人狼物語 三日月国


59 【R18RP】花韮の咲く頃

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【人】 上原 隆司

  じゃ……また明日な。


[最後に軽く頭を撫でて、上原は矢川に微笑みかける。
 何もなければそのまま立ち去るだろう]**
(54) 2021/03/03(Wed) 7:02:38

【人】 上原 隆司

>>56顔を覆う矢川に別れを告げて立ち去った後、駅に向かって歩きながら、「ココアパウンドケーキ」と言っていたのを思い出す。>>52

 上原の家には買い置きのコーヒー豆があったが、しばらく前に開封したきり、放置状態だった。
 豆のままだし密閉しているし、そこまで酸化はしていないはず。

 たまに家でハンドドリップするかと思って帰路につきながら、そういうゆとりを近頃はすっかり失っていたことに上原はやっと気がついた]
(58) 2021/03/03(Wed) 8:13:26

【人】 上原 隆司

[翌朝。
 学校の始業時刻は、会社よりも早い。だから出社より遥かに早く家を出ることになった。
 朝食はいつもメニューが決まっているから、困ることはなかったけれど。

 学校に向かう学生らしき人々が疎らに歩いている中、流れに逆らって矢川の家まで進むのは複雑な心境だった。

 そうして矢川の家に着いたのは、待ち合わせの時刻よりほんの少し前。玄関から顔を出した彼女にお弁当と問われて>>57


  ……え?


[上原の想像の範疇になさすぎる言葉だったせいか、きょとんとして問い返すことになった]**
(59) 2021/03/03(Wed) 8:18:43

【人】 上原 隆司

  ああ……、そうだ、ケーキ。
  美味かったぞ、コーヒーに合って。


>>60弁当の解説を聞いて、まず先にそっちが上原の口から出た。豆も思ったほど悪くなっておらず、なかなか良い休息になったのだった。

 そして家族の分のついでというお弁当は、受け取ることに抵抗感がなくて、素直に手を差し出した。
 元々自炊はほとんどしない。休日でも滅多なことがなければしなかった]


  なら、もらっとく。
  わざわざありがとな。


[微笑んで受け取ったのはスタパの紙袋。中身が何かはわかりづらいだろうことも、受け取りやすい理由のひとつだった]
(62) 2021/03/03(Wed) 9:13:10

【人】 上原 隆司

  親御さん、夜勤もあるのか。


>>61大きな家に、夜、独り。
 それも、ストーカーが身辺をうろついている状態で。
 それを想像するとどうしても心配になって、上原は歩きながら矢川のほうを見た。
 歩くペースは合わせているから、彼女は隣にいるのだろう]


  アレルギー無いんだよな俺。
  花粉もなんともない。
  花粉症はいつも他人事だ……。

  蛍は?


[なんでもない世間話は、昨日まではしていなかった。だからかえって新鮮に感じるくらいで。
 話しているうちに、あっという間に学校に着くのかもしれない。

 学校が近づくと物珍しげな視線を受けることになって、上原の気は少し重くなった。
 けれど自分から言い出したことだけに、不満を言う気は無かった]**
(63) 2021/03/03(Wed) 9:13:38

【人】 上原 隆司

  チョコは……そうだなあ、
  コーヒーに一番合うと思ってるな。
  定番なんじゃないか?


[上原の職場には自由に使えるコーヒーメーカーがあるが、しばしば妙に苦いコーヒーができている。
 お湯が少ないのか、それとも粉が多いのか、それともその両方なのか。一定の味ができるはずなのに、作る人によって味が違った。

 そこで個包装の一口チョコレートを上原がコーヒーメーカーのそばにこっそり置いたら、いつの間にか常時補充されるようになっていた。

 「コーヒーにチョコレートは定番」と元々思っていた上原は、改めてそう認識したのだった]
(67) 2021/03/03(Wed) 13:12:40

【人】 上原 隆司

  仕事好きで仕事する分には問題ないよな。
  嫌々働いて忙殺されるんじゃ気の毒だが、
  本人が楽しいなら止める理由がない。


[そう言いながら自分のことを思ってみると、上原もなんだかんだで仕事は好きなのかもしれなかった。
 取材で聞く話には嫌気が差しつつも、仕事を辞めてやろうとは思ったことがなかった]


