人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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視点:人


]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a11) 2022/12/16(Fri) 3:02:50

]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a12) 2022/12/16(Fri) 4:31:45

]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a15) 2022/12/16(Fri) 6:12:03

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── どこかの廊下>>53 ──


[ぱたぱたと近付いてくる足音がある。
 そちらを見ると見知った姿が見えた。]

 なんだ、探してたのか?

[名称を呼ばれ辿り着くのを待つ。
 息を整える様子を見て、]

 …っふ、……

[その質問に思わず笑ってしまった。
 堪える必要もないので少し声を立てる。]


 っはは、いや、
 そうだな、
 俺に質問するならその二択は正しい。
 クロは聡いよ。
 
(54) 2022/12/16(Fri) 10:50:45

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 まあ即答できるけどな?
 ユグと暮らす方がごめんだ。

[笑みのまま回答した。
 世界を呪っている。
 世界は滅びていいと思っている。
 滅ぼしてやれるならそれもいい。
 でもそれよりも大事なものがある。]
(55) 2022/12/16(Fri) 10:50:57

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 でも意外だな、
 クロは世界を滅ぼさない方を選ぶと思ってたけど。
 迷ってるんだ?

[クロに向けて質問を返した後、
 あ。と一つ付け加えた。*]

 ああ、それと。あれだ。
 俺の事はゼロでいいよ、気が向いたらで良いけど。
 
(56) 2022/12/16(Fri) 10:51:25
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a17) 2022/12/16(Fri) 10:54:13

]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a19) 2022/12/16(Fri) 11:35:15

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── どこかの廊下 ──

[妙な敬語に頷く>>58
 参考になるようならよかった。

 自分がユグを嫌いなことなんて
 周知の事実だから気にしない。

 希望した名前で呼んでくれる様子に、>>59
 少し目を細める。]

 確かに、不思議ではあるな。
 別に呼び捨てでもいいし。

[名前が似ているという話は覚えている。
 こうして呼ばれてみると感慨深さがあるかもと思ったが、別にそんな事はなかった。]
(61) 2022/12/16(Fri) 12:28:24

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

[バツが悪そうな様子を見詰め、>>60
 けれどその回答に納得が行ったように相槌を打った。]

 ああ、やっぱり。
 積極的ではないんだな。

 なるほどね?
 確かに滅びていいとも思ってるけど
 皆に聞くなら、
 それこそバラバラで迷いそうだ。

[『証持ち』と世界を秤にかける行為は
 ここでは別に咎められるものじゃない。
 更に世界よりも『証持ち』を優先する事も許されている。
 神様に。]

 でもそういう事なら俺の意見は
 あんまり参考にならないかもしれないな。

 俺は『証持ち』として考える事を辞めてるし、

[意味が解らないだろう事は承知の上だ。
 どう足掻いたって『証持ち』な事は変えられない。
 それこそ世界の崩壊と関わりなく。
 訊ねられるなら答えるけれど、
 そうでないなら説明もしないまま。]

 ベルが居ればそれでいいし。
 
(62) 2022/12/16(Fri) 12:30:44

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

[な、参考にならないだろ。と笑って、]

 箱庭がどんな場所かも解らないしな。
 たとえば、
 そうだな。
 動物ひつじがいなかったらどうする?

[そんな質問を返した。*]
(63) 2022/12/16(Fri) 12:30:54
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a22) 2022/12/16(Fri) 12:32:43

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

[結局さん付なままな事に笑って>>68
 迷う様子に頷く。そうだろうなと思う。

 だから羊の例を出してみた。
 彼が『証持ち』の意見以外のものを
 見れたらいいと思ったから。


 ──── つまりあの質問の意味は、
 現状では箱庭に行くつもりがないという事だ。
 これは伝わらなくていいと思っているが。

 良い場所とは限らないという返答に小さく笑った>>69。]

 羊が居なかったら、
 いつか生まれるかもしれない
 黒い羊も見れないしな。

 良い場所だったら
 『悪魔』だって壊したくはなかったろうし。

[付け加えたこっちについては、
 本当かどうかは解らないけれど。]
(71) 2022/12/16(Fri) 13:56:27

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 ああ、またな。

[と見送りかけて、立ち止まる姿に瞬く。
 わざわざ振り返って言う言葉に、
 ふ、とふきだした。]


