之介

[旧校舎を歩きながら、鈴掛の姿も目に留めた。>>43

 出発前、声をかけたとき。
 もし「知ってる」と返されていたとしたら、>>27
 「さすがだな!」と笑っていただろう。

 3年間ずっと会計を務めていた鈴掛のことを、
 大木はとても頼もしく思っていた。

 鈴掛が淡白なタイプだから、あまり雑談に
 花が咲いたりはしなかったかもしれないが。

 大木は生徒会の皆と仲良くしようとしていたし、
 それなりに功を奏してもいた。
 裏で何かあるかはともかく、
 表向きは和やかな生徒会であった]*
(80) 2022/10/15(Sat) 8:27:25

【人】 大木慎之介

[薄暗い旧校舎。弱々しい光を頼りに歩く中、
 不意に前方で派手な悲鳴が上がった>>1


  えっ、何──


[何事かと前方に目を凝らして、気付いた。
 白い、淡く光る人影に。>>n1

 人間の女……の、シルエットのような印象だった。

 そして柔らかい声が頭の中に響く。>>n2

 想像を超えた出来事に何も言えずにいる間、
 幽霊の声は続いた。
 「願いを叶えてあげようか」と。>>n3>>n4

 なぜそんなことができるのか、するのか。
 言葉を聞きながら疑問に頭を占められているうちに、
 ふっと、意識が遠のく>>n6
(81) 2022/10/15(Sat) 8:27:50

【人】 大木慎之介

[気付いたときにはグラウンドにいた。
 大槻が取り乱すのを見ながら、>>2
 あれは現実の出来事だったらしいと感じた。

 かと思えばしっかりとミス研会長らしく場を仕切る
 大槻を見て、なんだか安心して。>>3>>4

 締めの言葉のあとに連絡先を交換して>>5
 ミルフィーユの話が出て、はっとした。
 そういえば後で食べようと思っていたのだ。

 そんなわけでミルフィーユにひとつ手を伸ばしつつ]


  一人で帰るのイヤな奴は言えよ、送るぞ。


[その場にいる面々に声をかけた。
 誰もいなければ一人で帰るだろうし、
 複数いれば集団下校になるかもしれない]*
(82) 2022/10/15(Sat) 8:28:28

【人】 大木慎之介

[ミルフィーユに手を伸ばしたとき、
 近くにいる天ヶ瀬を見て、>>16
 出発前に交わした言葉を思い出した。

 忘れていたことへの謝罪には>>7
 「すぐ気付かれないの新鮮で楽しかった」と
 気楽そうに笑って返していたのだが。

 苦手なものに関しての言葉には驚いてしまって>>8
 きょとんとして、間が空いて、
 そのまま周りの他の人との会話が始まってしまい、
 何もコメントしないままだったのだ]


  なぁ天ヶ瀬、このミルフィーユ美味しいな。


[ミルフィーユを食べた感想を伝えてから]


  思ったことを素直に言えるっていいよな。


[彼の正直な言葉が胸に響いたことを、
 ささやかながら伝えておきたかった]**
(83) 2022/10/15(Sat) 8:28:52
大木慎之介は、メモを貼った。
(a9) 2022/10/15(Sat) 8:38:39

【人】 大木慎之介

[大木は“一番になる”ということがない。

 成績は上位だが、1位になったことはない。
 運動は下から数えたほうが早いが、これもまた
 最下位ではない。

 小学校の頃から、部活や委員会に所属しても
 最終的に副部長、副委員長に収まる。
 高校の生徒会でも副会長であった。

 過去にはそれを気に病んだこともあったのだが──

 弟との得意分野の差がはっきりするにつれ、>>0:217
 自分が一番にはならないのも、
 役割分担の一種なのだろうと思うようになった。

 身近な誰かとの気付かぬうちの役割分担の結果、
 大木は一番にはならないし、副ナントカに収まる。
 そういうものだと、今は思っているのだった]**
(84) 2022/10/15(Sat) 8:46:25

【人】 大木慎之介

─ 昨夜のグラウンド・天ヶ瀬と ─

[安心感のカタマリという表現にきょとんとして、>>128
 それから周りの様子を見れば、
 未だ平常心を取り戻せていない風な人もいた。

 天ヶ瀬もそうだったのだろうか、
 どこか強張った様子があったのが解けたのを
 目の当たりにしたばかりで。
 それで天ヶ瀬が言わんとすることをなんとなく察して]


  あー……なんかオレ、大槻見てたら
  ほっとしちゃったんだよな。
  自分より取り乱してる奴がいると安心しない?

