【人】 空閑 千秋[その時私は確かに感じていた。 花芯だけではなく、もっと奥まった場所で 悦を得ることができ身を震わせ確かに感じていた。 それでも彼女を感じさせようと その行為に報いようと。 互いに果てた後、火照る身体で新たに誰かを誘惑した。 初めて穿たれた時の痛みはまた別だったけれど ]彼女に愛でられて潤った花は きっとそれまでよりも柔軟に雄蕊を受け入れた。 (28) 2020/08/08(Sat) 16:48:59 |
【人】 空閑 千秋─→ラウンジ─ [そして、着替えを持ったままラウンジへ。 温泉施設も良いかと思えたけれども 酒の誘惑に、負けた。 ラムコークを注文してソファに沈み込む。 グラスの端にライムを飾ったそれはとても涼やかで 甘い香りの中に一筋の爽やかさをもたらしていた。 そのグラスを口にして、ふうと一息。 まだまだ夜も、始まってはいない。]* (30) 2020/08/08(Sat) 16:49:37 |
空閑 千秋は、メモを貼った。 (a7) 2020/08/08(Sat) 16:57:28 |
【人】 空閑 千秋─ラウンジ─ ええ、どうぞ? [顔を上げると珍しい風合いが見えた。>>31 若いのに銀の髪。瞳の色は、自分と似ている。 柔らかな笑みを浮かべる相手の申し出に頷いては 一度座り直し居住まいを正した。 自分が沈み込んだのは二人がけのソファ。 隣でも、向かいでも。 そのどちらであっても良いように。 それにしても、先ほどの彼女もそうだが 異性に不自由してなさそうな彼も彼女も この場所を訪れるのはある意味不思議だ。 尤も、求めるのは異性ばかりではないかもしれないけど。] こんな早い時間ですから 一人きりだと思いましたが……。 貴方も、日の高いうちからお酒を飲む誘惑に 勝てなかった口ですか? [口元に薄く笑みを浮かべて首を傾げる。 甘いラムコークは冷たく喉を冷やしながら 臓腑にほんのりと熱を灯した。]* (32) 2020/08/08(Sat) 17:14:29 |
空閑 千秋は、メモを貼った。 (a9) 2020/08/08(Sat) 17:24:29 |
【人】 空閑 千秋─ラウンジ─ 特定の相手がいるならばこの施設に宿泊はしない。 ……違いませんか? [浴衣は部屋によって違うのか。 それとも個人で選んだか。 此方は白地に桔梗の柄。 隣に座る彼に目を細めながら、お上手ですねと小さく笑う。] くが ちあき。 ……何か見えますか? [あまりにもじっと此方を見るものだから>>34 少しばかり気恥ずかしくなってそんな問を投げる。 軽く傾けられたグラスに自身のグラスを合わせる。 カチン、と小さく硬質な音。 そのままグラスを口に運ぶ動きに合わせて 彼から視線を外して伏せた。 長い睫毛が私の瞳の色を隠す。] (37) 2020/08/08(Sat) 17:54:24 |
【人】 空閑 千秋……ここには、慣れているんですか? [そんなことを尋ねたのは、 隣り合うことに慣れているようだから。 ここに来る目的を。きちんと、理解してそうだったから。 ここに来ること自体、慣れているのかと。]* (38) 2020/08/08(Sat) 17:54:46 |
【人】 空閑 千秋─ラウンジ─ [そう、心に決めた相手がいるなら。 そして互いに想っていたならこの場所には来ない筈。 勿論、そうした"プレイ"で来る男女も いるには居ただろうけども。 少なくとも自分には縁のない世界だ。 少なくとも、今のところ。 それにしてもこの人は、本当に"お上手"だ。 女性を褒め慣れている。 女性の心の擽り方を知っている。 若しかしたら自分の様な 女性としての自信に欠けるような相手を褒めることに より長けているのかもしれない。 そう思うのは、自惚れないための防衛本能。] お上手ですね。つい、嬉しくなってしまう。 私みたいな女よりも もっと魅力的な女性は多いでしょうに。 (45) 2020/08/08(Sat) 19:04:01 |
【人】 空閑 千秋[だから、そう言葉で線を引く。 分かってる。これは、ここに宿泊している間だけの 甘い甘い毒の蜜。 楽しむだけに留めておこう。 本気になって困らせたりはしないから。 そう、自分に戒める為の言葉でもある。 からり、グラスの中の氷が音を立てた。] 私もです。三回目。 ……麗央さんはここに何を求めて? 私はですね、こんななりですから。 自分の形を確かめに。 [グラスを緩く揺らしながらその湖面を見つめる。 そして彼に視線を向け直すと、 眉尻を下げながらほんのわずか、笑みを溢した。] (46) 2020/08/08(Sat) 19:04:25 |
