片連理 “椿”は、メモを貼った。 (a20) 2023/03/02(Thu) 4:56:11 |
【人】 黒崎柚樹[別に女であることを隠してるわけじゃない。 男だと偽ったことは……バイトの選択肢が広がるから、バイト先で詐称したことはある。でもそれ以外の場所で自分は男だという偽りを口にしたことはない。 ただあまりにも勘違いされる事が多くて、否定するのを諦めた。 男が女装している風に見られるから、女の子っぽい服を着るのも諦めた。 いつかスカート履いて、パフェ食べに行ったり、かわいい雑貨買いに行ったりしてみたい。 そう思っていたのが、武藤と言葉を交わすようになった頃の自分。] ……チョコなら、アーモンドチョコ、好き。 シンプルなのも、割と好きだけど。 [いつだったかな。 照れて動けなくなった私に、"おまじない"ってチョコを口に放り込んでくれたことがあった。 手ぶらで来てたのに、なんでキスチョコ持ってるの?って笑ってしまったのは、なんだかもう、遠い記憶のよう。 あの時は、けっこうな勇気を出して春色の華やかな色のブラウス、買ったんだっけ。 今の自分には不要な服。] (208) 2023/03/02(Thu) 5:26:52 |
【人】 黒崎柚樹ん、夕方……綺麗だろうね。 [そも方角が定かじゃないから、夜明けの太陽が見えるのか、日没のなのか、案外どちらも拝めないという可能性も無くは無かったりするけれど。 でも、茜色に染まった空の下の湖はきっと綺麗だろうなと思った。 夜風に背を押されるようにデッキを駆け出し、でも端まで行ったら武藤のところへ戻るつもりではあった、のだけれど。] …………っえ、 [歩幅を戻しかけたところで肘の下あたりを掴まれ、驚きに目を見開いた。 別に危ないことなんて、していない。 普段やりとりしている"友人"が突然駆けたところで、武藤は追いかけたりなんてしないだろうに。 ……というか、武藤、ずっと口調が柔らかいよね。 何度か遭遇したことのある、気の置けない友人たちとのやりとりは、何て言うか……もっとぶっきらぼうだし、もっと雑だということを私は知っている。 研究室の面々は、友人とはちょっと違う関係だから、全員に対して柔らかい物言いなのは、まあ、当然ではあるのだけれど。] (209) 2023/03/02(Thu) 5:27:58 |
【人】 黒崎柚樹[ 期待、してもいいのかな。 ]武藤は戻るって、期待してもいいのかな。 でも、そうはならなかった時のことを考えるのが、 ────怖い。 …………う、ん。 [休みたいからとベンチに座った武藤に誘われ、私も同じベンチに腰掛ける。距離はいくらか離したけれど。] そうなんだ……?ちょっと意外。 [武藤は友達多そうだから、こういうイベント事は大体経験してると思ってたよ、なんて。 武藤が想定しているだろう返答をなぞらえるように投げ返す。] (210) 2023/03/02(Thu) 5:28:44 |
【人】 黒崎柚樹[知ってるけどね。 他人に深く踏み込まれることを厭う武藤は、大勢との飲み会には頻繁に足を向けても、誰かとサシ飲みしたことは一度もなかったし、自宅に誰かを招くこともなかった。 武藤のそういう初めては、全部、私が貰ってる。 今こうして2人で歩いて話をしていることも、というか、コテージで一緒に寝ることも、今の武藤にとっては初めてのことばかり。いや、2人でキャンプに来たことはないから、私も初めての事ではあるのだけど。 改めて意識したら、すごく今更ながら緊張がじわじわと押し寄せてきて。 照明が暗めのもので良かった。きっと今、自分の顔は赤いから。 それでも少しでも街灯から遠ざかるように、武藤から遠ざかる方向、暗い側へと腰を少しずらしていった。] キャンプは……父さんが生きてた頃に、何度か。 部の合宿でもこういうキャンプは無かったから久しぶり。 [そういえば、と視線を巡らせれば、デッキの逆側には小さな船着き場もあって。 ボートも乗れたりするのかな。 白鳥型の足こぎ型のもいくつか見てとれたのは、自分的には"それじゃない"な感覚でしかないけれど。*] (211) 2023/03/02(Thu) 5:29:49 |