  んで大槻がミルフィーユのこと言ってたから
  食べたかったの思い出して、
  それでなんか、すっかり。


[大木が早々に落ち着きを取り戻したのは、
 天ヶ瀬のお菓子のおかげでもあったのだ。
 プレッシャーに強いタイプだというのも
 無関係ではないだろうが]
(134) 2022/10/15(Sat) 13:58:25

【人】 大木慎之介

 

  お菓子わざわざありがとな。
  食べるの後にしといてよかった。


[改めて礼を言って、食べ終えて。
 ちょっと飲み物がほしい気分になったが、
 すぐには動かなかった。
 帰り道で何か買うことになるかもしれない]*
(135) 2022/10/15(Sat) 13:58:39
大木慎之介は、メモを貼った。
(a16) 2022/10/15(Sat) 14:00:14

大木慎之介は、メモを貼った。
(a18) 2022/10/15(Sat) 14:49:25

【人】 大木慎之介

─ グラウンド・天ヶ瀬と ─


  ん……おう、大槻はよくやってるよな。


[天ヶ瀬の指摘に肩をすくめた。>>198
 大木は大槻に一目置いていた。
 主にきっちり会長の仕事をする辺りに。
 だから素直に反省したのである。

 料理部の話を聞くと興味が湧いたのか、
 僅かに瞳を輝かせたが]


  料理部か……、……女子多そうだな〜……。


[女子の多い空間には苦手意識が強くて、難色を示した。
 部長と副部長が女子なのは記憶にあったのだ。
 実際の人数比まではさすがに覚えていなかったが。
 天ヶ瀬が黒一点なのを知れば、尊敬の視線を送るだろう]
(222) 2022/10/15(Sat) 19:41:47

【人】 大木慎之介

[そんな日常的な会話をして、
 ふと見上げると満月が夜空にあった。

 周囲の人はだんだんに減っていた頃だろうか。
 いい加減、お開きの時間だろう。
 そう思うと天ヶ瀬に視線を戻して微笑んで]


  じゃあそろそろ解散かな……。
  気をつけて帰れよ、なんなら送ろうか?


[冗談めかして問いかけたが、
 もし頼まれたなら本当に送るだろう。

 料理部はそのうち覗きに行くかもしれない]*
(223) 2022/10/15(Sat) 19:42:35

【人】 大木慎之介

─ 昨夜・グラウンド ─

[秋月には頷きを返して、>>206
 みんなが帰路につくのを横目に確かめつつ、
 ミルフィーユを食べて、天ヶ瀬と談笑していた頃。

 ふと、呟きが聞こえた。

 
『あいつが居なくなれば、って願えばいーのか』
>>229

 ……内容に驚いて声の主を探すと、それは白瀬で。
 『あいつ』とは姉だろうと、すぐに察しがついた。

 言葉は出てこなかった。
 絶句した、というのが一番近かった。
 そのぐらいに人を……それも姉を疎む白瀬の思いが、
 あまりにも衝撃的すぎたのだ。

 もし誰かが白瀬に声をかけたなら、
 大木は聞き耳を立ててしまったかもしれない。
 けれど、自分は何も言える気がしなかった]*
(231) 2022/10/15(Sat) 20:32:51

【人】 大木慎之介

[その後、グラウンドでは何かがあっただろうか。

 大木は旧校舎探検が平和に終わってほしいと思っていた。
 事故や怪我もなく、揉め事もなく、だ。

 せっかくだから良い思い出になってほしかったのだ。
 “面白くない結果”はごめんだった。

 それは性分もあるかもしれないが、
 卒業が近い立場だからというのもあるのだろう。

 みんなが帰っていくのを見送り、
 グラウンドに残るのがミス研会員ぐらいになった頃。

 大木も軽く挨拶をして、グラウンドを去った。
 誰かに同行を頼まれていたならその人と一緒に、
 誰にも頼まれなかったなら独りで]*
(232) 2022/10/15(Sat) 20:33:12

