【人】 未國 聖奈長くて短い三日間。 それが過ぎ去るまで、隠れていたい気分だった。 高校三年間、あんまり授業をサボったことはないけど 昨日から碌に、授業内容なんて頭に入ってこない 遠くにいけるなら、それでもいいな、って あたしは、もうすぐ授業が始まるというのに 昇降口で、逃げ出すための靴を履いている。 * (90) 2022/10/17(Mon) 8:13:39 |
未國 聖奈は、メモを貼った。 (a12) 2022/10/17(Mon) 8:15:48 |
【人】 大木慎之介─ 回想・1st day ─ [昼休み。 食事をし始めてすぐに、秋月からの返信に気付いた。>>33 食事の手を止めて、メッセージを見て、 内容を何度か読んだ。 『叶うかわからないけれど やれるだけのことはやりたい』 ──その裏にある思いが読み取れない。 読み取れないならもっと尋ねればいいと、 そう、思うのだけど。 悩んでることがあると言って呼び出して、 「お前の考えてることがわからなくて怖い」と 本人に直接言うのか? それも単刀直入でいいかもしれないが、 大木は返信に悩んでしまい、 そのうちに昼休みの残り時間もなくなって。 食事をするので精一杯で、すぐに返信はできなかった] (91) 2022/10/17(Mon) 9:27:53 |
【人】 大木慎之介[授業の合間に少しずつ、なんと答えるか考えて、 放課後になったら未國と二人で話しに行って。 その後は白瀬にメッセージを送るかで悩んで、 結局家に帰ることにして。 秋月にやっと返信をしたのは、夕食を終えた後だった。 普段なら誰に何を送るにもそう悩まないのに、 あの幽霊がらみになると、言葉がなかなか出てこない。 出てきた言葉に悩んで、書き直したりもして。 結局仕上がるのは、短い文章] (92) 2022/10/17(Mon) 9:28:20 |
【人】 大木慎之介[メッセージを送ってから、送った文面を自分で眺める。 「力になりたい」という言葉に素直に甘える文面に、 自分のことながら卑怯さを感じて苦笑する。 「授業中でないなら」と一応言ったけれど、 授業を受けている場合なのかはわからなかった。 腕はまだ少し痛んだ。>>35 痣になるぐらいだ、治るには数日かかりそうだ。 けれど大木から痣になったと言うことはないだろう。 冬服の時期だから、意図せず見えることもないはずだ。 可能性があるとしたら、体育の着替え時ぐらいだろうか。 3-Aと3-Bは、体育は男子・女子でそれぞれ合同だから。 明日、体育の授業はない] (93) 2022/10/17(Mon) 9:29:15 |
【人】 大木慎之介[メッセージを送ったあと、メンバーリストを眺めて。 願いにまつわることを尋ねてみたいと 先に大木が名前を思い浮かべだのは秋月と白瀬だったが、 他にも何を願うか想像のつかない人ばかりなことに気付く。 願いがなさそうだった小鳥遊や千葉は、 その後何か考えたのだろうか。 ほとんど接点がなくてよくわからない世良や津崎、 それから消去法で名前を把握した金海。 彼らに至っては何を願うと言われても何もコメントできない。 天ヶ瀬や工藤も、密かに思い悩むことがあるのだろうか。 鈴掛だって何か悩みや願いがあるのかもしれない。 大槻の願いははっきりしていたが、棗は何かあるのだろうか。 それに、“仲間”の未國はどうするのだろう。 彼らの願いはどんなものなのか、 一人ひとり尋ねていくわけにはいかない。 何を話したらいいかわからない相手だっているわけだし。 顔を見かけたら声をかけることはあるかもしれないが。 そんなことを考えているうちに、眠りに落ちていた] (94) 2022/10/17(Mon) 9:29:42 |
【人】 大木慎之介─ 2nd day ─ [そして朝、目覚めたあと。 ふと、願い事が思い浮かんだ。 幽霊に願いたい願い事が。 それが願ってもいいことなのかどうか見当がつかず、 頭から離れなくなった] (95) 2022/10/17(Mon) 9:30:01 |
