人狼物語 三日月国


36 【R18】海の上のひみつ【完全RP】

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【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 近い未来・御子柴と ─

[>>18自然と口付けまで軽くこなすのは
手慣れたスタッフならではだろうか。
御子柴以外のスタッフも味見をしたことがあるけど
全員、こんな感じなのだろうか。

……違う気がする。

まぁ、お腹の辺りを指先で摩ったりする
私も大概だろうか。]

 『ちゃんと、って言いますか
  表の仕事が本業でしょうに。

  御子柴さんの仕事への態度が
  なんとなく窺い知れます。』

[>>18クルーズ船の客が30人と少ないからだろうか
スタッフが多少欠けても
普通の業務がこなせている理由は。

それともある程度は
マルチタスクが出来るスタッフに
ならないといけないのか。

そう言ったところは、後々
御子柴から詳しく聞けるだろう。]
(20) 2020/07/19(Sun) 19:51:16

【人】 双子 吹雪/雪菜


  『悪いことではないと思いますが……
 
   ん、もしかして違う意味もありました?』

[御子柴が意味深に囁くので
気になって聞いてみる。]

 『初めまして。
  御子柴さんのようにならない様に気を付けますね。

  私は雪菜と言います。
  今日はA205に居ますから、お時間があれば
  いらしてくださいね。』

[>>19慌てて去りゆくスタッフを見れば
先程の懸念はある程度当たってるようで。

やはり色んな所をヘルプで行くことになるのだろう。
サボった人間がいれば尚更。

目線を合わせられれば。]

  『勿論やります。やらせて頂きたいです。

   ……いろいろ助けてくださるでしょう
   せーんぱい?』

[楽しそうに微笑みながら、答えるだろう]*
(21) 2020/07/19(Sun) 19:51:28

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 近い未来・御子柴と ─

 『そのメニューを積極的に
  お客様に教えているようにも見えましたけどね。』

[>>22それとも、私が上玉だから?と
首を傾げたけど。
そういえば初めの時は風邪を引いていたので
上玉というか、風邪を引いた子供というか……。

何故教えてくれたんだろうと、ちょっと気になる。
思ったよりも気軽に客に教えているんだろうか。]


 『クルー同士で、するんですね。
  今の私と、貴方みたいな』

[>>23意図を読み解くと
敢えて口にしなかった部分を言葉にして
揶揄うように、指を相手の胸に触れさせた。]

  『え、じゃあ……みこしー先輩にしておきます?

   はぁい、嬉しいです、先輩。』

[>>23 いずれなんと呼ぶかは置いておいて
初めは先輩、先輩と呼んでいただろう。
その後は、御子柴くん、だろうか。]
(24) 2020/07/19(Sun) 20:23:18

【人】 双子 吹雪/雪菜


[上司は理解のある人で初対面から
当たりを引けたかなって思える人柄で。

ただ、結果的に彼には多く迷惑をかけることになる。
それはサボり癖のある御子柴に
雪菜が事あるごとについていくから。

迷惑を掛けているのは自覚しているから
船を降りたあと、お客様から貰ったチップで
上司にご飯を奢るようにしている。

勿論それだけでなくても良いのだけど
そこは、どうだったか。
意外としっかりしていた人かも。
奢るのも、なんだかんだ断られるなら
例えばネクタイ、例えばシガーケース。
例えば上質なペンや、白手袋等々
小物をプレゼントする事が増えたか。]*
(25) 2020/07/19(Sun) 20:23:28

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 近い未来・御子柴 ─

 『まぁ機会さえあれば次も絶対来ましたけど……
  4回目でシちゃった訳ですが
  教えて後悔したなって思いました?』

[>>26御子柴にそんなことを聞く。
自信満々な顔は、絶対そんなことはないと
自負している顔だった。
気にいる、気に入らないが身体のことを指しているなら、と。]

 『わざわざ隠したから、つい。
  あいた。』

[額を、ツンとされれば
わざとらしく大袈裟なリアクションと声を。]