黒崎柚樹は、メモを貼った。 (a21) 2023/03/02(Thu) 6:50:05 |
一匹狼 “楓”は、メモを貼った。 (a22) 2023/03/02(Thu) 6:53:25 |
【人】 緑山 美海>>182 「火傷しないように気を付けてね?」 「私もやってみたかったし、危ないから交換しよ」 一度貴方の手の様子を確認して、そっと火種に近付けば小枝をくべていく。 小枝が、小さな薪に変わり、中くらいの薪に変わっていき。 大きくなった焚き火がゆらゆら、ゆらゆらと揺らめた。 「森の中ってやっぱり暗いんだね」 当たり前だけど、ここ街頭も家やビルの窓から零れる照明もない。 薄暗くなった景色の中、輝くのは焚き火の炎と星の光だけ。 「綺麗、ロマンチックでいいね」 「···そうだ。焼きマシュマロもいいけど、珈琲も飲む?」 鞄の中から、マシュマロと串、珈琲豆とヤカンの様なものを取り出した。 「さっき一緒に借りてきたの」 「『コーヒー粉をセットして直火にかけるだけ』とか何とか従業員の人が言ってた気がする」** (212) 2023/03/02(Thu) 7:28:22 |
【人】 一匹狼 “楓”[彼女の内心など知りえないものの、螺旋階段を降りる姿が彼にはどことなく上の空のように思われた。>>188 だから心配していたのだが、特に何事も起こらず1階へと辿り着く。 階段を降りた後は、軽く辺りを見回し、リビングに彼女のマントがあるのを目に留めた>>141。少しばかりじっと見つめた後、彼は椿の後を追ってシステムキッチンへ向かった。 男の子と呼びかけられ、肩をすくめる] どちらでも、お好きなように。 [些細なからかいにまでいちいち腹を立てるほど子どもではない、と彼は自認していた。心に余裕がある時に限られる話だろうけれど] (213) 2023/03/02(Thu) 8:31:28 |
【人】 一匹狼 “楓”[彼は頼まれた通りに人参の輪切りを作る。求められる厚みを確認した上で。>>206 彼女の容姿のアンバランスさ>>61と言動の不安定さは、楓に幾許かの不安感を呼び起こした。先刻から続くいくつかの印象と混ざり合って、彼の気分は言うなれば吊り橋の上。緊張感が抜けぬままだった。 肉の焼ける音が聞こえ始め、彼女の呟きが落ちると、彼は調理台よりも彼女の横顔に紙片を向けた] 自分が人間じゃないようなこと言うんだな。 [見当がつく『あの人』よりも>>101、彼が問うことを選んだのはそちらだった。 落ち着いているかのようでいて緊張を孕んだ低い声音は、彼女が最もよく聞いた“楓の声”に相違無いだろう──記憶に残っていれば、の話だが]** (214) 2023/03/02(Thu) 8:32:09 |
【人】 緑山 宗太朗>>212 「しないっす!俺丈夫なんで!」 「よく聞くでしょ? バカは火傷しないって! 」風邪を引かないを都合よく変換した。何処と無く本気でそう思ってそうな声色が伺えるが……。 多分、それ程扱いに自信がある。というのの現れだろう。 素直に交換には応じた。やらせたかったのもあるし、自分の休憩も含め。 徐々に大きくなっていく火に心が踊った。やっぱりこうでなくちゃとキャンパーだった自分が言っている。 「火がねぇとだいぶ暗いっすねぇ。」 「明かりがない分、星が綺麗に見えるぜ」 「ロマンチックだろ〜?」と同意を示した。 木がさわさわと揺れる音と、火がぱちぱち爆ぜる音と、あとは2人の声しか聞こえない。 そこも風情があっていいな……と、持ってきたキャンプ椅子をごそごそ組み立てている。2人分。 「コーヒー飲む!」 いつの間に借りてたんだと感心を示しながら、即答。 火が怖くないなら、直火にかけるのも任せてしまうつもりらしい。自分は……マシュマロに串を刺す作業をしたいとか。* (215) 2023/03/02(Thu) 9:30:21 |
