人狼物語 三日月国


40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】

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視点:人

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【人】 空閑 千秋


─廊下の一角─

   嗚呼、やっぱり、和宮さん。
 
 
[記憶違いでは無かったと少しばかり肩の力が抜けた。
 でもあの時は少し落ち込んでいた。

 その時の私はまだ処女で、
 けれど後ろの処女を奪われたばかりで。
 だから、女性らしい愛し方をされただろう彼女が
 少しばかり羨ましかったのだ。


 『楽しんでいますか』なんて声をかけて。
 『……この年で処女だと難しいらしくて』
 そんな風に自嘲気味に笑った記憶が過ぎる。
 その後はなんらかの形で
 処女を喪失する事はできたのだったけれど。]
 
(12) 2020/08/08(Sat) 10:03:38

【人】 空閑 千秋

 
   またいらしていたんですね。
   ……新鮮味には欠けるかもしれませんけれど
   ここに求めるものがありますからね。
 
 
[それはきっと、お互いに。
 わたしはそっと手を伸ばすと、彼女の長い髪を一房手にして
 くるりと指先に巻きつけた。
 さらり、それはすぐに落ちていく。]
 
 
   長くて綺麗な髪ですよね。
   お似合いです。
 
 
[その黒髪が白い敷布に散る様もきっと綺麗だろう。
 それを想像しながら、けれど、
 浮かべたのは穏やかな笑みだった。]**
 
(13) 2020/08/08(Sat) 10:03:54

【人】 空閑 千秋

 
[結局その時、ワタシは彼女と肌を重ねていた。>>16
 けれど、私ばかり触られるのは申し訳ない。
 だから私は彼女に口での奉仕を申し出ていた。
 互い違いに身体を重ねて、
 彼女に身体を解されながら彼女の花を愛でるというもの。
 
何せそれには慣れていた。
何度も母のそれに奉仕していたから。
腰におもちゃを着けて母を穿つ時
その母が浅ましくもうらやましく……なんて
そんな話は、しなかったけれど。

 
(19) 2020/08/08(Sat) 11:12:02

【人】 空閑 千秋


─廊下の一角─
 
   和宮さんのお陰で、少し吹っ切れましたしね。
   だから休みが取れる時は、こうして。
   それにしても中々予約が取れなくなりましたけど。
 
 
[本当はもう少し頻繁に来たいだなんて、
 自分の貞操感とやらは何処かに消えてしまったらしい。
 いや、元からそう育てられてしまったのかもしれないし
 自分自身の持つ資質とやらのせいなのか。
 もっとも、彼女の宿泊数を聞いたなら
 純粋に驚くだろうけれど。

 でも、髪について返されると>>17
 少し目を瞠った後、苦く笑った。]
 
 
   伸ばしたい…とも思うんですけどね。
   どうしたら良いかわからないのが本音です。
   その方が女性らしいとも思うんですが

   伸ばし途中の髪が頬に触れるのが
   どうにも、痒くて。
 
(20) 2020/08/08(Sat) 11:12:32

【人】 空閑 千秋

 
[チクチクと。半端な長さの対処法がわからない。
 何もしないでのんびりしていれば刺激も少ないが
 生憎メイクをして動き回る仕事だから
 刺激は少ない方が良いのだ。

 けれどそんな風に世間話ばかりしていても。
 そう思い至れば。]
 
 
   お互いに良い出会いがあれば良いですね。
   今回も。
 
 
[……けれどこれを続けていても良いのだろうか。
 微かな疑問は捻じ伏せてその足をラウンジに向ける。

 まだ日が落ちないうちに飲酒する。
 この背徳感もまた堪らないのだ。]**
 
(21) 2020/08/08(Sat) 11:12:47
空閑 千秋は、メモを貼った。
(a4) 2020/08/08(Sat) 11:15:52

【人】 空閑 千秋

 
[その時私は確かに感じていた。
 花芯だけではなく、もっと奥まった場所で
 悦を得ることができ身を震わせ確かに感じていた。
 それでも彼女を感じさせようと
 その行為に報いようと。
 互いに果てた後、火照る身体で新たに誰かを誘惑した。
 
 
 
初めて穿たれた時の痛みはまた別だったけれど
彼女に愛でられて潤った花は
きっとそれまでよりも柔軟に雄蕊を受け入れた。

 
(28) 2020/08/08(Sat) 16:48:59

【人】 空閑 千秋

 
[今の女将に代替わりしてから2年。>>a0
 その間に彼女が何度訪れたのかは知らない。
 けれど慣れている人なのだなとは感じている。
 頬に手を伸ばされ、目を瞬かせては
 その手を取って指先に唇を寄せた。]
 
