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【人】 新人捜査官 空閑―― 目覚めたらそこはいつもの部屋でした ―― あ……れ? [見回せばそこはいつもの自分の部屋。 さっきまで違う場所にいた、はず…… いや、そもそも僕は今「誰」の名を呼んだ? 妙に生々しいはずなのに、どうにもうまく思い出せなくて。] 夢にしては生々しいんだよなぁ…… って、今何時だろ…… [時計を見ると帰宅してからそう時間は経っていない。 見ると僕の格好は上着を脱いだだけで、つまり帰宅してすぐに「寝落ちた」ことになる。] 確かに忙しかったけど…… [ベッドで寝た記憶がない。 というか、妙に体が、主に腰が疲れている気がして 変に生々しい「誰かとセックスする夢」なんか見たからだとベッドを下りようとして] (34) 2020/02/11(Tue) 21:05:13 |
【人】 新人捜査官 空閑 はい?? [下着の中の違和感に顔をしかめ視線を落とした。 夢精 ってなんだよ、10代じゃあるまいし……それとも]溜まってんのかな……こんな夢見て…… [ため息をついて浴室に向かう。 帰宅してすぐに寝たってことはシャワーも浴びてないはずだし 夢とはいえ相手を思い出せないことがどうにもすっきりしないから] (35) 2020/02/11(Tue) 21:06:42 |
【人】 新人捜査官 空閑[汚れた下着はゴミ箱の中。 頭からシャワーを浴びて体を流して、背中に違和感があることに気づいて手を伸ばす。] ……え? [爪痕だ……だけど、ここ暫くこんなものが付くようなことをした覚えはない。 覚えはないはずだ……けど 夢の中で「誰か」が付けたのと同じ爪痕がそこにあった。] 夢……? [夢のはずなのに確かに「誰か」とそこにいたようで 言いようのない切なさを洗い流すようにシャワーを強くした。**] (36) 2020/02/11(Tue) 21:08:06 |
【人】 新人捜査官 空閑―― どこかで ―― [弥勒組の組長が倒れたとの一報が入ったのは、あの奇妙な夢のことも忘れかけた日のことだ。 弥勒組と敵対する組織にも動きがあり、毒を盛られた可能性が流れたなら 抗争が始まる前触れかと課内に緊張が走る。] 「空閑、行くぞ」 あ、はい! [行先はかねてより内偵を進めていた雑居ビルの一角。 そこに弥勒組の人間が乗り込んだらしいとの報を受けたのだ。 「今度こそ下っ端じゃなく大物がかかるといいが」なんて言葉に頷く。 だけど、なぜか、心の中では違うといいなんて言葉がよぎった。] (46) 2020/02/11(Tue) 23:41:32 |
【人】 新人捜査官 空閑[路地を駆ける。 その向こうに、足早に通り抜けようとする姿が見えて一瞬だけ ほんの一瞬だけ目があった気がして、視線が揺れる 足が、止まる……覚えている、仕事じゃなく、 どこかで ] (47) 2020/02/11(Tue) 23:42:34 |
【人】 新人捜査官 空閑 「おい、空閑!何してんだ!」 [声を掛けられハッとしてまた走る。 あれは夢だし、きっと人違いだ。 弥勒組の若頭と僕に、接点はないはずなのだから。**] (48) 2020/02/11(Tue) 23:44:20 |
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