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天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2020/10/27(Tue) 10:10:02 |
【人】 アクスル[誰にも邪魔されることのないこの場所で 貴方をずっと見つめていたいけれども 早く結んでしまいたいから そうもしていられない。] ええと、どうしたら良いのだっけ [空いている方の手でスマートフォンを操作する。 なにせ、今日までする気がなかったから 結婚式の手順を理解してない。 彼にもわかるよう日本語で検索を行った。] (2) 2020/10/27(Tue) 10:14:53 |
【人】 アクスル[見つけたページには 「誓いの言葉を交わす」と在った。 少し考えて、問う。] 貴方は僕が老いて 美しくなくなってしまっても 傍に置いてくれると誓いますか? [このアレンジは ちょっと意地悪だったかなと思いつつ。**] (3) 2020/10/27(Tue) 10:15:22 |
【人】 魔法猫 カザリ── べしゃべしゃ・しょぼん ── [下僕その2・その3はやたらとよく、にゃー用品を買う。 例えば自動で走るネズミや、にゃーを乗せるためだけのガラスのテーブルも。 テレビとか言うあの箱に新しいご飯が映れば、その翌日には同じものがお皿の中に準備されるほど。 それはもう、買うこと自体が目的のように手当たり次第に買ってくる。 立派な下僕の鏡。そこだけは褒めてあげたいとにゃーは思う。 ただ問題は、需要と供給があまり合っていないだけ。 ブラッシングするときのブラシ>>2:56はまだ許そう。 水質が変わるとか言うにゃー専用のシャワーヘッドも、あるだけなら無害だからギリギリ許そう。 だけど、フローラルな香りがするシャンプーとましてや風呂桶は] シャッッ!!! [買って欲しいと誰が言った。 少なくともにゃーは一言も言ってない。 そんな気持ちを込め、風呂桶に威嚇。 滑らないようにそこに敷かれたタオルに爪を立て、ぎゅーっと石化を継続し] (4) 2020/10/27(Tue) 19:10:14 |
【人】 魔砲少女 シオン わぷっ…… [...は手を伸ばしてシャワーヘッドを探した。 顔に泡がついて見えない状況での手探りは危険であった。 コックを捻ると勢いよくお湯が出てハチワレ猫と自身にたっぷりと湯が掛かってしまう] うわ、ぁ……洗わないとなぁ。 もー、もう少し大人しくしてなさい。 [...は濡れたついでにと猫の泡を湯で流していく。 あわあわが浮かんではパチと弾けて消えていく。 その形は猫のように見えるものもあったかもしれないが] じゃーばじゃば……。 でもこうして水にぬれるとなんだか別の生き物みたいね。 [べしゃとなった長い毛は肉体のフォルムを露わとする。 まるまるしてるようでいて意外と猫は細身である。 泡を流し終われば掛けてあったタオルを手に取り、 しょぼしょぼな猫を呼んでタオルを広げて見せた*] (7) 2020/10/27(Tue) 22:22:23 |
【人】 魔王 ウロボロス[辿り着く頃には民衆のざわめきも落ち着いている。 数多の視線が一点に注がれ、言葉を待っていた。 僅かな間壇上からの光景を眺めてから、口を開く。] (8) 2020/10/27(Tue) 23:50:04 |
【人】 魔王 ウロボロス遥か遠き過去、この世は闇に閉ざされておりました。 無力な人々は幾度争えど魔に勝つ術は無く、 ついに光を奪われてしまったのです。 悍ましき異形が地には蔓延り、草木は枯れ果て 正しき存在の命は遂に全てが失われようとしていました。 それでも尚、倒れることのない青年がおりました。 闇の中、彼だけが唯一の希望でありました。 戦えぬ者達も、一度は全てを諦めようとした者も。 皆が彼の為に指折り、目を閉じたのです。 (9) 2020/10/27(Tue) 23:50:23 |
