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【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス[ 仲間達も決して、楽な立場ではない。 十三の根、十三の教会。 それぞれで仲間を得れば大所帯になる筈の一行は、 多くて七人、少なくて三人。殆どは四人か五人程度。 ……多くが旅路の途中で倒れ、或いは心が折れ故郷へ戻り 時に立ち寄った土地で出会った民をそこに留まり守ることを、 決断する者も中にはいたのだ。 勇者を騙ったり、自らが取って代わろうとする者が現れないのは 教会の管理が徹底されていることや背信行為である部分よりも、 どれ程鍛錬しても神託の異能には届かない事実が大きい。 ] (148) 2020/10/23(Fri) 9:46:00 |
【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス[ 始まりの勇者は、そんな勇者達の殆どより強かった筈だ。 世界に光を取り戻し、根絶に至らずとも生き残った魔族を追いやり 絶滅寸前の人類を現在の繁栄に導いたのだから。] なのに、何故…… 「ねえフォークってば、フォークー!」 [ 何故、彼がどのような人物だったのか記録されていない? 生い立ちは、性格は、容姿は、勇者になる以前の職業は? そもそも女神歴に至る前の歴史は何処だ、 闇に奪われる前の世界はどんなものだったのか? 仲間達はこの疑問を理解しなかった。 殆ど魔に支配されていたのなら、過去の記録が失われても仕方ない。 自分達のするべきことは歴史の研究なんかじゃない──── 正論ではあった。 それで納得するには、教会の存在がネックだった。 ] (149) 2020/10/23(Fri) 9:46:22 |
【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス[ 女神歴の歩みと共に在り続け、遥かなる伝説を語り継ぎ 聖木と勇者を管理し続けたというのに。 そんな連中が始まりの勇者のことすら記録出来ていなかった? 彼亡き後教会を立ち上げたのは一体誰だというのか。 勇者、勇者、勇者。どいつも同じことばかり口にする癖に。 民は誰も神託がどんなものかすら知らない、 どのような原理で全員の能力が違うのか、誰も説明出来ない。 ただ口を開けて潰えては芽生える様を眺めている。 ] (150) 2020/10/23(Fri) 9:46:37 |
【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス[ 俺達は世界中を巡った、 いつしか身体は随分逞しくなり幾つも年を重ねていた。 望んだ情報は、その何処にもありはしなかった。 全てを知ることになったのは、魔王領に踏み入りついに城に辿り着き ────魔王と刃を交えた後のことだった。 ] (151) 2020/10/23(Fri) 9:48:36 |
【人】 ヤドリギの勇者 フォルクスヤドリギ [ 寄生木の勇者とは、 月を引きずり落とさんと高く伸びてゆく塔であり、 夥しき屍で構成された無銘の墓標であり、 結果に至る為に存在する無意味な途中経過であり、 魔樹を育む生贄たる宿主である────** ] (152) 2020/10/23(Fri) 9:49:02 |
【人】 サラリーマン 葛西 聡[言葉にしてみたらしっくりきて、 成程そういう路線かと納得したので。 奇跡的に端に揃ったままのサンダルをつっかけて 彼の向こうの隙間を顔を出せるだけ開けて、覗く。 開きかけのドアとの間に男一人閉じ込める様な 奇妙な体勢で外を確認してみて… よし、無人だ。 帰すなら今だ。 そう思った瞬間に問答無用で蹴りだした。 思い切り、靴底で。] 今度は記憶失くすほど飲んじゃダメだよ? じゃあね、御門くん。 また週明けに、会社で。 [蹴りだした靴底をそっちに向けたまま 寝ぐせの髪の癖にいっそ爽やかさすら醸しそうな 普段の穏やかな笑顔で挨拶を。 蹴りだされたことに驚いていそうな顔を 見送ることなく目の前で扉を閉めた。] (153) 2020/10/23(Fri) 17:53:15 |
