【人】 生物学者 アマノ【展望デッキ】 ["なら、どれくらい、どこが"と言い募るバーナード >>243 は、いつものどこか抜けた雰囲気は作り物だったのかと疑いたくなるほどに、どこか切羽詰まっていた。 スピカのように早口でまくしたてるという風ではないから余計に鈍く重く圧を与えてくる。 そんなの。 そんなの、むしろ、俺が教えて欲しい話だ。 ラサルハグの右足は左足細胞からそのパーツのみ再生できるのか。 期間は、確証は、リスクは。 それは俺にとって、まだまだ未知の領域の話なのだから。 吐き捨てるようにそう言いたかったけど、俺は酒のグラスを手放すことなく、静かに告げた。] ────そこまでは、知らん。 俺は燃料特化の微生物研究者で、人体組成には詳しくない。 [それでも、追って尋ねた奴の望みに関しては、素直に答えが返ってきた。] (260) 2022/07/16(Sat) 12:45:02 |
【人】 管制官 スピカ【ダビーの自室>>258】 [添削をしながら、だいぶ見やすいマニュアルになってきたなと感じた。 それでもスピカの感覚的には情報量が多いのだが……] ここの部分……ダビー的にはいれた方がいい?……あった方が文脈的にわかりやすいか、残そう残そう。 [他の事はどうか>>258、その質問の返答に困った。 やらないといけない、覚えないといけないことはまだ多くある。 だが、スピカとて人間だ。 記憶できる量、動ける体力、すべてにおいて限界がある。 それ以上にスピカは、独りでいることが嫌いなただの人間だ。 共にいてほしい人物は、今日コールドスリープの処置が行われる。 物事の優先事項に感情が介入しても許されるだろうと] アマノに手伝ってもらえることになったからね、大丈夫。 それよりも今はダビーの作ったマニュアルの最適化を優先したい。 [言ってて なんでもう少し違う言い方ができないのか と自己嫌悪に陥った**] (261) 2022/07/16(Sat) 12:45:47 |
【人】 生物学者 アマノ…………強化、実験、体。 お前、が…………? [俺の育った環境では、身近な存在ではなかった。 その存在意義も知らない──それこそ、大怪我した、四肢を臓器を失ったなどという時に出てきた単語ではあったのかもしれない──がゆえに、そも偏見など持ちようもなく、彼らが持つ悲哀を察することも出来ないまま、ぽつりと鸚鵡返しする。] ……………………。 ["最後の一人"に自ら望んでなりたいこと。 彼自身は"ヒト"より長く生きられること。 俺は沈黙しながら聞いていた。 そこまでは、理解できたから。 ────でも。] (262) 2022/07/16(Sat) 12:45:48 |
【人】 生物学者 アマノ却下だ。 [最後に告げられた"願い"については一言の元に却下した。 却下に決まってるだろうが。馬鹿。] まずアンテナの決定は絶対。それが1点。 お前が"最後の1人"としての生存率が最も高いと見込めたとして。そんなお前の脚を切るという生命力を削る行為が全くもって合理的ではないのが1点。 [最後の1人になるつもりなら脚ごと綺麗に持っていけ馬鹿、と、吐き捨てながら酒を喉に流し込む。 ったく。せっかく旨い酒なのに、味が判らなくなってきたじゃないか。このくそ馬鹿。] そして。 "眠れなかったクルー"は、生きて救出されるのでなければ死体でしかない。 死体には、いかな強化生命体でもお前の細胞は効かない。 幸い生きているなら、そこから先は医者の仕事だ。 それが最後の1点。 (263) 2022/07/16(Sat) 12:49:25 |
【人】 生物学者 アマノ────つまり、だ。 お前が"最後の1人"になれば、"誰かが死ぬ確率"はいくらか低くなるのかもしれない。 それが現実として転がっているだけで、それ以上でもそれ以下でもない。 以前の俺だったら、"最後の1人になりたいのか、じゃあ宜しく"と任せたのかもしれないけどな。 あいにく、今の俺はそんな気持ちにはなれない。 [受け入れるだけだ。 たとえ俺が"最後の1人"でも。 歓迎はしない。 歓迎はしないが、他の9人が眠れたのなら、それはそれで良かったと思うに違いなかった。 最初、バーナードの話を聞き始めた時は、何を馬鹿なと頭に血が上る気がした。 なのにこうして穏やかに告げることができたのは、己の醜い思いに気付かされてしまったからだ。 なあラサルハグ、俺も大概、"キチガイ"なのかもしれないぞ。*] (264) 2022/07/16(Sat) 12:57:11 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 (a75) 2022/07/16(Sat) 12:59:34 |
