【人】 見物人 サダル>> がんばり団 「キファ、……ヌンキに会いに行きたいんだけど。 ご気分はいかがですか。 あのー……話がね、ある……でしょ?」 サダルはキファの姿を捉えれば、恐る恐る伺う。 すでに"真実"がわかっている今、キファの変化が一番心配だ。 また虚無になっていないだろうか、 頭が馬鹿になっていないだろうか。 それとも第二第三の人格でも生えていないかと (2) 2021/04/29(Thu) 22:42:17 |
【人】 車輪銀河 メレフ「まさか、続くと思っていたら、終着点だったとは。」 不思議な感覚だ。 実際に人よりも長く生きていた、今もその感覚はある。 お嬢への、妹への気持ちはシステムによるもの。 悲しくも辛くもないが、 この先、彼を大切にしつつ妹を取ることの覚悟は、 決めるべきだと考えた矢先の解放だ。 「解放、とはいかないが。拍子抜けと言うか。 ……肩の荷が降りた、かな。」 (3) 2021/04/29(Thu) 23:16:24 |
【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ>>ブラキウムへ置き 「ほら、誰も死ななかっただろう?」 一緒にいるはずの貴方へ、微笑んだ。 全部終わったんだ、全部。 (5) 2021/04/29(Thu) 23:29:06 |
ルヴァは、生きている。 (a1) 2021/04/29(Thu) 23:29:10 |
ルヘナは、瞬きひとつ。 (a2) 2021/04/29(Thu) 23:42:14 |
【人】 がらんどう ゲイザー【ソロール】 貧民街のすぐ近く。人がまばらなとある通り。 そこにゲイザーの実家であるパイ屋は佇んでいた。 女はフード付きコートに身を包み、静かにパイ屋の入り口を眺めている。 「休業のお知らせ」 張り紙が扉に貼られている。 『ゲイザーは私の自慢の娘でした。 元々負けず嫌いで努力家な子でしたが、妻を亡くした私の跡を継ぐと剣の道を捨て料理人となる事を決めたあの日から、あの子は更に努力を重ねました。それでもゲイザーは常に明るく、笑顔を絶やした日などありません。それがどれだけ私の救いになったことか。 ……あの子は強いと。そう信じてやみませんでした。 何故罪を犯したのか私は何も知りません。あの子が抱えていたものを父でありながら何一つ分かってやれなかった。 どれだけ悔やんでも子の罪を一つも背負ってやる事が出来ません。面会さえも許されない。妻と娘を失った今生きる理由など無いにも等しい。 それでも、娘が生きているのなら。 私は娘の為に祈りを捧げます。世界の各地を巡り、神々に娘の幸せを願います。 ゲイザーは私のたった一人の大事な娘です』 → (11) 2021/04/30(Fri) 0:11:16 |
【人】 がらんどう ゲイザーゲイザーが因果応報の果てに殺された後、彼女の実父は消息不明となった。 けれどシータの痕を巡る事件が無かったことにされ、多くが修正されたとしても。恋に狂った女が事件とは関係なしに作った罪が消えることはなく。 その上"ゲイザーという人間は既に捕まり、無期懲役の犯罪人として然るべき場所に移送されたことになっている"。 殺人、買春といった元々犯していた罪が明るみに出てしまい、自責の念に苛まれた父親が姿を消した事実だけは変わらなかった。 「……お父さん……」 父が最後に残したものを指でなぞりながら呟く。 結局自分が最後に見た父親の姿は、笑う顔でも泣いた顔でもなく。 自分の娘が人を傷つけるところを目の当たりにし、理解できないと目を見開く瞬間だった。 → (12) 2021/04/30(Fri) 0:13:46 |
【人】 がらんどう ゲイザー「……でも、それならそれでいいんです。逆に好都合ですから」 くつくつ。ことこと。 とんとん。ぐつぐつ。 実家の台所に立つのは久しぶりだ。何せ今まで星見杯亭の厨房にいたのだから。 好きな人が多いからミートパイは少し多めに。デザートにはレモンパイとシナモン多めのアップルパイ。 宿の物を食べなかった人もいるから、冷やした桃やオレンジでもそのまま包めばいいだろうか。幸い、食材庫にはまだいくつか残っている。 「……さて。あとは……」 スターゲイジーパイを好きだと言ってくれた人もいる。 最後はやっぱりとっておきを作ろう。 取り出したるは焼き立てパイ。 切り分け現るフィリングは玉ねぎ、ベーコン、ほうれん草。ごろっと具材を包み込むのはまろやか優しいホワイトソース。 ほのかに湯気が立ち昇る香り豊かな自慢のパイ。 作るパイは私の愛。さぁさ最後の仕上げをしましょう。 → (13) 2021/04/30(Fri) 0:16:01 |
【人】 CPU ブラキウムこれは、誰も死ななかったことに安堵した後のお話です。 勿論みんなと同じように、ブラキウムも色々なことを思い出しました。 ブラキウムは、 全てを思い出すことができました。 「……。」 「……。」 「……。」 ええ、【Brachium】ですから、全てです。 (14) 2021/04/30(Fri) 0:17:33 |
【人】 がらんどう ゲイザー ヌモッ・・・・・・ (調理済みニシンを突き刺し奉る音) (本来は焼く前に魚を植えます。パイ女の真似は危険ですので絶対に真似しないでください。 → (15) 2021/04/30(Fri) 0:17:50 |
【人】 セキュリティAI ブラキウム>>14 「…………。」 ブラキウムは、自分がした本当の失敗に気付きました。 ブラキウムは、自分が何物であるのか思い出しました。 ブラキウムは、自分のどこがどう壊れているのか理解しました。 「か、帰ったら……怒られるのだ…………!」 ブラキウムは、仕事としてやってきたのですから。 (16) 2021/04/30(Fri) 0:19:24 |
【人】 がらんどう ゲイザー「……やる事は終わりましたね。折角だし、ブラキウムさんでも呼び出して持たせようとしましたが……あの人は事件に関わっていた人ですから。忙しいでしょうか」 作った物をいくつかのバスケットに詰め込んだ後。 「どうしようかな……お父さんが何もしなくていいよう貯めてたへそくりは残ってるし、素性を気にしない配達員でも捕まえて会議室に送りましょうか……うーん」 唸りながら料理人は実家に置いていたギルドカードなどを漁り始めた。 「私はもう…………あの会議室には、レムノスにはいられないから」 (17) 2021/04/30(Fri) 0:19:59 |
ゲイザーは、実家の物をひっくり返しながら街を去る支度を始めた。 (a3) 2021/04/30(Fri) 0:21:31 |
【人】 子供 カウス【ソロール】 物心がついた時には、貧富の波に呑まれていた。 少年は、奪わなければ生きることも出来ず、 故に、死に物狂いで生きるために盗みを働いた。 少年は、諦めるのが得意だった。 そんな少年が初めて『救い』を見たのは5年前。 盗んだ荷物の中、 古びた本を眺めていた時のことだった。 少年は文字が読めない。 そんな少年に、声をかけた者がいた。 そいつは、自分のことを【兄さん】と呼べと 少年に言った。 ▷ (18) 2021/04/30(Fri) 0:21:46 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新