【人】 大木慎之介

[帰り道、独りになってから改めて考えた。
 願いを叶えてくれるという幽霊のことを。

 実際に願いが叶うのだと言われても、
 やはり叶えてほしい願いはそう簡単に出てこないし、
 それが幸せの証拠だとも思うのだが。>>78

 みんなには切なる願いがあるのかもしれなくて、
 それを願って叶えるのかもしれなくて、
 その内容は人を一人消してしまうものかもしれない。>>229
 そんな思いを抱いている同年代が複数いるのかもしれない。

 そう考えたら、自分の人生がひどく浅薄なものに思えた]
(233) 2022/10/15(Sat) 20:36:23

【人】 大木慎之介

[平和で、平凡で、満たされている──
 そういうことだとは思うのに。
 それを実感できる機会なんてそうそう無い。
 だから感謝すべき機会なのではとも思うのに。

 願い事目当てで参加した人ばかりではないのも
 知っているけれど、それでも、
 自分だけ爪弾きにされたような感覚があった。

 自分はきっと、このまま平和な人生を送るのだろう。
 1位になることも、誰かの一番になることもなくて、
 際立った不幸もない平坦な人生を。

 それが虚しいことのような気がするのは、
 夜道を独りで歩いたせいなのだろう。
 本来なら喜ばしいことのはずなのだから]*
(234) 2022/10/15(Sat) 20:36:37

【人】 大木慎之介

─ 朝 ─

[大木の朝はいつもは早い。
 運動部なら朝練するような時間に登校するのが常だった。
 だがこの日は帰ったのが遅かったせいか、
 起きるのが大木にしては随分遅くなってしまった。

 登校準備をしたのが、多くの人が登校し始める時間帯。
 その頃にグループにメッセージをひとつ送って、
 家を出たのはもう少し後。

 遅刻ギリギリとまではいかないが、
 だいぶ遅い時間であった。

 だから普段は会わない人に会うことがあったかもしれない。
 千葉や未國、小鳥遊よりは遅くなってしまっていた。

 時間が時間だけに、知り合いに会っても
 挨拶だけだったろうけれど、
 もし話しかけられることがあれば相手にはなっただろう。

 学校へは遅刻せずに済んで、
 着いた後は普段とそう変わりなく過ごした]*
(235) 2022/10/15(Sat) 20:37:09
大木慎之介は、メモを貼った。
(a28) 2022/10/15(Sat) 20:39:45

【人】 大木慎之介

[選択科目の時間。
 移動先の3-Aに向かうと、そこにはまだ未國がいた>>178


  あれ、未國の選択ここだったか?


[この時間は3年生全体が、選択に応じて各教室に分かれる。

 未國はいつも他の教室に移動していた気がするが、
 大木の記憶違いだったのだろうか。

 席に残ったままぼんやりし続ける未國に声をかけた。
 さすがに大木の声量なら気付きそうなものであるが、
 果たして]*
(238) 2022/10/15(Sat) 21:14:50
大木慎之介は、メモを貼った。
(a30) 2022/10/15(Sat) 21:18:10

【人】 大木慎之介

─ 選択科目の時間・未國と ─

[未國のぼんやり具合は相当なものだったようだ。
 今がなんの時間か彼女が気付いたのは、
 声をかけてから少しの間の後。>>253

 慌てて支度する未國を見ながら近くの机に寄り掛かり、
 苦笑しながらの言葉を聞いて>>254


  ……あー……。


[昨夜の出来事どころか昨夜考えていたことまで蘇りかけて、
 自然と表情が険しくなった>>233>>234
(263) 2022/10/15(Sat) 22:02:17

【人】 大木慎之介

[けれどそのことは今は考えたくなくて、緩く首を振る]


  あのさぁ未國……
  よかったら、後で少し話さないか。
  今は移動しなきゃだろ。


[授業をサボって今話そうなんて気は、
 少なくとも大木には無かった。
 集中できるのかはともかくとして]