【人】 魔王 ウロボロスそうして捧げられた数多の祈りに応え、 黒天を裂き舞い降りたのは美しい女神でした。 彼女が手を翳すと、巻き起こった聖なる風が枯れ木の枝々を揺らし 宝珠の如く芽吹きを宿し、浄化していきました。 その風はやがて、病を振り撒いていた巨大な木に辿り着き 邪悪を吹き消し、緑と共に齎した赤き実りを女神は青年に与えました。 この木こそが聖木ヤドリギ、 そして実を授けられた青年こそが始まりの勇者です。 これは人類と魔族の戦争の始まりの物語なのです。 [詩を読み上げる如く、滑らかで感情の籠もらない語り口。 その物語を信じている者は、現在では危険思想の持ち主として扱われる。] (10) 2020/10/27(Tue) 23:50:39 |
【人】 魔王 ウロボロス……… そして400年前、人魔3000年戦争に終止符を打たれるまでの間 女神の教会を名乗る者達により、人類に騙り継がれていた伝説であった [世界を覆った嘘により、戦火は気が遠くなる程の刻を燃やし続けた。 全ての名を把握することなど誰にも出来ない、 星の数より多い犠牲者を想うように、一時目を伏せてから続ける。] ────今では誰もがその真実を知っております。 彼らは旧き時代の過ちを隠し、魔族を人外の邪悪へと仕立て上げ 偽りの神話の元に、我々を滅ぼさんと民に命を差し出させ 都合の悪い者は同族にすら背信者の烙印を押し、 非道な人体実験を幾度も繰り返しました。 [今では邪教の思想であれど、それは異種族の確かな過去。 この場の多くを占めるのが人類であることも分かりながら、 躊躇うことはせずはっきりと言い切る。] (11) 2020/10/27(Tue) 23:50:57 |
【人】 魔王 ウロボロスそして、魔族もまた。 初代王ジャバウォックが語り、伝えられてきた過去よりも 迫害し同族を殺める人類への、憎しみと本能を優先し 現実感の無いその話を切り捨てていました。 彼らと同じことをし、話し合うことなど誰もが諦めていました。 ……人魔3000年戦争とは、 どちらの種族にも正義が無い、凄惨な歴史です。 それでも、我々はこうして今共にこの日を祝うことが出来た。 [真っ直ぐに視線を向け続ける青紫は、その時細められる。 声色もまた、少しだけ柔らかに変わった。] 今や魔族ですらあの時代を知らない者が多い。私自身もそうです。 我々は今度こそ真の意味で歴史を語り継がなければなりません。 過ちが罪であるならば、忘却もまた等しく認識するべきでしょう。 隠蔽の中、一部の者が支配により再びの悲劇を避ける為に働く 教会にも大義名分はありました。しかしそれは、無理な話でした。 故にこの都は今も存在し、 今度こそ正しく在る為に多くの方々が尽力しています。 (12) 2020/10/27(Tue) 23:51:17 |
【人】 魔王 ウロボロス今、世界は絶え間なく変動を続けています。 教会が無くなり、一つであることが出来なくなったこと 停滞させられていた文明の歩みが、再び始まったこと。 そして我々が種を越えて分かり合い共存する、その難しさ故に。 どれ程の年月が掛かったとしても、 世界はあるべき形を見つけられる。私はそう信じています。 人類と魔族は元々──── (13) 2020/10/27(Tue) 23:51:34 |
【人】 魔王 ウロボロス[丁度その時。翼を持った人型の存在が目前を落ちていった。 幾つもの羽根が風に揺らぎながら、後を追う。 言葉が途切れても沈黙は訪れない。 悲鳴と叫び声、会場はほんの一瞬で混乱に支配された。] (14) 2020/10/27(Tue) 23:52:02 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクス[ 傍らに立っていた幹部の一人、有翼獣人のグリフォンが叫んだ。 口にしたのは今落ちた男、彼の部下の名前だろう。 いかに魔族の助けを拒もうとしても、空だけは難しい。 気質の穏やかな者が多いこともあり、駆り出される機会の多い存在。 その為にどんな場所でも、十分な人数を配置出来ない。 だからといって、一体何者が彼を? グリフォンを追って来賓席の合間を縫い、前方に向かう。 悲鳴を上げる者、何が起きたのか空を見上げる者。 殆どの者達が咄嗟に動けずにいた────壇上の魔王ですらも。 ] (15) 2020/10/27(Tue) 23:52:32 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクス[ そんな瞬間を狙っていたのだろう。 今や虚しくも唯一の祝祭らしさとなった舞い落ちる花弁が、 何かに押し退けられ、分かたれた波のように二分される。 不穏の風、冬へ向かう節の厳しさとは違う魔の冷気。 凍えるようなのに生暖かくもある、あれは────] (16) 2020/10/27(Tue) 23:53:05 |