 『あ、申し訳ありません
  連絡も無しに居なくなってしまい。

  性の悪いお客様に絡まれ……
んっ


  ……ましてぇ。』

[>>27上司に謝罪の連絡を入れながらも
合間に挟まった小さな声は

後ろから男が突き上げたから。
相手はお客様か……きっと同じサボり魔さんで……。
(28) 2020/07/19(Sun) 20:58:58

【人】 双子 吹雪/雪菜


[それとは違う短い休憩の時間に
そういえば上司の誕生日が近いので
サプライズしません?などなど
ご機嫌を取ることに手を抜くことは無かっただろう。

無茶を見逃してもらえる事に
胡座をかくことはなかったのだ。
それが、一番サボれるから。]*
(29) 2020/07/19(Sun) 20:59:11

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 近い未来 ─

 『あら、そんなに会いたそうにしていましたっけ?』

[>>30とボケた顔をしている。
追っかけにまでなった覚えはない、なんて軽口を。]

 
 『……っ、はぁ……』

[楔を引き抜かれて、こちらも服を整える。
どうしても抜けられない仕事は勿論あるし
そんな時にまで、サボりを優先はしない。

そこまですると
優しい上司でもいつか首を切るだろうから。]

 『ふぅ。……はい、はい。
  また後で、です』

[その日は運悪く、雪菜の指名もあったりして
夜中まで会えなかっただろう。

恋人では無いです。

誰かに聞かれた時に
雪菜は真顔で言うし、それが照れ隠しでも無いことは
直ぐに分かるだろう。]
(32) 2020/07/19(Sun) 23:46:54

【人】 双子 吹雪/雪菜


[それでもサボることは多いし
その時側にいるのが御子柴なのは
否定はしないけれど。

適度なサボり。
適度なお小遣い。
雪菜にとっては最高の職場で。

少なくとも10年程は務めるだろう。]


 『…………いらっしゃい』

[夜中に訪ねてきた男を見て
狭い個室に雪菜は御子柴を迎え入れたか。
それはそれは、楽しそうな笑みを浮かべて。]*
(33) 2020/07/19(Sun) 23:47:06

【人】 双子 吹雪/雪菜

吹雪
・3ヶ月先の未来 ─

[>>37天野さんが「ぅ…」って言いたげな顔をしてた。
わたしはそれを見ると、少し俯いてしまう。
やっぱり迷惑だっただろうか。

結局クルーズ船では
あの夜以来顔を合わせず終いだったし。

重かっただろうか、とか。
あの時の指の傷は
もう綺麗に治ったと思うけど。
まだ少し痛む気がするだろうか、とか。

わたしの中では
もっと普通に話すつもりだったが
迷路に迷い込んだみたいに
言葉はわたしの喉奥から出て来れなかった。

だから行動で示すしか無かった。
いつの日か教えてもらったカクテル言葉を
わたしはまだ覚えていたから。

>>39初めは分かっていないようだった天野も
直ぐに意図に気付いたみたい。

意図に気付いて、どう、応えるだろう。
わたしの胸がドキドキと破裂しそうなのは
きっと酔いが原因ではないと思う。
(42) 2020/07/20(Mon) 22:48:31

【人】 双子 吹雪/雪菜

[ジャズの音が遥か遠くに聴こえて
胸の鼓動が奏でる音楽が頭の中によく響く。

耐えられずに立ち上がると
わたしの手が、掴まれる。]


 …………。

[そちらをまじまじと見る。
半分泣きそうだった。

それでも逃げずに座れたのは
彼が手を掴んでいてくれたから。]


 ……もう潰れちゃうよ。

[眉を下げながら言う。
けれど後一杯なら、なんとか。

そうして差し出されたのは
彼の奢りの、黄色のカクテル。

その意味をするところを聞けば。
わたしは俯いて。]
(43) 2020/07/20(Mon) 22:48:59

【人】 双子 吹雪/雪菜


 …………。

[天野の、カクテルを差し出した手に
自分の手を重ねる。]