 解った。

[そうとだけ答えて姿が見えなくなる前に
 また適当に歩き出して、]
(72) 2022/12/16(Fri) 13:56:41

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 ……

 どうだろうな。
 どっちも悪くないと思いたいけど。

[小さく小さく呟いた。]
(73) 2022/12/16(Fri) 13:56:54

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

[──── 彼女の17歳の誕生日の後、
 街で調べものをした。双子について。
 医術の話やオカルトに傾倒した話、
 産まれた状況と、精神的な負荷の話……。

 『悪魔』は『恋人』を愛していたというし、
 完璧な彼/彼女を愛しているという気持ちは、
 妙に嵌っているように感じていたけれど。

  17年前の今日も、>>1:81
  おんなじ日にまた


 なくした、と言っていた。
 なくした、と、思っている。

 あの日がなければ気付けなかった。
 完璧だと思ったまま、
 彼/彼女を愛し続けていただろう。

 時間をかけて調べ、考えなければ気付けなかった。
 彼/彼女が、彼女である事を。]
(74) 2022/12/16(Fri) 13:57:30

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

[だけど、彼女が。
 彼/彼女であり続けていたから。
 『恋人』であろうとしていたから。

 俺も『悪魔』のままで、
 彼/彼女を愛したままでいた。

 それがきっと幸せだと考えたからだ。]
(75) 2022/12/16(Fri) 13:57:45

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

[だけど今日、
 ついさっきだ。

 彼女は彼/彼女かんぺきである事を辞めた>>1:315

 だから俺も、
 『悪魔』である事を辞めて、
 『恋人彼/彼女』を愛する事を辞めて、

 自分を救ってくれた『彼女ベル』を、ただ。
 持っている『証』なんて、関係なく。*]
(76) 2022/12/16(Fri) 13:58:43

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── 廊下を歩き回る ──


[そして、適当に歩き回っていたら、
 その姿が見えた。>>57

 見えてしまったらそれはそれで、
 顔を顰めて回れ右をしかけてしまう。
 だが今日は踏みとどまった。
 顔は顰めてしまっているが。]
 
(77) 2022/12/16(Fri) 14:08:17

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 ……、…

[名前でも呼びかけようとして、
 いや全然呼びたくなくて、本当に呼びたくなくて、
 でも避けては通れない気もして、
 ……いや避けても良い気がしてきた。

 声をかけなくても良いんじゃないか?
 俺コイツ嫌いだし……。……。いや。

 深呼吸をした。溜息にも似ていた。]


 ユグ、

[名を呼ぶ。
 向こうが先に話しかけてきてたかもしれないが。]
(79) 2022/12/16(Fri) 14:08:38

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 元気がなさそうじゃないか。

[こちらからどうにか絞り出した言葉は、
 一応話そうとしているものだった。*]
(80) 2022/12/16(Fri) 14:08:46
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a26) 2022/12/16(Fri) 14:10:11

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 ……………………

[クロと同じ話題のはずなんだが>>88
 なんだ。なんだろうか。]

 ユグには関係なくないか?

[思わずつっかかってしまう。]

 それに、
 あれはたぶん必要だったから良いんだよ。
 
(96) 2022/12/16(Fri) 15:28:11

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 ………どうだろうな。
 普段の様子からだと滅びないと思ってたが、
 意外と滅びるかもと思ってる。

 俺はどっちでもいい。
 答えは決めたけど。

 ……… おまえは?

[前世では考えはあわなかった>>89
 今世でもひたすら気に食わない。
 でも考えはどうだろう。
 やっぱり思わず睨むような視線になってしまいつつ。*]
(97) 2022/12/16(Fri) 15:28:18

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── 廊下にて、ユグと ──

[相手の表情も歪む>>107
 嫌いだ、という声が身体の奥に響く。
 仲間が抱えている問題、なんて。]


 他人の問題は他人の問題だろ?