【人】 空閑 千秋麗央さん、こういう場所に来なくても 不自由ではなさそうに見えるから。 …不躾なら、ごめんなさいね。 [小さく謝罪を付け足して、グラスを干した。 カッ、と体に生まれる熱。 それを無視する様に、スティンガーを注文した。]* (47) 2020/08/08(Sat) 19:05:05 |
【人】 空閑 千秋─ラウンジ─ 男だと想って口説かれて、違うならと 処女より先に後ろを奪われる女ですよ。 ……彼方としては妥協案だったんでしょうが。 [服も脱がせず、己が欲望ばかりを押し付けられた 苦い初回の思い出。 しかしそれを拒絶したりあしらったり、 そんな事すら出来なかった自分も悪い。 その後も処女の相手は面倒だと それをやっと散らせることができたのはいつの事か。 誰かの手か。それとも自身の手か。 どちらにしろなんとか自分の形を確認できた この宿泊の二回のうちではあるが。 思い出せばやはり苦い記憶に 知らずのうちに笑みもまた苦く染まる。] (53) 2020/08/08(Sat) 20:58:29 |
【人】 空閑 千秋……一体どんな欲望かしら。 [スティンガーのグラスを受け取る。 ペパーミントリキュールの涼やかな香りがしても それは私の中に生まれた熱を冷やしてはくれない。 スティンガーで湿らせた唇を少し舐めて。 首を傾げて彼の瞳の奥を見つめた。 グラスを両手に包み込んだまま、 ただ、静かに。]* (55) 2020/08/08(Sat) 20:59:01 |
【人】 空閑 千秋─ラウンジ─ ……あら。 [彼の口にした欲望は>>70 想像していたよりもストレート、かつ、 意外に可愛らしい響きを伴うものだった。 "俺のものになる女" それを彼が叶えられていないのは意外な気がしたし それが叶う場所であるとも思えたのだ。 それとも彼が望む形は、それを為せないほど刺激的なのか それとも何か別に理由があるのか。] ……そうですね。 一先ずは肌を合わせている間だけ。 お試しの範囲としては、それで十分かしら? [彼の右手が自分の手に触れる。 それを甘んじて受けながらも彼の眼差しに ぞくりと悪い感情が頭をもたげたのを感じる。 彼が触れてない方の手でグラスを置くと、 彼の右手を取り、そっとその内側、 手首のあたりへ口付けた。 痕を残したりはしない。 ただ柔らかな唇を押しつけながら視線を伏せ …ちゅ、と微かな音を立てる。] (79) 2020/08/09(Sun) 2:47:32 |
【人】 空閑 千秋その後まで麗央さんが 私を自分のものにしたいと思うか。 私自身が麗央さんのものになりたいと思うか。 それは、お試し次第……ですね? ここにいる以上、 他の方とも肌を重ねることになるでしょう、 お互いに。 [そして望んだところで一方通行なら その願いは叶わないものだと識っている。 だから彼の手から手を離し、 やんわりと微笑み再びグラスに手を伸ばした。]** (80) 2020/08/09(Sun) 2:48:24 |
空閑 千秋は、メモを貼った。 (a15) 2020/08/09(Sun) 2:49:47 |
【人】 空閑 千秋─ラウンジ─ [彼が身を寄せ太腿が触れ合っても避けはしない。 更に肩に手が触れても、淡く笑んだのみ。 ただ、指先が肌に触れた時にはびくん、と 派手に肩を跳ねさせてしまった。 カア…、と頬に新たな赤みが差す。 恥じらいと、一瞬見せた期待がはしたない気がして。 グラスの湖面をチャプ、と揺らして あわやこぼしてしまうところだった。 素知らぬ顔をして顔を背けグラスに口をつけても きっともう、遅い。 ほ、と息をついたけれども その理由は安堵なのか、それとも。] (95) 2020/08/09(Sun) 13:13:31 |
【人】 空閑 千秋……予定はないです。 けれど、……。 [先程耳元にささやいた言葉。 それが叶うとも思ってはいない。 けれど、ほんのりと期待を込めて彼を見つめて それから、] ……私は桔梗の間です。 [それだけ告げて、立ち上がった。 縁があればまたそれが交わることもあるだろう。 そう思いながら、彼に背を向けた。]* (97) 2020/08/09(Sun) 13:14:28 |