【人】 調査員 バーナード……そりゃ、生命力的には、ちょっと減るかもしれないけど。 もし、もしさ、救出されずにだめになるかもしれないって考えたら、少しでも自分の身体を有効活用してほしいって思うのは、そんなに悪いこと? 万一のために、自分のスペアを残そうって思うのは、そんなに悪いことなの。 死んだ僕に使うんじゃなくて、時間はかかるかもしれないけど、血液とか他の組織からDNAと細胞とアメーバを抽出して一から再培養すれば…… [脚ごと綺麗に持っていけ。 そこに続いた"馬鹿"に、また表情を曇らせる。] (267) 2022/07/16(Sat) 13:24:21 |
【人】 調査員 バーナードみんな馬鹿馬鹿言うんだよなぁ…… [みんなと言いつつ、面と向かって言われたのはあとはチャンドラだけだが。 ふたりに言われたら充分だ。] 前のアマノのほうが、よかった。 [よろしくと任されたかった。 そんなふうに不貞腐れてみたら、また馬鹿が降ってくるんだろうか。 どうしたら互いに納得できる答えを出せるんだろう。 袋小路に追い詰められてる気がして、アルコールで喉を焼いた**] (268) 2022/07/16(Sat) 13:27:36 |
【人】 操縦士 ダビー[自室] [しばらく、おとなしく添削を受けていた。と言っても必要な事には応答しながらだが] バルブの制動について操作の前後関係が少し不明瞭だと思った。 ん、残すか。わかった。 [時にはこちらの意見を通しつつ、概ねスピカの意見どおりにマニュアルの加除訂正を進めていく。 スピカに他の用事を尋ねたのは、他にやるべき事があるか尋ねたというよりは、ゾズマとの名残を十分惜しんだかというくらいの意味だったが] そうか。アマノに任せられるなら問題ないな。 …続行する。 [マニュアルの最適化が目的という限りにおいて、そのままスピカに付き合い続ける。残りの時間を惜しむようにして**] (269) 2022/07/16(Sat) 13:35:43 |
スピカは、あれ以上ゾズマと一緒にいたら駄々を捏ねそうだったので、鋼の意思でお別れを言っていた。 (a76) 2022/07/16(Sat) 13:39:56 |
【人】 生物学者 アマノ【展望デッキ】 ────だから、そこはアンテナの選抜に期待するしかないよな。 お前が残されることになったら、万歳と喜べば良いこと。 残る俺たちが"バーナードが良いと思います"とは、おそらく誰も言わないんじゃないか。 [アンテナ云々言われて >>266 思わず返したが、明日声を挙げるとして、そこに居るのは俺、スピカ、チャンドラ、サダル。 スピカとチャンドラの2人は、悲しそうな顔になる事しか思い浮かばない。 俺はサダルの"カウンセラーの顔ではない素顔"を知らないが、率先して"バーナードが良いと思います"とまでは言わないんじゃないだろうか。 ────むしろ、一番言いそうなのは、俺だろうな。 バーナードはそれも見越して俺にこれを言ってきた気すらする。] (270) 2022/07/16(Sat) 13:58:25 |
【人】 生物学者 アマノ────それは、すまなかったな。 [味がわからないなりに酒の杯を再び傾け、再び注ぐ。 頭の芯が鈍く呆けた風になってきているのは酔っているからだ。 それでも杯を止める気持ちにはなれなかった。 "前のアマノの方がよかった" >>268 と言われても、仏頂面学者の居る研究室に日々押しかけて、飯だなんだと世話焼き、仕舞いには食堂で会食させるという"偉業"を成し遂げたのがまさにこの男なのだから、それを言うなら自業自得というもので。] 今、俺、そこそこ酔ってるからな。 教えてやるよ。 [くす、と笑いつつ、立てた膝に顔を埋める。 ────ほんと、俺は独善的な自覚はあったが、ここまでそうだった、なんてな。] (272) 2022/07/16(Sat) 14:02:28 |
【人】 メカニック ゾズマ【刻限直前:コールドスリープルーム】 ……、間に合ってるよね? [特にアンテナからも、また医師としてこの場に待機しているチャンドラからも、刻限に際してレッドアラームが飛んできている訳ではない(はず、だ)。 コールドスリープ装置のマニュアルの紙媒体版と、最後の最後に連絡を飛ばすための携帯端末以外、特に何も持たずに室内へと。] (274) 2022/07/16(Sat) 14:25:20 |