  今から家事ができると、この先楽だろうな……。
  遠くの大学でも自炊に抵抗無いだろ。


[学生時代、やたらと軽視することになった食生活を上原は思い出していた。
 食費を抑えようとして自炊をするか、安くて雑な食事になるかは人それぞれであるが、自炊に慣れていれば学業を圧迫することはない。
 将来、一人暮らしの学生生活になったとしたら、間違いなく有利であろう。

 ちなみに「いい嫁になれる」的な前時代の発想は上原には浮かばないのだった。同僚には女性も多いせいなのかもしれない]
(68) 2021/03/03(Wed) 13:13:09

【人】 上原 隆司

>>65 >>66仕事の日のお弁当はさすがに頼みづらかった。
 上原の昼食は社員食堂か外食がほとんどで、自分で用意するときはだいたいが買ったものなわけで、人目が気になる。
 いつ、どうやって受け取るかという問題も確かにあった]


  仕事の日はさすがに気が引けるな……。

  好き嫌いはそこまで激しくないから、
  大抵のものは美味しく食えるよ。


[それはお世辞でも嘘でもなんでもなかった。日常の食事の範囲では、上原に特に嫌いな食材は無かった。代わりに際立って好きなものも無かったのだが。
 だからよその家庭の味でも、意外に思うことはあるかもしれないが、食べられないことはないだろう。

 そんな風に雑談をしながら歩いていれば、校門が見えて、そこを目指す人の数も増えていた。
 このくらい人目があればもういいだろうと、矢川が足を止めれば上原も足を止めた]


  ああ、じゃあまた帰りに。
  気をつけてな。


[同じように手を振って、校門を通るまでは見送ることにしたが。
 人目がどうしても気になって居た堪れない気持ちになって、上原は赤くなるよりもむしろ、少し顔色が悪かったのだった]**
(69) 2021/03/03(Wed) 13:14:08

【人】 上原 隆司

  楽器のプロ奏者は、才能もいるだろうしな。


[趣味でと言われたとき、上原も口を挟む気にならなかった。
 仕事にしようと思うなら、ハードルが高いだろう。
 普段、なんでもない普通の人たちの薄暗いエピソードを取材することが多いせいなのか、楽器奏者のような輝かしい人たちが住むのは遠い世界だと上原は感じていた]


  休みの日なら、ありがたくいただくよ。


>>71お弁当の申し出にはそう答えた。
 矢川が己の顔色に気づかず去ってくれたことには、上原は密かにほっとしていた]
(75) 2021/03/03(Wed) 16:13:38

【人】 上原 隆司

[その後、矢川からお弁当をもらって買い物の予定もなくなり、上原はまっすぐ帰宅することになった。
 休みの日に片付けたい用事は昨日のうちにだいたい済んでいて、あとは文字通り休むだけ。
 食事の用意も、もらったお弁当を食べるだけ。

 それでのんびり過ごしすぎて、いつの間にかうたた寝するなどして、>>74メッセージの着信音でハッとしたのだった]
(76) 2021/03/03(Wed) 16:14:01

【人】 上原 隆司

>>74メッセージの内容を見て、上原は悩んだ。
 そう単純に終わってくれるなら、実にありがたい話である。
 が、あれほど執拗に付きまとう相手が、そう簡単にやめてくれるとは想像しづらかった]


『しばらく様子を見てみるか。
 本当に去ってくれるのかどうか。』


[待ち合わせ時刻と場所の了解の返信に、上原は情報へのコメントを付け加えた。

 無いものを証明するのは難しい。
 ストーカー行為が止んだと判断するにも、日数がかかるだろう。
 1日やらなかっただけなのか、1週間の間が空いただけなのか、たまたま1ヶ月何も無かっただけなのか……。

 矢川が「もう大丈夫」と心から安心して日々を過ごせるようになって、思い出すこともなくなれば、そのときには「終わった」と言えるのだろう]
(77) 2021/03/03(Wed) 16:14:57

【人】 上原 隆司

[それからお弁当を食べることにした。>>57
 容器がタッパーという色気のなさで、かえって気楽だった。
 ハンバーグと卵焼きは別の皿に移して温め直して、他はそのまま食べることにした。

