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【人】 月鏡 アオツキ「今日も美味しかったですね、え? 味わっていましたよ。 みんなの残り物を食べるために早く食べているんです」 先ほどまで座っていた席を立って、手を振り生徒に別れを告げる。 目が合えば、首をかしげて、その視線の問いに答えまた離れて。 「今日の味付けですか? 数日前のものよりソースが濃かったような…… 私達が通っていた数年前から変わりませんけどね〜」 漸く。やってきたのは赤色の髪の隣だ。 >>16 フィウクス 「おはようございます。フィウクスくん。 そういえば、先日の食事の件の理由を君の口から聞く時間がありませんでした。 詳しく教えてくれませんか?」 言いたくないないと突っぱねればそれまでと。 なんでもないように君に尋ねるその表情からは、相変わらず感情はうかがえない。 (19) 2022/04/30(Sat) 23:51:48 |
【人】 月鏡 アオツキ>>42 イシュカ 「イシュカ? あらあら〜、一人でこんな時間に。 甘い香りに釣られてきちゃいましたよ〜。 何か作るなら教えてください、何作るんですか?」 ラピスとすれ違いざまにあらわれたのは無表情でストールを肩にかけ出歩くアオツキだ。 消灯時間に一人でである。 声は小声で騒ぎたてはしないが、 君の手元を見れば納得したように頷き。 適当な椅子に座って膝を組みながら頬杖をついた。 「丁度良かった、例の定例会。 この間出来なかったじゃないですか〜。 いつにします? 小等部の子達の話沢山ききたかったところなんです」 今日も静かで、何事もなければいいのだけれど。 そんな事を宙に呟きながら、同僚を見守っていた。 (43) 2022/05/02(Mon) 3:16:57 |
【人】 月鏡 アオツキ>>44 イシュカ 「一時間ぐらい誤差ですよ〜。 味見させてくれますか? それとも、余分に小さなケーキを作ってくれてもいいですよ、二つです」 期待をしないかる口を叩いて瞳を閉じた。 夜更かしをして明日の朝に響くのは自分だ。 規則正しく生徒の模範を求められている限り、体力は使わぬよう休息は取っている。アオツキは不良のイシュカとはちがう。 「なにいってるんですか、イシュカ」 「受け持つ可能性が一番たかいのは小等部の子、ですよ〜。 私たち、なんのために教育実習生をしているんですか」 先生 、になるためでしょう?静かな夜の後ろで小さな獣たちが戯れている。 「明日ですね〜、仕事が終わったらにしましょう。 もちろん私よりは生徒を優先するんですよ、 夜眠れない子はここにたくさん居るんですから」 夜更かしをしすぎて朝に影響が出なければ良いけれど。 変わったものも、変わらないものもある。嫌でもわかったことだ。 (48) 2022/05/02(Mon) 16:31:05 |
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