[まあそれでユグへの当たりが強くなったり、
 なんだかんだ関係がないわけではないかもしれないが。

 『吊された男こいつ』に干渉をされている、という事が。
 鬱陶しいと思う以上の憎々しさをうんでいる。]
 
(151) 2022/12/16(Fri) 20:12:08

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[『悪魔』を辞めたいのに。
 だから会話をしようとしたのに。
 どうしようもない衝動が止まない。

 溜息の振りをして、深呼吸をする。
 とりあえずは納得してくれたようだから。
 それでこちらも納得すべきだ。

 こんな衝動は本当に、
 取り繕えない感情が本当に。
 邪魔で邪魔で仕方がなくて、
 それがさらに彼への憎悪と混同される。]
 
(152) 2022/12/16(Fri) 20:12:28

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[こいつがクリスタベルの事をあまり知らないように、
 俺も、こいつの事をあまり知らない。
 知らなくても嫌っていればそれだけで楽だったから。

 彼/彼女が彼女だと気付いたあの日以降、
 ユグの事を知る機会はたくさんあった。
 でもなんだかんだと、こんな日が来るなんて
 思っていなかったのかもしれない。
 知らないままだ。
 イメージで彼を固めている。
 魂の叫びが現在の彼を上書きする。
 でも俺は、これに負けてはならない。


 思い出すのはホールにて横目に映った彼の恍惚とした表情。
 神への忠心、それに対する呆れは誰のものだったろう?]
 
(153) 2022/12/16(Fri) 20:13:02

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

[じっとユグを見据える>>109
 その意見をきちんと聞こうと意識する。]

 次の世界、ね。

 あいつもそうだけど、
 次の箱庭でも『俺』が何かやらかすと思わないのか?
 繰り返して、また崩壊したら?

[神からは返らなかった返答。
 かわりのように心酔しているような彼へと訊ねる。

 滅ぼしたいという意思は感じない。
 何が何でも箱庭に行きたいという気持ちも感じない。
 滅ぼす必要はないけれど、迎合は許容する、か。
 思えばクロもそんな感じだった。]

 意見が一つになる事なんて俺はないと思うがな。
 …… もし本当に、意見が真っ二つだったら、
 皆が皆、"皆がそれでいいならいい"って意見だったら。
 
(154) 2022/12/16(Fri) 20:13:36

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 ユグはどうするんだ?

[実際に直前にその考えを見ているからこそ訊ねる。
 どちらかにすべく説得に回るのか、それでも自分は調整要員として眺めているのだろうか。それとも別の方法を?
 考えながらも見詰め、彼を量ろうと試みている。*]
(155) 2022/12/16(Fri) 20:13:45
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a35) 2022/12/16(Fri) 20:17:11

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── ユグと、話す>>161 ──


 そもそも全員に悩みがない状況、
 なんて事があり得ないと思うけどね。

 ベルだけじゃなく。
 それが表出したから気になるのなら、
 それは彼女のためではなく、
 表面上の調和を基準としてるんじゃないのか?

[ベルが俺の手を断った。
 その事実がなければきっとここまで気にしないのだろう。
 だからといって、
 表出するほどの問題が起こったために気に掛けるという理屈は解っているのだが。相手の言葉に理屈を捏ねているだけでもあるけれど。でも、変えるのならばきっともっと、根本的なものが必要にも思えている。]
(188) 2022/12/16(Fri) 22:28:13

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

[冷静に、毒をはらまぬように、嫌味を混ぜないように、他の人間にはできる事が、ユグ相手には難しい。
 これではいけない、とわかっているのに。
 魂の関係の有無は解らなくなってきている。
 けれど、その言葉を聞いて、]


 …… 根本が、違うな?


[と、呟いた。]
(189) 2022/12/16(Fri) 22:28:22

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 俺は世界が滅びたとしても、
 箱庭を維持する義務があると思ってない。

 もし壊した方が良いと判断したら、
 俺の意思で箱庭を壊そうと思うだろう。

 そしてその可能性はないとは言い切れない。
 脅しとかじゃなく、これは単なる事実だ。

 それをお前が阻止しようとするなら、
 それこそ前世の再演じゃないか?
 