  オレもいろいろ考えたら、
  答えが出るような、出ないようなでさ。


[急な申し出だったかもしれないと思い、
 もう少し理由らしきものを言い足した。

 人並みの内緒話程度の声量になったのは、
 相当に周りに聞かれたくない話だったから、だろう]**
(264) 2022/10/15(Sat) 22:02:59
大木慎之介は、メモを貼った。
(a32) 2022/10/15(Sat) 22:04:25

【人】 大木慎之介

─ 放課後・未國と ─

[選択科目の時間。未國とは放課後と約束して、
 手を振って見送った。

 それまでは普段通りに過ごしていたはずが、
 いったん昨夜のことが脳裏に浮かんだら、
 もう払い落としにくくて。

 選択科目の授業中は、未國といい勝負なぐらい
 上の空の時間を過ごすことになった。

 昼休みにはグループのメッセージを読んだり
 送ったりしただろうし、そのときに
 だいぶ気は晴れただろうが、それはまた別の話。


 放課後になって、未國に招かれたのは
 気兼ねなく話せそうな場所だった>>271
(384) 2022/10/16(Sun) 8:12:00

【人】 大木慎之介

 

  んー……


[なんか答えと問われて、
 頭に浮かぶものはいくつかあるものの。

 頭の中に言葉として浮かんでいるものを、
 口から出すのはどういうわけか難しくて、小さく唸る]


  ……幸せってことなんだろうと、
  思うのは変わらないよ。……変わらないけどさ。

  なんて言ったらいいんだろうな……。


[孤独感と言えばいいのだろうか。
 それに近い思いな気がしても、どうにも言葉が出て来ない。

 いいことかどうかわからない──いや、
 悪いことのような気がしてしまい、
 そんなことはないはずだという思いも同時にあった]*
(385) 2022/10/16(Sun) 8:13:20
大木慎之介は、メモを貼った。
(a45) 2022/10/16(Sun) 8:14:25

【人】 大木慎之介

─ 放課後・未國と ─


  おう。あるぞ、結構。


[未國とはそういうのを割と気軽に言い合える仲である。>>394
 だから失礼な内容ではあるが、特に気にはならなかった。
 まあちょっと拗ねたような声にはなったかもしれないが。


 それから続く言葉を聞いて>>395


  幽霊に会う前は似たようなこと考えたな、オレも。
  願い事があるみんなは、誰にも邪魔されずに
  願いを叶えてほしいって。

  ……けどさ、その願いのおかげで……
  誰か死んだり、消えたりするかもしれないって思ったら、
  それは……イヤだな……。


[昨夜のことを考えると、どうしても脳裏に浮かぶのだ。
 白瀬の呟きが。>>229
 そのぐらい思い詰めている同年代がいる、という現実が]
(397) 2022/10/16(Sun) 9:33:04

【人】 大木慎之介

[それでなんとなく、感じていた思いが
 口から出せそうになって、言葉を探り]


  ……オレや未國はたまたま、
  そんな追い詰められたような願い事はないけどさ……。

  そういうこと考えてる人があの中にいるんだろうって。
  どうしようもない悩みがあって苦しんでる人がいて、
  それはオレには関わりのないことなんだろうって……

  ……オレは幸せだな、って思うんだけどさ。
  ちょっと寂しい……いや、『寂しい』も違うか……
  オレだけ仲間外れになってるみたいな。そんな感覚。


[それを一言で表そうとしたら『孤独感』になりそうだが、
 それも少し違うような気はするのだ。それでなかなか
 言葉にできずにいたのをなんとか言い終えてから]


  ……別にそんなことないってのは、わかってる。


[考えすぎ。気のせい。
 そういうものだとも思っているのを付け足した]*
(398) 2022/10/16(Sun) 9:34:16
大木慎之介は、メモを貼った。
(a49) 2022/10/16(Sun) 9:35:35

