164 夏の想いのひとかけら【R18】
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一番の選択、貴方のいうように もう忘れるって そんな風に出来たらどんなに───
[私は大きく息を吸って、固く目を閉じる。
毎日、そのことばかりを考えている訳じゃない。 私なりに前向きに生きようとして、この哀しみも 普段は心の奥に仕舞い、今日のようなことがなければ、 他人に見せないようにしているのに、それでは足りない?
鹿賀さんとは今日会ったばかり。 やはり不用意に話さないほうが良かったのかな。]**
(77) 2022/08/04(Thu) 13:55:41 |
| (a13) 2022/08/04(Thu) 14:20:13 |
| ― 夜の海 ― [横を向いた私の耳に聞こえる 変わらない鹿賀さんの声。 >>78それは、落ち着いた調子ながらも、波の音に 消されないしっかりとした意思を持った声だった。 私の事が知りたかった、だから嬉しいという。 ───こんな話でも? 彼の勝手で、私を救いたいと思っていると。 ───どうして、そんなに 彼の私への気持ちを知っていながらも 伝えられることに浮かぶ疑問。 それは、出会ったばかり、私は彼の事をまだ 何も知らないという予防線。 防波堤を張りながらも、心の何処かで 甘えていたのかもしれない。] (83) 2022/08/04(Thu) 19:12:29 |
| [忘れようと思っても忘れられないように 考えないようにしても、ふとしたことで 呼び起こされる過去の記憶。 この哀しみはもう、私の身体の一部になっていて。 私のことを考えての言葉だと理解していても 彼の口から、そんな一般論を聞きたくないと 思っていたのだと思う。 わかって欲しいからこそ湧き上がる感情を 目を閉じて抑えていると、 >>77そんな私 を見て何か思ったのだろうか。 鹿賀さんは意見を変える。 >>79] …いいえ、私も… ───ごめんなさい… [謝る彼に私はそっと瞼を上げると 俯いたまま小さくそう、応えた。] (84) 2022/08/04(Thu) 19:12:33 |
| [鹿賀さんはそれ以上は何も言わずに視線を海に 向ける。 >>80私も同じように、顔を上げると目の前の景色を眺めた。 灯台の灯り、水平線に浮かぶ小さな影は船だろうか。 白い満月が青白く照らす夜の海は、とても綺麗で 心が洗われるような気がした。] (85) 2022/08/04(Thu) 19:12:37 |
| [暫くして、鹿賀さんが何かを呟いた。 >>81私が彼に顔を向けると、同じように私のほうを 向いていた彼と視線が交わる。 チリリン 顔を撫でる潮風に、記憶の中の風鈴が 優しい音色が奏でたような気がした。] (86) 2022/08/04(Thu) 19:12:41 |
| [彼の祖母さんの遺言。 好きな人には嘘をつかないようにと言っていた らしい。 だから、と彼は言葉を続けた。] ─────…結 婚…? [私は驚いて目を見開く。 >>82彼は、助けたいという気持ちと同時に湧き上がった 感情だといって、それを口にした。 私に、父や母のことよりも彼の事を考えて欲しいと。 忘れるのではなく、彼のほうを向いて欲しいと言って 屈託なく笑う。] (87) 2022/08/04(Thu) 19:12:46 |
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…まだお付き合いもしていないのに…
[目を伏せ、そのように応えながらも心が震えていた。
数時間前にあったばかりの人なのに、伝えられる想いに 胸が熱くなって涙が零れそうになる。
知らないことのほうが多いのに、こんなに惹かれるなんて ことがあるのだろうか。]
笑うのも泣くのも怒るのも… 悲しむ のも…
[そっと顔を上げて、私を見つめる彼を見る。
彼以外の人だったら、私は今と同じ気持ちになって いただろうか。]
(88) 2022/08/04(Thu) 19:12:54 |
| チリリン [応えるような風鈴の音。 気のせいじゃない。 確かに聞こえる。] (89) 2022/08/04(Thu) 19:12:59 |
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───それ、ポジティブ思考なのですか?
[私は微笑むと彼にいう。]*
(90) 2022/08/04(Thu) 19:13:06 |
| …楽観視なの? 透さんの意志じゃなくて… なんとなくな気持ちなの? [ポジティブだといって、その説明をする 透さんから視線を落として、少し沈んだ声で聞く。 >>93そこは決意を見せて欲しいと思ってしまうのは 私がネガティブだからなのかな。 それとも、もしかして透さん、すごく緊張してる? さっきの、付き合ってないことが今、最大の問題 だっていうのも考えてみるとズレてるような…? >>92] (97) 2022/08/05(Fri) 6:29:50 |
| (笑ってる……) [じっと、彼の表情を伺い見ていた私の耳に 届く正式な交際の申し出。 あの時の、直立して気持ちを宣言?する透さん >>94の姿は微笑ましかったというか。 和んだというか。 自然に笑みが零れて。 自分でも驚くくらい、何のためらいもなく 彼に頷いていた。]** (98) 2022/08/05(Fri) 6:29:53 |
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