(190) 2022/12/16(Fri) 22:28:33

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ



 ああ、なるほどな?
 それは確かに道理だ。

>>163>>164
 確かにこの世界に未練がないと言っていた。
 洋館の皆を"仲間"とも。]

 話し合いをさせたいなら、
 猶予をもっとくれるべきだとも思うけどね。

[……ああ、もしかして。
 神様も同じだったんだろうか。
 ユグみたいに>>165
 受け入れるのが当たり前だと?

 いや、それはまた少し違う気がする。]
(191) 2022/12/16(Fri) 22:28:49

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 …… 俺たちは、証持ちで、
 箱庭の子"だった"かもしれないけど。

 今は、違うからな。

 押し付けられる寵愛を、
 迷惑にしか思わない人間だっているだろう。

[ああ、そうか。神様は俺にとって、
 親のいない俺にとって、自分を作ったと解る唯一の存在。
 もはや親みたいなものなのだ。だから、]
 
(192) 2022/12/16(Fri) 22:29:26

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 もしあいつが、あの神が。
 生まれた時に迎えに来てくれていたら、

 俺はきっと、幸福に暮らせたと思うよ。

[零れるような呟きに返るのも、また似たような響き。
 洋館の中にある小さな天変地異は、思ったよりも静かに思う。*]

 今更だよ。
 
(194) 2022/12/16(Fri) 22:30:04
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a42) 2022/12/16(Fri) 22:34:27

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── 変異がどこにあるのかは ──


 それにはまあ一理あるが。
 表出するまでに気をかけてもなかったくせに、
 表に出たからって騒がれたくない、という事もある。

[だからと言って普段から構われても困るのだが>>206
 個人的には。売り言葉に買い言葉で、
 彼に痛みを与えているのは気付けないけれど。
 表情が変わるのならば、少し目を留めただろう。]
(214) 2022/12/16(Fri) 23:59:01

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 誰もが何にも脅かされることなく、

 苦労もなく、

 穏やかに暮らせ、

 諍いがなく、

 痛みもなく、

 苦しまない場所……


[ユグの言葉を、繰り返し、なぞっていく。]
(215) 2022/12/16(Fri) 23:59:13

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

 ──そんなものが、あってたまるか。


[それを聞いて漸く、なんとなく、
 『悪魔』が好奇心で『愚者』を殺した理由が解った気がした。
 出来る出来ない、ではない。
 そんな世界は願い下げだった。]
(216) 2022/12/16(Fri) 23:59:28

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 つまりそれは、個人の主張がない世界だ。
 何一つ面白味なんてない世界だ。

[ああ、そりゃあ各々の贈り物と箱庭の相性が悪いはずだ。
 個々の違いで諍いなんて起きるものだから。]

 種を種のままで飲み込んだら、
 消化不良で腹を壊すと相場が決まってるだろう。


 短い時間で迷う暇を与えず、
 なし崩しに世界を滅ぼそうとしているのかもしれないな。

[慌ただしい職員の喧騒が廊下にも届くだろうか。
 世界の崩壊はもうすでに始まっていた。
 姿が見えるならば睨まれたりもするのだろうか?自分が返すのは笑みだけど。]
(217) 2022/12/16(Fri) 23:59:38

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 あーあ。
 神様は気の早い事だ。

 さ、そろそろ話は終わりにしよう。

 ありがとう、ユグ。
 箱庭に行く気がもっと減ったし、

 ……『悪魔』じゃなくても
 お前とは話が合わない事が解った。

[そうして、俺の性質が箱庭と相性が悪い事も。
 だからきっと、悪魔は。]
(218) 2022/12/16(Fri) 23:59:53

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 同意が出来るのは、
 迎えがもっと、はやかったなら。
 それだけだったな。

[今更という同意の声には小さく、嫌味なく笑って、
 特に引き留められなければその場を後にするだろう。*]
(219) 2022/12/17(Sat) 0:00:00
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a46) 2022/12/17(Sat) 0:02:05

]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a52) 2022/12/17(Sat) 1:22:07

]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a72) 2022/12/17(Sat) 16:22:21