 
   それでは、また。……後ほど。
 
 
[また、この後で縁はあるかもしれない。
 また、別の縁を結ぶ事もあるだろう。
 どちらにしても楽しみだと笑みを深めて
 私はその場を後にしたのだ。]*
 
(29) 2020/08/08(Sat) 16:49:18

【人】 空閑 千秋

 
─→ラウンジ─
 
[そして、着替えを持ったままラウンジへ。

 温泉施設も良いかと思えたけれども
 酒の誘惑に、負けた。
 
 ラムコークを注文してソファに沈み込む。
 グラスの端にライムを飾ったそれはとても涼やかで
 甘い香りの中に一筋の爽やかさをもたらしていた。

 そのグラスを口にして、ふうと一息。
 まだまだ夜も、始まってはいない。]*
 
(30) 2020/08/08(Sat) 16:49:37
空閑 千秋は、メモを貼った。
(a7) 2020/08/08(Sat) 16:57:28

【人】 空閑 千秋

 
─ラウンジ─
 
   ええ、どうぞ?
 
 
[顔を上げると珍しい風合いが見えた。>>31
 若いのに銀の髪。瞳の色は、自分と似ている。
 柔らかな笑みを浮かべる相手の申し出に頷いては
 一度座り直し居住まいを正した。
 自分が沈み込んだのは二人がけのソファ。
 隣でも、向かいでも。
 そのどちらであっても良いように。

 それにしても、先ほどの彼女もそうだが
 異性に不自由してなさそうな彼も彼女も
 この場所を訪れるのはある意味不思議だ。
 尤も、求めるのは異性ばかりではないかもしれないけど。]
 
 
   こんな早い時間ですから
   一人きりだと思いましたが……。
   貴方も、日の高いうちからお酒を飲む誘惑に
   勝てなかった口ですか?
 
 
[口元に薄く笑みを浮かべて首を傾げる。
 甘いラムコークは冷たく喉を冷やしながら
 臓腑にほんのりと熱を灯した。]*
 
(32) 2020/08/08(Sat) 17:14:29
空閑 千秋は、メモを貼った。
(a9) 2020/08/08(Sat) 17:24:29

【人】 空閑 千秋

 
─ラウンジ─
 
   特定の相手がいるならばこの施設に宿泊はしない。

   ……違いませんか?
 
 
[浴衣は部屋によって違うのか。
 それとも個人で選んだか。
 此方は白地に桔梗の柄。
 隣に座る彼に目を細めながら、お上手ですねと小さく笑う。]
 
 
   くが ちあき。
   ……何か見えますか?
 
 
[あまりにもじっと此方を見るものだから>>34
 少しばかり気恥ずかしくなってそんな問を投げる。
 軽く傾けられたグラスに自身のグラスを合わせる。
 カチン、と小さく硬質な音。
 そのままグラスを口に運ぶ動きに合わせて
 彼から視線を外して伏せた。
 長い睫毛が私の瞳の色を隠す。]
 
(37) 2020/08/08(Sat) 17:54:24

【人】 空閑 千秋

 
   ……ここには、慣れているんですか?
 
 
[そんなことを尋ねたのは、
 隣り合うことに慣れているようだから。
 ここに来る目的を。きちんと、理解してそうだったから。

 ここに来ること自体、慣れているのかと。]*
 
(38) 2020/08/08(Sat) 17:54:46

【人】 空閑 千秋

 
─ラウンジ─
 
[そう、心に決めた相手がいるなら。
 そして互いに想っていたならこの場所には来ない筈。

 
勿論、そうした"プレイ"で来る男女も
いるには居ただろうけども。
少なくとも自分には縁のない世界だ。
少なくとも、今のところ。

 
 それにしてもこの人は、本当に"お上手"だ。
 女性を褒め慣れている。
 女性の心の擽り方を知っている。
 若しかしたら自分の様な
 女性としての自信に欠けるような相手を褒めることに
 より長けているのかもしれない。
 そう思うのは、自惚れないための防衛本能。]
 