 ……ワインクーラーの意味は……

 わたしを射止めて、です。


[そうして顔を上げれば
わたしの瞳は潤んで、今にも泣き出しそう。
店内の薄暗い照明では、分からないだろうか。

でも彼とは顔を突き合わせて
この距離なら。きっと。]
(44) 2020/07/20(Mon) 22:49:51

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 近い未来 ─>>34

 『…………』

[男の言葉には黙り込んだ。
実際、風邪をひいていたとは言え
誘いに乗って来なかった男に興味が湧いたから
次の乗船では他の客と遊ぶ前に
御子柴を呼び出したか。

ちょっとしたリベンジマッチみたいな
感じだったけれど。]


 『御子柴くんよりも貴方のことが知りたいです。

  真面目そうで、頼りになる
  カッコいい……センパイ。』

[働き始めは、割と御子柴のことを出汁にして
他のクルーを釣り上げていた。

実際彼は顔が広かった(スタッフが少ないのもあるが)ので
話のネタにすれば大抵は乗ってきただろうから。

助かってます、なんて
御子柴にご飯を奢ったこともあったかも知らない。]
(45) 2020/07/20(Mon) 23:05:30

【人】 双子 吹雪/雪菜


[だって
『無理じゃね?』なんて言う人ですもんね?
出汁に使うぐらいで良いんです]
(46) 2020/07/20(Mon) 23:14:22

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 遠い将来 ─

[30代になり、髪を伸ばしていた雪菜は
未だ柔らかなその肢体を男にもたれかけ
長い髪をシーツのように男にかけていた。]

 『色気が増したなら
  むしろ今こそ稼ぎ時だと思いますけど。

  …………』

[雪菜はするすると身体を下におろしていく。
男の胸板、腹、そして下腹に至り。

薄闇の中、ちゅ……、ちゅむ。と
軽いリップ音を響かせ
御子柴に熱を蓄えさせる。]


 『子どもが出来たら、やめます。』

[雪菜は、子供が出来にくい体質だった。
それこそが、過去、あの男のオカルトを否定した
理由の一つなのだろう。

けれど、御子柴とは避妊具をしっかりとつけていて。

ただ、今この時は
屹立したものを、そのまま身体の奥に
ゆっくりと沈めていった。]
(47) 2020/07/20(Mon) 23:14:30

【人】 双子 吹雪/雪菜



 『誰の子でも、良いです』


 『…………くふ。』

[雪菜は身体を起こして
その腰を揺らし、ピロートークに入って
身体を休めていた御子柴の上で再び乱れていく。]*
(48) 2020/07/20(Mon) 23:14:56

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 近い未来 ─

 『女性クルーに嫌われたい訳じゃないです。
  むしろ仲良くしたいぐらい。

  でも男の人に聞いてますけど
  誰も今クルー同士で付き合ってる人は
  居ないって言ってますし?』


[>>49雪菜としては気にしてはいるが
気にし過ぎても居なかった。

正式に付き合っているとかでない限り
雪菜は遠慮しなかった。
例えその男の人を、憎からず思ってる女性クルーが
居たとしても。

だから恨みは買っただろう。
そういうのは、御子柴がたまにケアしてくれて
ありがたく思ってた。]
(52) 2020/07/20(Mon) 23:39:02

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 遠い将来 ─

 『じゃあどういう話なんですか?』

[>>50身体を起こし、手を髪の下に入れると
長い髪に空気を含ませるようにして
ばさっ、と後ろに流す。]

 『……中には出させなかった筈だけど。』

[暗に付けていなかったことを
知っていたことを示しながら。]

 
 『……。
  もうそんな言われ方する歳じゃないですよ』

[身体を屈めて
男の上に自分の身体を押し付けると
体格差からキスは出来ない代わりに
その首元に口付けをした。

腰の動きは早く、搾り取るように。
避妊具をつけないままに、男の吐精を促した。]