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── ユグと、 ──


 面白さは、平和に勝る。
 穏やかな中で可能な主張って時点で、
 そこにもう自由はない。

 世界? 疎ましかったさ。
 呪ってる、今でも。
 滅びて良いとも思ってる。

 でも、

 自分が置かれた環境からなんて、
 もう、とっくに抜け出してたんだよ俺は。

 自分の力と、ベルのおかげで。

 抜け出せたのは、俺が自由だったからだ。
 与えられて喜ぶ段階は、もうずっと昔にすぎている。

[だからこそ、
 生まれた頃に迎えに来てくれたら、だ>>194
 一番苦しかった時でも間に合ったかもしれない。

 でも、吹っ切れて、
 ベルに出会って、幸せだと思ったあの時からは、

 もう一方的な迎えなんて煩わしいだけだ。]
(323) 2022/12/17(Sat) 20:15:00

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[この洋館については感謝してる。
 『証持ち』な事に対しても、
 俺は別に、今は煩わしいとは思っていない。

 これのおかげでベルに会えて、
 これのおかげでベルを連れ出せて、
 今、共に暮らすことが出来ている。

 証持ちでなければ、
 俺はもうとっくに死んでいたし、
 彼女との共通点がなければ、
 出会った時にこうなってもいなかったろう。

 だから、洋館に来てからは長かった髪>>0:280を切って、
 証を隠さずに生きていた。
 誰に文句を言われようとも構わずに街に行った>>1:134
 そこで証持ちでも構わずに>>0:507
 打算を含んでようが対等のように接する人間もできている。
 そいつらの事が好きかどうかはまた別の話だけど。

 大嫌いなもの多い。
 好きなものはほんの一握り。]
 
(324) 2022/12/17(Sat) 20:15:31

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[すべてが大嫌いだ>>1:172、でも>>1:173
 でも、すべてがきっと俺にとっては必要だった。]
 
(325) 2022/12/17(Sat) 20:15:46

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[これからの必要が何かは
 クリスタベルにかかっていた。

 彼女が『恋人』彼/彼女のままでいたいなら、
 俺も一生『悪魔』でいようと思っていたから。

 そうしたらきっと、箱庭に一緒に行って、
 ユグの事も我慢して、幸せな時間を過ごしたのだろう。

 でも現実は違う>>1:315。 だから、]
 
(326) 2022/12/17(Sat) 20:15:59

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 悲しいかな?
 仲良くなれないのは解ったけどね。

 お前も、もうちょっと、
 面白く生きたら?


[最後にかけた言葉はそれだ。
 立ち去るときには振り返らずに、
 タナトスの事には気付けなかった。*]
(327) 2022/12/17(Sat) 20:16:12

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── 回想:聖職者ごっこ  ──


[名前で呼んでいいと言われたけれど>>1:256、]

 『教皇』って呼ばせてもらいたいな。
 同じ『証持ち』なんだし。

[そうしてつい言ってしまった嫌味、
 悪意は伝わっていたようで>>1:257
 すぐの謝罪に戸惑わせてしまったように見えた。]

 いや、大したことないよ。
 聖職者ってなんか、
 …嫌なやつしか見た事なくって。

 『教皇』もそうなのかと、つい。
 まだ話してもないのにな。

[そもそも数える程も見た事はなかったけれど、
 経典があれなら証持ちに対する態度もアレだろうと思っている。

 俺の知ってる聖職者は、
 実際孤児に優しくなかったし。

 まあそんな感じで誤魔化せただろう。
 と、思っている。]
(335) 2022/12/17(Sat) 21:07:44

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[そうしてのうのうと宣言通りに礼拝室へと遊びに行っていた。
 あそこにある経典をちゃんと読ませてもらったり、
 適当にお茶を飲んだり、他愛ない雑談をしたり、

 ああ、買い出しに付き合わされたりもした。
 「労働力が欲しいなら給料は必要だろう」と
 対価を求めた。

 お駄賃程度でもくれたため、
 話が解るやつという判断になっているし、
 そう直接本人にも言っている。]
 
(336) 2022/12/17(Sat) 21:08:01

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[礼拝室は…… 礼拝室という場所自体には嫌悪がわく気もしていたのに、なんだかんだで居心地がよかったように思う。
 過去の話を聞けたなら素直に面白がっただろう>>1:34
 荒れる気持ちはよく解る気はしたけど、
 自分の生い立ちまでは話していない。