【人】 武藤景虎[やっぱゴツくなりたいのだろうか、と言い返されて>>207思ってしまったものの、目を伏せる様子からはそんな感じも受けなかったから、ここでも微妙に釈然としない気持ちになった。] はは、脱いだらすごいとか? [ゆったりめのパーカーの下はものすごい筋骨隆々だったりするのかも。 いや、そんなこともなかった気がする、とは、陸上の時のユニフォームでも見たことがあったんだっけ。 顔を出す運動系のサークルは陸上部が練習してるグラウンドとは離れているし、大学の広報誌に写真が載るようなことがあるにしても見た覚えはないんだけど。] アーモンドのやつ>>208ね、箱のならあるかな。 大袋みたいなのはさすがに持ち歩いてない。 [あっちのがコスパいいんだけど、と手持ちの鞄を漁って。 今出せとは言われてないが、溶けたらやだし冷蔵庫入れとこうかなって。 その方がくっきーも取りやすいだろうし、勝手に食っていいよ。] (216) 2023/03/02(Thu) 10:34:23 |
【人】 武藤景虎[飯が炊けるまではオムライスは作れないというごく当たり前のことを把握したところでコテージの外に出て。 湖もまた時間帯が違えば見えるものも違うだろうし、もっと近づいても良さそうだなと眺めながら思った。 急に駆け出したくっきーの後を追って、端まで来たら行き止まりなんだから掴むも必要なかったんだけど。 派手に転んだとこで湖に落ちるわけでもないのだし。 また驚かれたみたいだけど>>209、特に振り払われはしなかったから。 手を離すと、微妙に据わりの悪い感覚がしたのもなんなんだろう。 何かの手順をすっ飛ばして終えたような変な感じがする。] そー、意外と繊細なの。 なんて、風邪とか引いたことないけど。 [ベンチに座ると、少し開けた距離に腰掛けたくっきーの言葉>>210に笑って返す。] (217) 2023/03/02(Thu) 10:34:41 |
【人】 武藤景虎[なんかジリジリ遠ざかられてる気がするな、とは同じベンチの上、端の方にいるのに気づいて。 多少離れたとこで声が遠くなるほどでもないし、お互い地声の声量はそこそこあるから問題はないんだけど。] じゃあくっきーもかなり久しぶりなんだ、キャンプ。>>211 [口にしてから、“父さんが生きてた頃“というのがいつかもわからないのに、なんでそう思ったんだろう、とは。 母子家庭で料理作るようになったというならほんの数年前ってわけじゃないだろうって無意識に認識したのかも。] 陸上部ってやっぱ合宿もするんだな。 大部屋で皆で寝るのって寝付けなくない? [いや、くっきーはそういうの気にせずぐっすり寝てそう。 コテージで寝る時もオレよりは数倍早く寝付けそうで羨ましい。 先に寝られたら暇そうだな、とはいえ、別に誰かと喋ってないと死ぬわけでもなし、鞄に入れっぱなしのゲームでもやればいいんだけど。] (218) 2023/03/02(Thu) 10:35:18 |
【人】 武藤景虎[くっきーの視線の先を追うと、船着場が見えて。] くっきーはあれ、アヒル……じゃないや、スワンボート?足で漕ぐやつすげースピード出しそう。 [ああいうのって二人で漕ぐんだっけ、こっちは足置いてるだけになりそうだが、そうなったらハンドル任せて貰えばいいかなとか想像したら、湖を爆走できるなとちょっと笑えた。 白鳥のやつに二人で乗るのは微妙みたいな顔されるかもしれないけど、なんで?とは素で不思議そうにはしてしまうかな。 手で漕ぐやつもアウトドア感強くて楽しそうだけど。 その場合、どっちが漕ぐのか問題はあるにしても。 くっきーは漕ぎたがりそう、とはなんとなく思った。] (219) 2023/03/02(Thu) 10:36:00 |
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