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【人】 貴戸 高志「鏡沼、テーブルゲームは好きだろうか? リョウはオセロのルールが分かるようになってきてな。お前とも対決できるぞ」 幼稚園の先生だろうか。 (0) 2021/11/14(Sun) 23:44:29 |
【人】 貴戸 高志「暁、今日の夕飯はどうしようか。せっかく鏡沼が来たのだから少し豪華なものにでもしようか?」 意気揚々と遊ぶ用意を始めた家族と、付き合ってくれる客人を一瞥しながら台所へ向かう。少年院にいた頃から変わらない態度に見えるが、分かる人には分かる程度に口元は緩み声に喜色が乗せられていた。 (4) 2021/11/15(Mon) 0:17:20 |
貴戸 高志は、台所に向かう途中レゴを踏んだ。 (a3) 2021/11/15(Mon) 0:28:28 |
貴戸 高志は、我が家のように寛いでいる鏡沼にお茶をそっと出した。これでも飲んでゆっくりしていてくれ。 (a16) 2021/11/16(Tue) 5:49:36 |
【人】 貴戸 高志「おかえり」 台所からひょこっと顔を覗かせた。 「無事おつかいを果たしたようだな。偉いぞリョウ。また一歩成長したな」 少年から買い物袋を受け取ると同時に、労いの気持ちを込めてぽふっと頭を撫でようとする。 なんだかメモと違うものが混ざっているが、それもご愛嬌。何事もなく帰ってきてくれただけでも上出来なのだ。 「全員分のおやつまで買ってきたのか。優しいな。ああ、食後に食べるとしよう」 田舎価格でなければ明らかに300円オーバーしていそうだが、それもご愛嬌以下省略。この少年、わりと甘かった。 料理は想い人と二人で作るから時間もそこまで長くかからないだろう。 (37) 2021/11/17(Wed) 11:05:21 |
【人】 貴戸 高志少年はレシピがあれば料理はこなせるが、良くも悪くも忠実に作るので柔軟に対応するのは苦手だった。 貴方の補佐をしつつ、興味深そうに観察する。 そうしてまろやかなバターチキンカレーが出来上がるのを見届ければ感心したように呟きをこぼした。 「暁は凄いな。当初と予定が変わっても器用に対応するとは」 こちらもこちらでもう一品作っていた。玉ねぎとウインナー、ブロッコリーを一口サイズに切ったものを煮込んでコンソメで味を整えた後、最後に溶き卵を回し入れる。ふんわりとした口当たりのいいスープの出来上がりだ。 (43) 2021/11/18(Thu) 15:21:35 |
【人】 貴戸 高志四人分盛ったところでわくわくしている鏡沼や迷彩の視線に気付く。 「なんだ、待ち切れないのか?そろそろ全て完成する。居間に運ぶから席に着いていてくれ」 客人はあくまで客人。我が家のようにごろんごろん寛いでいたとしても、料理を運ばせるなんて選択肢は少年の中に無かった。貴戸高志という男、多分かがみん死ぬほど甘やかしそう。 迷彩には盛り付けが終わった料理を渡し、自分もまたいくつか抱えて居間へと運ぶのだった。 (44) 2021/11/18(Thu) 15:23:40 |
貴戸 高志は、こんな平和な時間や日常の温かさを今まで知ることがなかった。 (a26) 2021/11/18(Thu) 15:24:58 |
貴戸 高志は、だから、だからこそ………… (a27) 2021/11/18(Thu) 15:25:21 |
貴戸 高志は、「……いただきます」 (a33) 2021/11/18(Thu) 19:25:13 |
【人】 貴戸 高志賑やかな食卓。自分とは縁遠いものだと思っていたものが、眼下に広がっている。 食事前の挨拶を皆と口にするのが、貴戸という少年にとって密かに嬉しいことの一つだった。 「美味いな」 端的に、けれどはっきりと感想を述べた。 これはこれでいいものだと思いながら食べ進めていたが、迷彩に渡すものがあると言われて首を傾げた。心当たりがない。 「……?渡すもの?分かった、食後でいいなら受け取らせてもらおう」 (47) 2021/11/18(Thu) 19:25:24 |
貴戸 高志は、暁に視線を送った。「何か心当たりあるか?」 (a34) 2021/11/18(Thu) 19:25:46 |
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