きぐるみ ピギーは、メモを貼った。 (a1) 2021/03/12(Fri) 6:42:18 |
【人】 春日 幸貴[星見の病室で、しばらく話をしていた。 同じ“夢”を見ていたこと、夢の中で出会っていて行動を共にしていたこと。 夢の中の彼女に、俺はものすごく思い入れがあった。彼女のことは、現実にいる人だとは思っていなかったけれど。 その彼女がクラスメイトとしてここにいる。 そう思ったら、抱き締めずにいられなくなってしまった。 魔王にしか見えなかった彼女が、一度だけ“女の子”に見えたのを思い出したんだ。 もっといろんな話をしたい。夢の中のこと、現実のこと。 そう思いながら、彼女から腕を離した] (4) 2021/03/12(Fri) 7:18:28 |
【人】 春日 幸貴[そして最後に「えろ兄弟」と謗りを受けて] お、俺の弟なにしたの……!? [「ほっぺにちゅーした」とは言っていたが。他にも何かしたのだろうか。 心配で仕方なくなった。 俺は勝手に体に触ったからしょうがないとして! 弟よ、おまえまさか勝手にちゅーしたのか] (5) 2021/03/12(Fri) 7:18:47 |
【人】 春日 幸貴[そして、話が一段落したあと] あ、あのさ、星見。 俺、しばらく退院できないんだ。 その、よかったら…… 見舞いに来てくれないか……? [星見は病気などはないと言っていたから、すぐに退院してしまうんだろう。 そのままここでお別れになるのはあまりにも寂しい。 だから俺は星見を見つめて、おずおずと頼み込んだ]** (6) 2021/03/12(Fri) 7:19:06 |
春日 幸貴は、メモを貼った。 (a2) 2021/03/12(Fri) 7:20:03 |
春日 幸貴は、メモを貼った。 (a3) 2021/03/12(Fri) 7:21:28 |
【人】 星見 朱里[抱き締められたのはどちらだろう。 抱き締めたのはどちらだろう。 そのとき、自分の身体ではないはずなのに、あのとき熱さを感じた。 そのとき、彼の身体ではないはずなのに、今こうしていてあの腕に男性を感じた。] (7) 2021/03/12(Fri) 18:59:40 |
【人】 星見 朱里……っ [あのときと同じようなことを言って背を向けて……彼がそうしてくれるのを待ったのは、確かめたかったのだろう。 求めたのが誰で、求められたのが誰なのか。 …そしてなお求め合えるのか。 あの夢から、あの世界から、た持ち帰ることができたことを、こうして肌で感じて……あの感覚は自分のものとしてよいものだと知った。] (8) 2021/03/12(Fri) 19:00:09 |
【人】 星見 朱里[向き直れば、さっそく彼の弟だと判明した夢の内容について問われて] えーと…… ちょっと、呪いを解くおまじないを…… [ほっぺにキスとかチューとかされました、とは言いにくかった。 条件つきながら自分からもみたいな約束もしちゃってたのを思い出し、その兄が目の前にいるものだから…ちょっと視線をそらして、該当箇所を指でさすった。] (9) 2021/03/12(Fri) 19:00:34 |
【人】 星見 朱里[話が一段落すれば退院日の話に。 眠り込んだ以外に症状が無かったため、このあと検査して異常がなければ明日にでも退院になるだろう。 一方で彼は元々入院しているからそれが治るまでは……ということになる。 「しばらく」で済むのはかなりポジティブな気がするが。] …… [少し、押し黙る。 家族ならそうだろうけれど、親しい友人でもそうだろうけれど。 異性に見舞いに来て、とは、つまり。*] (10) 2021/03/12(Fri) 19:01:29 |
【人】 春日 幸貴[俺があのとき戯れに抱き締めたのは“ステラ”だったし、ステラのことは魔王としてしか見ていなかった。 だから、そのステラが女の子に見えたとき……クラスメイトと言われても不思議がないくらいに身近にいそうな女の子に見えたとき、俺はすごく戸惑ってしまった。 ――ステラが魔王に見えなくなったら、女の子に見え始めたら困る。 そんな風に思ったのは、やっぱり魔王としてのステラに対して負い目があったからなんだろうか。 ステラには特別な思い入れがあったけれど、それはあくまで魔王としてで……彼女が違うものに見えるのは、なんだか怖かったんだ] (11) 2021/03/12(Fri) 20:12:35 |
