【人】 一匹狼 “楓”[ヨーグルトを食べ終え、空になった入れ物をテーブルに戻す。 窓の外はよく晴れて明るい。 まるで異世界だ。 そう思いながら、彼はぼんやりと陽を透かす木の葉を眺めていた]** (31) 2023/03/05(Sun) 8:30:26 |
【人】 一匹狼 “楓”[僅かな躊躇いの後、恐る恐る弾丸に触れた瞬間、彼の手は痺れたように強張った。 数秒の後、手をゆっくりと握って、開く。 疑いの余地はない。 指が触れたものが銀製であることに。 忌々しい銀の弾丸。 実弾が効く種々の存在のほか、亡霊のような実態の無い存在にまで撃ち込める。ゆえに護身用ならまさしく最適であると同時、自分に撃てば確実に死ねると信じられる弾でもあった。 もっとも、そんなことをする気は彼には無いのだが] (39) 2023/03/05(Sun) 13:41:29 |
【人】 一匹狼 “楓”[気を取り直してベッドに落としてみれば、弾の見た目は6発全て同じ。 今度は布越しに弾を掴んで、装填し直し、弾倉を元通り閉じる。 ここは夢の中のように思われる場所だけれど、現実そのままのこともいくつもある。 銃に銀の弾丸を装填しているのも、そのひとつだ。 この場所に危険は感じない。 銃を持ち歩くかどうか、彼は少し悩んだが──誰かに奪われて自分に向けられる可能性を考えたら、持ち歩く以外の選択は無かった] (40) 2023/03/05(Sun) 13:41:52 |
一匹狼 “楓”は、メモを貼った。 (a7) 2023/03/05(Sun) 14:09:05 |
【人】 一匹狼 “楓”[しばらく窓からぼんやりと外を見ていたが、ふと、なんとなく寝室から出て螺旋階段を降りる。 そのまま玄関から出て、改めて日差しの眩しさに目を細めた。 正面に生える木に目を留め、歩み寄って木陰に入ってみると、広く伸びた枝葉が日差しをほどよく遮ってくれる。 しばらくはそのまま芝生に座り込み、幹に凭れかかっていた。けれどもう少しその場にいたい気がして、芝生に寝転がる。 組んだ両腕を枕代わりにして、枝葉の隙間から空を見上げた。 夜に窓の外を見たときにはすっぽり闇に包み込まれたかのように思えたロッジの周囲も>>0:372、昼間は特に違和感が無い] (79) 2023/03/05(Sun) 22:01:14 |
一匹狼 “楓”は、メモを貼った。 (a11) 2023/03/06(Mon) 10:01:05 |
一匹狼 “楓”は、メモを貼った。 (a13) 2023/03/06(Mon) 15:28:25 |
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