人狼物語 三日月国


245 【R18】×××な部屋に閉じ込められた王子様と騎士の選択

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視点:人


【人】 騎士 エース



  ――お待たせしました。

  ……お身体は平気ですか?


[軽く身体を清めてちゃんと身なりを整え、
一歩外に踏み出したら、騎士の仮面を被った。
否、待たせた事に対する申し訳なさと、
身体を気遣う気持ちは本物だ。

繕ったのは表情。
気まずそうな顔をしたら王子を困らせてしまうと思って、
なるべく穏やかな顔をして見せる。

王子の前に立って目の前にある道を進めば、
行きに見た様な景色になっていく。
地上から落ちてあの部屋に辿り着いたと思ったのに、
登る様な感覚がないまま、洞窟を抜けた]


  不思議だなあ……


[そう呟きながら、王子を振り返る。
帰って来れましたねって微笑んで、
宿を取っていた街を目指して、いつもの距離感で歩き出す。
外は暗く、朝を待つ夜の様だった]
(0) 2024/01/25(Thu) 17:39:46

【人】 騎士 エース

[宿に戻ったら、「帰って来ないかと思ったよ」と店主に心配された。はは、と適当に笑ったら追及はされなかったのでほっとした。王子が食事が必要なら用意してもらおう。

俺はと言うと、
身体に残った彼女の匂いを消したくはないものの、
彼女にシワをつけられたマントや、彼女の汗を含んだ衣服をこれ以上身に着けているのは、頭がおかしくなりそうで。
それを部屋に戻って早々に取り払った]


  シール様、俺、ちょっと出掛けて来ますね。


[王子はこちらが言わずとも、眠るだろうか。
俺は夜明け前の街に、剣を持って繰り出した。

……王子も行って来いって言ってたし……]


  女でできた穴は女で埋めろって言うもんな……


[そう一人呟いて。
一昨日見付けたあの館の前で、
白いワンピースを身に着けた少女の持つ花を、取り上げる。
「細い子いる?」って、切なさを含んだ瞳で少女に告げた。*]
(1) 2024/01/25(Thu) 17:40:27

【人】 騎士 エース

[そう思ったのに、
部屋を出て顔を見れば逆に胸が痛む。
でもそれを隠して、普段通りを努める。
王子もきっと俺に思うところがあるだろうけれど、
何も言わず、聞かないでいてくれた。
王子がそうしてくれていればきっと、
俺も忘れたフリはできるだろう。

宿に戻ったら休もうと言う言葉>>2に頷いて、
お疲れの王子の為に、無理のない程度に急いで出口を目指した。
何もなければ振り返る事はなかったが、ずっと王子の気配に気を遣った。足取りは問題ないかとか、身体が辛そうな気配はないかとか……

俺の背に視線が注がれている気がして、
でも別にそれは隊列的に自然と思った。けど……

何だか居心地がいい様な悪い様な、
不思議な感覚がずっと続いていた]
(6) 2024/01/26(Fri) 8:24:43

【人】 騎士 エース

[無事に宿に辿り着いたら、
宿の主人と僅かにやり取りを交わした後、
王子が「もう一泊」と。>>3
そうですねって頷いた後、]


  ……ふ、


[とっておきのケーキを強請って無いって言われた王子が可笑しくて、つい笑ってしまう。
食い下がる姿がまた楽しくて、俺も援護した。

俺も水だけもらって部屋に戻って、
防具を脱いで服を着替えて、
帯剣して王子の部屋に、遠慮がちに声を掛けた]


  昼までには戻ります。
  おやすみなさい……
  ゆっくり寝て下さい。


[就寝するという王子>>5の部屋の前で一礼して、
その場を後にする。
願わくば、優しくて穏やかないい夢を……]
(7) 2024/01/26(Fri) 8:24:48

【人】 騎士 エース

[―――そうしてあの娼館に立ち寄って、
細い子がいいと告げた通り、
スレンダーなところが
シール様みたいで
魅力的な少女が宛がわれた]


  …………


[でも俺は、その子の匂いを身体のどこにも残す事なく
夜明け頃、館を後にした。ふわ……と欠伸をして]


  ……お喋りだけで娼館を使ってしまった……


[童貞か上級者みたいな使い方をした事に
複雑な気持ちで街をふらふらと歩く。
目当ての店が開くまでの時間潰しに酒場に行き、
弱い酒を一杯だけ煽り、酔っ払いに絡まれてボコり、
そうこうしていたら、街が活動を始めていく。

開店したばかりの鍛冶屋に刃こぼれした剣を持ち込み、
直してもらっている間、店の隅の椅子で眠って待った]
(8) 2024/01/26(Fri) 8:24:54

【人】 騎士 エース

[欠伸を増やしながら宿に戻り、
王子はお眠りだろうから声を掛ける事はせず。

直してもらった剣を置いて、
俺もベッドに倒れ込んだら、もう離れられなかった]


  シール様……お身体大丈夫かな……


[問題ないって言ってたけど、そんな事ない筈だ。
初めてであんなに無茶苦茶にされた挙句、歩かされて。
でも忘れるって誓ったから、そこまで踏み込んで聞けない……
悶々考えている内に目が閉じて、俺も夕方頃まで眠り続けた]
(9) 2024/01/26(Fri) 8:25:31