【人】 大木慎之介[この日の朝はいつも通り、 運動部なら朝練の時間というぐらい早く出た。 校門で挨拶する生徒もまだいない時間帯だ。 そうして学校に着いて、いつもなら自習でもするのだが。 そんな気分になれなかった。 それでぶらりと教室を出て、校内を歩き始めた。 朝早くの静かな校舎がだんだんに賑わいを増していくのを 聞きながら、どこが目的でもなく、ぶらぶら歩いた。 さすがに1年や2年の教室前廊下まで行く気にはなれず、 手前で他の場所へ向かったけれど、 その他の場所はだいたい立ち寄って、 校内の掲示を眺めたり、顔見知りに会って雑談したり。 そうやってのんびり散歩すれば、いくらか気は紛れた。 誰かと話し込むことでも無ければ、 SHRのチャイムの前には自分の教室へ戻っただろう]** (96) 2022/10/17(Mon) 9:30:27 |
大木慎之介は、メモを貼った。 (a13) 2022/10/17(Mon) 9:34:24 |
【人】 軽音部 千葉郁也[寝る前、工藤からはすぐに返信が来たから、 起こしはしなかったらしいことと、 約束は取り付けられたことに安心して眠りについた。 朝は昨日と同じくらいに学校へは向かって。 教室に入った時は津崎はいなかったけど、 始業ギリギリくらいには現れたから>>11] いや、自慢することじゃねぇし。 [早起き3日坊主どころか1日じゃんと 何故か得意げな様子に笑って返した。 昨日よりはいつも通りみたいだし、 悩みたくないらしい津崎としては 悩む時間が一日終わったことで 少しは気が楽になったのだろうか。 そんなことを考えていたから、 津崎のことはあまり心配していなかったのだけど] (97) 2022/10/17(Mon) 10:36:52 |
【人】 軽音部 千葉郁也[津崎を取り巻くちょっとした騒ぎ>>13の話は、 教室でクラスメイトとどうでもいい話してた時に 廊下から戻ってきた奴に聞かされた。 中学の時ピアノやってたらしいとか、 なんかすごそうなコンクールとか出てたって。 話題に上がった動画の中には 今よりいくらか幼さが残ってる以上に雰囲気は違う、 知らない津崎がいた。 そんな見た目の違いより、 画面の中で奏でられる旋律の方に 意識が持っていかれたけれど。 ジャンル違くてもさすがにね、 スキル云々抜きにしても それが人並み外れた演奏だってことくらいはわかる。 聴いてる人の心に響くような、そういう音。] (98) 2022/10/17(Mon) 10:38:52 |
【人】 軽音部 千葉郁也[教室の騒めきはほとんど聞こえないくらい集中して ”その音“を聴いてたけど、 動画が終わって顔を上げてから漸く 周りの声が耳に入ってきた。 『津崎ってすごい奴だったんだな』 『お前知ってた?』 『このコンクール?ってどのくらいすごいもんなん?』 『今はやってないんかな?』 『もう辞めたってさっき言ってなかった?』 その場で上がったクラスメイトの言葉が こっちに向けられるようであれば、全部、 「知らね」 って返した。 ────実際何も知らないし、津崎のこと。] (99) 2022/10/17(Mon) 10:49:47 |
【人】 軽音部 千葉郁也[当の津崎はどうしたんだろうと聞いてみたけど、 『サボるって』って返事のとおり、 戻ってくる気配はなかったから、 その後の授業中に机の下に隠してスマホに目を落とした。 悩んだ割に作った文章は ものすごく簡素なものだったけど。]* (100) 2022/10/17(Mon) 10:55:51 |
軽音部 千葉郁也は、メモを貼った。 (a14) 2022/10/17(Mon) 11:08:05 |
軽音部 千葉郁也は、メモを貼った。 (a15) 2022/10/17(Mon) 11:08:25 |
【人】 世良健人[ ───…そう思っていたけど。 普段は切っている携帯の電源は、 もう入れっぱなしでいいやと 昨日の昼から付けっぱなしで。 休み時間になればふと、 グループチャットを開くくせがついていた。 新着がなければ特になにか送る訳でもないんだけどね。 グループじゃなく個人宛のメッセージに気づいたのは 休み時間の終わりがけ、 次の授業が近づいて席に座る人達が 増え始めたくらい。 ] (102) 2022/10/17(Mon) 12:55:13 |