 上原は甘い卵焼きは食べ慣れなかった。
 慣れない味の卵焼きを食べながら、母親がいろんなものが日替わりで混ぜ込んでいたのを思い出していた。
 桜海老、しらす干し、ソーセージ、ウインナー。
 野菜を入れることは無い人だったが、混ざるものがものだけに、上原にとって卵焼きとは塩味がするものだった。

 それだけに甘いと別の食べ物のようだったが、だからといって不味いわけではない。
 これもバリエーションのひとつと思うと、母親が作っていたものを自力で作ってみたい気がした]
(78) 2021/03/03(Wed) 16:15:44

【人】 上原 隆司

[おにぎりは出先で食べるときに上原がよく選ぶメニューだったが、人が握ったと実感できるものを食べるのは随分久しぶりだった。
 子どもの頃に母親の手伝いで作ろうとして、思ったより難しくて驚いたことがあったのを思い出した。

 肉類は毎食欠かしたくない主義の上原には、ハンバーグがあるのも嬉しかった。
 好き嫌いがあまりない分、栄養バランスでメニューを選ぶことが多かったからだ。
 そういう意味で、野菜と肉類がちゃんと揃っているのは満足感があった。

 そして何より、食事を自力で用意する必要が無いことの気楽さがありがたかった。
 それで直前までのんびりできたのだ。

 実家を離れてからも、他の人が家まで来て料理をしていくことはあった。
 だが人からお弁当を渡された経験は上原には無くて、新鮮だった]
(79) 2021/03/03(Wed) 16:16:46

【人】 上原 隆司

[食事の後はタッパーを洗って水気を拭き取って、元通りスタパの紙袋に入れた。

 時間通りに待ち合わせ場所に向かうとき、忘れず持参するだろう]**
(80) 2021/03/03(Wed) 16:17:06

【人】 上原 隆司

>>81待ち合わせ場所の本屋で上原が眺めていたのは、写真集のコーナーだった。
 風景写真集と、動物の写真集、その境界あたり。ときどき手に取ってページをめくっては棚に戻す、その繰り返しで時間を潰していた。

 そろそろ来る頃かと店の出口に向かおうとした頃、>>82ちょうど矢川がこっちに向かってくるのが見え、上原も微笑んで片手を挙げた]
(83) 2021/03/03(Wed) 18:51:53

【人】 上原 隆司

  おう、美味かったぞ。
  作ってくれる人がいるありがたみを実感した……。

  けどやっぱ、家庭の味ってあるもんだよな。
  合う合わないより、「違う」と言うか。


[弁当のことを問われると、素直に答えながらスタパの袋を差し出した。中にはきっちり洗ったタッパーが入っている>>80


  休みはだいたい水曜と木曜だが、
  たまーに火曜と水曜にずれるな……
  あとは有給次第。


[休みの曜日を答えながら、ずいぶんと気が楽になったような微笑みを浮かべる矢川を見つめた。
 可愛らしく見える反面、もうそんなに自分のそばで安心しているらしいことに、上原は思うところがあった]
(84) 2021/03/03(Wed) 18:52:14

【人】 上原 隆司

  んじゃあ矢川家というより、蛍の味か。
  ……れ、レンコンサラダ?


>>85深い意味なく感想を述べつつ、レンコンサラダはさすがに意外性が高かった。
 雑煮の味は家庭によるだろうけれど、上原家は醤油味だった。全国的に多い例ではあるらしい]


  そんなに毎度作ってもらうのも悪いな……。
  作ってもらえるのは嬉しいんだけどさ。


[学校の行き帰りに付き合うだけだし、毎日というわけでもない。
 それでお弁当を作ってもらうのは、と気後れしたのを上原は素直に口にした。  

 とはいえ、普段出かけるより早くに出て登校に付き合い、帰りも迎えに出るのは、長く続けると負担になるのかもしれない]
(88) 2021/03/03(Wed) 21:51:43

【人】 上原 隆司

[上原の不安が通じたのか、矢川も気遣う言葉を言う。>>86
 独りで迷っているような、……独りで頑張ろうとしていたときのような。そんな矢川の表情を見て、上原の手は自然に彼女の頭に伸びた。
 そしてそっと触れる程度に髪を撫でて、すぐに手は離れた。人目がある場所だからだった]


