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【人】 灯守り 小満――っ、 [喉奥が痙攣し、鋭く息を吸い込む。 同時、強張る筋肉に止められて吸気は短く詰まった。 空気は破裂するかのように、急激に逆流し――] (46) 2022/01/16(Sun) 0:24:47 |
【人】 灯守り 小満くしょいっ。 [くしゃみ。] 『僕の話聞いてましたぁ小満さまぁ〜〜!?』 [仕事の話の最中に、まるで緊張感のない主の様子にぐったりと脱力しながら蛍が叫ぶ。 号を蚕起桑食。代々小満に仕える蛍の家系に生まれた、年若ながら責任感のあるしっかり者。] だーいじょうぶだって、聞いてた聞いてた。 [すん、と小さく鼻を鳴らして笑うのが主の灯守り、呼ばれた通りに号は小満。 初夏の日和に見合う穏やかな人柄だと言われることも多いが、蛍や他の灯守りたちに言わせればのんびりでぐうたらの気分屋だ。 先程の返事に『本当ですか!? 僕の言ってたこと復唱できます!?』と噛みつかれて、ゆったりと中空に視線を向け――] えーっと………… (47) 2022/01/16(Sun) 0:26:19 |
【人】 灯守り 小満何だっけ? [へらり、眉根を下げて後方に控えていた蛍を振り仰ぐ。] 『やっぱり聞いてませんでしたね』 [にこりと笑って受け止めるのが、紅花栄。小満の二の蛍で、蚕起桑食が小満の執務の面での補佐ならば、こちらは小満、もとい真名を飛心という人物そのものの補佐といった立場。] 『だめだよそんな言い方じゃ。蚕はいつまで経っても小満さまの動かし方を覚えないねぇ』 [主に対してこの評価だが、互いに慣れた関係で信を置いたもの。 蒸らしていた菊花茶の香りを確かめてから椀に注ぎ、執務机に置く。] (48) 2022/01/16(Sun) 0:26:43 |
【人】 灯守り 小満『先日、小満域で出生と死没が重なったでしょう。 慰霊と祝福、それから住民の確認を済ませないと、お楽しみにも向かえませんよ』 [灯守りの中でも格別人好きといって差し支えない小満は、中央で行われる会合も殊更楽しみにしていていつも我先にと向かうのだが、奇しくもちょうど仕事が立て込んだ。 それを片付けなければ、今回は留守にできない。] わかってるよー。 だから紅にお茶にしてもらったんじゃないの。 [菊花茶の椀をゆっくりと傾けながら、書類に目を通しはじめる。 こうして向き合ってしまえばきちんと仕事をするので、何やかや執務に遅れもなく、小満としての地位を保てていた。 無論、こうしたふたりの蛍の補佐あってのものだけれど。] (49) 2022/01/16(Sun) 0:27:02 |
灯守り 小満は、メモを貼った。 (a11) 2022/01/16(Sun) 1:04:02 |
【人】 灯守り 小満ふう。 [さて、書類の方に一通り目を通して判を押したら、次は領域に出る番だ。 常に緑鮮やかな領域の奥、ややシノワズリを思わせる装飾が施された白壁の洋館が小満宮。 傍らに睡蓮の咲く小池、そこからすぐに花畑が見える。手入れをしているものではなく、小満の能力で生じているもの。 踏み入れば、盛りの花の中にいくつかホタルブクロが咲いていた。下向きの花弁は灯を湛えて、ふうわりと光っている。 小満域で息を引き取った人は、ここに辿り着きホタルブクロの花になる。 袋状の花の中、繭のようにやわらかく灯を包み、導に還るのを待っているのだ。 手ずからその花を切り摘み、慰霊と祈りの心を込めてしゃんと揺すれば、無垢になった灯は花の守りを抜け出でて中央へと飛んでいく。] (67) 2022/01/16(Sun) 4:03:38 |
【人】 灯守り 小満はぁ……いいなあ先に行けて。 [切なく独りごちれば、背後から刺さるような視線を感じる。 そのとおり、立て続いたとはいえ溜め込んだのはこちらですとも。] (68) 2022/01/16(Sun) 4:03:57 |