【人】 世良健人未國ちゃん、 [ 肩で息をして下駄箱に片手を着く。 来る途中転けなかったのが奇跡だ、ホント。 今だけは神様に感謝してもいい。 ] (105) 2022/10/17(Mon) 12:57:04 |
【人】 世良健人逃げよ 今日はコンビニより遠くまで [ "効かないお守り"を渡してしまったお詫び、 ここでしてたら捕まってお説教になるからさ。 いっぱいの考えることから、 一緒に逃げてみよ。 ついで、俺にこたえられる何かがあれば 俺自身も二択を、選べるかな。なんて。 ]** (106) 2022/10/17(Mon) 12:57:48 |
世良健人は、メモを貼った。 (a16) 2022/10/17(Mon) 13:01:03 |
世良健人は、メモを貼った。 (a17) 2022/10/17(Mon) 13:01:28 |
【人】 世良健人[ 母さんを殺しかけ 未熟なままに産まれてきた。 お医者さん達の甲斐あって、 仮死だった俺は命を吹き返した。 ……俺はその時に、死んでおくべき子どもだった しょっちゅう怪我をして心配をかけていたらしい。 1歳児とか抜きにしても怪我がやまない。 何度も死にかけて息を吹き返した。 死なないのが奇跡と言えるほど。 俺はその時に幸運を使い果たしてしまった のかも、しれない。 最初こそ両親だって心配してくれていた。 悪霊にでも憑かれてるんじゃないかと お祓いに連れていっても駄目。 あらゆる手を尽くしても何も変わらなかった。 ] (108) 2022/10/17(Mon) 13:31:49 |
【人】 世良健人[ この子は どこかに呪われているんじゃないか 愛する両親に そんなことを思わせてしまうほど 両親の目から 徐々に光が消え 憔悴していくのに さほど時間はかからなかった 俺が2歳半になる頃 生まれたのが、弟の 風磨 だ。 ] (109) 2022/10/17(Mon) 13:32:53 |
【人】 世良健人[ 憔悴しきった両親は安寧を求めた。 心配しなくていい弟の方が可愛いに決まっている。 お兄ちゃんなんだから。 そんな言葉を皮切りに始まったのは 明らかな弟への贔屓。 幼くとも実感するほどに俺は家族の厄介者だった。 それでも W家族を嫌いになるW なんてそれほど強い思想は持てなかった。 弟は俺を慕ってくれていたし。 成長すればあいつも、 サッカーをする仲間で、友達で、 家族 だったから。風磨といる時は 俺は自分の不幸体質すら忘れていた。 ────全部崩れたのは 俺が小学二年生の時だ。 ] (110) 2022/10/17(Mon) 13:34:14 |
【人】 世良健人─ 回想:大地 ─ [ いつか不運は全てを塗りつぶす。 ピリ、と閉じたはずの傷が、痛むような。 ああ、でもこれは、八つ当たりだ。 誰かの為に そうした結果 君が被害を負うんだ そんなものは。 そんなこと 言われなければ分からないだろうに ] (112) 2022/10/17(Mon) 13:39:35 |
【人】 世良健人…ううん、俺もごめん 美味しいものを分け合ったら2倍美味しい…か 確かに美味しいのを引き当てられたら最高だ けど俺は不味いのを引いて君に分けちゃいそうでさ 心配性だったかな 不思議だね 大地は 失うのは簡単だけれど 何かを得るのは酷く難しいのに いや むしろそれを知ってるから かな [ その感情はきっと 俺に向けてはいけないものだよ 俺は最後に縋ってしまうから そう言えたら 楽だったろうな。 何となくね、大地は俺が不味いのを引いても 怒らない気がするから困るんだよ。 もう一度ごめんね、と小さく呟いて。 ] (113) 2022/10/17(Mon) 13:40:24 |
【人】 世良健人大事なシーン か ありがとね 伝わってる 嬉しいよ 俺は一人だとハズレくじしか引けないからさ 俺の大事なシーンはずっと …ずっと前に もう、終わっちゃって もう無いかもだけど 次が あれば 居て欲しいなって 本当に、そう思ってる。 (114) 2022/10/17(Mon) 13:41:08 |
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