  俺はあまり残業はしないな……。
  飲み会は日によるが……、そんなに頻繁にはやらないよ。

  だから、そう心配するな。
  そこまで負担には感じてない。


[上原は元々、徒歩での移動に慣れていた。取材であちこち行くのに車じゃかえって小回りが利かなくて、電車になりがちという理由もあった。
 仕事で外を歩くのと比べたら、学校の登下校に付き合う体力的な負担は軽かった。
 その代わりに精神的には居心地が悪かったものの、それはそのうちに慣れるだろうと見込んでいた。

 だから負担でないという言葉は上原の本心から出たもので、それが伝わってほしいと言うかのように矢川を真剣に見つめていた]
(89) 2021/03/03(Wed) 21:52:43

【人】 上原 隆司

  どこか行きたいところあるか?
  あるなら付き合うが、連日寄り道ばかりで疲れないか。


>>87昨日デートの話が出たばかりだし、どこかに行きたいのかもしれないとは思った。
 それなら上原はもちろんついていくつもりだった。

 が、心労もあった中であちこち歩き回って疲れないのだろうかと、先に気遣いが浮かんだ]**
(90) 2021/03/03(Wed) 21:53:16

【人】 上原 隆司

  それは……一回食べてみたいな……
  ……正月に。


>>91正月に、大量のレンコンサラダ。味付けはマヨと塩胡椒。
 普通のおせちが多かった上原にとってはあまりに奇妙なものに思えて、逆にそれを食べる正月を過ごしてみたくなってしまったのだが。
 それはつまり、約一年後という話になりかねなかった]


  あぁ、楽しいってんなら……。
  俺も作ってくれる人がいるのは嬉しい、し……


[正直に答えながら、恋人同士にしか聞こえない話になり始めていることに気付き、上原は片手を額に当てた。
 自然に頬が熱くなって、思わず矢川から目を逸らした。
 今すぐ場所を変えたい心境であった。

 ちょうど同じくらいに、矢川も真っ赤になっていて。>>92
 傍目には初々しいカップルに見えたのかもしれない。
 そう、公衆の面前である]
(94) 2021/03/03(Wed) 23:14:22

【人】 上原 隆司

>>93下ろしたままの上原の指先には矢川の手が触れてきた。
 それを拒みこそしなかったが、人目はますます意識してしまう状態だった。

 その上で矢川が続ける言葉に、上原は本当に反応に困っていた]


  …………えー、と。
 
(95) 2021/03/03(Wed) 23:15:01

【人】 上原 隆司

[途方に暮れた末に上原が選んだ行動は
 「とりあえず本屋を出る」
 であった。

 といっても矢川を置き去りにする気はなかった。
 振り返って着いてくるかは確かめたし、来ないようなら手を引いただろう。

 行き先はそれから決めることになるだろう]**
(96) 2021/03/03(Wed) 23:16:34

【人】 上原 隆司

[本屋から出た後、2人は店の裏手で少しだけ話して、その場を去って家に向かうことになった。
 歩き出すときには手を繋いで、いつものように歩調を合わせていた]


  そんな先でいいのか?

  ジャズバーも行ってみたいんだったろ。
  仕事帰りでも付き合うぞ。


[デートの申し出には微笑みながら、矢川が持ち出した約束事について話す。
 店の裏から出てきたとき、ストーカーは周囲にいたのだろうか]**
(99) 2021/03/04(Thu) 18:42:42

【人】 上原 隆司

>>100水族館の閉館時間は上原の思考からは完全に漏れていたことだった]


  あー、そうだったか。
  俺が有給とってもいいが、
  春休みももうすぐだもんな。


[上原は話しながらそれとなく背後を窺ってみたが、矢川に不安を抱かせないようにと思うとしっかり見回すわけにもいかなかった。
 その範囲では不審者はいないように見えた]


  自分が行きたくて行くものは、
  やっぱ自力で払いたいよな。

  俺は夜の予定はあまり入れないし、
  次の日半休取る手もあるし。
  蛍の都合に合わせられると思う。
  いつがいい?