【人】 騎士 エース

[王子より夜更かし(?)したせいか、
王子より遅く起きて来たかもしれない。
目覚めて合流したのは一階の食堂だったか]


  おはようございます……には遅いですね。


[苦笑しながら王子の顔色を窺う。
たくさん寝たから、悪くなさそうだったか……。

やがて店がうさぎのパイと、
誕生日に相応しい様なちょっと豪華な食事を用意してくれたら、
その席に着くだろう。
ケーキはきっと食後で]


  お誕生日おめでとうございます。
  今日……から、大人の仲間入りですね。


[あの時の言葉>>1:$76をなぞって告げて]


  でもお酒はまだ駄目です。


[と言って取り上げる。ノンアルコールの飲み物を店が用意してくれたら、それはいいですよって許可するだろうけれど。**]
(10) 2024/01/26(Fri) 8:25:55

【人】 騎士 エース

[食堂で朝……もとい目覚めの挨拶を交わすと、
王子が小さく笑う。
いっぱいねました、って子供みたいな言葉を返して、
空腹な王子に促されるまま席に着く。

旅人には豪華すぎる料理は、
王子の心も擽ったらしい。>>11
無事に誕生日を祝えて、よかった。

あの部屋で口にした台詞と同じものを用いたのは、
祝う気持ちが変わらないから
に加えて、少なからず浅ましい気持ちもあっただろうが……
]


  ……ふふ、
  ええ、いただきましょう。


[王子の頬が僅かに染まって見えて>>12
思わず数瞬、見つめ合ったけれど。
王子の腹の虫に邪魔されてしまったので、
大人しく料理を頂く事にした。
頬を色濃くさせた王子とは対照的に、落ち着いて食事を進めた。酒は飲まなかった。王子が飲みたがったら厄介だし(実際どさくさに紛れて注文していたので>>13、取り上げた)、飲めない王子の前で飲むなんて、そんな意地悪をする気にはならなくて]
(19) 2024/01/26(Fri) 16:58:50

【人】 騎士 エース

[食後に用意されたケーキも、王子の誕生日を祝ってくれた。>>14
美しく飾られた甘味は味も、疲れた身に沁みる。
嬉しそうな王子に俺も笑みを深めて、
美味しいですねって、しみじみ呟く。

あんまり食べた事なかったけど、
ケーキって美味いんだなって、俺は記憶に刻み込んだ]
(20) 2024/01/26(Fri) 16:58:56

【人】 騎士 エース



  ……わかりました。


[デザートまでたらふく食べて上機嫌だった王子が、
真剣な口調で切り出してきたものだから。>>15
ぱっと顔を上げて、頷く。
何の話だろうとバクバク鳴り渡る心臓を抱えながら、
一旦部屋に戻って、それから、王子の部屋をノックした。

すぐに扉が開かれて、
招かれるまま立ち入る。
椅子を勧められたが>>16、「このままで」と
その傍で背を伸ばして立っていた。

城からの書簡、と聞いて、何故だか自分のお役御免を想像した。
それくらいに、
俺は後ろめたくも感じていたんだろう、試練の間での事を]
(21) 2024/01/26(Fri) 16:59:20

【人】 騎士 エース

[でも続く内容に、驚いて目を見開く。
旅が、終わる。>>17

わかっていた事だけれど、こんなに、急かされて終わらされるものだとは思っていなくて。
でも、王子の従者として、騎士として、
告げられる予定>>18を頭に入れながらしっかりと頷く。

馬に乗っている間は会話をまともに交わす機会は知れてるだろうし、本当に、王都まであっという間だろうな、と思った]
(22) 2024/01/26(Fri) 16:59:24

【人】 騎士 エース

[元々そんなに酒好きという訳でもない。
し、朝方こっそり飲んで来たし……

主が飲まないのに俺が飲むなんて選択肢、ハナからなくて。
感心された>>23とは露知らず、
俺はぶどうジュースあたりを適当に飲んで、
王子にもきっと勧めただろう。

穏やかな気持ちだったのに、
王子の言葉で食堂を後にする足取りは重く、
部屋で聞いた話は、衝撃をもたらした。
椅子に座る事を断って立っていたけれど、
座っていた方がよかったな、と途中でちょっと思った。

それでもそのまま王子の話を聞き終えて、
扉の方ではなく、王子の方へ向かった。>>24]
(25) 2024/01/26(Fri) 21:35:42

【人】 騎士 エース



  好いた女性に
  自分の子供を産んでほしいと思うのは、

  男として当然で、
  切なる願いです。


[とは、
お目通りが叶った彼女の母親に向けての言葉だったたろう]
(43) 2024/01/29(Mon) 22:59:03

【人】 騎士 エース



  彼女を愛しています。

  命を懸けて、大事にします。
  俺の、王女様にします。


[白いワンピースを纏い俺に手を差し出す彼女に
微笑む前の、一場面。**]
(44) 2024/01/29(Mon) 22:59:18