【人】 魔王 ウロボロス────ッ! [首を抑えたその時に彼の腕が届き、引っ張られる。 四方から子供のような笑い声が聞こえた。 無邪気に響いた、 嘲笑のようでもあった、 怒りに満ちているようにも届いた。 現れた姿、宙に漂う小柄で希薄な気配。 あれは、かつては先代に仕えていた筈の。] (19) 2020/10/27(Tue) 23:55:47 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクス[ グリフォンが化身する、部下達を引き連れて空へ駆け上がる。 クリオ率いるヤムベアッカ達が渦巻く雪風を作り出し、 有翼種に続くように舞い上がる。しかし、後は追わない。 極寒に最も適応し、天候を操ることが出来る。 身体の成長を忘れた代わり、魔法を手足のように扱う彼らは 肉体を持たない無実体種族と程近い。 熊獣人であるベアの咆哮が背後で聞こえた。 幾つかの重い足音が遠ざかるのは、恐らく他でも騒ぎが起きている為。 今の王への攻撃は魔族の命を奪えるものではなかった、 仲間がいるのだろう。そして、陛下だけを狙うつもりでもいない。 ] (21) 2020/10/27(Tue) 23:56:27 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクス[ 総数は、他にどの種族が、陛下の命と何を狙っている。 未知が多い、分かることと言えば 幾多の魔族の種と沢山の人類が集うことを許されている場所で、 特殊な存在の無実体種族は気配を追われる心配もなく、 開戦の狼煙を上げることが出来たこと。 ] (22) 2020/10/27(Tue) 23:56:58 |
【人】 魔法猫 カザリ にゃっ!!! (今だ!!!) [シャワーが止まり、タオルが広げられる。 その瞬間、無防備になった下僕の前へと走り寄り] ──ブルルルルル!!!! [全身をぷるぷる震わせ、被毛に残った水滴やら抜け毛やらを跳ね飛ばす。 そうして、水気を含んでいた毛並みが軽くなった頃] みゃう! [今度こそドヤ顔。 これで充分とばかりに下僕を見た*] (25) 2020/10/28(Wed) 12:27:26 |
【人】 魔砲少女 シオン―― ばしゃばしゃ・わぁぁ ―― [>>24心地の好い鳴き声が浴室に木霊する。 とても喜んでくれているのだろう。 ...は湯を手に掬うと顔についた泡も取っておいた。 それにしても本当に借りてきた猫のようにおとなしい。 うちの猫はこんなに大人しかったろうか。 ...は首を傾げ、>>25きゅぴーんと光ったように見えた目を見て納得した] ……そうよね、うちの猫ってそうだったわね。 [...は手に持っていたタオルで一先ず綺麗にしたのに また水滴やら毛のついた顔を拭った。 拭いタオルから視線をあげると、 ...はドヤ顔のハチワレ猫に凍てつく微笑を浮かべた] (26) 2020/10/28(Wed) 21:12:08 |
【人】 魔砲少女 シオン ふふっ……にゃぁん? [...はえいやとタオルでハチワレ猫を捕獲する。 捕獲するとわしわしと残った水気を拭ってやり、 拭い終われば浴室の扉を開けて脱衣所へと出た。 そう、そこはまだ脱衣所であり自由(廊下)へ繋がる扉は閉じたままである] こうなったら最後まで綺麗にしてあげるね? さぁ、さぁ、覚悟はいいね? [...は温かな風を召喚するマジカルステッキを手に取った。 コンセントを差し込み、スイッチを入れると温風が吹き荒れる。 その温風をハチワレ猫にあてて、 毛並みから水気が完全に飛んでしまうまでブラッシング兼乾燥を続けていこう**] (27) 2020/10/28(Wed) 21:12:16 |
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