【人】 サラリーマン 葛西 聡はぁ…ぁ。シコってねよ。 [思い切り深い溜息の後に、ぼそり、低く呟いた声は ドア越しの相手にも聞こえたかもしれない。 あいつの知る「葛西さん」のイメージがぶち壊れそうなことを、 わざわざ聞こえるように言ったのは子供じみた腹癒せだ。 なんだよ俺のみたいな顔してたくせに、がっかりだ。 やっぱり面倒でも女なのかなぁと 映画の終わりにヒロインを抱き寄せる主人公を見て 今夜口説けば抱けそうな女の事を考えるけれど 億劫になって、投げ出した。*] (154) 2020/10/23(Fri) 17:53:42 |
【人】 魔法猫 カザリ[そして、周囲が静まった頃] うにゃにゃにゃ…… [植え込みの中で、んべんべと毛繕い。 体にまとわりつく赤色は、何故だか甘酸っぱい味がして] にゃう…… (魚が良かった……) [ようやく綺麗になれば伸び一つ、あくび混じりに下僕の待つ家へ*] (156) 2020/10/23(Fri) 18:49:07 |
【人】 魔砲少女 シオン―― オカエリ ―― [...は窓を見ながら腕を擦った。 >>155もぎ取っている最中に受けた攻撃は腕に擦り傷を作っていた。 魔砲少女の衣装の上からであったためそれで済んだのは幸いだったが痛みはある] ……次こそはもぎ取らないと。 [あの胸は敵である。間違いない。 崩れ落ちた血餓竜によって視界が遮られ猫の姿は見えなかったが、 次の満月の晩にはまた逢えるだろう。 ...は窓の外、夜空に満月は見えず既に落ちていったのだろう。 ――と] …………あら。 [>>156丁度、であろうか。 父と母を堕落させたうちの猫が夜遊びから帰ってきた。 ...は素早く手を伸ばす。 眠たそうにしていれば捕まえることはでいたろうか*] (157) 2020/10/23(Fri) 21:26:52 |
【人】 サラリーマン 御門 涼司[丁寧な口調が崩れておまえ呼びになるくらい めちゃくちゃ相手を怒らせたのは分かる。 しかも言われてる内容が全く理解が出来なくて 呆然としている間に蹴り出されたものだから 余計に何も考えられなくなってドアの前で立ち尽くした。 何が勘違いだって言うんだ。 俺の事、気持ち悪くなったんじゃないのか。 だから何もなかった事にしたら元通りじゃないのか。 その辺って何。 俺が何を変えたいかなんて俺が一番分からない。 変わらないのが一番間違いがないだろ。 頭ん中がごちゃごちゃして腹立ってきた。 次の恋って何だよ。 そんな簡単に誰か好きになれるんなら あんたの事でこんな滅茶苦茶になってないわ。] しょうがないでしょ! 人好きになった事なんてないんだから! [蹴られた腹いせに爪先でドアを蹴り返した。 控えめに、だけど。] (158) 2020/10/23(Fri) 22:01:06 |
【人】 サラリーマン 御門 涼司[昔俺が勉強分かんないってごねた時は すごい丁寧に教えてくれたのに。 子供の時と比べても仕方ないのは分かっているが 難問押し付けられて放置された気分だ。 ドアの向こうから聞こえる溜め息に こっちが溜息吐きたいって泣き言言いそうになって ふと、何で問答無用で叩き出されなかったんだって思いいたる。 確かに彼は丁寧に勉強を教えてくれた。 でもそれは全部解き方を教えるんじゃなくて 考え方のヒントを出してくれる方法だった。 面倒だったら俺が言ったみたいに なかった事でさようならで良かったはずなのに 何でこの人訳の分からん説教みたいなのしたんだろ。 どこでおかしくなったんだっけ。 彼の言葉と記憶を辿っていく。] (159) 2020/10/23(Fri) 22:01:21 |
【人】 サラリーマン 御門 涼司[自分なりの答えが出たら答え合わせがしたくて でもさっきの今で顔を合わせるのも気まずくて ドアの横にしゃがんでスマホを取り出した。 その中には身に覚えのない画像があって その存在に気付くのは随分と先の話。*] (160) 2020/10/23(Fri) 22:01:48 |