【人】 灯守り 小満よし、じゃあ新人さんのほうにもお邪魔しますかね。 ついでに店の様子見に行って……中央行けんのは、その後かな。 [先とは反対に、生まれる灯は小池で睡蓮の蕾になる。 領域に満ちる力を自然と汲み取って、時が来ればひとりでに咲き新たな命のもとへ向かう。 ただ、それだけでは足りないだろう、ということで、新生児のもとには直接出向いて新たな灯に祝福を授けていた。 なんて、実のところ小満自身が統治域の住人に直に触れ合いたい、というのが主な理由だったりする。 であれば必須の仕事に数える必要はないのだが、会合と同じくこれも楽しみのひとつだし、他の誰しものところに来ていて自分のところだけ祝福がないというのは、親にとっては不安だろうから、もう欠かすことはできなくなっている。 小満域であれば、どこに行くにも基本は自由だ。領域と統治域を隔てる森の木立をくぐれば、望んだところに顔を出せる。] (70) 2022/01/16(Sun) 4:05:37 |
【人】 灯守り 小満――小満域―― ――やぁ、やぁ。ごめんってば。ちょーっと立て込んでてさあ。 うん、そう。やだなぁ、サボりじゃないって。 あ、新しいお茶? いいの? じゃあもらっちゃおうかな。 [どこにでも出放題とはいえ、いきなり往来の真ん中や民家の中に出れば大騒ぎだ。 ということで、なるべく人通りのない広場や静かな森の中に出てから歩きで向かうのだけれど、その間にも家々から人が顔を出しては、小満さま小満さまと声がかかる。 小満域は本人の性格に加えて当代の在位が長いこともあり、灯守りと住民の距離が極端に近い。 かかる声も最近とんとお見限りじゃあないかとか、あっちの赤ちゃんへご挨拶かいとか、またお仕事溜め込んでらしたんですかとか、店の品を持っていってくれとか、そんな気軽なものばかり。 明るい騒ぎを聞きつけて新米母子が外に出てきたら、きょとんとしている赤子に手のひらかざし、健やかなれと未来を祈る。 本日の言祝ぎはふたり。それを終えたら、最後に『もうひとつの自宅』に顔を出そう**] (71) 2022/01/16(Sun) 4:06:28 |
灯守り 小満は、メモを貼った。 (a14) 2022/01/16(Sun) 4:10:38 |
灯守り 小満は、メモを貼った。 (a15) 2022/01/16(Sun) 4:12:50 |
【人】 灯守り 小満――『慈雨』―― [小満域の中央、石畳に噴水がきらきらと光を放つ広場に面して、その店はある。 恵みの雨の名を冠する店へ気まぐれに(とは言いつつ、頻繁に)店主は訪れ、来店客とひとしきり自由に話をしては、またふらりといなくなる。 そんなことを繰り返し、繰り返し。そして今日も、同じく。 違いがあるとすれば――今日は、このあとすぐに出ていくということくらい。残念ながら、本日のお楽しみはこれからなのだ。] ちょっと留守にするから、みんなの顔見にね。 どうだい、変わりない? [にこにこと客席を見渡せば、いってらっしゃいなり、帰ってきたらうちの畑見てってくれなり、口々に色々返ってくる。 うむうむ、よきかなよきかな*] (122) 2022/01/16(Sun) 18:42:16 |
灯守り 小満は、メモを貼った。 (a32) 2022/01/16(Sun) 18:44:55 |
【人】 灯守り 小満――In past―― [その子が訪れてきたのは、いつのことだったか。 小満の人生のうちに照らせば、ほんの少し前のことだ。 ふわりと冬の気配を纏う女性が、小満域にやってきた。 住民が『もう会ったかい』などと噂する彼女は、聞けば流れ者をやっているのだと言う。 それはそれはと興味は募り、いそいそ様子を見に行った。 彼女がこちらを知らずとも、周囲の住人が小満さまと呼ばうので、蛍も連れずに単身だったが自己紹介はいらなかったろう。 しげしげと頭のてっぺんからつま先まで彼女に視線を巡らせて――] (233) 2022/01/17(Mon) 11:07:47 |