[手を繋いで歩く間、デートの具体的な計画が出来始めて、上原は少しだけ心が弾むのを感じていた。
 誰かと予定を合わせてどこかに出かけるなんて、久しくしていないことだった]**
(101) 2021/03/04(Thu) 20:18:34

【人】 上原 隆司

  ん、来週の金曜だな。定時で上がらないとだな。
  次の日は午前休みとっとくよ。
  そうすれば夜遅くなっても心配いらない。


[土日は取材が入りやすいが、午前になることは少なかった。だから上原は午前だけなら土日も休みやすいのだった。
 日程がはっきりすると楽しいのは上原も同じで、それが表情にも表れていた]
(103) 2021/03/04(Thu) 21:15:26

【人】 上原 隆司

[家までたどり着いて、矢川に手を両手で握り締められて、その行動にとても想いが込められている気がして。

 さすがに鼓動が強まったところで、その手を頬に当てられる。

 上原は思わず矢川の唇に指を触れたくなって、それを耐えながら彼女の頬に手のひらを沿わせていた]


  ああ、またな。
  連絡待ってる。


[矢川の声で我に帰って、そっと手のひらを離れさせた。その手で彼女の頭を軽く撫でて、微笑んで手を振って背を向けた]
(104) 2021/03/04(Thu) 21:15:57

【人】 上原 隆司

[帰り道、上原は辺りを見回した。
 ストーカーが近くに潜んでいやしないかと。
 自分の自宅までついてこられるのはさすがに避けたくて、たびたび後ろを警戒することになった。

 いないならいないで、矢川の身を案じることになるのだが。

 特別なことが起きなければ、次の水曜と木曜にまた登下校に付き合うことになるだろうか。
 それが必要がなければ、次の金曜日までは連絡を取り合いながら各自で過ごすことになるのだろう]**
(105) 2021/03/04(Thu) 21:16:30

【人】 上原 隆司

[帰りにストーカーの姿を見かけることはなかった。>>106
 矢川の家の付近に潜んでいないかと心配はしたものの、自宅には帰らなくてはならない。

 それでその日はいつも通りの夕食にする予定で、買い物をしに行って、卵焼きのことを思い出した。>>78
 惣菜のついでに生卵少量パックとしらす干しを買って帰り、母親の卵焼きを思い出して作ってみたところ、食べられるものは無事できたのだが。
 なんとなく、どこかが違う。
 親の味を引き継ぐのは難しいことなのかもしれない。

 そして買ってきたものと、自力で作ったものと、人が作ってくれたもののありがたみの差も実感することになって、上原は矢川に作ってもらったお弁当が早速恋しくなったのだった]
(109) 2021/03/04(Thu) 22:35:34

【人】 上原 隆司

>>107翌日からは、こまめにメッセージが届いた。
 朝出るのが早い分、起床も矢川のほうが早かった。学校に着いたと連絡が来る頃はちょうど出社前で慌ただしい時間。
 それでも電車に乗ってから、安堵を伝える小鳥や小動物のスタンプを送り返していた。

 昼休みは時間が合う分、文章のやりとりになることもあっただろう。
 矢川の下校時や帰宅時は上原は仕事中だったが、無事帰宅できたことがわかれば一言返信していた]
(110) 2021/03/04(Thu) 22:35:56

【人】 上原 隆司

[月曜日。
 下校時のメッセージが届いたときにちょうど社外にいて、「少しだけ会わないか」と返信したことがあった。
 学校から近い場所で待ち合わせられそうだった。

 水曜日まで待てば会えるのだけど、その前に声をかけたのは、数日連続で会っていたあと会えなくなったからだろうか。
 上原が矢川の顔を見たいと思うは、安否を確認したいだけではないのだろう。

 >>108呟きを聞いたのは、そのときだった]


  今みたいな感じでよけりゃ、
  仕事の日でもたまに会えると思う。


[微笑んでそう返して、頭を撫でて別れることになった。
 もしかしたら食べたいものも聞かれただろうか>>107。そのときには自分の母親が作っていた卵焼きの話をしただろう。

 そうして水木は請われるままに登下校に付き合うのだった。頼まれたからというだけでない。上原もそうしたかったから、応じることに苦がなかったのだ]**
(111) 2021/03/04(Thu) 22:37:06
 




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