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クロノは、暗い顔で、けれども今日もラピスと食堂に来た。 (a1) 2022/04/30(Sat) 21:41:52 |
【人】 童心 クロノテラの配膳を待ち、 置いてもらえば「ありがとう」と声を掛ける。 誰かの姿を探すように視線をしばらく巡らせた後、 食事へと視線を落とし、食べ始めた。 (2) 2022/04/30(Sat) 21:57:04 |
【人】 童心 クロノコーヒーをぶちまけたリアンの方を、 心配げに見つめつつも、けれども何をする訳でも無く、 結局退室して行くまで見ているだけだったクロノは、 朝食を食べ終え片付け終えれば、食堂を後にする。 「…………がんばらなきゃ……。」 小さな呟きは、生徒達が廊下を歩く音に 紛れて掻き消されて行った。 (21) 2022/05/01(Sun) 1:35:19 |
【人】 童心 クロノ図書室の一角で、本棚を眺め上げている。 それは児童文学を通り過ぎて、 大人でも読むのが難しそうな本の並んだところ。 民族、伝承、そんなものが並ぶ棚。 お行儀よく並ぶ背表紙を見上げながら、 困ったような面持ちでその辺を彷徨いていた。 (29) 2022/05/01(Sun) 18:16:12 |
【人】 童心 クロノ>>35 エルナト 気にしないでと言うように、 ふるふると首を横に振って。 「…………」 分かっているのか、それでも言えない何かがあるのか 返事をしないで、けれど大人しく着いていく。 低い本棚の一画、指し示された本を幾つか手に取って 軽く捲って見れば目当ての話はすぐ見つかる。 よくある神隠しの話。禁忌の場所に踏み入って、帰って来なくなる。 「うん……このあたり、みたい。 ありがとう、エルナトくん。」 該当の本を最初から捲り直しながら 小さな声が、控えめに言葉を続ける。 「………」 「……いい子にしてれば、 誰も、神隠し、あわないでいられるのかな」 問い掛けの様でも、独り言の様でもある言葉を。 (36) 2022/05/01(Sun) 19:51:16 |
【人】 童心 クロノ共用スペースの机の上。 何かが置いてある事に気付き、それを手に取った。 「宿題を手伝う時間を作ります……」 滑らかな女の声で読み上げ、軽く頷く。 手伝ってもらおう、と。ひとり明日の予定を定めた。 (50) 2022/05/02(Mon) 19:09:34 |
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