虹彩異色症の猫は、メモを貼った。 (a1) 2022/04/11(Mon) 21:11:26 |
東天は、メモを貼った。 (a2) 2022/04/11(Mon) 21:52:25 |
【人】 澤邑[ 住まいとしている呉服屋の店舗前から見渡せる通り一帯はこゆきももう慣れたもので、腕の中からもがいて地面に降りて、澤邑を先導してみせる。 尻尾をたててすらりとした様子で歩く様は子猫も楽しいのだろうとわかる。] 今日は神社まで行こうとおもってね [ 良い天気だね>>12なんて声をかけられたら返答を返し。子猫が家の中で退屈して暴れるんだなんてことを言い訳にしているが、己の出不精も改善するかもしれない。] ごめんね、おいで [ 見慣れた道から外れて神社が近くなれば人通りも増えて、こゆきが立ち止まってしまったから手を伸ばした。当然だと言う様子で腕の中に収まりしばらくは大人しくしていた。 だんだんと、屋台の呼び込みや食べ物の匂い、祭囃子がきこえはじめてきたころにはすっかり元に戻って当たりを見渡していたからほっとする。 あまりに怯えるなら戻るのも手かと思っていたのだがよかった。] あれ、気に入ったのかな [ 社務所の前でお守り鈴を眺めていたのだが、急にこゆきがじたばたはじめてしまった。花びらを追いかけているんですよと、対面した売り子の一人に言われて顔が緩む。 紐を少し緩くしたら、こゆきが上手に勘定台に飛び乗る。これで財布が扱いやすいだろうと言われてるような気持ちになってしまったのだ。] (14) 2022/04/11(Mon) 22:57:40 |
【人】 澤邑これにしよう [ 姫櫻にあやかって、桜の花びらを透かし彫りした意匠の鈴を選ぶ。他にも違う形のものがいくつかあったのだが目についたのがそれだったから直感を信じよう。 鈴なんて人間の自己満足なのだろうけど、歩くたびにリロリロ鳴るのはきっと可愛いだろう。子猫が待っている間に支払いを済ませ、再び手を伸ばせば大人しく腕の中に戻ってくれたろうか。 地面に降り立つようならしばらくは子猫の先導で歩いてもいい。**] (15) 2022/04/11(Mon) 22:58:42 |
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2022/04/11(Mon) 23:21:22 |
九朗は、メモを貼った。 (a3) 2022/04/11(Mon) 23:24:15 |
【人】 虹彩異色症の猫[ 澤邑が鈴を吟味し、財布を懐より取り出している間、猫は勘定台の売り子と戯れていた。 御台に並んだ授与品に、手(足?)を出し悪さをしようとしていたところ、嗜めるように伸ばされた手をおっかなびっくり叩いていた。その手が自分に害のないものだとわかると、後ろ足立って、両の前の足で挟むように戯れつく素振りを何度も繰り返している。 境内を寝床にしている野良の相手で慣れたものか、売り子も上手く猫の興味を惹いてあしらっている。 澤邑が鈴を選ぶ心情も知らず>>15、勘定を終え再び猫を腕の中へ仕舞おうとすると、まだ遊び足りないと抗うように抱えた胴を飴細工のようにぐねりと伸ばした。 それでもどうにか引き戻されると、前足や後肢を突っ張ってよい具合に腕の中に収まろうとしない。後ろ足でけけけけ、と何度も澤邑の腕を蹴る。 最初は不機嫌の表れだったそれが、そのうちそれ自体が遊びに変わり、大人しく丸まりはしないが先までの虫の居所の悪さを忘れたようにするすると澤邑の躰をよじ登り、器用に両肩の上に立つ。 広い参道は余裕があれど、桜目当ての物見遊山の姿は多く、猫にとっては高い位置にある方が気分が良いようだ。]** (17) 2022/04/11(Mon) 23:48:50 |
【人】 橘[久しぶりに自宅で過ごして、少し遅い時間に目を覚ます 遅いと言っても体感で、決して遅くはないけれど 交代制の船での習慣は簡単に治りそうにはない] 出かけるにはまだ時間があるな [とりあえず昨日の残りで朝飯を済ませ身支度を整える ラジオを付けたなら、今日も花見日和とアナウンサーが告げる 薄墨神社の神楽舞は予定通りに行われるから混雑に注意をと呼びかける 男の俺には関係ないが、女子にとって神楽の舞子に選ばれるのは名誉なことだという 何しろ機会は一生に一度しかない 女の子を持つ親にとっても同様で、おふくろなどは「お前が女の子だったらねぇ」とか冗談めかして言っていたものだ] (18) 2022/04/12(Tue) 0:01:20 |
【人】 橘[親父もおふくろも子供好きで世話焼きだった だから兄弟がいてもおかしくはないのだが 俺を産んだ時に体を壊して二人目を産めなくなったのだと ある程度大きくなってから笑い話のように聞かされた 「お前のせいじゃないからね」と言われて、それはそうだと思うけれど 本当は娘を欲しがっていたことも俺は薄らと気付いていた とはいえ、俺が女だったら「後継ぎがいないこと」を嘆くだろうし 考えてもしょうがないことと思っているのだが] (20) 2022/04/12(Tue) 0:02:58 |
【人】 九朗[人と人の賑わいの中。 砂上の浮島特融の炭や煙のにおいすら春風とともに覆い隠すのは、 子供が喜ぶ甘い菓子の匂いに、食欲を誘うタレや醤油の焼ける匂い。>>12 人が溢れる商店街のにおいだ。 子供が駆け回る祭りのにおいだ。 その匂いに釣られるようふらふらと出店へ近づき、早速桜色の餡を乗せた串団子をみっつ買い求める。 とはいえ往来で団子の立ち食いもどうかと。 周囲を見回す九朗の鼓膜を打ったのは、神楽の鈴とは異なる凛とした鈴の音。>>13 それは満開に咲く桜の木の下。 何かを囲む人垣の中からその音は聞こえたようで、興味を引かれるまま九朗の足はそちらへ向かった。] (21) 2022/04/12(Tue) 0:03:24 |
【人】 橘[幸さんをうちに迎えるとなった時、おふくろが一番張り切っていた 欲しかった娘ができたようなものだからだろう 初めは俺が嫁を貰ったと近所に誤解されたが、それについては揃って否定した とはいえ「 まだ 娘じゃないんですよー」とか言ったものだから、いつ結婚するのかという詮索は続いたが]神楽を見に行くのは難しいかな、今日は [療養施設から神社まではかなりあるはずだし、何よりけが人を人混みに連れ出すわけにもいかない まあ、今の時期、榛名では其処彼処で桜が咲いている 風情はないが施設の庭でも花見は出来るだろう ちなみに、幸さんに神楽のことを聞いたが「内緒です」と誤魔化された 黒歴史、という言葉が過ったからそれ以上は触れずにいる] さて、そろそろ行くかぁ…… [到着にかかる時間を見越して家を出る。 名も知らぬ小鳥が「ぴぃ」と鳴いた**] (22) 2022/04/12(Tue) 0:05:27 |
橘は、メモを貼った。 (a4) 2022/04/12(Tue) 0:08:57 |
【人】 大崎[素泊まり出来る安宿を探し、外で適当に食事をとり、部屋で暇つぶしに知恵の輪などしているうちに眠っていた。旅の疲れが出たのだろうか。] ん……祭り? [翌朝、顔を洗っていればどこか浮いた空気。 どうやら前日から祭りが行われていたらしい。 少し考えて、まわってみることにした。 贅沢は出来ないが、たまには観光も良いだろう。] (24) 2022/04/12(Tue) 17:28:52 |
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