 『……俺の子がいい、の間違いじゃないですか?』

[中に出され、息を切らしながら
男の上にしなだれかかりながら雪菜は小さく言った。]*
(53) 2020/07/20(Mon) 23:39:21

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 遠い将来 ─
 
 『一生遊んで暮らせる程ではないですよ。』

[>>55御子柴はあんまり
私の姿や振る舞いにドキマギしたことがない気がする。

一時期ムキになったりもしたけれど
途中でそういうものか、なんてストンと受け入れてしまった。]


 『したり顔で言うことでもないでしょう。』

[それを言えば、ゴムありでも
可能性が無いわけではない。

どれどけ身体を重ねてきたか
数えるのがバカらしくなるくらい。]

 
 『私がいい子な訳ないでしょう』

[>>55耳元で囁かれた言葉に返しながら
そのまま目を閉じて、微睡の中。

雪菜に子供が出来たと分かるのは
その1ヶ月後の事だったか。

相手が誰か、などと。探す必要もない。
(56) 2020/07/21(Tue) 0:08:16

【人】 双子 吹雪/雪菜



[雪菜は、この1年。
客や、クルーと寝たことが無かった。]*
(57) 2020/07/21(Tue) 0:08:31

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 遠い将来 ─

 『そうなるなら、私は上司についていきます』

[>>58もう私は30代。
お年玉やお小遣いをせびる年ではない。
いえ、貰えるなら貰いますけれど。

御子柴の普段の姿にも
きっとベッドの上の姿でも
雪菜はときめくことは無いだろう。

沢山の男を見てきて
中には雪菜がカッコいいと思う男性も
確かにいたと思う。

なら御子柴は?
分からないけれど。

きっと気付いたら隣にいる男だ。
隣に、行っている男だ。]


 『結局、身体ですね』

[くふくふ、と笑って雪菜は眠る。

私が辞めるのはまだしも
御子柴が辞めると言えば、私も目を丸くした。
(59) 2020/07/21(Tue) 0:44:40

【人】 双子 吹雪/雪菜



[言ってくださいよ、と言えばどう答えたか。
言ったら何か言われそうだから、と
のらりくらりと躱されそうだ。

そうして2人で仕事をやめれば
じゃあどうします?と話をして
じゃあ暮らしてみます?と話をして
じゃあ籍でもいれます?と話をして

じゃあ結婚式は?と言葉に出したら
2人してニヒルに笑いながら
それはなしで。なんて声を揃えたか。

だって恋人では無いんですもの。
まして夫婦だなんて、飛び級過ぎる]*
(60) 2020/07/21(Tue) 0:45:03

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 吹雪の未来 ─

[>>63>>-131天野さんの反応は
少し分かりづらい。
本当に嬉しいんだろうか、なんて事も少し思ってしまう。

>>64苦笑いをしたのも
何か悪い反応が返ってくるんじゃ無いかと
ビクビクしてたぐらい。]

 本当にびっくりしてる……?

[笑っている彼に
不安そうな瞳を向けていた。

それでも逃げ出さないのは
天野さんが送ってくれたカクテル。
オリンピックというらしいそれが、私達の間にあるから。

彼がどんな反応をして
私が勘違いしそうになっても
綺麗なオレンジ色が、彼の思いを教えてくれるから。]

 ……なぁに。

[あの船で、と言いかけた言葉の続きを聞きたかったけれど
彼はやめてしまった。

代わりに手を取られて
酔いで火照った顔がさらに熱くなる。
(66) 2020/07/21(Tue) 19:05:59

【人】 双子 吹雪/雪菜


[天野さんが私と別れた後何をしていたのか
気にならないと言えば嘘になる。
私は殆ど自分の部屋に居たから。
 
でも彼が話そうとしてくれるまでは
私からは聞かない……というか聞けない。

彼が何をしていたか。
もしかしたら、妹と……そんな事があれば
わたしはどうしていいか分からない。

でも。
そうならない気も、する。
なんでだろう。まだ分からない。]

