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【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 わかんないよ。 何ができるか、何もできないか。 そんなのわかんないよ。 ちゃんと考えるには、3日間なんて 短すぎるよ。 四六時中一緒にいる家族じゃないんだぞ。 [人の気持ちはそう簡単に変わらない。 傷が深ければ深いほど。 俺だって、色んな事受け入れるのに、 3年かかった。 いや実際は、 まだ受け入れられてないところがある。 それでも…… 時間が解決することだって、 きっとあるのに。 それは、 ]同じ傷を持たないからこそ言える綺麗事だけど (148) 2022/10/19(Wed) 12:00:34 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 わかんないよ…… 病気でもない、健康な体持っててさ…… けど人間なんて、 いつ何で死ぬかわかんないのにさ。 [人は、生きているだけで、 存在しているだけで奇跡なのに。 そして、誰かの存在が消えた後には、 きっと別の誰かのどこかに傷を生む。 どんな奇跡でも、消せない傷を。] (149) 2022/10/19(Wed) 12:00:49 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[嗚呼でも本当は、分かってる。 俺はきっと、 彼の願いを正面からつぶすことはできない。 ズルい俺は、臆病な俺は、 『待ってるから帰っておいで』 って、そっと囁くことくらいしか。 だからこれは、ただの強がりだ。 もっと、わがままになれたらよかったのに。] (150) 2022/10/19(Wed) 12:01:04 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[きっと、『期限』に触れなければ、 気づかれなかった。 本当に口にしたい『願い事』 けれどきっと口にできないから、 叶いそうにもない『願い事』 何故、槙ちゃんに話したか、そんなの きっと 諌められたかったからだ どこか叱られた子供みたいな気持ちで、 俺はようやく自覚する。] ごめん、槙ちゃん。 これは甘えだ。 [ようやく顔を上げた俺は、 多分へったくそな笑みを浮かべてた。**] (151) 2022/10/19(Wed) 12:01:24 |
助っ人担当 小鳥遊 大地は、メモを貼った。 (a20) 2022/10/19(Wed) 12:02:52 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地―― 2d昼 with 白瀬さん ―― [えっわかるの!?アレで!? って、内心驚いたのは秘密だ。>>179 でも、言った言葉は本心。 タダより高いものはない、って言葉がある。 それは、この世に本当にタダのモノは 存在しないからだ。 タダに見えるモノにも、 誰かが何かしらの対価を払っている。 心当たりがない時の方がアブナイ。 知らないうちに、 対価として君が徴収されているかも。 そんな、教育的な話じゃなくても、 『トクをした』って記憶は、 意識していないと危険なモノで…とか。 本当に本当のタダだったとしたら、 それは与えてくれた人が全ての対価を 請け負っている、ってことだから。 ……とか、そんなん。] (212) 2022/10/19(Wed) 18:48:21 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[ぜぇんぶ、 兄ちゃんの受け売りだけどね! ほら、こうやって兄ちゃんは、 ]今でも俺の中で確かに生きてるよ。 (213) 2022/10/19(Wed) 18:48:37 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[……なんて余裕は、当然無く。 俺は見事に墓穴を掘りました。>>180 さすがにちょっと、気まずい気持ち。 苦笑してしまう。] ごめん、 [立ち聞きしてしまったこと、 本当は俺は悪くないと思うけど。 聞かれて気持ちいいもんじゃないよねって、 俺は謝ってしまう。] (214) 2022/10/19(Wed) 18:48:50 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[決まってました。 悩んでます。 落ちてきたのは存外素直な言の葉で、 だから俺も、少しだけ、肩の力を抜く。] ……そっか。 [肯定も、否定もしない相槌。] 悩んじゃうよねぇ…… まぁ、無理に使うもんでもないと思うけど。 使わない勇気……! ってそれじゃ麻薬みたいだな。 (215) 2022/10/19(Wed) 18:49:05 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[本気とも冗談ともつかない口調で、 手の中のおしるこ缶を転がして弄ぶ。] 使うにしても、大それたこと願わなくってもね。 俺も悩んではいるけどね。 [おしるこ缶のプルタブを開け、口をつける。] あっっっま!! 何コレ!!! [反射的に叫んで笑う。 もし君からの視線を感じたら、 飲むの初めてなんだよね、 気になってはいたんだけど。 なんて言って笑う。] (216) 2022/10/19(Wed) 18:49:19 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 君は好きなの? おしるこ缶。 [迷わずボタンを押していたから、 好きなのかも。 君の返答はなんだったろう。 どんな返事でも俺は、ふぅん、って言って、 それから。] 姉ちゃんのこと、嫌いなの? [同じテンションで、尋ねた。*] (217) 2022/10/19(Wed) 18:49:48 |
