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【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 でも、まぁ。 いいんじゃない? 願い事なんかに、頼らなくってもさ。 幽霊に叶えてもらえるような願いがあって、 幽霊に出会えたならラッキーだけど。 願い事をして、叶わないことだって、 あって当たり前なんだよ。 そもそも、叶う方が、おかしいんだから。 [そう言って笑った相手は————] (888) 2022/10/24(Mon) 23:52:50 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 願い事を前にして、一生懸命悩んでさ。 その結果として、今がある。 結論が出たかどうかも、 それが正しかったかどうかも。 どんな結果になったかさえ、 多分どうでも良くってさ。 でも…… ……悩んだことに、意味があったんだよ。 きっと。 [叶わぬ願いに絶望したくなくて、 願いをかけることをしなかった俺。 君は少なくとも、俺とは違ったはずだ。 君は、どんな顔をしたろうね?] (889) 2022/10/24(Mon) 23:52:59 |
【人】 白瀬 秋緒― 願いの時 ― [ 清けき月影に照らされる旧校舎 草木の中、浮かび上がるその前に、あたしは立っていた ――この状態でここに来るまでに、何人の力を借りたんだろうか 絵音くん、そま先輩、青葉先輩、未早さん、大木先輩、小鳥遊先輩、千葉先輩、聖奈先輩、彩葉先輩…… ……“あたし”を気にしてくれる人がこんなに居たんだな、と思う この人たちは、あたしが消えたら悲しんでくれたかな、と思う それは、姉さんとは比べて少ないのだと、切り捨ててはいけなかったもので、>>499 ……やっぱり、チャラにしない方がいい、と思う それも、幽霊に会わなければ知らなかったことで、 だとしたら……やはり「旧校舎の幽霊」とは“神様”なのかもしれない ] (891) 2022/10/24(Mon) 23:54:27 |
【人】 白瀬 秋緒[ 最初の願いは彼の祈りに溶けてしまった 次の願いは姉の体温に溶けてしまった それでもあたしは、 ……あたしはやっぱり、もう一度だけ、あれに縋りたいと思う ] (892) 2022/10/24(Mon) 23:54:45 |
【人】 金海 叶冬 [ どこかの空の下、同級生が コンクールで賞を受賞したそうです。 ボクの初めての推しベーシストは 今も音を震わせているでしょうか。 ] [ ボクはまだ、夢の向こうには辿り着けません。 未だ名もなき道草で、 かなみのかの字も、誰かの目に留まることはない。 体調はいまだポンコツで、 基礎も無いボクは ようやくスタートにたてるかの場所。 ] (899) 2022/10/24(Mon) 23:57:10 |
【人】 白瀬 秋緒…………これ……ロケット? [ 月影に照らされるのは、白金色のロケット……と言われるものだと思う 恐らくこれが、願いの結果だ それが、誰かさんが幽霊に渡したのとよく似ていること、 ]それが幽霊にとっての“お守り”の形になったのだ、とは、 あたしには、知らないこと ……ありがとう、かみさま [ 優しいかみさまからの贈り物と共に、旧校舎を後にした ] (903) 2022/10/24(Mon) 23:58:21 |
【人】 白瀬 秋緒[ あの夜から四日目が来る、日々は続いていく その中いつか、誰かに、姉と比べられるようなことを言われるなら、 ] ――っ、 [ 胸の辺り、首に掛けたそれを握って ] (905) 2022/10/24(Mon) 23:58:46 |
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