【人】 怪物皇女 メイベル──浴室── [>>137まさか水着型の触手とは微塵も思わない。 想像が出来ないと言うのもあったけれど それだけ触手の擬態が精巧であったと言う。 魔物の長、メイベルとしてはやや悔しい話である。] ふーん…… すくーるみず、ぎ…… もっと良いデザインがあるのではないの? [>>138彼女から水着を受け取りながら それを見るけれど なんだかデザイン性をわざと削ぎ落としたような シンプルな物だった。 めいべる(なぜか読める)と書かれた所が 唯一の個性だろうか。 私が水着を着た頃には 彼女も私があげた水着を着てくれていた。 目測はかなりぴったりだったみたい。] (161) 2020/10/23(Fri) 22:15:57 |
【人】 琴羽の天狗 時見[当の本人は温泉街の物珍しさも手伝ってか それとも元々気付いていないのか マントの裾からしっぽを垂らし、実に、楽しげで。 よかった、と、眉根を下げる俺の手を にぎにぎ。 と。 もっふもふかつぷにぷにな猫の手が握ってきた。 こ、これがあれか。 肉球 という奴か……!?思わず少しばかりにぎにぎと握り返せば なんとも言えない弾力が掌に感じられて。 つい永久にむにむにしそうになるのを 必死で押し止めるのだった] (165) 2020/10/23(Fri) 23:28:15 |
【人】 琴羽の天狗 時見[石畳の往来の真ん中で足を止め。 琴羽の頬に手を添える。 そうして、少しばかり屈み込み 唇同士が触れる程の近さですり、と。 …────互いの鼻先を触れ合わせたのだった] ……猫同士は、 こうやって挨拶をするらしい。 [他愛も無い意趣返しだとばかりに にぃと笑うと再び散策の歩を進める。 まぁ、本当は挨拶というよりも。 野次馬達へ見せつける為の 俺なりのマーキングでもあったのだが] (168) 2020/10/23(Fri) 23:57:25 |
【人】 微睡む揺籃 アリア――浴室―― >>161>>162……え、へへ。 もっと可愛いの、創れたら良かったんだけどね。 [ 軽く含み笑いを洩らして、スクール水着を身につけたメイベルを見る。述べた感想>>140は思ったままを告げたもの。活発そう、という印象は元からあったけど、リゾートとかで着るみたいな可愛いのでも良かったかなとは、ちょっと思った。] んんー? 遊べることって、あんまりなかったもん。 メイベルとちょっと、遊ぼうかなって。 [ 水を掛けておいてその言い種。 彼女が仕返ししてくれるなら想定の内、 跳ねかかる水に目をつぶって私からも掛け返す。] (169) 2020/10/24(Sat) 0:19:31 |
【人】 琴羽の天狗 時見──ふむ。元が野菜とは思えない程、 まろやかで美味だな…… まぁ、それ以上に……、っと。 [匙で放り込まれた甘味を咀嚼し ぺろりと口の端を軽く舐め。 秋の恵みを享受するのだった。 ……かぼちゃプリン以上に。 にゃーんとそれを差し出す琴羽の方を 美味しそうだと思ってしまったのは 致し方ない事だろう。 ちゃんと最後まで言わなかった分、 自分もまた成長しているのだ。多分] (173) 2020/10/24(Sat) 0:54:35 |
【人】 琴羽の天狗 時見…──む。悪いな。 [その菓子の名の通り、 甘い甘い時間が二人の間に流れたのだった。 そうして、ふと気が付けば────…] (175) 2020/10/24(Sat) 1:10:57 |
【人】 琴羽の天狗 時見 いつの間にか、 随分と霧が立ち籠めてるな……? [霧なのか、湯煙なのか。 硫黄の匂いが強くなり、 あたりは真っ白なもやに包まれていた。 すぐとなりにいるはずの 琴羽の姿すら見えなくなり] (176) 2020/10/24(Sat) 1:17:23 |
【人】 琴羽の天狗 時見[…──これは、不味い。 この気配は。 この、あやかしである自らの身に馴染む空気は。 逢魔が時にも似た、彼岸と此岸の境を感じ] ……何処だ、琴羽! [抱き寄せようとした俺の腕は、 虚しく空を切ったのだった。 ────いつの間にか、琴羽の姿は白き闇に紛れ消え] (177) 2020/10/24(Sat) 1:27:04 |
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