助っ人担当 小鳥遊 大地は、メモを貼った。 (a32) 2022/10/19(Wed) 18:50:43 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地── 2d放課後 槙ちゃん ── [苛立ちというより、やるせなさに近かった。 だから、苛立ちに聞こえてしまったならそれは ただの八つ当たり。>>159 いけないね、 いけないよ。 なのに君は、甘やかす。 俺は君の大きな掌を、頭で受け止めた。>>160 なんだかちょっと悔しくなって、 槙ちゃんってさ、 結構損するタイプでしょ、 って、ささやかな憎まれ口を叩いたんだ。*] (319) 2022/10/20(Thu) 0:39:09 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地―― 2d昼 with 白瀬さん ―― [ちょっと大分情緒不安定だったのは、 認めよう。>>315 悩みなんてなさそうに見えた? そんなわけないじゃん。 俺これでも結構深刻よ? ……なんてね。] ごめんごめん。 タイミング悪かったね。 [噎せる君に、謝罪を一つ。>>316] (320) 2022/10/20(Thu) 0:39:23 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 俺は、兄ちゃんのこと、好きだったよ。 [君の『嫌い』を否定しないように、 俺は俺語りをしてしまう。 好きだったよ。 勿論今も好きだけどね。 わざわざ過去形にされたそのワードに、 君は何を思うだろうか。 尋ねられれは多少は語ろうか。 死んじゃったんだ、6年前に。 大好きだったよ。 本当に、大好きだったんだ。……って。] (321) 2022/10/20(Thu) 0:39:40 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[俺の意図なんて、 君にはきっとわからなかったろう。 だって俺自身、よくわからない。 ただ、多分…… 姉ちゃんともっと話してみたら? 言葉が届くうちにさ ……言いたかったとしたら、 そんなことだったんだと思う。 君に対するコメントとして、 正しいかどうかは別として。*] (322) 2022/10/20(Thu) 0:40:22 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地── 3d ── [人もまばらな朝の学校。 俺は教室へは向かわずに、旧校舎へと向かった。 手には、コンビニのビニール袋。 あの夜、皆で辿った道を、 今度は一人でなぞる。] ……や。 逢いに来たよ。 ──────幽霊さん。 [彼女は笑った。] (475) 2022/10/20(Thu) 19:35:32 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 よ……っと、 [近くから、古びた机と椅子を拝借してきて、 それを幽霊さんのそばに据え付ける。 コンビニのビニール袋から、 紙のお皿と紙コップを取り出した。 それから表面に『昆布』って書かれたおにぎりを 取り出してフィルムを剥いて、海苔を巻いて。 紙のお皿に乗せる。 紙のコップには、『天然水』ってかかれた ペットボトルから水を注ぐ。 それらを、幽霊さんの前に置く。] ごめんね、さすがにお花はなくって。 [代わりにビニール袋から取り出したのは、 花柄のハンカチ。 即席の、お供えだ。] (476) 2022/10/20(Thu) 19:35:48 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 君はどうして、ここにいるの? この学校の、生徒だったのかな。 それとも、学校には全然関係ない? 俺はね、この学校の3年生。 あと半年もしないうちに、卒業しちゃうの。 君の名前はなんていうの? 俺の名前は、小鳥遊大地。 小鳥遊大空の方が、 バランス良いと思わない? でも、それは俺の名前じゃないの。 (478) 2022/10/20(Thu) 19:36:30 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[静かな旧校舎内に、俺の声だけが響く。 幽霊さんの声は、俺には聞こえるけど、 多分他に誰かいたとして、その人には聞こえなかった。] ふぅん、そう。 ねぇ、なんで、願いを叶えてあげるなんて、 君は言ったの? [沈黙が、木霊する。 しばらくして、俺はゆっくりと、笑った。] (479) 2022/10/20(Thu) 19:36:44 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 言ったでしょ。 俺は、君に『逢い』に来たんだ……って。 [『願い事』とはなんだろうか。 さんざん考えた末、俺にはわからなかった。 