情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
【人】 オルテイシアフーくん? [思わぬところで出てきた彼の後輩の名にきょとりと目を瞬かせた。 まさか嫉妬の対象とは思わずに、噂の彼が凝りでも訴えているのかと考える。 それでも強めに駄目だと言われれば、独占欲が垣間見えて思わずにやけてしまった。] ふふっ、そのつもりです。 言ったでしょう? 基依さんのために覚えたんですから。 [拗ねた仕草を愛しく思う。 ご機嫌を取るように腕に手を絡めた。] (58) 2021/08/25(Wed) 22:59:45 |
【人】 オルテイシア[「欲しいの全部買い」は大変魅力的に思えたが、飲みきれる自信がなかったので悩んだ挙げ句一つに絞った。 彼は味の違いに違和感を覚えていたみたいだけど、滅多に飲まない味を私は覚えていなかった。 商品独特の味も好きだけれど、彼が作る「ミックス牛乳」も興味が唆られて、いつか折を見ておねだりしようなんて画策する。 休憩スペースでの冷房が浴場で茹で上がった身体を冷ましてくれた。 日は落ちてきていたが、まだ夏の名残がある夕暮れ。 タオルドライもしたおかげで水着はすっかり乾きつつある。 部屋に戻り、ベッドに飛び込む彼の無邪気さに笑って、ベッドに歩み寄ってり脇に腰を下ろす。] 基依さん、……子供みたい。 [手招きする手に指先だけを触れさせて、ゆらゆらと手を揺らして弄ぶ。*] (59) 2021/08/25(Wed) 23:00:04 |
【人】 オルテイシア[ベッドに乗り上がったら、内股でぺたんと座り込んで。 ぽんぽん、と自身の膝を軽く叩く。] ……枕代わり、必要ありませんか? [少し躊躇いながらも、軽く両手を広げて迎え入れるように。*] (60) 2021/08/25(Wed) 23:04:48 |
【人】 オルテイシア[彼と付き合うようになってから、彼の色んな表情を見れるようになった。 片思いでお店に通っていた頃には、面倒見の良い兄貴分としての姿が印象強く残っていたけれど、二人で過ごすようになってからはさっき見せたような嫉妬に拗ねる顔も、スプリングにはしゃぐ子供のような顔も垣間見える。 熱を交わす時にしか見せない、色気を乗せた顔も。どれも。 一つ一つが格好良くて、可愛くて、愛しい。 新しい一面が見れる度に、きゅんとして胸が高鳴るのは出会った頃から変わらず、今も続いている。] ? 水が入っちゃったんですかね。 いいですよ、横になって。 [身を乗り出してベッドサイドのトレイに手を伸ばす。 綿棒は一つずつ包装されているタイプのもので、2本程手にとって、包装を破いた。] (63) 2021/08/25(Wed) 23:47:11 |
【人】 オルテイシア[裸に近い格好で膝枕は少しばかり気恥ずかしいけれど、彼を甘やかしたい気持ちの方が勝る。 お腹側ではなく、外に向かって顔を向けてくれているから安心しているのもある。 まだ少し湿った髪が太腿に掛かる。 甘い重みに目を細めて、彼の横顔がよく見えるように身を屈めた。] ……じっとしててくださいね? [そう密やかに告げて、ふぅ……、と耳元に息を吹きかける。 耳元に掛かる髪を片手で抑えて、綿棒をゆっくりと挿入していった。 傷をつけないように注意を払いながら、耳孔の中で円を描くように動かして。] 子供の頃、両親がよくソファで耳掻きしてたんですよね。 仲が良いなって、ちょっと憧れてたんですけど。 基依さんと、こうしてできるなんて……しあわせ。 [耳掃除をしながら、そうほつりと言葉を落として微笑む。*] (64) 2021/08/25(Wed) 23:47:39 |
【人】 オルテイシア[膝枕が初めてだと聞けば、初めての経験を与えられたことに喜んだだろう。 綿棒を差し入れようとした時に、彼の声が上擦って、] あ、駄目ですよ。 危ないですから、……動かないで? [まるで子供に叱るように窘めた。 意識は耳朶に集中していて、彼の下肢に違和感があることまでは気づかない。 指先は丁寧に、慎重に耳を擽る。] (67) 2021/08/26(Thu) 18:51:26 |
【人】 オルテイシア私も小さい頃は、母にしてもらってました。 擽ったいけど、気持ちよくて。 ……小さい頃の基依さんは、じっとしてなさそう。 はい、次。 反対向いてください。 [自然、距離は耳元の近くになるので声を潜めて会話を交わす。 幼い基依さんを想像してくすくす笑いながら、身体を反転させるように促す。 彼が身を翻せば頭が此方側に向いて、思わず緊張に下半身にきゅっと力を込めた。 ただの耳掃除なのに、腹部に掛かる彼の息が少し擽ったい。] ……預けてもらってる、なら、嬉しいです。 もう少しで終わりますから、我慢してくださいね? [平静を装うようにして静かに息を吐き出すと、耳を傷つけないように綿棒を動かす。 落ち着かないという彼に、シンパシーを感じて小さく笑った。*] (68) 2021/08/26(Thu) 18:51:43 |
【人】 オルテイシア[将来の話になって、照れくさそうにはにかむ。 遠い遠い夢のような話も、二人で暮らすようになれば次第に現実味は帯びてきているようで、子供と張り合いを見せる彼につられて笑った。] 二人の子ですから、そりゃ可愛がると思いますけど。 一番は、ずっと変わらないです。 [まだ実感は沸かないけれど、子供と彼では好きの部類がきっと違う。 いつまでも、ドキドキと胸を高鳴らせてくれるのは彼だけだろう。 じっとしていなかったという回答に、当たった。と得意満面の笑顔を見せる。 その頃の彼のことは、よく知らないけれど。 彼の言うように将来二人の子が出来たら、彼のように育てばいいと思った。] (71) 2021/08/26(Thu) 20:57:48 |
【人】 オルテイシア[彼の両親への呼び方が変わり始めて、双眸を緩めながら話に耳を傾ける。] ふふ、もしかしたら今も見てないところでしてるかも? あの二人、ラブラブですから。 [茶化すように笑いながらも、両親に憧れたように。 両親の背の見ながら育った自身が、彼と一緒に同じ風景を紡いでいければいいと願った。] (72) 2021/08/26(Thu) 20:58:12 |
オルテイシアは、イウダにキスをした。 (a0) 2021/08/26(Thu) 23:59:43 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新