【人】 星見 朱里[戯れに抱き締められたのはステラの方だった。 肌の接触自体は魔王としての社交界において有り得る話だから、純粋に初心だったというわけではないはず。 ステラが強さを失ってアヴァロン世界に放り出されて、周囲の助けを受けながら世界の息吹を感じられるようになって―ーその接触は特に強い意味があった。 勇者への想いは何よりも特別というか全てで。 そしてそれ以外はと言うと、親友であるセシリーへ向けたものを除けば……ステラが触れ合ったものは、全て強烈で輝かしい、新鮮な体験をさせてくれた『世界』の一部としか意味のないもののはずだった。 けれど――人間の女性体ではあるけれど、性が必要のない固有種であるはずのステラが――あの瞬間、"男性"という認識に及んだ。 元々が有力だったのもあるにせよ、ステラがチェスティーノを魔王ではなく勇者だと認識していたのは…もしかしたら無意識の内に異性らしい扱いをしたのかもしれない。] (14) 2021/03/12(Fri) 21:44:51 |
【人】 星見 朱里[見覚えある、この病院にまた見舞いに来ることは。 昔の話は彼に関係ないし、今それを適用すべきでもない――だいいち自分の責任でもないのに。 ただ、それでも少しだけ、抵抗はあった――だから黙ってしまった。 彼と話したいことはきっとたくさん湧き出てくる。 だから、彼と会って話がしたいかとなれば――。*] (16) 2021/03/12(Fri) 21:45:20 |
星見 朱里は、メモを貼った。 (a4) 2021/03/12(Fri) 22:07:39 |
【人】 春日 幸貴[ステラに勇者と扱われることは、俺にとっては心苦しいことだった。 勇者と呼ばれても、期待をかけられても、挑みに行けなかった。 そのことが俺の心にしこりとなって残っていた。 魔王として勇者に期待をかける気持ちを知ってしまったから。 魔王として勇者に対峙したい、命懸けの戦いをしたら愉しいに違いない――そんな風に感じてしまっていたから。 勇者への想いが恋にもなりかねないとも少し思っていたから。 そして、俺とステラは勇者への想いが近いことを知ってしまったから。 ――行けなくて、ごめん。 もう戦えなくて、ごめん。 そんな風にばかり思ってしまっていた。 思えばあれは俺自身の記憶というより、夢の中で俺だったあの元勇者の記憶だったのだと思う。 ほとんど完璧に混ざり合って区別できなくて、ほぼ俺のものだと思っていたけれど] (17) 2021/03/12(Fri) 22:14:23 |
【人】 星見 朱里[お互い黙ってしまって。 許容できない話でもないのに…何を言えばいいのだろう。 ほとんど喋ったことのない人に。 貴重な夢の体験を共有できる人に。 …――男の人に。] は… [小さく、ほんの小さくため息が出そうになったのを、瞬時に止めて。 ため息をつくと幸せが逃げるとは、自分にとって(そして彼にとっても)大事なひとの言葉で。 ――決して逃してはならない幸せが今ここにある、と反射的に体が動いたのだ。] (19) 2021/03/12(Fri) 22:34:39 |
【人】 春日 幸貴[けれど、曖昧ながら返事をもらえると、やっと俺は安心できた] うん。 じゃあ、気が向くの待ってる。 [何日も待つのかもしれない。 来てくれないのかもしれない。 それでも、責任を取らせてもらうまで待たせることになったのは俺も同じなのだから……。 当分続く入院生活の間、家族以外にも来る人がいるかもしれないと思えば、毎日がまた少し楽しくなりそうで嬉しくて、自然と笑顔になっていた]* (22) 2021/03/12(Fri) 22:50:50 |
【人】 星見 朱里― 翌日 ― [検査は異常無く。 結果が出るまで時間がかかる項目については後日あらためて来院して聞くことになって、スムーズに退院することに。 その間、同室になっていた奏とは話をしただろうか。 顔を合わせたことが無い親友――もし話しかけていれば、お互いの正体を知り合えば、オフ会のような雰囲気になったのだろうか。 迎えに来た母親に連れられて病室を出て――廊下から彼がいるらしい病室が見えたけれど、そこに彼の姿は垣間見れたろうか。 そうならば、軽く立ち止まって髪を揺らすぐらいの会釈は見せたろう。] (23) 2021/03/12(Fri) 23:00:45 |
【人】 星見 朱里― さらにその翌日 ― ……………… その…… …気が向いちゃったの [恥ずかしさでバツが悪そうに視線を逸す姿が彼の病室に現れた。 ああ言えば当分来ないか、そもそも来ないかしか無いはずな言葉だったのに――普段の塩対応からかけ離れていることを自覚すればするほど恥ずかしい。*] (24) 2021/03/12(Fri) 23:07:03 |
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