【人】 大木慎之介

─ 昼休み ─

[昼休みになって、グループをちらりと見て、
 内容に和んで相当気が楽になった。

 昨夜のグループが事務連絡に使われるのでなく、
 友人同士のグループのような様子なのにほっとしたのだ。

 まさか不憫に思われているとは想像もしなかったし、>>272
 密かに代理が活動しているのも知らなかったが。>>273

 重いことを考えがちだった気が晴れて、
 それで一日乗り切れる気分になった]*
(399) 2022/10/16(Sun) 9:54:45

【人】 大木慎之介

[そうして昼食を食べようと思ったとき、
 ずっと続いていた腕の痛みが気になって
 袖を捲くってみたら、痣ができていた。 
 秋月に掴まれた場所である。>>310

 あのときは謝罪を受けて、>>311
 「おう」としか返せなかった。
 驚いたのと困惑したのとで、言葉が出なかったのだ。

 振り払う気は起きなくて、秋月が自然に腕を離すまで
 そのままにしていたけれど。

 何を思ってそうしていたのか、想像は全くつかなかった。

 それで驚きや困惑のほうが強くて、
 当時は痛みを感じる余裕が無かったのだ]
(400) 2022/10/16(Sun) 9:55:16

【人】 大木慎之介

[旧校舎を歩く間も、その後も、
 なんだかんだで気を張っていたのだろう。
 家に帰って眠るまで、腕に痛みは感じなかった。

 今朝になって腕が痛い気はしたが、
 遅くなったことで慌ただしくて、
 着替えのときにも気付かなかった。

 やっと昼になって腕を見てみたら、
 痣ができるほどの掴み方だったことに気付いて。
 気付いたら余計に腕が痛い気がし始めた。

 その後の秋月は平常心だったように見えた。
 驚かされたのはあの一瞬だけだ。

 それが、友人だと思っていた相手の
 知らない一面を見せつけられたかのようで、
 昨夜感じた衝撃のひとつだった]
(401) 2022/10/16(Sun) 9:55:48

【人】 大木慎之介

[秋月といえば。

 風紀委員会に生徒会の者が行くと、
 秋月に追い返されるという出来事があった。>>301

 大木が副会長となってからは、
 生徒会室に各委員会の人が尋ねてくるなら
 相手をするのは主に大木だった。

 だが、各委員会に生徒会の者が出向くときには、
 役職の無い会員が使い走りのように行くことが多かった。

 しかしながら、それでは風紀委員会は受け付けてくれない。
 それで困って会長が出向いて、会長も追い返されて。

 なんで秋月がそんなことをするのか、と疑問に思いながら
 大木が向かったら、すんなりと用事が済んだのだ。

 それ以来、風紀委員会にだけは必ず大木が出向いた。
 どんなに用事が詰まっていようとも、である。
 でなければ話が進まないのだから仕方ない]
(402) 2022/10/16(Sun) 9:56:27

【人】 大木慎之介

[なぜそんなことになってしまうのか、
 理由を邪推する人もいそうな話である。

 が、大木はなんとなく察してはいた。
 『俺の会長は慎之介だけだから』>>303──
 それを言われたのはきっと一度きりではなかったろうし、
 会長選挙を応援してくれていたのも、知っていたから。

 けれど、

  「オレは会長の器じゃないよ。
   会長の器ってのは、白瀬みたいのだろ」

 そう言い返したのは記憶に新しかった。
 白瀬夏実こそが会長に相応しい──そう思っていたのだ。
 生徒会の活動で、彼女をそばで見ていた者として、
 とても敵う気はしなかった。
 彼女が実際に会長だったかはさておき。


 それでも任期満了は互いに労い合うことになっただろう。
 チロルチョコのお返しは眠気覚ましのガムで、>>304
 なんとも釣り合いがよろしくなかったが]
(403) 2022/10/16(Sun) 9:57:19