 
   お上手ですね。つい、嬉しくなってしまう。
   私みたいな女よりも
   もっと魅力的な女性は多いでしょうに。
 
(45) 2020/08/08(Sat) 19:04:01

【人】 空閑 千秋

 
[だから、そう言葉で線を引く。
 分かってる。これは、ここに宿泊している間だけの
 甘い甘い毒の蜜。
 楽しむだけに留めておこう。
 本気になって困らせたりはしないから。
 そう、自分に戒める為の言葉でもある。

 からり、グラスの中の氷が音を立てた。]
 
 
   私もです。三回目。
   ……麗央さんはここに何を求めて?
   私はですね、こんななりですから。

   自分の形を確かめに。
 
 
[グラスを緩く揺らしながらその湖面を見つめる。
 そして彼に視線を向け直すと、
 眉尻を下げながらほんのわずか、笑みを溢した。]
 
(46) 2020/08/08(Sat) 19:04:25

【人】 空閑 千秋

 
   麗央さん、こういう場所に来なくても
   不自由ではなさそうに見えるから。

   …不躾なら、ごめんなさいね。
 
 
[小さく謝罪を付け足して、グラスを干した。
 カッ、と体に生まれる熱。
 それを無視する様に、スティンガーを注文した。]*
 
(47) 2020/08/08(Sat) 19:05:05

【人】 空閑 千秋

 
─ラウンジ─
 
   男だと想って口説かれて、違うならと
   処女より先に後ろを奪われる女ですよ。
   ……彼方としては妥協案だったんでしょうが。
 
 
[服も脱がせず、己が欲望ばかりを押し付けられた
 苦い初回の思い出。
 しかしそれを拒絶したりあしらったり、
 そんな事すら出来なかった自分も悪い。
 その後も処女の相手は面倒だと
 それをやっと散らせることができたのはいつの事か。
 誰かの手か。それとも自身の手か。
 どちらにしろなんとか自分の形を確認できた
 この宿泊の二回のうちではあるが。
 思い出せばやはり苦い記憶に
 知らずのうちに笑みもまた苦く染まる。]
 
(53) 2020/08/08(Sat) 20:58:29

【人】 空閑 千秋

 
   そうやって、女性を喜ばせる言葉を
   選ぶのがお上手なんですね。
 
 
[こんな言葉ばかり聞かされてしまえば>>50
 酔ってしまいそうだから。
 線を引く言葉を選ぶも頬が染まったのは
 酒のせいか、それとも。
 それにしても、刺激。>>49
 確かにここは刺激的ではあるけれども
 この刺激に慣れてしまえばひどい火傷を負いそうだ。

 それとも。
 その火傷の痛みすら、刺激なのだろうか?]
 
 
   ……麗央さんの欲望次第ではありますけど。
   こう言う場ですもの、
   お試しくらいは応えることも吝かではありませんが。
(54) 2020/08/08(Sat) 20:58:46

【人】 空閑 千秋


   ……一体どんな欲望かしら。
 
 
[スティンガーのグラスを受け取る。
 ペパーミントリキュールの涼やかな香りがしても
 それは私の中に生まれた熱を冷やしてはくれない。
 スティンガーで湿らせた唇を少し舐めて。
 首を傾げて彼の瞳の奥を見つめた。

 グラスを両手に包み込んだまま、
 ただ、静かに。]*
 
 
(55) 2020/08/08(Sat) 20:59:01

【人】 空閑 千秋

 
─ラウンジ─
 
   ……あら。
 
[彼の口にした欲望は>>70
 想像していたよりもストレート、かつ、
 意外に可愛らしい響きを伴うものだった。
 "俺のものになる女"
 それを彼が叶えられていないのは意外な気がしたし
 それが叶う場所であるとも思えたのだ。
 それとも彼が望む形は、それを為せないほど刺激的なのか
 それとも何か別に理由があるのか。]
 
 
   ……そうですね。
   一先ずは肌を合わせている間だけ。
   お試しの範囲としては、それで十分かしら?
 