 
 …………。

[>>65お仕事中なのに大丈夫なの、とか
そんな気持ちはあるけれど。

ぎゅぅ、と手を握ると
嬉しそうな笑みを溢してしまう。]
(67) 2020/07/21(Tue) 19:06:25

【人】 双子 吹雪/雪菜



 ……うれしい。

[手を握ったままお店を出て。

その時に、ふ、と彼の身体に寄りかかり
上を向いた。

何かを待つように、目を閉じて。]*
(68) 2020/07/21(Tue) 19:06:42

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 雪菜・遠い将来 ─

 『おね……姉さんには
  ちゃんと報告するに決まってます』

[>>62
10年経った今でも姉の吹雪にべったりだった。
もしかしたら、その横に違う誰かがいたかも知れないが
それでも家族という立場を使い
隣は渡しません、と大立ち回り……ならぬ小回りしていたか。]

 『じゃあ、これ、鍵です』

[そう言って2人で借りたアパートの鍵を渡す。
家を買うのは、まだ踏み切らない。
というよりも、2人揃ってあまり定住しない
イメージもあり。]

 『今日のご飯は御子柴さん……』

[そうして、ふと、気付く。

御子柴さん、ではどちらなのかわからない。
いえ、私たちは分かるけれど。]
(69) 2020/07/21(Tue) 21:22:43

【人】 双子 吹雪/雪菜


 『…………詠斗……。』

[その名前を呼んで甘い雰囲気が
……流れるなら、きっとずっと昔に恋人になっていた。

詠斗、と呼んで雪菜は笑う。
何故なら。]

 『やっぱり、8番メニューなんて
  駄洒落を効かせ過ぎましたね?』

[くふくふ、と
船での思い出を話すのだ]*
(70) 2020/07/21(Tue) 21:22:53

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 遠い未来 ─
 
 『…………』

[>>72都合が悪くなると黙る癖は相変わらず。
もう30代だというのに。
20代まで消えなかった癖は、そうそう治らないようで。

結局2人の時は
お姉、お姉と呼んでいたけれど
それが、2人でも姉さん、と言うようになったのは
もうしばらく先のこと。]

 『ありがとう。
  そういうのは、助かります』

[御子柴のその提案には
素直に微笑みながら、頷いた。

歳を取るごとにそうした素直さが
増えていく。
それを落ち着いた、と言ってもいいけれど。

私は、それを信頼してるから、と言い換えたい。]

 『だってぇ……おかしいんですもの。』

 『私にとっては無理じゃ無かったですけど。
  まぁ、そうですか。
  また近々上司さんには会いたいですね』
(74) 2020/07/21(Tue) 22:38:50

【人】 双子 吹雪/雪菜


[そうして彼が部屋に誘導してくれて
でも、私は振り返ると
両手をただ伸ばし、彼の方に向けた。

10年の中で2人の間に出来上がった
キスをするので、屈んで下さい、という雪菜の合図。

彼が屈めばそっと、口づけをして。]
(75) 2020/07/21(Tue) 22:39:18

【人】 双子 吹雪/雪菜

[そんなことを囁いて私は笑う。

それは遠い未来の話。
けれど、まだまだ先の長いお話でした。]**
(76) 2020/07/21(Tue) 22:39:42

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 吹雪の
幸せな
未来 ─

 わ。

[>>77唇に触れた柔らかさに
多幸感を覚えていれば、私の身体が持ち上げられた。

少しだけ、びっくりしたけれど
下から聞こえてきた言葉に、破顔する。]

 ……うん。

 わたしも、天野さんが、
すき。


[口づけを送られれば
それに返すように、彼の身体を抱きしめた。]

 ……ぇ?

 ─────ぁ。

[>>78天野さんに言われた言葉が
初めはよく分からなかった。

けれど、二、三拍置いて吹雪はその意味を理解すると
今日一番に真っ赤な顔になってしまう。]
(79) 2020/07/21(Tue) 23:15:07