【人】 メカニック ゾズマお待たせ、キャプテン、ドクター。 ……マジ遅くなってごめん。 [本当に遅い時間まで待機させたことを、アンドロイドであるアンテナは兎も角、生身の人間であるチャンドラには詫びなければ、と。 日中に受けた検査結果は問題なし>>180。ついでに顔の青さも特になかったから問題なし>>179(食事の力は偉大だ!)。 そして今この時も、健康上の問題はないはずだ。 ……事実上の徹夜作業はこの通りしてしまった訳で、その疲弊は流石に今、顔に出てしまっていたが。] うん、どうせこれから寝ちゃうんだし、 げきまず……完全栄養ドリンクだって、 今更必要ないし! [などと、特に何も問われずとも自信満々に告げる姿がそこにはあったという。] (275) 2022/07/16(Sat) 14:25:52 |
【人】 メカニック ゾズマっと、これ、ここに置いとくから。 メンテの時にはこれ読んどいて。 端末の方でもデータ読めるようには なってるけど、一応。 [スリープ装置に近い位置に、マニュアル冊子の収められたファイル>>2:386>>2:391を置いて] あと、最後の連絡だけしちゃうねー…。 [手にした端末から、全体向けの通達を飛ばす。 通知によって就寝中にたたき起こされる者も出るかもしれないが、許して、と心の内で呟いて。 コールドスリープ装置の件の通達>>2:387に添える形で、次の文章を送信する。] 『生命維持装置、観測機器、解析機器、 その他日常向けの機器のマニュアル冊子は メインデッキ内に設置。>>244>>247>>248 端末でのデータ閲覧が不可もしくは困難な際に 参照すること。以上』 [送信を終えた後、端末をコールドスリープ装置マニュアルの側に置いた。 「以上」という締めくくりの通り、これ以上の文面は何も送信しない。いわば最後の別れになるかもしれないこの時も、ゾズマは至ってただの仕事人であろうとしていた。] (276) 2022/07/16(Sat) 14:26:27 |
【人】 メカニック ゾズマ[――の、だけれど。] その。……ありがと、ドクター。 アタシが言うなって感じになっちゃうけど、 ドクターも、身体、大事にしてね。 [その“最後”の瞬間に、こうして直に他者の顔を見れば、“人間的に”零れてしまう言葉もあって] アタシ、ドクターやラスの役に立てたなら―― あの事故の償いが、ちょっとでもできたなら、 それだけで良かった、って思ってます。 [零れた言葉の中に、ゾズマが密かに抱え続けてきた想いが滲む。 “もう何も気にしていない”ように立ち振る舞っていても、結局は“未だに気にしてしまう”のだと>>0:157>>1:53、ここで吐露する。 ゾズマがあの2年前の事故の関係者であるとチャンドラに明言するのは実はこれが初めての機会だった>>1:36のだが、そこまでの自覚は無いまま] ……ううん、アタシの所為じゃない、って。 ルヴァにもみんなにも言って貰ったけど。 (277) 2022/07/16(Sat) 14:27:04 |
スピカは、クソデカなエモーショナルの気配を感じた。 (a77) 2022/07/16(Sat) 14:27:07 |
【人】 メカニック ゾズマけほん。とにかく、そういうワケでー、 一足お先におやすみしちゃうぜい。 [そう告げるなり、手早くコールドスリープ用の被服に着替えて。 私物の一つも持ち込まずに、カプセルの中にその身を収めることになる。] 後のことは、よろしくね! [麻酔を打たれる間際にそう屈託なく言い遺して、努めて笑顔を作ってみせた。 これが最後の対面になるかもしれないなら、せめて笑おう、と。 微笑み一つ、ここで贈って――] (280) 2022/07/16(Sat) 14:32:18 |
【人】 調査員 バーナード……ルヴァに、言われたんだ。 『スリープが明けたとき、そこに僕がいなかったら嫌だ>>2:511』って。 僕がスリープするなら、まあ、叶う。 僕がアンテナに選ばれてひとり残った場合でも、生還率が高いと思ったのは、さっき言ったとおりで。 だからうまく行くかな、って思ったんだけどさ。 あくまで可能性は高いだけだから、確約はできない。 それで、考えて。 僕が外に残りつつ、誰かのポッドで一緒にスリープも出来れば、10人揃うっていうのはどうだろうって。 [訥々と拙い考えを吐露すれば、何やら"教えてやる">>272と。 俯きがちだった顔を、上げ。] (281) 2022/07/16(Sat) 14:32:36 |
【人】 メカニック ゾズマ( ……あー、そうか。 これでアタシ、“置いてかれる”側には ならなくて済んだ、ってこと、なんだ ) [ゾズマはぼんやりと思う。 麻酔が眠りを齎す中で、思考は次第に、おぼろげなものになっていき――] ( 心配、要らなく、なった、ね ルヴァ、 ………… ) (282) 2022/07/16(Sat) 14:32:49 |
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