 
[彼の右手が自分の手に触れる。
 それを甘んじて受けながらも彼の眼差しに
 ぞくりと悪い感情が頭をもたげたのを感じる。
 彼が触れてない方の手でグラスを置くと、
 彼の右手を取り、そっとその内側、
 手首のあたりへ口付けた。
 痕を残したりはしない。
 ただ柔らかな唇を押しつけながら視線を伏せ

 …ちゅ、と微かな音を立てる。]
(79) 2020/08/09(Sun) 2:47:32

【人】 空閑 千秋

 
   その後まで麗央さんが
   私を自分のものにしたいと思うか。
   私自身が麗央さんのものになりたいと思うか。

   それは、お試し次第……ですね?
   ここにいる以上、
   他の方とも肌を重ねることになるでしょう、
   お互いに。
 
 
[そして望んだところで一方通行なら
 その願いは叶わないものだと識っている。
 だから彼の手から手を離し、
 やんわりと微笑み再びグラスに手を伸ばした。]**
 
 
(80) 2020/08/09(Sun) 2:48:24
空閑 千秋は、メモを貼った。
(a15) 2020/08/09(Sun) 2:49:47

【人】 空閑 千秋

 
─ラウンジ─
 
[彼が身を寄せ太腿が触れ合っても避けはしない。
 更に肩に手が触れても、淡く笑んだのみ。
 ただ、指先が肌に触れた時にはびくん、と
 派手に肩を跳ねさせてしまった。

 カア…、と頬に新たな赤みが差す。
 恥じらいと、一瞬見せた期待がはしたない気がして。
 グラスの湖面をチャプ、と揺らして
 あわやこぼしてしまうところだった。
 素知らぬ顔をして顔を背けグラスに口をつけても
 きっともう、遅い。
 ほ、と息をついたけれども
 その理由は安堵なのか、それとも。]
 
(95) 2020/08/09(Sun) 13:13:31

【人】 空閑 千秋

 
   …それを尋ねるのは無粋な気がします。
   このような場所なのですし、
   私は望んでここに来ているのですから。
 
 
[望むものがどんなものであるのか。
 尋ねておいた方が良いのか、それとも。>>82
 その問いかけを先の自分もしたろうに、
 今度はそうしてはぐらかす。

 直接的な誘いに数秒の無言を返して
 こくり、こくりとカクテルで喉を潤した。
 これでも酒精には強い方。
 少なくとも、自分ではそう判じている。

 部屋の名まで告げられて、
 私はそっと彼の方へと身を寄せると
 その耳元に密やかな呟きを寄せる。]
 
(96) 2020/08/09(Sun) 13:13:48

【人】 空閑 千秋

 
   ……予定はないです。
   けれど、……。
 
 
[先程耳元にささやいた言葉。
 それが叶うとも思ってはいない。
 けれど、ほんのりと期待を込めて彼を見つめて
 それから、]
 
 
   ……私は桔梗の間です。
 
 
[それだけ告げて、立ち上がった。
 縁があればまたそれが交わることもあるだろう。
 そう思いながら、彼に背を向けた。]*
 
(97) 2020/08/09(Sun) 13:14:28

【人】 空閑 千秋

 
─ラウンジ─
 
[ラウンジにはいつの間にか
 人が増えているようであった。
 カウンターの一角に座った女性。>>107
 彼女を案内した男性。>>102
 それに、ソファに倒れるショートカットの女性に>>90
 それに声をかける男性の姿。>>115
 
 
 私は麗央さんと座った2人がけのソファから
 独り立ち上がり背を向けたところ。>>97


 人が増えたのなら尚更
 その場を辞する為にも脚を進めよう。
 その足先は、出口の方へ。]*
 
(116) 2020/08/09(Sun) 15:10:43
空閑 千秋は、メモを貼った。
(a20) 2020/08/09(Sun) 15:21:54

【人】 空閑 千秋

 
─それは、初めての宿泊の時─
 
[初めてここに宿泊した時は
 スーツで参加したからなのか何なのか。
 男として口説かれ、男として"抱かれ"て
 風呂場で和宮さんに女の部分を慰められ。


 それでも、処女を散らすことはできず。
 一夜目、塞いだ気持ちを抱えたまま
 自室に戻ってくる羽目になっていた。
 どうしたってここでは勇気がいる。
 そして、運や縁を手繰り寄せる気概も必要と
 頭では分かっていたのに上手くいかなかった。


 その時も確か桔梗の間。
 その部屋に入った後か入る前か。
 涙を滲ませながら歩いていた矢先、

 つぅ……、とひんやりした風が頬を撫でる。>>@3
 
窓はしまっていたはずで。
ここにはエアコンもなかった。そんな筈。

 私はぞくりと背筋を震わせて。]
 