 ただ、昔から悪い事はやってた、と。
 笑い話として提供はしたかもしれない。

 不良と生真面目気取り>>1:42
 相性として良いじゃないか。

 なんだったら買い出しの時に
 「素行の悪い事、一緒にやる?」
 と笑顔でギャンブルに誘った事があったかもしれない。
 生真面目委員長を悪の道に引きずり込むのも
 醍醐味な気がしてしまったためだ。

 そりゃあ気に入るわけだった。]
 
(337) 2022/12/17(Sat) 21:08:16

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

[だからこそ、ユグが来てから礼拝堂の客層が変わり
 引き留められた時>>1:258
 たぶん素直にちょっと笑えた。]


 そ。いそがしいの。
 『誰かさん』を避けるのに。


[と、最悪返答をしたりしたのだが。
 誘い文句としては惹かれるものがあったが、
 「じゃあ誘うなら一人の時にね」だのと
 冗談を返していただろうし、
 『アレ』に会わぬ買い出しなどなら付き合っただろう。]
(338) 2022/12/17(Sat) 21:08:37

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

[そして恐らく忘れ物は>>331
 めちゃくちゃ持て余した、フォルスとのデートでの戦利品>>1:136も入っていただろう。
 そのままベルにあげるのも癪で、持て余していたもの。
 その経緯をカルクドラに話していたかどうか。
 要るなら『教皇』にあげる、とすら言っていたかもしれない。

 それ以外にも売店で買ったインクやら、
 何やら同じカードがいっぱい入っていたりと…おや?不穏だ…。
 カルクドラにならバレてもいいだろという雑さである。
 そんなものは一杯あるから置きっぱなしでも何ら困る事もないのだが…。

 他には一冊の本だ。
 当たり障りのない、経典。
 これは確かに私物であり、カルクドラと買い出しに行った時に
 街で買ったものだった。
 戻って来て礼拝堂でそのまま読んで、読み終えて、
 それからず〜っと置きっぱなし。

 礼拝室を何だと思っているんだろうか?
 要らないもの置き場ではない。
 でもそんな使い方をしていた可能性はまあ…。

 カルクドラが何を渡したかはどうだろう?
 彼の性格が良い事を祈るしかない。*]
(339) 2022/12/17(Sat) 21:09:00
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a84) 2022/12/17(Sat) 21:13:59

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── ベルの部屋の前で ──




[最初からここだろうとは思っていたが、
 何となく、自分も考えを纏めたくて色々と歩き回った。
 そうして一度自室に戻る。

 手紙を一応認めた。
 会えない可能性も考えて。

 辿り着いてベルの部屋の扉を見る。
 いるだろうか、いないかもしれない。

 来客がいる可能性もある。

 とりあえずはノックをした。]
 
(388) 2022/12/17(Sat) 23:20:29

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ



 ── ベル、

 
(389) 2022/12/17(Sat) 23:20:37

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[呼びかけたのはその名前。
 反応はあっただろうか。

 動く気配があるならば続けるし、
 なければ手紙を扉の下へと滑り込ませるだろう。]
 
(390) 2022/12/17(Sat) 23:20:48

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 君はどうするか決めた?

 俺が選ぶなら、
 ……箱庭にはいかない、だけど。

 もしベルが箱庭に行きたいなら、
 俺も着いていくよ。


 もし、…もし、箱庭に行かないのなら。
 俺と一緒に、洋館を出ないか?

 ここに来た時みたいに、
 どんな状況でも生活するコツとか、
 教えられるしさ……。
 生活費は、俺が金をたくさん持ってるし。

 もう君が『完璧』を辞めたんだったら、
 もう、君も洋館に居る必要がなくなるなら。
 
(392) 2022/12/17(Sat) 23:21:52

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 二人でここを出たい。
 と、俺は思ってる。

 俺は、ベルナハトだから。


 返事はいつでも。
 …… おやすみ、ベル。


[そうして引き留める声がなければそのまま自室へと戻るつもりで。*]
(393) 2022/12/17(Sat) 23:22:08
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a92) 2022/12/17(Sat) 23:24:39