【人】 灯守り 小満小雪のところには行かないのかい。 [開口一番、そう問うたはずだ。 ゆっくりと、穏やかに。責める意図など毛頭ないのだと伝わるよう、優しく。けれど彼女にとって、核心をついた問いだったかもしれない。 何故それを、と聞かれたとて、ふふふと笑うばかり。 小満の力は、記憶を操る。 人の生い立ちを知るくらいなら造作もない。] それなら、うちの蛍の席がひとつ空いてるけど。 ちょうどねぇ、手が欲しかったんだよね。 [あなたが働かないからでしょうと釘を刺す蛍はここにはいない。 周囲から小さくざわめきが起こる。] (234) 2022/01/17(Mon) 11:08:48 |
【人】 灯守り 小満うちの子にならない? [詳しい思惑までは知らねど、定められた自分の地位がありながらも出奔し、こんな世界の真反対までやってきたような女性。 いやあ面白い、と思っていたし、元が蛍の家系なら素質も申し分ない。 捨て犬を拾うような調子で、蛍を拾った。] (235) 2022/01/17(Mon) 11:09:35 |
【人】 灯守り 小満[案の定蚕は 『元の(小雪さまの)ところに返してきなさい!』 なんてそれこそ捨て犬相手みたいな調子で怒っていたけれど、何とか紅に宥められて、げっそりした様子で自室に篭ってしまったっけ。とはいえ今は認めてくれているようだし、問題ない問題ない。 かくいう紅もこれには呆れ返っていた。が、こうなった主人がもうどうしようもないことをよくよく知っているのも彼だ。 まだまだ困惑のさなかにいそうな麦に温かいお茶を出して、ひと通り小満宮と仕事の話をしてくれたのは紅だった。 私はといえば小雪に文を出していた。 といっても、それだけで内容がわかるようなものでもない。 『次の会合で紹介したい子がいる』とだけ伝える、簡素なもの。 察されたかもしれないし、また戯れかと思われたかもしれない。 とにかく次の会合には麦を連れて行って、『もう返してあげないもんね』なんて自慢げに見せびらかしたりしたもんだ。] (236) 2022/01/17(Mon) 11:13:54 |
【人】 灯守り 小満[ん? 蚕と紅で仕事は回ってる? 手が足りないって話はどうなったかって? いやいや最近ねぇ、灯守りが直接顔を出すってことで、店のほうに客が多くて――] (237) 2022/01/17(Mon) 11:14:23 |
【人】 灯守り 小満じゃあ、みんなごめん。 麦借りてくね。 [会合に蛍3人を伴連れる必要などないわけだが、本人が行きたいというのを止めるつもりはない。 なら他のふたりを置いていくか、となったら、蚕は会合本来の目的である政の方面に必要だし、紅はクッション役に必要なのだ。 一度どうしても目が離せない仕事があって、仕方なく紅を置いていったとき、まだ麦がいなかったこともあって息が詰まるかと思った。あまつさえ、これが本来の灯守りのあるべき姿ですとか言ってくるし、蚕とふたりはもうごめんだと心底思う。 会場内では麦には好きにしていてほしいし、そうなると自然と大所帯になってしまうのだった。] (239) 2022/01/17(Mon) 11:18:22 |
【人】 灯守り 小満[くるり、何もない空間に指先で円を描くと、小さな光の輪が生まれる。 それを両腕で引き伸ばせば、中央域が向こうに見えた。 ひらと店に残る客に手を振って輪をくぐる。蛍3人も続いて、麦が通ったところで輪はひとりでに閉じ消えた。] (240) 2022/01/17(Mon) 11:19:54 |
【人】 灯守り 小満[事の済んだ店内では『珍しいもの見たー』『小満さまだけじゃなく皆さま揃うなんてラッキーだったね』『紅さまぁ……』『なんまんだぶなんまんだぶ』などと口々に客が話していたとか、何とか。 給仕をひとり連れて行ってしまったが、来店客の目当てのひとつである店主が統治域ごと留守となれば客足も落ち着くだろう。 小満域に束の間の、穏やかな静けさが流れはじめる。] (241) 2022/01/17(Mon) 11:22:37 |