(134) 2020/08/09(Sun) 18:17:45

【人】 空閑 千秋

 
[その視線の先。
 着流姿の男を見ることはあったか。

 それとも何も見えないまま
 首を傾げるだけだったか。]*
 
(135) 2020/08/09(Sun) 18:18:00
空閑 千秋は、メモを貼った。
(a23) 2020/08/09(Sun) 18:20:44

空閑 千秋は、メモを貼った。
(a25) 2020/08/09(Sun) 19:22:45

空閑 千秋は、メモを貼った。
(a27) 2020/08/09(Sun) 19:24:53

【人】 空閑 千秋

 
─ラウンジ→─
 
[私はまだ、麗央さんのそばから
 そう離れた位置にいなかっただろう。
 その足先は確かに出口に向けてはいたけれど
 まだそんなに、動いてなくて。
 
 
 だから、きっと背にはまだ麗央さんが。
 けれど後ろから声をかけられて>>146
 少し、いいえ、かなり驚いた。
 先程少しだけ声を交わした人。
 女性の奥側の部分での喜びを教えてくれた人。


 それに気づけば、あ、ダメだ、と。
 心の奥底からなんだか恥ずかしくなった。
 良い女のふりをしてもダメ。
 2人きりなら雰囲気に酔えても
 他に可愛らしい人も綺麗な人も色っぽい人もいて
 
私なんか選ばれるわけないじゃないって

 さっき彼に言ったことが、とてもじゃないけど。
 
 
 だから私は、]
 
(152) 2020/08/09(Sun) 20:18:01

【人】 空閑 千秋

 
   ……その。ごめんなさい、ちょっと。
 
 
[震える声でそれだけ言うとその場を駆け出していた。
 つまりは、逃げ出した。


 お酒を飲んだ後で走るなんて我ながら無謀。
 そう思ったけれどラウンジから飛び出した私は
 荒い呼吸を整えながら売店へ。
 水のボトルを買ってそれを口にする。
 じわ、と滲んできそうになる劣等感。
 並んでいるお土産に目を向けても
 何の心も晴れはしなかった。]**
 
(153) 2020/08/09(Sun) 20:18:22
空閑 千秋は、メモを貼った。
(a30) 2020/08/09(Sun) 20:21:48

【人】 空閑 千秋

 
─売店─
 
[立ち去る前、麗央の言葉>>170
 聞こえなかったわけじゃない。
 その言葉にほんの僅か頷いたけれど
 その言葉に対する自信は無くて。
 遠ざけられたようにも感じたし
 それに加えて、自分よりもよほど
 魅力的な彼女が来たからこそ逃げ出した。

 我ながら何をしに来たのだか。
 ここには、肌を重ねに来たはず。
 割り切って楽しむ為にきたはずなのに。
 いや、だからこそ、か。]
 
(176) 2020/08/09(Sun) 23:25:28

【人】 空閑 千秋

 
   今じゃ、無いんだなぁ………。
 
 
[好意的に受け取ることもできる。
 けれど、後回しにされたとも思えた。
 そう思うくらいには自分に自信がない。
 後回しにされて、タイムアップ。
 忘れてたごめんね、そんな事だってきっとある。

 ……切り替えなくちゃ。
 小さくため息をついて売店の並びを見る。

 さて。ラウンジから逃亡してきてしまったし
 今更そこに戻ることはしにくい。
 少なくとも今すぐは。
 だからこそ、暫しここにいることにしたが。]
 
 
   ……人目につかない場所の方が良いのかしら。
 
 
[また、人が集まってきたら。
 きっと何もできずに終わるだろう。

 いっそ混浴に行こうかと
 少し酒の抜けた頭で考えると先ほどの考えとは一転して
 売店を去り、脱衣所へ。そして。]
 
(177) 2020/08/09(Sun) 23:25:53

【人】 空閑 千秋

 
─露天風呂・混浴─
 
[思えば混浴だって、
 人目につくと言えばつくのだろうけど。
 少なくとも、今は1人きりだった。

 せめて水着姿なら女性らしく、と
 背中が大きく開いた黒のワンピース。
 腰の辺りからは巻きスカートのようになったそれが
 足の付け根までをふんわり隠してくれるそれを着て
 ぼんやり、露天に浸かるのだ。
 頬を撫でる風が心地よい。]
 
 
   ……ふう。
 
 
[少しつかったら、またどこかに行ってみよう。
 ぼんやり考えながら
 露天の雰囲気で気を紛らわせることにした。]*
 
 
(178) 2020/08/09(Sun) 23:26:15
空閑 千秋は、メモを貼った。
(a39) 2020/08/09(Sun) 23:28:09

 




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