人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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視点:人


【人】 門を潜り ダヴィード

路地裏の逃走劇から一夜明けて。

借り物の電動バイクを操り、「頼まれた荷物」をどうにかこうにか積み込んで昨日までとは違う種類の混沌にあるアジトへと顔を出した。

「あだだだ」

「おだちん」の鍵を使うことなく運び出されたそれに首をひねりつつ、頬を腫らしながら。

昨日までの陰鬱な雰囲気をすべて忘れたような、晴れ晴れとした顔で。
(11) 2023/09/26(Tue) 22:22:55
ダヴィードは、落ち着く間もないまま車に詰め込まれた。無抵抗だった。
(a2) 2023/09/26(Tue) 22:55:06

【人】 Commedia ダヴィード

>>62 ペネロペ

一人であれば少し気後れしそうな隠れ家だ。一緒に来てくれる先輩がいてよかった。
……いや、自分達は隠れ家から歩いてきたのだから正しくは隠れ家「風」か。
とりとめのないことを思うし、いくらかは口から出てきたかもしれない。

促されるままに着席するが貴方の頼んでいるカクテルが何なのかもわからない。
大人しく椅子に座って店内を見回しているうちに提供された一皿は、一日以上何も食べていない人間にとって魅力的すぎた。

「本当に……めちゃくちゃ美味しそうですね。
 え、これ、ねえもう食べていいですか?」

なので、我慢ができるはずもなく。
煮込まれても素材の食感を失わず、シチューの味をしっかり吸い込んだ具材たち。
ほどよくあたためられたパンを浸せば、しっとりと口の中の傷に障らない美味しさが口の中に広がる。
合間に口にしたカクテルはやさしい甘酸っぱさが特徴で、貴方がこれを選んでくれたのがじんわりと嬉しかった。

#バー:アマラント
(63) 2023/09/29(Fri) 7:54:29

【人】 Commedia ダヴィード

>>79

「へえ?ああ、じゃあ。
 習ったらおれにも作ってくれませんか、ペネロペさん。
 材料代も出すし片付けもしますから」

もくもくと食べ進めながら、貴方のそんな一言に反応した。
もとよりこの男は人の手がかかった料理が大好きで、外食にそこそこの給金を注ぎ込んでいる節がある。
それが貴方のお手製ならばもっと嬉しい。そんな単純さだ。

「いいなあ、それ。来年にもまたこうやって……
 俺に似合うお酒選んでくれますか?」

今回の選んでもらったカクテルは「傷に沁みないもの」という基準が大いに影響しているだろう。
それを抜きにして、18歳の自分に貴方が何を選んでくれるのかが気になった。
その時に貴方は別の顔をしているかもしれないけれど。

貴方のいつも通りに触れた、あたたかい時間。
子どもはなんだか、泣きたいくらいに嬉しかった。
(80) 2023/09/29(Fri) 21:01:15

【人】 Commedia ダヴィード

>>81 ペネロペ

「ペネロペさん」の手料理はきっと、初めてだろう。
貴方に作ってもらったものならきっとなんだって、それこそ消し炭だって無理矢理に口に詰め込んでから泣くような男だけれど。
これからあるかもしれない、ない話。

「あははっ、来年ですよ。言いましたからね。
 絶対一緒に来てくださいね」

もうすぐ夏が終わり、実りの秋と眠りの冬が来る。
この先にどんな苦難が待っていようと、未来に楽しみな約束があるのはいいことだな、と思う。

目の前の苦難を乗り越えるためにたくさん笑って、たくさん泣いて、たくさん食べて。
すこしだけ貴方に甘えて。
そうして、日常は続いていく。


#バー:アマラント
(82) 2023/09/29(Fri) 22:58:24
ダヴィードは、平穏と日常を愛している。
(a19) 2023/09/29(Fri) 22:58:39

ダヴィードは、買いすぎた昼食を、一人きりでは食べきれなかった。
(a34) 2023/09/30(Sat) 20:16:09

ダヴィードは、『イレネオ・デ・マリア』に、生涯出会うことはなかった。
(a35) 2023/09/30(Sat) 20:16:27