【人】 灯守り 小満――中央域―― やぁ、今回の出迎えは君かい天乃。 こないだのあの子はどうしてる? まだ眉間にシワ寄せてる? あんまりかりかりしてるようなら今度カウンセリングしたげるって言っといておくれよ。 小満さまの"よしよし"は効くんだよ。 [こないだの、というのは前の会合の担当だった中央職員のことだ。 灯守り嫌いをこじらせたタイプで、淡々と職務は遂行するものの、常にしっかり眉間に皺が刻まれていた。 それを灯守りの力で癒そうと言うのだ。反発は計り知れないが、そんなことを気にする性質では100年も灯守りやってられない……というのは、他の長生き仲間に失礼か。 言うだけ言ってからから笑いながら、会場の方へ向かう*] (242) 2022/01/17(Mon) 11:23:16 |
灯守り 小満は、メモを貼った。 (a51) 2022/01/17(Mon) 11:35:03 |
【人】 灯守り 小満[大所帯といっても、常に傍に従っているのは紅花栄くらいだ。 こうした雰囲気を好まない蚕は早々に壁の華(なんて華のない華!)になってしまうし、麦には自由にさせている。 皆、近くにいたければいるしそうでなければ離れる。それが、今や言葉を介すことすらされない小満蛍の在り方。] (248) 2022/01/17(Mon) 12:35:38 |
【人】 灯守り 小満[とはいえ壁の華になっているつもりもない。そんな穏やかなのは性に合わない。 目につく灯守りや蛍には、手当り次第といった調子で杯を掲げてみせただろう。 グラスがキスすれば重畳。呆れられても、自分でくぅっと呷るまで。 そんな中、ひとりの灯守り>>253に目をやる。] ――立夏。 少し顔色が悪いね。"悪い夢"でも見た? [まだ在位の短い、若い灯守り。 隣の領域で顔をよく見るのもあり、彼女の能力を知っているのもありで、なんとなく気にかかった。 どうも最近まで立夏域は雨続きだったと聞いているし。] 疲れてるならたまにはうちにご飯でも食べにおいで。 といっても、ここの料理のがおいしいかもしれないけどねぇ。 [こう呼称するときの『うち』とは、小満域の『慈雨』のことだ。 冗談めかして告げながら、あまり話して立夏の負担にならないようにとひらり離れていく*] (258) 2022/01/17(Mon) 14:21:28 |
灯守り 小満は、メモを貼った。 (a54) 2022/01/17(Mon) 14:34:20 |
【人】 灯守り 小満何? 用事? 若いワインに? それはそれは、大役だなぁ。 とはいえお酒はそれぞれ性格があるからね。 若さだけじゃない情報もいただけないと。 [グラスの中に入っていた深紅の甘露を一息に飲み干し。 上機嫌に 『ちょうだい♡』 のアピール。冷たい視線が向いてる? いやいやそういうお誘いだったよね? ねえ、小雪。] (354) 2022/01/17(Mon) 23:40:40 |
【人】 灯守り 小満[さて、おねだりは成功したか否か。 していれば上機嫌に口を潤し、一蹴されれば不満げに口をとがらせた。 いずれにしても、そうだなあ、と思索して。] チーズとじゃがいもも悪くないけど、そのふたつなら私はきのこの方が合うと思うね。 若いワインの軽くて甘い舌触りなら、うまみもそうだが塩気が欲しくなる。 それに小雪なら、いいきのこが育つだろ? ついでにバルサミコとピンクペッパーの甘い風味なんか足してあげたら、絶品じゃないか。 [ああ、そんな話をしていたら食べたくなるなぁ、きのこのソテー。] (356) 2022/01/18(Tue) 0:24:46 |
灯守り 小満は、メモを貼った。 (a73) 2022/01/18(Tue) 0:47:17 |
灯守り 小満は、メモを貼った。 (a74) 2022/01/18(Tue) 1:04:18 |