こんなやり方で叶えていい『願い事』なんて、 どうしたって見つからなかったんだ。] (480) 2022/10/20(Thu) 19:36:57 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 俺の話が聞きたいの? やっぱり、寂しかったんでしょ。 でも、聞いて面白い話なんて、きっと無いよ。 [ふふ、と笑って問う。 それでも良いの?って。] じゃあ、俺のとっておきの秘密、教えてあげる。 つまんないから、って、寝ないでよ? [語るのは、誰も知らないお話。 誰にも、話したことはない。] (481) 2022/10/20(Thu) 19:37:10 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 11歳のある夜、ふっと目が覚めたんだ。 虫の報せ、ってやつかな。 兄ちゃんがいなかったから、 なんだか心もとなくなっちゃって。 部屋から出たの。 そしたらね、リビングが、なんだか おもったるい気配なんだよね。 俺、そーっと近づいて、 部屋の外の壁に、ピタってくっついた。 (482) 2022/10/20(Thu) 19:37:32 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 『約束だったろ、父さん、母さん。』 『1/4の確率に賭けて、弟か妹かを産んでも良い』 『でも、必ず、生まれてきた弟か妹かを 俺より優先しなきゃいけないって』 『賭けに勝っても負けても必ず』 『だから、ダメだ、絶対』 『仮にそれで俺が治ったとして、 大地になにかあったらどうする?』 『それも、一回とは限らないんだぞ』 (483) 2022/10/20(Thu) 19:37:52 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 あんまり深刻な気配だったから、 俺、怖くなってそーっとその場を離れたの。 その会話の意味が分かったのは、 しばらく後になってからだった。 つまりね、兄ちゃん。 自分が助かるために俺に代償を払わせることを、 嫌ったの。 (484) 2022/10/20(Thu) 19:38:09 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[それはどこまでもつまらない話。 兄ちゃんが、どこまでも俺を甘やかした理由。 両親の中では、いつだって、 兄ちゃんが一番で、俺はサブだった。 善良な人たちだから、 それを表に出すことはしない けれど、結局人間は心に逆らえない。 それをわかっていたから、 兄ちゃんは、兄ちゃんだけは、 誰よりも俺を愛してくれた。 11歳の俺から、 骨髄を取る方法がなかったわけじゃない。 でも、兄ちゃんは俺を愛しすぎてた。] (485) 2022/10/20(Thu) 19:38:34 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 ねぇ。 君に、『これ』あげる。 [ことん、と机の表面が音を立てた。] うん。 良いんだよ。 どんなに大切でも、 『もう要らなくなった大切だったもの』って あるでしょ? そして、それが必要かなって人にあげるの、 普通のことでしょう? [俺は笑う。 綺麗に、笑えてるかな。 指先で、机に置いた銀色のロケットに触れる。 21gなんかには全然満たない軽い遺骨ロケット。 それは、俺が独りで生きていくために、 その準備をする間に必要な、補助輪のようなものだった。 いい加減、卒業しなきゃいけなかった。] (486) 2022/10/20(Thu) 19:40:27 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 良いんだよ。 コレに、魂がこもっているわけじゃない。 死んだ人は、どこにも残らない。 でも…… ココにいる。 [俺は、自分の胸の真ん中を指さした。] でもね、コレには確かに、 兄ちゃんの魂は入っていないけれど。 俺の、大切な気持ちは、存分に入ってるから。 [それは例えば思いやり。 例えば執着。 良い感情も、悪い感情もきっと、 ただただ『大切』の気持ちを核にした、 雑多な感情が詰め込まれている。 しみ込んでいる。] (487) 2022/10/20(Thu) 19:40:43 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 誰かを想う気持ちって、消耗品じゃないんだ。 使っても、減る類のものじゃない。 だから、良いんだよ。 [ねぇ、君には大切な人がいた? 誰かの幸せを願った? 俺はね、どうしても、 君が悪い人には見えないんだ。 どっちかといえば、 優しくて悲しい存在に見えるんだ。 君は、ここで独り、誰を、何を待ってたの?] (488) 2022/10/20(Thu) 19:41:00 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地『俺の弟に生まれてくれてありがとう』 『俺に、人生で一番楽しい時間をくれてありがとう』 『俺を、兄ちゃんにしてくれてありがとう』 『大地と出会えて俺は、幸せでした』 『俺がいなくなっても、泣くんじゃないぞ』 『俺はもう、抱っこしてやれないからな』 『父さんと母さんをよろしく』 『でも、自分自身の人生を生きなさい』 (490) 2022/10/20(Thu) 19:42:04 |
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