【人】 大木慎之介

[秋月は大木にとって、得難い友人のひとりだった。
 “生徒会副会長を”ではなく
 “大木を”応援してくれる人だから。

 副会長になって以来、身に沁みたのだ。
 肩書ばかり見て本人を見ない人が、
 この世界には多数いるということが。

 幸せを祈ってくれることが嬉しかったし>>305
 短所と認識しつつ長所とも言い換えてくれるあたりも
 好ましいと思っていた。>>308

 なのになぜだろう、
 秋月のことを何も知らないような気がしてしまうのは。

 友人だとは思っている。
 もし秋月が拒まなかったなら、旧校舎探検以前に
 個人的に連絡先を交換していただろうぐらいには。

 けれどなぜだか、随分と距離が遠い人のように感じるのだ。
 彼が何を願いそうかなんてことにも見当がつきやしない]
(404) 2022/10/16(Sun) 9:57:45
 




情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:人


トップページに戻る


←↓■□フィルタ

注目:大木慎之介 解除する

生存者 (12)

津崎絵音
55回 残----pt

ありがとう

千葉郁也
60回 残----pt

そばにいるよ

秋月壮真
121回 残----pt

君と手を繋いで。

世良健人
75回 残----pt

君と手を繋ぐ

未國 聖奈
100回 残----pt

己に願いを。

大木慎之介
53回 残----pt

願いは自分の力で

小鳥遊 大地
35回 残----pt

びちびちびちびち

金海 叶冬
86回 残----pt

ねむたい

天ヶ瀬 青葉
66回 残----pt

除霊師

工藤 彩葉
82回 残----pt

 

鈴掛 未早
42回 残----pt

生きていく。

白瀬 秋緒
122回 残----pt

さいしゅうび

犠牲者 (1)

棗星人(2d)
0回 残----pt

 

処刑者 (1)

大槻登志郎(4d)
11回 残----pt

 

突然死者 (0)

舞台 (0)

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
舞台
置き手紙

一括操作




発言種別注目






















(0.19 CPUs)
運営 moonpupa
人狼物語 by あず/asbntby
人狼議事 by ななころび
トップバナー画像 by naomyplum
人狼物語画像 by Momoko Takatori
Schwarzwald(黒い森) by hagios
トロイカ TYPE:А / 哀愁のタタロチカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
ようちえんせんき かりんか / ハロリンカ / 凍れる水車 by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 / 少し大きな霧雨降る街 / 蒸気満ちる宴 by きりのれいん
メトロポリス / バビロン / ギルガメッシュ / Valhalla by すむろ水
ひなだん by hinaki
壱番街 / 壱番高校 by 壱猫[onecat]
外道大戦 by mtmt
都道府県キャラセット by kairi(企画代表)
繋<つなたま>魂 / 班帝家の一族 / H)SOCIUS(A by めいあ
もふぁんたじぃ / もふぉれすと by ほのゆる
Cathedral / 学園Cathedral / Grand Cathedral / 学園Grand Cathedral by Izuya
夜月町 by 夜月けい
南区 / 古今東西 by 南
IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
お茶会 / 演奏会 / 花見会 by ゆひろ
GNL / GNL+ by guiter-man
ジランドール / イルミネーション by may-co
シキメグリ by afinter
-汝人狼也-人物画 by 878, かんこ
closure / closure' by 閉
Emoricu / Cumorie / 黎明街 by milk_sugar
ワンダーズ言戯団 by pike
宝石箱《Jewel Box》 by 宝石箱制作委員会
文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
madparty by シロクマ
rhizome by CH3COOH
曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
AtoZ by 築
瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
ニューホライズン by youden
バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
StarGazer / LittleStar by CONBE
御常紀学園 by HS_29
オハナシノクニ by オハナシノクニ制作委員会
Fragment of Jewels by 粉海月
花園女学院 / 他種族孤児院 by はこみ
xxxx組 by サイコ瓦
おりふし学園 by めんるい
Fairytale Syndrome by hTuT
Salute by むくっこ
Le parterre by イヌバラ
Troopers by 人類管理連合
お野菜キャラセット画像 by 無料素材倶楽部
Siuil a Run by 匈歌ハトリ
紫煙をくゆらせ by 空砂
RocketPencil by 山本羅刹
エトリエ / エトリエ・戦国 by とり
ボワボンボン by あとらそふと
古の迷宮 by とり夫
JEX Online by katarazu
煌夜の決闘 by ジュエルセイバーFREE
こだわりアイコン by fatcow
トランプ画像 by しろま空間
リンソン by moonpupa