【人】 灯守り 小満口実じゃないさ、いま小雪が『飲んで♡』って言ったからありがたく『いただきます♡』ってしただけじゃないの。 はじめからそのつもりだったんだろう? ほら、自分のグラスまで用意しちゃって。 [都合のいい曲解はお手の物。 ワインの話をしたのだから、飲ませるつもりなんだと解釈するのは当然じゃないかと言わんばかり。 グラスを彩る明るい赤にうっとりと目を細め、一口含む。] うん、いいねぇ、上出来だ。 フレッシュで口当たりがすっきりして。 クランベリーの干したのなんかも欲しくなるね。 [などと言いながら、肴を考える。] (397) 2022/01/18(Tue) 1:54:09 |
【人】 灯守り 小満[>>386小雪域の質のいいきのこでソテーのご所望とあれば、にっこりと笑み浮かべ。] ああもちろん。 "妹"の頼みを断るような冷たい男になった覚えはないよ。 [日頃であれば厨房に立つのは稀だが、可愛い妹分のおねだりだ。 叶えてあげねば男がすたる。ワインのご相伴も頂いたし。 先代小雪と仲がよかったのもあるが、これだけ甘えたな様子を目の当たりにすれば、長付き合いの同僚といえど、妹を見るような視線になってしまうのも許されたい。 ――>>358霜降ののように任せてもらえはしなかったが、それでも愛らしいと思っているのだ、彼女のことを。 ] (400) 2022/01/18(Tue) 2:06:21 |
【人】 灯守り 小満――いつぞや―― もちろん。 うちはアフターサポートも手厚いんだよ。 [随分と爆弾発言>>402をしていったが、かつてよりずっと楽しいと言った麦の居場所をなくしはしまい。 道楽でやっている店の給仕を任せようとしているそれが、本当に彼女にとって楽しいのかどうか知らないが。 ちなみに離れた麦>>403に視線を向ければ、蚕が傍についているようだった。優秀な蛍がいると助かる。] ――君にも、かかってるからね。 [>>416語気を冷やす小雪に、ほつり、一言笑いかける。 それは『巫山戯た性格』>>379などと称される男から滲むには、あまりに穏やかで、慈愛に満ちた笑み。 小雪から蛍を取り上げた自覚もあるし、蛍候補に出て行かれた側の心情というのも無風の凪ではないだろうと思っている。] (427) 2022/01/18(Tue) 12:31:06 |
【人】 灯守り 小満嫌なことあったらいつでも"よしよし"したげるんだから。 [そのくせ、すぐこうやって混ぜっ返すのだけど。 席を外す小雪を静かに見やり、それから麦のもとへ寄っていったろう。] (428) 2022/01/18(Tue) 12:31:25 |
【人】 灯守り 小満[実のところ、"何故"小雪域を出奔したのか、麦に事情を聞いてはいない。 小雪のところには行かないのか、と問い、肯定され。 それなら小満の蛍になるか、と問い、肯定されたので。 『蛍』から逃げたのでなく、『小雪』に何やら思うところがあるのだろう、といったくらいの認識。 いやあまさかね、あの場でわたしでよければ>>389なんて返事が来るとも思ってなかったんだよね。 あの日の自分に心境を聞いたら、そう笑って言うだろう。 大丈夫、心配はいらない。 この腕は、泣いてる子供を抱きとめるためにあるのだから、彼女の心の内に何があっても、心配はいらないのだ*] (429) 2022/01/18(Tue) 12:32:57 |
【人】 灯守り 小満――現在―― [>>418手に力が入る様子を見れば、より一層笑みが深まる。 こういう性格なのはもう、とうにわかっているだろう。 いい兄にはなってやれなくてすまない。代わりに憎まれっ子として世に憚っているので、いつまでも頼ってくれていいのだよ。] うん、新物でこれだけ味わいがあるなら、相当いい出来だ。 個人的に買いに出ようかな。 [中央域を通れば、他統治域への行き来も容易い。 ふらっと散歩気分で真反対の統治域に買い物にも行けるのだ。 灯守り、なんてありがたい立場だろう。 唐突に小満が買い物に来る小雪域のワイン職人の心境は計り知れないが。] (430) 2022/01/18(Tue) 12:33:55 |