空閑 千秋は、メモを貼った。 (a20) 2020/08/09(Sun) 15:21:54 |
【人】 空閑 千秋─それは、初めての宿泊の時─ [初めてここに宿泊した時は スーツで参加したからなのか何なのか。 男として口説かれ、男として"抱かれ"て 風呂場で和宮さんに女の部分を慰められ。 それでも、処女を散らすことはできず。 一夜目、塞いだ気持ちを抱えたまま 自室に戻ってくる羽目になっていた。 どうしたってここでは勇気がいる。 そして、運や縁を手繰り寄せる気概も必要と 頭では分かっていたのに上手くいかなかった。 その時も確か桔梗の間。 その部屋に入った後か入る前か。 涙を滲ませながら歩いていた矢先、 つぅ……、とひんやりした風が頬を撫でる。>>@3 窓はしまっていたはずで。 ここにはエアコンもなかった。そんな筈。 私はぞくりと背筋を震わせて。] (134) 2020/08/09(Sun) 18:17:45 |
空閑 千秋は、メモを貼った。 (a23) 2020/08/09(Sun) 18:20:44 |
空閑 千秋は、メモを貼った。 (a25) 2020/08/09(Sun) 19:22:45 |
空閑 千秋は、メモを貼った。 (a27) 2020/08/09(Sun) 19:24:53 |
【人】 空閑 千秋─ラウンジ→─ [私はまだ、麗央さんのそばから そう離れた位置にいなかっただろう。 その足先は確かに出口に向けてはいたけれど まだそんなに、動いてなくて。 だから、きっと背にはまだ麗央さんが。 けれど後ろから声をかけられて>>146 少し、いいえ、かなり驚いた。 先程少しだけ声を交わした人。 女性の奥側の部分での喜びを教えてくれた人。 それに気づけば、あ、ダメだ、と。 心の奥底からなんだか恥ずかしくなった。 良い女のふりをしてもダメ。 2人きりなら雰囲気に酔えても 他に可愛らしい人も綺麗な人も色っぽい人もいて 私なんか選ばれるわけないじゃないって さっき彼に言ったことが、とてもじゃないけど。 だから私は、] (152) 2020/08/09(Sun) 20:18:01 |
【人】 空閑 千秋……その。ごめんなさい、ちょっと。 [震える声でそれだけ言うとその場を駆け出していた。 つまりは、逃げ出した。 お酒を飲んだ後で走るなんて我ながら無謀。 そう思ったけれどラウンジから飛び出した私は 荒い呼吸を整えながら売店へ。 水のボトルを買ってそれを口にする。 じわ、と滲んできそうになる劣等感。 並んでいるお土産に目を向けても 何の心も晴れはしなかった。]** (153) 2020/08/09(Sun) 20:18:22 |
空閑 千秋は、メモを貼った。 (a30) 2020/08/09(Sun) 20:21:48 |
【人】 空閑 千秋今じゃ、無いんだなぁ………。 [好意的に受け取ることもできる。 けれど、後回しにされたとも思えた。 そう思うくらいには自分に自信がない。 後回しにされて、タイムアップ。 忘れてたごめんね、そんな事だってきっとある。 ……切り替えなくちゃ。 小さくため息をついて売店の並びを見る。 さて。ラウンジから逃亡してきてしまったし 今更そこに戻ることはしにくい。 少なくとも今すぐは。 だからこそ、暫しここにいることにしたが。] ……人目につかない場所の方が良いのかしら。 [また、人が集まってきたら。 きっと何もできずに終わるだろう。 いっそ混浴に行こうかと 少し酒の抜けた頭で考えると先ほどの考えとは一転して 売店を去り、脱衣所へ。そして。] (177) 2020/08/09(Sun) 23:25:53 |
【人】 空閑 千秋─露天風呂・混浴─ [思えば混浴だって、 人目につくと言えばつくのだろうけど。 少なくとも、今は1人きりだった。 せめて水着姿なら女性らしく、と 背中が大きく開いた黒のワンピース。 腰の辺りからは巻きスカートのようになったそれが 足の付け根までをふんわり隠してくれるそれを着て ぼんやり、露天に浸かるのだ。 頬を撫でる風が心地よい。] ……ふう。 [少しつかったら、またどこかに行ってみよう。 ぼんやり考えながら 露天の雰囲気で気を紛らわせることにした。]* (178) 2020/08/09(Sun) 23:26:15 |
(a39) 2020/08/09(Sun) 23:28:09 |
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