【人】 灯守り 小満ふふ、私を誰だと思ってるんだ。 伊達に150年生きちゃいないよ。 [とびきり美味しいの>>419なんてかわいいこと言うじゃないか。 酔いもふわりとやってきて、大変いい気分だ。 なお、歳に関してはまだそこまではいってないはずだが、年齢勘定なんてとっくにザル。 年の功ってだけなら、充分見栄を張れる年数には違いない。] そうだ、君さえよければ小蝶も呼ぼうか。 啓蟄もだめとは言わないだろう。 小雪域の上物で料理するなんて言ったらきっと喜ぶよ。 [小蝶、と愛称で呼ぶのは啓蟄の蛍――菜虫化蝶>>364。 慈雨で見かけるようになってから、気に入りでかわいがっている蛍だ。 なんなら領域まで呼んで、のんびりと茶会など開いたり開かなかったり。 せっかくの美しい蛍名だし、女性を菜虫と称するのも気が引けると、蝶の字を取って呼んでいる。 小雪からしてみれば『また人の蛍を勝手に』案件かもしれないが、そんな苦言を呈されたところで直すような素直さがあれば、誰も苦労はしていない。] (431) 2022/01/18(Tue) 12:35:57 |
灯守り 小満は、メモを貼った。 (a83) 2022/01/18(Tue) 12:57:30 |
【人】 灯守り 小満おやおや、すけこましとは失礼な。 スケ以外もコマしてるつもりなんだけどねえ。 私が魅力的なもんだから、女性陣を引き付けやすいのかもしれないなあ。 [「どう?」と視線を小雪にやってみる。 芳しい反応は期待していない。] 調子はそりゃあもう、いい気分だよ。 おいしく酒も料理もいただいて、夢心地だな。 ご相伴に預かれるかは、小雪サマのご機嫌次第だけどもね。 [なにせ提供者はそちらだし、私は彼女のおねだりを聞くだけだ。 言いつつ人を増やそうとしているけれど。] (455) 2022/01/18(Tue) 18:03:08 |
【人】 灯守り 小満ざんねん。 もう少し今回の会合が早かったらなぁ。 今日は大寒や大雪も見かけたし、冬どきの珍しい顔ぶれが一堂に会するかと思ったんだけど。 次に冬至にやるのは、いつだろうね。 [かぽり、頭部が開いて、キッシュは向こうに消えていく。 さてこの挙動を目にしたことはあったか否か。冬至の端末は日々改良が重なり、機能も増えていくものだから、もう今の端末が何代目かどうかを気にしなくなっていったし、どんな動きをしても驚かなくなってしまった。 こういうこともある、の典型例だと思う。] そりゃあもちろん。 麗しい冬至さまの御姿、とんとお見限りでございますから? 仕事じゃなくても、たまには小満にでも遊びに来ればいいのに。 そっちよりは暖かいよ。 [なんて。雪兎には過酷な環境かもしれない*] (456) 2022/01/18(Tue) 18:03:43 |
灯守り 小満は、メモを貼った。 (a94) 2022/01/18(Tue) 22:14:40 |
灯守り 小満は、メモを貼った。 (a95) 2022/01/18(Tue) 22:17:49 |
灯守り 小満は、メモを貼った。 (a96) 2022/01/18(Tue) 23:08:54 |
【人】 灯守り 小満――ちょっと前―― 自分のところの灯守りには献上できるのにぃ? もう少しメンタル鍛えといてあげてよ。 私が買いづらい。 [>>527医者騒ぎなんて大げさな。 中央通れば散歩の範囲なんだから、自由にさせてほしい。 交渉権を得られるなら、無論喜び勇んで交渉しにいくけど。] 店……には、余ったらね? じっくり飲みたいから、半分くらいは少し寝かすよ。 あとは、ひと瓶なら開けたら飲んじゃうじゃない? それがたった3回きりじゃないか。 [>>528最近酔いにくくなってきてねえ、なんて肩を竦める。 灯守りになって怪我や病気が遠いものになりつつある中、アルコールも回りづらくなってきた気がする。 いいんだか悪いんだか。 意趣返しに失敗して拗ねるさま>>529に、にこにこ笑み深めながら見送った*] (542) 2022/01/18(Tue) 23:53:14 |
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